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【原点から黄金期へ】『真夜中の嵐』から始まった冠番組の歴史

倉木 俊樹 倉木 俊樹 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
目次

嵐の冠番組は、2001年に始まった『真夜中の嵐』から、『VS嵐』『嵐にしやがれ』といった国民的人気バラエティーまで、グループの成長とともに進化してきました。活動休止前の2020年には長年続いた看板番組が相次いで最終回を迎え、その後は相葉雅紀の『VS魂』や櫻井翔の『1億3000万人のSHOWチャンネル』などへと流れが引き継がれました。

2026年は、嵐にとってグループ活動の節目となった年です。5月31日にラストツアーをもってグループとしての活動を終了し、9月には活動の軌跡を追う新作ドキュメンタリーとライブ映像の配信も発表されました。この記事では、歴代冠番組の放送時期と内容、人気ランキング、後継番組の現在、メンバー個人のレギュラー番組、そして冠番組復活説の真相までを整理します。

【原点から黄金期へ】『真夜中の嵐』から始まった冠番組の歴史

嵐冠番組

嵐の冠番組の歴史をたどるうえで、最初の転換点となるのが2001年10月にスタートした日本テレビ系『真夜中の嵐』です。デビューから約2年の時期に始まったこの番組は、5人が深夜の街や各地を訪れ、最終電車や自転車などを使いながら日本縦断を目指す体当たり企画で知られています。

日本テレビの番組アーカイブでも、嵐ががむしゃらに挑戦する姿が振り返られています。スタジオで進行を担当した羽鳥慎一アナウンサーとの共演も、この番組から始まりました。完成されたスターの姿を見せるというより、挑戦の過程やメンバー同士の関係性そのものを見せるスタイルが、後の冠番組につながっていきます。

2002年には『Cの嵐!』、2003年には『Dの嵐!』が始まりました。クレーム対応や、日常の不思議を検証する実験企画など、企画の幅を広げながら、メンバーの個性を引き出す番組作りが進みます。2005年には『Gの嵐!』や『まごまご嵐』も登場し、体当たりの企画から人との交流、応援企画へと表現の幅が広がりました。

2006年の『嵐の宿題くん』、2008年の『ひみつの嵐ちゃん!』、同じく2008年に始まった『VS嵐』は、グループのバラエティー番組としての存在感を高めた代表作です。ゲストとのトーク、ゲーム対決、ファッション企画など、それぞれ違った楽しみ方が生まれました。

そして2010年に始まった『嵐にしやがれ』が、日本テレビ系の看板番組として約10年9か月にわたって放送されます。『VS嵐』と『嵐にしやがれ』が同時期に長く続いたことは、嵐の冠番組が深夜の実験的なバラエティーから、幅広い視聴者が楽しめるゴールデン・プライム帯の番組へと成長したことを象徴しています。

【嵐の冠番組・歴代一覧】放送時期と番組内容を比較

嵐の歴代番組を整理すると、初期の深夜バラエティー、2000年代半ばの企画型番組、2008年以降の大型レギュラー番組、年末年始などの特番という流れが見えてきます。以下は、代表的な冠番組やグループ出演番組を放送時期と内容でまとめた一覧です。

番組名 放送時期 主な内容・特徴
真夜中の嵐 2001年10月〜2002年6月 深夜の体当たりロケ。日本縦断を目指す挑戦企画
Cの嵐! 2002年7月〜2003年6月 クレーム対応など、日常の問題に向き合う企画
なまあらし LIVESTORM 2002年〜2004年 生放送を軸にしたバラエティー
Dの嵐! 2003年7月〜2005年9月 素朴な疑問の検証や実験企画
嵐の技ありッ! 2004年〜2005年 多彩な企画を展開したバラエティー
まごまご嵐 2005年4月〜2007年10月 人々との交流や、お年寄りとのふれあい企画
Gの嵐! 2005年10月〜2006年9月 さまざまな挑戦や頑張る人を応援する企画
嵐の宿題くん 2006年10月〜2010年3月 ゲストとのトークや持ち込み企画、グルメ企画
ひみつの嵐ちゃん! 2008年4月〜2013年3月 トーク、ファッション対決、ゲスト企画
VS嵐 2008年4月〜2020年12月 ゲストとのゲーム対決。クリフクライムやBABA嵐など
嵐にしやがれ 2010年4月〜2020年12月 デスマッチ、個人企画、ロケ、ゲストとの交流
こたつDE嵐 2012年〜2019年、不定期 年末年始などに放送されたトーク・振り返り企画
嵐ツボ 2016年〜2020年、不定期 ランキング企画やメンバーの意外な一面を紹介する特番

