上戸彩の映画出演作を調べると、主演映画『あずみ』から、大ヒットコメディー『テルマエ・ロマエ』、社会現象にもなったドラマの劇場版『昼顔』、銀行の不正を描く『シャイロックの子供たち』まで、幅広いジャンルの作品が並びます。2026年は、目黒蓮主演の実写映画『SAKAMOTO DAYS』で坂本葵を演じ、映画での新たな一面にも注目が集まっています。
加えて、実写映画だけでなく、『ズートピア』シリーズのジュディ役をはじめとするアニメーション映画の声優や、海外映画の日本語吹き替えでも活躍してきました。所属事務所のオスカープロモーション公式プロフィールや各作品の公式発表をもとに、歴代の出演作品を公開年・役柄とともに整理し、代表作の見どころ、評判、2026年の最新情報まで解説します。
【2026年最新】上戸彩の映画出演作は?『SAKAMOTO DAYS』から最新動向を解説

2026年の上戸彩の映画出演作を語るうえで、最初に押さえたいのが『SAKAMOTO DAYS』です。2026年4月29日に劇場公開された本作は、鈴木祐斗の人気漫画を原作とするアクション映画。福田雄一が監督・脚本を担当し、目黒蓮が主人公の坂本太郎、高橋文哉が朝倉シン、上戸彩が坂本葵を演じています。
上戸彩が演じる葵は、元殺し屋の坂本太郎が愛する妻です。坂本は葵との出会いをきっかけに殺し屋を引退し、家族との平穏な日常を守るために戦うようになります。激しいアクションが物語の中心にある一方、家族との暮らしが主人公の行動原理になっている点も作品の特徴です。
エイベックス・ピクチャーズの2026年9月末の発表によると、本作は累計観客動員203万人、興行収入28.1億円を突破しました。加えて、同社の発表では9月29日にPrime Videoでデジタル購入・レンタルが始まり、10月30日から見放題の世界独占配信が予定されています。劇場公開後の視聴機会も広がっており、2026年に上戸彩の出演作を見直すなら、まず確認したい一本です。
また、2025年から2026年にかけては『沈黙の艦隊 北極海大海戦』『ズートピア2』も重要な作品です。実写の社会派・政治サスペンスと、世界観の異なるアニメーション映画の両方に参加していることからも、上戸彩の活動を実写映画だけで捉えると全体像を見落としてしまいます。
【公開順一覧】上戸彩の歴代映画出演作と役柄を時系列で整理
上戸彩の映画出演歴は1999年の『殺人者 KILLER OF PARAISO』にさかのぼります。その後、2003年の『あずみ』で主演を務め、2000年代後半から2010年代には青春映画、歴史劇、コメディー、恋愛映画へと出演ジャンルを広げました。2020年代には企業犯罪を描く作品や政治サスペンスにも参加しています。
以下は、劇場映画を中心に、実写出演とアニメーションの声の出演・海外映画の吹き替えを区別してまとめた一覧です。公開年は原則として日本での劇場公開年を基準にしています。
| 公開年 | 作品名 | 出演区分・役柄 |
|---|---|---|
| 1999年 | 殺人者 KILLER OF PARAISO | 実写・ヒカリ役 |
| 2002年 | ピーターパン2 ネバーランドの秘密 | 日本語吹き替え |
| 2003年 | あずみ | 実写・主演、あずみ役 |
| 2004年 | インストール | 実写・野沢朝子役 |
| 2005年 | あずみ2 Death or Love | 実写・主演、あずみ役 |
| 2005年 | あした元気にな〜れ!〜半分のさつまいも〜 | アニメーション・中根かよ子役 |
| 2007年 | ピアノの森 | アニメーション・一ノ瀬海役 |
| 2008年 | 櫻の園 −さくらのその− | 実写・リミ役、友情出演 |
| 2008年 | スピード・レーサー | 日本語吹き替え |
| 2009年 | BATON | アニメーション・ミカル役 |
| 2009年 | ATOM | 日本語吹き替え |
| 2010年 | シュアリー・サムデイ | 実写・本人役 |
| 2010年 | エクリプス/トワイライト・サーガ | 日本語吹き替え |
| 2012年 | テルマエ・ロマエ | 実写・山越真実役 |
| 2013年 | おしん | 実写・谷村ふじ役 |
| 2013年 | 武士の献立 | 実写・お春役 |
| 2014年 | テルマエ・ロマエII | 実写・山越真実役 |
