「小杉 B’z」と検索すると、ブラックマヨネーズの小杉竜一がB’zの大ファンになった理由や、稲葉浩志との共演、ライブへのサプライズ出演、さらには「Chateau Blanc」のミュージックビデオ(MV)をめぐる話題が浮かび上がる。小杉のB’z愛は単なるテレビ向けのものまねではなく、高校時代に出会った音楽を長年追い続けてきたファンとしての活動に根ざしている。
2026年10月現在、注目したいのは、1990年のアルバム『RISKY』との出会いから、2018年の「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」へのサプライズ出演、2024年の「Chateau Blanc」をめぐる映像企画、2025年の「ultra soul」早着替えチャレンジ、そして2026年10月11日放送の『日曜日の初耳学』まで続く一連のエピソードだ。それぞれの出来事を時系列で整理すると、小杉とB’zの関係の深さと、話題になった企画の実態が見えてくる。
【小杉竜一がB’zファンになったきっかけは高校時代の『RISKY』】

小杉竜一がB’zに夢中になった原点は、高校時代にさかのぼる。カンテレ公式エンタメNEWS「みよか」が2025年11月に掲載したインタビューでは、ラグビー部の遠征で名古屋方面に宿泊した際、聴き慣れた自分のカセットテープに飽き、友人からB’zのダビングテープを借りたことが紹介されている。
そのテープに録音されていたのが、B’zの4作目のオリジナルアルバム『RISKY』だった。1990年11月7日に発売された同作との出会いが、小杉の音楽の好みを大きく変えるきっかけになった。
小杉が魅了されたのは、ボーカルの稲葉浩志の歌声だけではない。ギタリストの松本孝弘が生み出すサウンドにも強く惹かれたという。カンテレのインタビューでは、松本のギターについて「切なくてかっこいい」という趣旨の感想を語り、歌詞にも自分自身を重ね合わせていたことを明かしている。
興味深いのは、当時の小杉がB’zのビジュアルを詳しく知らないまま、先に音楽そのものの魅力に引き込まれた点だ。もともとTM NETWORKが好きで、松本が同グループのサポートギタリストとして活動していたことは知っていたものの、B’zの楽曲を聴いて受けた衝撃は別格だった。
つまり、小杉のファン歴は、稲葉の衣装やステージ上のパフォーマンスをまねすることから始まったわけではない。まず楽曲に惚れ込み、その後に作品やライブへの関心が広がっていったという順序が重要だ。
その後、小杉はシングル「ZERO」やアルバム『RUN』を購入するなど、B’zの作品を追いかけるようになった。B’z関連情報を継続的に調査しているファンサイト「Bz-Biz」でも、初めて購入したシングルが「ZERO」、初めて購入したアルバムが『RUN』だったと紹介されている。
また、ファンクラブ「B’z PARTY」への入会も、お笑い芸人として活動し始めた頃とされる。B’zの作品を聴くだけでなく、ファンとしてライブに参加し、グッズを集めるスタイルへと発展していった。
【小杉とB’zの関係を年表で整理】
小杉とB’zの関係を理解するには、音楽との出会い、ライブへの参加、テレビ企画での共演を分けて見ると分かりやすい。以下は、カンテレの公式記事、TBS NEWS DIGの報道、番組情報、Bz-Bizが紹介している記録をもとに整理した主な出来事だ。
| 時期 | 出来事 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 1990年 | 高校時代に『RISKY』と出会う | 友人から借りたカセットテープがファンになるきっかけ。 |
| 1992年 | 「ZERO」や『RUN』を購入 | 作品を継続的に追いかけるファンへ。 |
| 1996年 | 「LIVE-GYM ’96 “Spirit LOOSE”」に初参加 | 仕事の後に大阪城ホールへ駆けつけ、ライブを初体験。 |