※放送時期は番組の主な放送期間を示しています。特番やシリーズの扱いによって区分は異なります。

歴代番組のなかでも、初期の『真夜中の嵐』『Cの嵐!』『Dの嵐!』『Gの嵐!』は、企画の枠組みそのものが番組の魅力でした。一方、『VS嵐』はルールの分かりやすいゲーム対決、『嵐にしやがれ』はトークやロケ、個人企画を組み合わせた構成が特徴です。

この違いは、単に番組が新しくなったという話ではありません。深夜帯ではメンバーの挑戦や意外性を前面に出し、放送時間が広がるにつれて、家族で見やすいゲームやゲストとの交流を軸にする。番組の設計が変わることで、嵐の魅力を届ける対象も広がっていきました。

『嵐ツボ』の放送日は?

『嵐ツボ』は、ランキング形式の企画やメンバーの素顔に迫る内容を中心にした不定期特番です。フジテレビの番組告知では、2018年1月3日午後4時15分から午後6時までの放送が案内され、「まだ決まっていないランキング」やマネージャーへの調査、グルメ企画などが紹介されました。

2017年以降は1月3日の年始番組として親しまれた時期がありましたが、毎年必ず同じ日時に放送されるレギュラー番組ではありません。2026年現在、新たな『嵐ツボ』の放送日が公式に発表されたと確認できる情報はありません。

【人気ランキング】もう一度見たい嵐の冠番組は?

嵐の歴代番組の人気を比較する資料として参考になるのが、ランキング情報サイト「Rankingoo」が2020年12月に掲載した調査です。これは株式会社CMサイトによるインターネットリサーチを集計したもので、10〜30代の女性を対象に、2020年11月6日に実施。有効回答者数は1,298名でした。

同調査の上位には、長く放送されていた『嵐にしやがれ』『VS嵐』『ひみつの嵐ちゃん!』が並びました。

  • 1位:『嵐にしやがれ』197票
  • 2位:『VS嵐』195票
  • 3位:『ひみつの嵐ちゃん!』127票
  • 4位:『8時だJ』84票
  • 5位:『嵐の宿題くん』68票

1位と2位の差はわずか2票です。『嵐にしやがれ』と『VS嵐』が僅差で上位を占めた結果は、異なるタイプの番組がそれぞれ強い支持を集めていたことを示しています。

『嵐にしやがれ』は、メンバーごとの企画やゲストとのトーク、グルメ企画など、毎週違った表情を楽しめる構成でした。『VS嵐』は、ゲームの勝敗を追いながらメンバー同士の掛け合いを楽しめる点が特徴です。番組の内容は異なりますが、どちらも嵐のチームワークが伝わる構成でした。

なお、ランキングには『8時だJ』のように、嵐の冠番組と厳密には異なるグループ出演番組も含まれています。そのため、この順位は「嵐の番組全体への支持」を考える資料として読むのが適切です。また、調査は2020年のものであり、2026年時点の最新人気ランキングではありません。

【後継番組の実態】『VS魂』と『SHOWチャンネル』はどう変わった?

嵐の活動休止に伴い、看板番組の終了後にはメンバー個人がMCを務める番組や、コンセプトを引き継いだ番組が登場しました。ただし、後継番組は元の番組がそのまま続いたものではありません。出演者や企画、放送期間を分けて見る必要があります。

『VS嵐』から『VS魂』へ、そして2023年に終了

フジテレビ系『VS嵐』は2008年4月にスタートし、2020年12月24日の4時間生放送スペシャルをもって終了しました。13年にわたる放送のなかで、クリフクライムやキッキングスナイパーなどのゲーム企画が定番となり、ゲストチームとの対決を通じて嵐の個性を引き出してきました。

後継番組として2021年1月に始まったのが、相葉雅紀がキャプテンを務める『VS魂』です。風間俊介、佐藤勝利、藤井流星、岸優太、浮所飛貴らがレギュラーメンバーとして参加し、嵐の5人による対決から、新たなメンバー構成によるバラエティーへと移行しました。

さらに『VS魂グラデーション』へとリニューアルし、さまざまなものを正しい順番に並べ替える対決を中心に展開しました。しかし、フジテレビ公式番組ページによると、同番組は2023年9月28日の放送をもって終了しています。

つまり、『VS魂』は現在も放送中の番組ではありません。『VS嵐』から続いたゲームバラエティーの系譜は約15年半で一区切りを迎えましたが、後継番組が同じ形で永久に続くわけではないことも示しています。