| 2014年 | マレフィセント | 日本語吹き替え |
| 2016年 | ズートピア | 日本語吹き替え・ジュディ役 |
| 2017年 | 昼顔 | 実写・木下紗和役 |
| 2018年 | 名探偵コナン ゼロの執行人 | アニメーション・橘境子役 |
| 2019年 | マレフィセント2 | 日本語吹き替え |
| 2023年 | シャイロックの子供たち | 実写・北川愛理役 |
| 2023年 | 沈黙の艦隊 | 実写・市谷裕美役 |
| 2023年 | ワンス・アポン・ア・スタジオ −100年の思い出− | 日本語吹き替え |
| 2024年 | それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン | アニメーション・ルルン役 |
| 2025年 | パリピ孔明 THE MOVIE | 実写映画に出演 |
| 2025年 | 沈黙の艦隊 北極海大海戦 | 実写・市谷裕美役 |
| 2025年 | ズートピア2 | 日本語吹き替え・ジュディ・ホップス役 |
| 2026年 | SAKAMOTO DAYS | 実写・坂本葵役 |
この一覧から見えてくるのは、上戸彩の出演作が単純に「主演作中心」ではないという点です。主演を担う作品がある一方、群像劇の一員として物語を支える作品や、キャラクターの声を通して参加する作品もあります。
なお、『沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜』は2024年に配信されたドラマシリーズで、劇場映画とは別の作品です。上戸彩は同シリーズでも市谷裕美を演じています。また、『沈黙の艦隊 北極海大海戦』には2026年配信のPrime Video特別版もあり、劇場公開版と配信版を区別すると視聴履歴を整理しやすくなります。
【代表作を深掘り】『あずみ』『テルマエ・ロマエ』『昼顔』で変わった役柄
1.『あずみ』シリーズ:若手主演俳優としての存在感2003年公開の『あずみ』は、上戸彩の映画キャリアを語るうえで欠かせない主演作です。上戸彩が演じたあずみは、戦乱の時代に過酷な使命を背負う少女。アクションとドラマを両立させる役柄で、続編『あずみ2 Death or Love』でも主人公を続投しました。
当時の上戸彩に求められたのは、若々しさや親しみやすさだけではありません。戦う人物としての身体表現、仲間との関係に揺れる感情、使命と個人の思いの葛藤など、台詞以外でも見せる演技が重要でした。シリーズを続けて見ると、初期の映画キャリアにおいてアクション主演という大きな柱があったことが分かります。
2.『テルマエ・ロマエ』シリーズ:コメディーの世界で見せた柔軟性2012年公開の『テルマエ・ロマエ』では、山越真実を演じました。古代ローマの浴場設計技師が現代日本にタイムスリップするという、時代も文化も異なる設定を生かしたコメディー作品です。阿部寛演じるルシウスとのやり取りを通じて、上戸彩は物語の現代日本側を支えています。
2014年公開の『テルマエ・ロマエII』でも同じ役柄を続投しました。シリアスなアクションを中心とする『あずみ』シリーズとは対照的に、こちらはテンポのよい会話やコミカルな状況への対応が見どころです。同じ俳優が異なるジャンルで求められる表現を切り替えている点に注目すると、出演作をより立体的に楽しめます。
3.『昼顔』:恋愛ドラマのその後を描く劇場版2017年公開の『昼顔』は、テレビドラマから続く物語を映画として描いた作品です。上戸彩は木下紗和を演じ、斎藤工演じる北野裕一郎との関係をめぐる葛藤に向き合います。日常生活のなかに生じる感情の揺れや、関係を選び直すことの難しさが、物語の軸になっています。
『あずみ』のようなアクション映画、『テルマエ・ロマエ』のようなコメディーとは違い、『昼顔』では登場人物の内面や、表情・沈黙に込められた感情が重要です。上戸彩の映画代表作を選ぶなら、ジャンルの異なるこの3作品を比較することで、キャリアの変化をつかみやすくなります。
【2023年以降の注目作】『シャイロックの子供たち』と『沈黙の艦隊』の評価
『シャイロックの子供たち』:銀行員・北川愛理役2023年2月17日に公開された『シャイロックの子供たち』は、池井戸潤の小説を原作とする金融クライム・エンターテインメントです。松竹の公式作品情報によると、東京第一銀行の支店で起きた現金紛失事件をきっかけに、ベテラン行員の西木雅博らが事件の真相を追います。上戸彩は、玉森裕太演じる田端とともに西木を支える銀行員・北川愛理を演じました。