| 2009年頃から | 「小杉-GYM」を開催 | B’zへの敬意を込めたカラオケライブ形式のイベント。 |
| 2018年 | 「HINOTORI」にサプライズ出演 | 警備員に扮して「ZERO」の間奏部分に登場。 |
| 2024年7月 | 「Chateau Blanc」の別バージョン映像が話題に | 品川ヒロシ監督による小杉版映像が渋谷の大型ビジョンなどで注目を集めた。 |
| 2025年11月 | 「ultra soul」の早着替え企画 | カンテレの特番企画で稲葉になりきるチャレンジに挑戦。 |
| 2026年10月11日 | 『日曜日の初耳学』に出演 | 小杉がスタジオゲスト、松本孝弘がインタビュー企画に登場。 |
この年表から分かるのは、小杉のB’zとの関係が、単発のテレビ出演だけで説明できるものではないということだ。高校時代に楽曲に惚れ込み、芸人になってからもファン活動を続け、やがてB’zを題材にした企画やライブ演出に参加するようになった。
なお、上記は主な節目をまとめたものであり、小杉が参加したB’zのライブすべてを網羅した一覧ではない。仕事のスケジュールに左右されながらも、各地の公演に足を運んできたことが、ファンとしてのエピソードを豊かにしている。
【B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-で何をした?】
小杉とB’zの関係を語るうえで、とりわけ象徴的なのが、2018年の全国ツアー「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」へのサプライズ出演だ。
Bz-Bizの記録によると、小杉は2018年8月5日の神奈川・日産スタジアム、9月2日の福岡公演、9月9日の愛知・豊田スタジアム、9月16日の大阪・ヤンマースタジアム長居という計4公演にシークレットゲストとして登場した。
登場時の演出もユニークだった。小杉は警備員に扮して会場のアリーナに現れ、B’zの楽曲「ZERO」の間奏部分でスポットライトを浴びると、ラップ部分に合わせて口を動かしながら踊るというサプライズを披露した。
単にステージへ招かれて挨拶するだけのゲスト出演ではない。観客に気づかれないように登場し、曲の演出の一部として笑いと驚きを生み出す構成だった。
小杉にとっても、この出演は特別な経験だったようだ。2020年のインスタライブで語ったエピソードを紹介するファンサイト「サウウェブ」によると、本番当日は別の仕事を終えてから会場入りし、楽屋で緊張していたところ、松本孝弘や稲葉浩志、サポートメンバーから声をかけてもらったという。
また、B’zの公式SNSでは、ツアーのファイナル公演後に松本、稲葉、小杉のスリーショットが公開されたことも、Bz-Bizが記録している。
ここで押さえておきたいのは、小杉がB’zの正式メンバーやツアーのサポートミュージシャンとして参加したわけではないという点だ。あくまで、特定の公演で実現したシークレットゲストとしての出演である。それでも、長年応援してきたバンドの大規模ツアーに演出の一部として参加できたことは、ファンにとっても印象的な出来事だった。
小杉が初めてB’zのライブを観たのは1996年の「LIVE-GYM ’96 “Spirit LOOSE”」。当日券を確保したものの、仕事が重なり、終演まで観ることはできず、数曲を鑑賞したというエピソードが紹介されている。そこから約22年後にツアーの舞台へ登場したことを考えると、ファンとしての歩みと芸人としてのキャリアが交差した瞬間だったといえる。
【「Chateau Blanc」MVコラボの実態は?稲葉浩志との共演を解説】
2024年7月、小杉とB’zの関係が再び大きな話題になったのが、稲葉浩志のソロ楽曲「Chateau Blanc」をめぐる映像企画だ。
「Chateau Blanc」は、稲葉のソロアルバム『只者』に収録された楽曲。2024年7月25日、東京・渋谷の「Shibuya Sakura Stage」内の大型ビジョンなどでミュージックビデオが公開された際、稲葉に似せた衣装や髪型で歌う小杉の映像も登場し、通行人の注目を集めた。