『嵐にしやがれ』の後継は『1億3000万人のSHOWチャンネル』

日本テレビ系『嵐にしやがれ』は2010年4月に始まり、2020年12月26日の4時間生放送スペシャルで最終回を迎えました。翌2021年1月からは、櫻井翔が「局長」としてMCを務める『1億3000万人のSHOWチャンネル』がスタートしました。

同番組は、全国各地の話題や気になる現象を取材し、深掘りするニュースバラエティーです。『嵐にしやがれ』のように5人それぞれの企画を楽しむ形式から、櫻井を中心に情報を掘り下げる番組へと構成が変わりました。

ただし、レギュラー放送は2024年3月に終了しています。一方、日本テレビの公式番組ページでは、2025年以降も関連する特番が案内され、2026年9月には「SHOWチャンネル 大人の社会科見学スペシャル」の放送情報が掲載されました。したがって、番組ブランドが特番として展開されていることと、週ごとのレギュラー放送が続いていることは区別する必要があります。

後継番組を比較すると見えてくる違い

『VS魂』はゲーム対決という『VS嵐』の系譜を引き継いだ番組であり、『1億3000万人のSHOWチャンネル』は櫻井翔を中心に情報を深掘りする方向へ発展した番組です。いずれも嵐の冠番組から生まれた流れですが、5人がそろって出演するグループ番組とは別の位置づけです。

また、『嵐ツボ』はもともと不定期特番であり、毎週放送されるレギュラー番組のような直接の後継枠はありません。歴代番組を振り返る際には、レギュラー番組の後継、特番ブランドの継続、個人企画の再登場を混同しないことが大切です。

【2026年最新】嵐メンバーの個人冠番組と現在の活動

グループ活動の終了後も、メンバーそれぞれの仕事は個別に展開されています。ここでは、2026年10月時点で公式出演情報や番組発表から確認できる主な動きを整理します。レギュラー番組、個人冠番組、ゲスト出演は、それぞれ意味が異なります。

相葉雅紀:複数のレギュラー番組で活躍

相葉雅紀は、嵐の活動休止後もバラエティー番組のMCとして活動を続けています。STARTO ENTERTAINMENTの出演情報では、次のような番組がレギュラーとして掲載されています。

  • 『世界で開け!ひみつのドアーズ』(NHK総合)
  • 『相葉ヒロミのお困りですカー?』(テレビ朝日系)
  • 『相葉◎×部』(フジテレビ)
  • 『嗚呼!!みんなの動物園』(日本テレビ系)
  • 『相葉マナブ』(テレビ朝日系)

『VS魂』は2023年に終了しましたが、相葉の個人活動そのものが終わったわけではありません。料理や地域の魅力、動物との交流、参加型企画など、番組ごとに異なるジャンルでレギュラー出演を続けています。

櫻井翔:報道とバラエティーの両軸

櫻井翔は、報道番組でのキャスター活動とバラエティー番組のMCを並行しています。公式出演情報には『news zero』『櫻井・有吉THE夜会』『真剣遊戯!THEバトルSHOW』が掲載されています。

『1億3000万人のSHOWチャンネル』のレギュラー放送は終了しましたが、2026年にも関連する特番が展開されています。これは櫻井が担当する番組の流れが続いていることを示す一方、『嵐にしやがれ』がそのまま復活したことを意味するものではありません。

二宮和也:『ニノさん』のレギュラー放送が終了

二宮和也の個人冠番組として長く親しまれた『ニノさん』は、2013年にスタートしました。日曜の昼や朝の時間帯を経て、2024年10月には金曜午後7時のゴールデン帯へ進出しましたが、2026年2月20日の放送をもってレギュラー枠での最終回を迎えました。

日刊スポーツなどの報道によると、最終回では二宮が番組を支えた出演者や視聴者に感謝を伝えました。13年続いた番組の終了は、嵐の冠番組だけでなく、メンバー個人の冠番組にも節目が訪れていることを示す出来事です。

その後、二宮は『金曜ミステリークラブ!!!』に解答者代表として出演する形で活動を続けています。ただし、これは『ニノさん』のレギュラー放送が復活したということではなく、本人がMCを務める個人冠番組とも区別されます。

松本潤・大野智:グループ番組とは異なる現在地

松本潤については、2026年10月時点で、定期的な個人冠バラエティー番組の放送は公式出演情報から確認できません。嵐の冠番組で見せていたメンバーとしての活動と、俳優などとしての個別活動は分けて捉える必要があります。

大野智については、STARTO ENTERTAINMENTが2026年2月28日に、同年5月31日をもって退所することを発表しました。グループ活動の終了日と同日付の退所であり、現在、定期的な個人冠テレビ番組の放送が公式に発表されている状況ではありません。

5人の個人活動は、同じタイミングで同じ形にそろっているわけではありません。相葉や櫻井のように定期的なテレビ番組を複数持つメンバーもいれば、個人冠番組の放送が確認できないメンバーもいます。個人活動の状況だけを見て、嵐としての番組復活が決まったと判断することはできません。

【嵐の冠番組復活の真相】2026年の活動終了後に何が発表された?