この作品の特徴は、銀行という組織のなかで働く人々の利害、保身、正義感が複雑に絡み合うところにあります。上戸彩の役柄も、単に物語を華やかにする存在ではなく、組織の内側で何が起きているのかを描く群像劇の一員です。
評判を確認する際の参考になるのが、映画レビューサービスの評価です。Filmarksでは、2026年10月時点で本作の評価が3.6前後、レビュー数が2万4,000件を超える水準で表示されています。利用者レビューの多くは3点台に集まっており、キャストの組み合わせや金融サスペンスとしての展開が鑑賞のポイントになっています。ただし、こうした数値は利用者層や集計時点によって変動するため、作品の評価を一つの数字だけで判断するのは避けたいところです。
また、上戸彩は本作で第47回日本アカデミー賞の優秀助演女優賞に選出されています。作品そのものの評価に加え、俳優としての仕事が映画賞の評価対象になったことも押さえておきたい事実です。
『沈黙の艦隊』シリーズ:政治・安全保障を扱う市谷裕美役2023年公開の『沈黙の艦隊』では、市谷裕美を演じました。かわぐちかいじの漫画を原作とする本作は、原子力潜水艦「やまと」をめぐる国際政治や安全保障の問題を描く作品です。大沢たかおが海江田四郎を演じ、上戸彩は物語を構成する主要キャストの一人として参加しています。
続編『沈黙の艦隊 北極海大海戦』は2025年9月26日に劇場公開されました。2024年配信の『沈黙の艦隊 シーズン1 〜東京湾大海戦〜』も含め、市谷裕美という役を複数の作品で演じている点が特徴です。シリーズを追う場合は、劇場映画、配信ドラマ、特別版の違いを整理しておくと、物語のつながりを把握しやすくなります。
『シャイロックの子供たち』が銀行組織の内部に潜む問題を描くのに対し、『沈黙の艦隊』は国家や国際社会の意思決定を扱います。上戸彩の2020年代の出演作には、個人の感情を中心に据えた作品だけでなく、大きな組織や社会構造を背景にした物語も増えています。
【声優・吹き替え作品】『ズートピア2』のジュディ役からアニメ映画まで
上戸彩の映画出演歴を整理する際、実写作品と声の出演を分けて考えることは欠かせません。アニメーション映画では、映像に姿を見せるのではなく、声の演技によってキャラクターの感情や個性を表現します。海外映画の日本語吹き替えも、オリジナルの俳優による演技を日本語で届ける別の仕事です。
『ズートピア』シリーズ:ジュディ・ホップス役2016年公開の『ズートピア』で、上戸彩はウサギの警察官ジュディ・ホップスの日本語吹き替えを担当しました。ジュディは、動物たちが暮らす大都市で警察官として活躍することを目指すキャラクターです。夢を追い続ける姿勢と、偏見に直面しながらも前に進む行動力が、物語の中心にあります。
2025年12月5日公開の続編『ズートピア2』でも、上戸彩はジュディ役を続投しました。日本語吹き替え版の続投は2025年7月に発表されており、ニック役の森川智之も引き続き参加しています。シリーズ作品では、観客がすでに親しんでいるキャラクターの声を維持することが、作品への没入感につながります。
『名探偵コナン』『アンパンマン』などのアニメーション映画上戸彩のアニメーション映画への参加は『ズートピア』だけではありません。2018年公開の『名探偵コナン ゼロの執行人』では橘境子役、2024年公開の『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』ではルルン役を担当しました。作品の対象年齢や世界観が異なるため、それぞれで求められる声の表現も変わります。
そのほか、『あした元気にな〜れ!〜半分のさつまいも〜』『ピアノの森』『BATON』といったアニメーション作品や、『ピーターパン2 ネバーランドの秘密』『スピード・レーサー』『ATOM』『マレフィセント』『マレフィセント2』などの吹き替え作品にも参加しています。オスカープロモーションの公式プロフィールでも、実写映画とは別に吹き替えなどの出演作品がまとめられています。
映画を探すときは、作品名だけでなく「声の出演」「日本語吹き替え」「実写出演」の区分を確認するのがおすすめです。とくに『ズートピア2』のジュディ役を見たい人と、『昼顔』のような実写ドラマを見たい人では、作品選びの基準が異なります。