TBS NEWS DIGの2024年7月25日付報道によると、小杉は稲葉の映像に合わせるように振り付けや表情を再現し、激しく歌う姿を披露した。稲葉本人の映像と小杉の映像が並ぶ様子はインパクトが強く、足を止めて撮影する人もいたという。
加えて、映像を監督した品川ヒロシは、小杉版も自身が監督したことをSNSで明かした。Bz-Bizが2024年7月28日に紹介した投稿では、小杉版の映像について、稲葉が格好よいほど小杉が面白く見えるという趣旨のコメントも紹介されている。
楽曲の編曲者である徳永暁人も、小杉版の映像を称賛。小杉の顔の角度などがよく再現されていることに触れ、映像と音楽を通じた共演を喜ぶ趣旨の反応を示していた。
ただし、「小杉が稲葉浩志の公式MVに本人役で出演した」「B’zと小杉が正式なコラボ楽曲を発表した」と理解するのは正確ではない。話題になったのは、稲葉のオリジナルMVそのものに小杉が出演したという話ではなく、品川監督による小杉版の別バージョン映像を使ったプロモーション企画だ。
この区別は重要だ。ネット上で「MVコラボ」と短く表現されることはあっても、稲葉の公式MVへの出演や、B’z名義の正式なコラボ作品とは意味が異なる。小杉のものまねと演出の面白さを楽しみつつ、実際に何が制作されたのかを区別しておきたい。
それでも、この企画が小杉のB’z愛を象徴する出来事であることに変わりはない。衣装や動きだけを表面的に似せるのではなく、本人の映像を理解したうえで表情や角度まで再現する姿勢が、ファンの間で話題になった理由の一つだ。
【小杉の「ultra soul」早着替えとB’zものまねの評判】
小杉のB’z愛は、ステージ出演や映像企画だけでなく、テレビのバラエティー企画でも発揮されている。
カンテレ公式エンタメNEWS「みよか」が2025年11月20日に掲載した記事によると、11月22日放送の「カンテレ祭り!よ~いドン!SP&ドっとコネクトSP」では、小杉がB’zの代表曲「ultra soul」を使ったチャレンジに挑戦した。
企画の内容は、曲のイントロが流れている間に早着替えを行い、ボーカルの稲葉浩志になりきって、サビでシャウトするというもの。B’zの楽曲に合わせて衣装を変え、限られた時間でパフォーマンスを仕上げる、身体能力とファンとしての再現力が試される内容だった。
「ultra soul」は2001年に発表された楽曲で、サビの「ウルトラソウル」というフレーズが広く知られている。小杉にとっては、稲葉の歌唱やステージ上の動きをものまねで表現するうえで、特に分かりやすい題材の一つだ。
この企画で注目すべきなのは、単に稲葉の衣装を着て歌うだけではなく、短いイントロの時間内に早着替えを済ませ、サビのタイミングに合わせて見せ場を作るという構成だ。テレビのバラエティー企画としての面白さと、長年B’zを聴いてきた小杉のこだわりが組み合わさっている。
では、小杉のB’zものまねの評判はどうなのか。
2024年の「Chateau Blanc」関連映像では、TBS NEWS DIGが、稲葉に寄せた衣装や髪型、振り付け、表情を再現する小杉の姿を報じた。加えて、品川ヒロシ監督や編曲者の徳永暁人からも、小杉版映像に対して好意的な反応が寄せられている。
ただし、こうした個別の反応を、すべてのB’zファンが同じ評価をしているという意味に広げることはできない。確認できる範囲で評価できるのは、関係者から再現度や映像の面白さを評価する反応があったこと、そして小杉のパフォーマンスがニュースとして取り上げられたことだ。
また、小杉は2009年頃から「小杉-GYM」と呼ばれるイベントを開催してきた。Bz-Bizによると、B’zのライブをリスペクトし、カラオケで楽曲を歌いながら、本家のライブ演出をパロディーとして取り入れる趣旨のイベントだという。
小杉のものまねが単なる一発ネタに終わらないのは、こうした継続的なファン活動が背景にあるからだ。曲の特徴やステージ演出を知っているからこそ、どの部分を再現すれば伝わるのかを理解し、笑いへとつなげられる。
