2026年の「第77回NHK紅白歌合戦」で初出場を果たすのは誰なのか。年末の音楽シーンを左右する出場歌手の発表に、早くも関心が集まっている。10月26日現在、司会者と番組テーマは発表済みだが、出場歌手の公式一覧はまだ公表されていない。
一方、過去の発表日は11月中旬に集中しており、2025年にはHANA、M!LK、FRUITS ZIPPER、ちゃんみなら計10組が初出場した。2026年もSNSやストリーミングで存在感を示す新世代アーティストに加え、歌謡グループや大型ライブで実績を重ねたアーティストが候補として取り沙汰されている。第77回の確定情報、発表時期の傾向、歴代の選考経緯を整理し、初出場の可能性を読み解く。
【2026年最新】第77回紅白の初出場は誰?公式発表の現在地

2026年10月26日現在、第77回NHK紅白歌合戦の司会者と番組テーマは正式に発表されているものの、出場歌手の一覧は発表されていない。したがって、現時点で「2026年の初出場が確定した歌手」として名前を挙げられるアーティストはいない。
NHKが10月9日に発表した司会者は、芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナウンサーの4人。番組テーマは「こえていこう、歌とともに。」となった。放送は2026年12月31日午後7時20分から午後11時45分までの予定だ。
ステラnetなどの番組関連報道によると、今年のテーマには、ジャンルや世代、性別、国境などの境界を越えて音楽が人々をつなぐという趣旨が込められている。このテーマだけから特定アーティストの選出を断定することはできないが、幅広い世代に届く音楽や、国内外で支持を広げるアーティストに注目する材料にはなる。
なお、司会者の発表と出場歌手の発表は別の段階だ。司会が決まったからといって、出演アーティストの顔ぶれまで確定しているわけではない。ニュース記事に「内定」と記されている場合も、NHKが正式に出場歌手を発表するまでは、公式決定と区別して読む必要がある。
【発表日はいつ?】過去4年の公表日から読む11月中旬の可能性
2026年の紅白出場歌手発表日は、10月26日時点で未発表だ。ただし、過去の公表日を振り返ると、おおよその時期は見えてくる。
日刊スポーツや音楽ナタリーなどの報道を確認すると、直近4年の出場歌手発表は、いずれも11月中旬に行われている。2025年は11月14日、2024年は11月19日、2023年は11月13日、2022年は11月16日だった。
| 開催年・大会 | 出場歌手発表日 | 初出場組数 |
|---|---|---|
| 2022年・第73回 | 11月16日 | 10組 |
| 2023年・第74回 | 11月13日 | 13組 |
| 2024年・第75回 | 11月19日 | 10組 |
| 2025年・第76回 | 11月14日 | 10組 |
| 2026年・第77回 | 未発表 | 未発表 |
※初出場組数は、各年の通常の出場歌手として発表された顔ぶれを基準に整理。2026年は10月26日時点の状況。
この4年間の発表日は、最も早い年と遅い年で6日間の差がある。それでも、いずれも11月13~19日の範囲に収まっている。過去の傾向から考えれば、2026年も11月中旬が有力な目安だ。
ただし、過去の発表日が今年の発表日を保証するわけではない。正式な日程はNHKの告知を待つ必要がある。また、出場歌手の第1次発表後に、特別企画や追加出演者が公表されるケースもある。最初の一覧だけで大みそかの全出演者が出そろうとは限らない。
【選考の仕組み】紅白出場歌手は何を基準に選ばれる?
紅白の出場歌手は、CD売り上げやSNSの話題性だけで機械的に決まるわけではない。2025年の出場歌手発表に関する報道で紹介されたNHKの選考説明では、中心となる要素は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3つだった。
この3要素を理解すると、チャート上位のアーティストが必ず出場するわけではない理由や、長年活動してきた歌手が選ばれる背景も見えてくる。
1.今年の活躍
CD・DVD・ブルーレイの売り上げ、ダウンロード数、ストリーミング再生数、ミュージックビデオの再生数、SNSでの動向、有線放送やカラオケのリクエストなどが判断材料になる。ライブ活動や話題性も、アーティストの年間実績を考えるうえで重要だ。
ここで注目したいのは、単発のバズだけでなく、年間を通じてどの程度の支持を得たかという視点だ。SNSで一時的に話題になった楽曲が、ストリーミングやライブ、一般層への浸透にまで広がれば、紅白の選考を考えるうえでも材料が増える。
2.世論の支持
2025年の選考に関する報道では、NHKによる世論調査やウェブアンケートも判断材料として説明された。報道によれば、7歳以上の全国2027人を対象にした電話調査と、同じく7歳以上の全国8000人を対象にしたウェブアンケートが実施され、紅白に出場してほしい歌手について尋ねられた。
これは、音楽ファンの間だけで支持されることと、幅広い視聴者から出場を望まれることが必ずしも同じではないためだ。もっとも、これらの数字だけで出場が決まるという意味ではない。2026年の具体的な調査方法や配点については、個別の公式説明を確認する必要がある。
3.番組の企画・演出
紅白は年間ヒット曲を並べるだけのランキング番組ではない。大みそかの大型音楽番組として、世代間の橋渡し、話題性のあるコラボレーション、節目を迎えたアーティストの演出なども番組構成に関わる。