嵐の冠番組をめぐる「復活説」を考えるうえで、まず押さえたいのがグループ活動の終了です。嵐は2025年5月6日、2026年春ごろのコンサートツアーをもってグループ活動を終了すると発表しました。そして2026年5月31日、ラストツアー「We are ARASHI」の最終公演をもって、その活動に一区切りをつけました。

活動終了前には、テレビで5人そろった姿を見たいという期待が高まり、特別番組の制作をめぐる報道もありました。しかし、日本テレビは2026年3月4日の改編説明会で、嵐の特番について「何も決まっていることはありません」と説明しています。少なくとも、その時点では放送が確定した番組はありませんでした。

2026年9月には、新たな映像コンテンツの配信が発表されています。Prime Videoで配信予定のドキュメンタリーフィルム『5 – 嵐という時間 –』は12月15日から、ラストツアーの映像『ARASHI LIVE TOUR 2026「We are ARASHI -Prime Video Edition-」』は12月21日から配信予定です。いずれも活動の締めくくりを記録した映像作品であり、新たな地上波の冠番組ではありません。

このように、2026年は嵐の活動を振り返る映像コンテンツが展開される年ですが、テレビのレギュラー冠番組が復活するという公式発表とは別の話です。新作映像や過去の番組の再放送、特番、グループの新たなレギュラー番組は、それぞれ異なる発表として確認する必要があります。

復活の噂を見極める3つのポイント
  • 放送局の公式発表があるか:番組名、放送日時、出演者が公式サイトや改編発表に掲載されているかを確認する。
  • 特番とレギュラー番組を区別する:1回限りの特番や過去映像の配信は、毎週放送される新番組の開始を意味しない。
  • メンバー個人の出演をグループ活動と混同しない:相葉や櫻井らの個人番組への出演と、嵐5人がそろう番組の復活は別の出来事である。

過去の冠番組が再び話題になることと、同じ番組が新作として復活することは同じではありません。公式の番組情報と、期待や予測を伝える報道を分けて読むことが、復活説の真相を見極める近道です。

【嵐冠番組】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:嵐の冠番組で一番人気だったのはどれですか?
A1:2020年にRankingooが掲載した人気ランキングでは、『嵐にしやがれ』が197票で1位、『VS嵐』が195票で2位でした。ただし、これは2020年に実施された調査であり、2026年の最新ランキングではありません。

Q2:『VS魂』は現在も放送されていますか?
A2:いいえ。フジテレビ公式番組ページによると、『VS魂グラデーション』は2023年9月28日の放送をもって終了しました。『VS嵐』の後継として始まりましたが、現在も続く番組ではありません。

Q3:嵐の冠番組は2026年に復活しますか?
A3:2026年10月時点で、新たなグループ冠レギュラー番組の復活を確定する公式発表は確認できません。一方、12月にはPrime Videoでドキュメンタリーとラストツアーの映像が配信される予定です。映像作品の配信と地上波の冠番組復活は分けて考える必要があります。

嵐の冠番組は、『真夜中の嵐』の深夜ロケから始まり、『Cの嵐!』『Dの嵐!』『Gの嵐!』を経て、『VS嵐』『嵐にしやがれ』という長寿番組へ発展しました。人気ランキングでも、この2番組は僅差で上位を占め、嵐のバラエティーを代表する作品として支持されてきました。

活動休止後には、『VS嵐』の後継として『VS魂』が、『嵐にしやがれ』の後継として『1億3000万人のSHOWチャンネル』が始まりましたが、いずれもレギュラー放送は終了しています。相葉雅紀や櫻井翔の個人番組は続き、二宮和也の『ニノさん』は2026年2月にレギュラー放送を終えるなど、メンバーごとに活動の形も変化しています。

2026年5月31日のグループ活動終了後も、嵐の歴史を伝える映像作品の展開は続きます。ただし、過去の名作が再び注目されることと、新しい冠番組が復活することは別の話です。歴代番組の魅力を振り返りながら、今後の動向は放送局や配信サービスの公式発表を基準に追うことが、情報を見誤らないための判断基準になります。

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トレンドリサーチャー 倉木 俊樹
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芸能担当14年。事務所の公式リリースと番組公式サイトを一次情報として照合し、出典の確認できない話は記事に載せない編集方針を続けています。

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