【プロの結論】上戸彩の映画キャリアを読み解く3つの視点
上戸彩の歴代出演作を公開順に追うと、単に出演本数が積み重なったのではなく、作品ごとに異なる役割を担ってきたことが分かります。キャリアを理解するうえで、特に注目したいのは次の3点です。
視点1:主演作だけでなく、役柄の違いで作品を選ぶ『あずみ』はアクション、『テルマエ・ロマエ』はコメディー、『昼顔』は恋愛ドラマの劇場版、『シャイロックの子供たち』は金融サスペンスです。主演か助演かという肩書だけでは、上戸彩の演技の幅は十分に伝わりません。ジャンルや人物の置かれた状況を比較すると、同じ俳優の異なる表現を楽しめます。
視点2:映画と配信シリーズを混同しない『沈黙の艦隊』のように、劇場映画と配信ドラマが同じ役柄でつながるシリーズもあります。劇場版の公開年だけを追っていると、物語の中間に位置する配信作品を見落とす可能性があります。シリーズを順番に楽しみたい場合は、公開年だけでなく、劇場公開・配信開始・特別版という区分も確認するとよいでしょう。
視点3:2026年の最新作から過去作へさかのぼる現在の出演作から過去の代表作へさかのぼる方法も効果的です。『SAKAMOTO DAYS』で坂本葵を見た人なら、家族や日常が物語にどう関わるかという観点で『テルマエ・ロマエ』を見比べられます。『ズートピア2』から興味を持った人なら、2016年の第1作や、ほかの吹き替え作品へと視聴範囲を広げられます。
一方、恋愛ドラマのような繊細な人間関係を描く作品を探している人にとっては、『昼顔』が入り口になります。作品の知名度だけでなく、見たいジャンルや役柄を基準に選ぶことが、上戸彩の映画を効率よく楽しむコツです。
【上戸彩映画】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年最新の上戸彩の映画は何ですか?
A1:2026年4月29日公開の実写映画『SAKAMOTO DAYS』です。上戸彩は主人公・坂本太郎の妻である坂本葵を演じています。2026年9月末の発表では累計観客動員203万人、興行収入28.1億円を突破し、Prime Videoでは10月30日から見放題配信が予定されています。
Q2:上戸彩の映画代表作は何ですか?
A2:初期の主演作なら『あずみ』、コメディーなら『テルマエ・ロマエ』シリーズ、恋愛ドラマなら『昼顔』、社会派サスペンスなら『シャイロックの子供たち』が代表的な選択肢です。どの作品が最適かは、見たいジャンルによって変わります。
Q3:上戸彩は『ズートピア2』で何の役を演じていますか?
A3:日本語吹き替え版で、ウサギの警察官ジュディ・ホップスを演じています。2016年公開の第1作から続投しており、続編は2025年12月5日に日本公開されました。
Q4:『沈黙の艦隊』で上戸彩が演じる役名は何ですか?
A4:市谷裕美です。2023年公開の映画、2024年配信のドラマシリーズ、2025年公開の『沈黙の艦隊 北極海大海戦』に出演しています。
Q5:『シャイロックの子供たち』で上戸彩は何役ですか?評判はどうですか?
A5:銀行員の北川愛理役です。映画レビューサービスでは3点台の評価が表示されており、第47回日本アカデミー賞では優秀助演女優賞に選出されています。作品の評判を知りたい場合は、利用者レビューだけでなく、作品のあらすじや映画賞での評価も合わせて確認すると、より多角的に判断できます。
上戸彩の映画出演作は、1999年の初期作品から2026年の『SAKAMOTO DAYS』まで、アクション、コメディー、恋愛ドラマ、社会派サスペンス、アニメーション映画と幅広く展開しています。代表作を押さえるなら『あずみ』『テルマエ・ロマエ』『昼顔』を軸にし、近年の演技を知りたい人は『シャイロックの子供たち』『沈黙の艦隊』へ進むと、キャリアの変化を把握しやすくなります。
声の出演まで含めると、『ズートピア』シリーズや『名探偵コナン ゼロの執行人』など、実写映画とは異なる魅力を持つ作品も見つかります。作品を選ぶ際は、公開年、役柄、実写か吹き替えかという3つの基準で整理するのがポイントです。
2026年は『SAKAMOTO DAYS』をきっかけに最新の出演作へアクセスしやすい年です。最新作を入口に過去の主演作や声優作品へさかのぼれば、上戸彩が長年にわたって築いてきた映画キャリアを、ジャンルごとの違いとともに楽しめます。