【2026年最新:『日曜日の初耳学』で小杉と松本孝弘が同じ番組に出演】
2026年の小杉とB’zに関するテレビ情報として押さえておきたいのが、10月11日放送のTBS系『日曜日の初耳学』だ。
TBSの公式番組情報によると、この放送回は番組の放送500回を記念した企画で、B’zのギタリスト・松本孝弘が「インタビュアー林修」に登場。B’zの結成や楽曲制作、「ultra soul」の誕生秘話、下積み時代の経験などが取り上げられた。
小杉竜一も同じ放送回のスタジオゲストとして出演者一覧に記載されている。つまり、2026年10月11日には、小杉と松本が同じ番組の出演者として名を連ねたことが確認できる。
一方で、番組の公式概要から分かるのは、小杉がスタジオゲスト、松本がインタビュー企画の中心人物だったという役割の違いだ。出演者一覧に両者の名前があることだけを根拠に、2人が直接対談した、あるいは小杉が松本に質問したと断定することはできない。
この放送回は、小杉のB’zファンとしての立場を考えるうえでも興味深い。小杉はこれまで、B’zの楽曲やライブに対する思いを自らの芸人活動に取り入れてきた。松本が制作の裏側を語る番組に小杉がスタジオゲストとして参加したことは、B’zという音楽の魅力を異なる立場から伝える機会になった。
ただし、2026年10月26日時点で、今回確認できる番組情報は10月11日放送回の出演実績であり、それ以降の小杉とB’zによる新たな共演予定が同じ情報源で告知されているわけではない。最新情報を追う際は、B’z公式の発表、小杉の出演番組を告知する放送局の情報、実際の放送記録を分けて確認することが大切だ。
【小杉とB’zの関係に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:小杉竜一がB’zのファンになったきっかけは何ですか?
A1:高校2年生の頃、ラグビー部の遠征先で友人から借りたカセットテープがきっかけです。録音されていたアルバム『RISKY』を聴き、稲葉浩志の歌声と松本孝弘のギターサウンドに衝撃を受けたと語っています。
Q2:小杉はB’zのライブに出演したことがありますか?
A2:あります。2018年の「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」では、8月5日、9月2日、9月9日、9月16日の計4公演にシークレットゲストとして出演しました。「ZERO」の間奏部分に警備員姿で登場するサプライズ演出でした。
Q3:「Chateau Blanc」のMVに小杉が正式出演したのですか?
A3:話題になったのは、稲葉浩志のオリジナルMVに小杉が出演したという話ではなく、品川ヒロシ監督による小杉版の別バージョン映像です。稲葉の映像を意識した衣装や表情、振り付けが注目を集めました。
「小杉 B’z」という検索キーワードの背景には、高校時代に『RISKY』と出会ったことから始まる、長年のファン活動がある。1996年の初ライブ、2018年の「HINOTORI」へのサプライズ出演、2024年の「Chateau Blanc」別バージョン映像、2025年の「ultra soul」早着替え企画と、B’zへの思いが芸人としての仕事につながってきた。
特に重要なのは、ファンとしての活動と、テレビや映像作品における演出上の共演を混同しないことだ。小杉はB’zの正式メンバーではなく、稲葉の公式MVに出演したというわけでもない。一方で、長年楽曲を聴き、ライブに足を運び、B’zを題材にしたイベントや企画に取り組んできた事実は、ファンとしての姿勢をよく表している。
2026年10月には『日曜日の初耳学』で小杉と松本孝弘が同じ放送回に出演した。今後の新たな共演については、番組や公式発表の内容を確認しながら追う必要があるが、小杉がB’zへの愛を芸人としての表現に生かしてきた歩みは、今後も注目されるテーマの一つだ。