そのため、デビュー周年や大型ライブ、NHKの番組との関係、特別企画との親和性などが注目されることはある。ただし、特定の周年やタイアップがあれば必ず出場できるという公式ルールはない。
選考の要点は、「今年の実績」「視聴者の支持」「大みそかの番組としての役割」を切り離さずに見ることだ。予想記事を読む際も、チャートの順位だけでなく、どの要素を根拠に候補と判断しているかを確認したい。
【2025年を振り返る】HANA・M!LK・FRUITS ZIPPERら初出場10組
2025年11月14日に発表された第76回NHK紅白歌合戦では、通常の出場歌手として紅組20組、白組17組の計37組が公表された。そのうち初出場は10組。紅組が8組、白組が2組という構成だった。
紅組の初出場は、アイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPER。白組は、&TEAMとM!LKだった。
紅組では、異なる音楽ジャンルから初出場組が選ばれた。ソロアーティスト、ダンスボーカル系のグループ、アイドルグループ、フォーク系のデュオなど、顔ぶれは一様ではない。
ちゃんみなとHANAの並びも象徴的だ。ちゃんみなはソロアーティストとして活動し、HANAはちゃんみながプロデュースするグループとして知られる。それぞれの活動を通じて、異なる形で音楽シーンに存在感を示してきた。
FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEは、SNSを通じた楽曲やパフォーマンスの広がりが注目されるアイドルグループだ。一方、アイナ・ジ・エンドや幾田りらは、ソロでの歌唱表現を軸に支持を広げてきた。aespaはグローバルな活動を展開するグループであり、ハンバート ハンバートは独自の音楽性を持つデュオとして選ばれた。
白組の&TEAMとM!LKも、異なる強みを持つ初出場組だった。&TEAMはグローバルな活動を展開し、M!LKは音楽活動に加え、楽曲やフレーズの話題性でも注目された。2025年の初出場10組は、ひとつのジャンルに偏らず、多様な音楽の広がりを反映した顔ぶれだった。
ここから読み取れるのは、初出場の入口がひとつではないことだ。動画やSNSで注目を集めること、ストリーミングで支持を得ること、独自の音楽性で評価されること、幅広い層に名前が知られること。それぞれ異なる経路から紅白への道が開かれている。
【歴代比較】紅白初出場の傾向はどう変わってきた?
2022~2025年の初出場組を比較すると、毎年10組前後の新顔が登場していることが分かる。2023年は13組と多く、2024年と2025年はそれぞれ10組だった。出場枠の構成や特別企画の扱いは年によって異なるため、初出場数だけで選考の変化を断定することはできないが、複数の音楽ジャンルから新しい顔ぶれが選ばれている点は共通している。
2022年は、ストリーミングやグローバルな人気を背景とした顔ぶれが目立った。IVE、Aimer、緑黄色社会、LE SSERAFIM、Saucy Dog、JO1、なにわ男子、Vaundy、BE:FIRSTなどが初出場を果たした。映画『ONE PIECE FILM RED』のウタも紅白のステージに登場し、作品と音楽番組の連動が話題になった。
2023年は、SNSで話題を集めるアーティストと海外で活動するグループが幅広く選ばれた。新しい学校のリーダーズ、Ado、ano、伊藤蘭、MISAMOに加え、大泉洋、キタニタツヤ、すとぷり、Stray Kids、SEVENTEEN、10-FEET、MAN WITH A MISSION、Mrs. GREEN APPLEが初出場組として発表された。
2024年には、tuki.、ME:I、Omoinotake、Creepy Nuts、こっちのけんと、Da-iCE、TOMORROW X TOGETHER、Number_i、新浜レオン、ILLITなどが初出場を果たした。楽曲の拡散力だけでなく、幅広いファン層を持つグループや、歌謡曲の領域で活動するアーティストも顔をそろえた。
そして2025年は、HANA、FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE、M!LKなど、新世代のグループが存在感を示した。紅白の選考は、毎年同じジャンルや同じタイプのアーティストを選ぶものではなく、その年の音楽シーンを反映しながら顔ぶれを組み替えている。
ただし、「SNSでバズれば出場できる」「デビュー周年なら選ばれる」「前年に初出場したグループは必ず連続出場する」といった見方は正確ではない。実際の選考では複数の要素が考慮され、前年の出場実績も翌年の出場を保証するものではない。
【2026年初出場予想】有力候補は誰?紅組・白組の注目株を検証
2026年の初出場予想では、音楽系の予想記事や芸能報道で複数のアーティスト名が挙がっている。なかでも注目したいのが、SNSでの認知拡大、楽曲のヒット、ライブ活動、幅広い世代への浸透という観点だ。
ただし、以下は各種報道や予想記事をもとにした候補の整理であり、NHKが選出を認めたものではない。正式な出場者リストが公表されるまでは、確定情報と予想を区別しておきたい。
紅組の初出場候補:=LOVE、XG、CUTIE STREETなど
2026年の予想記事では、=LOVE、XG、CUTIE STREETなどが初出場候補として挙げられている。いずれも異なる音楽的な特徴やファン層を持ち、楽曲の話題性、動画・配信での広がり、ライブ活動などを材料に名前が取り上げられている。
=LOVEはアイドルグループとしての活動と楽曲の話題性、XGはグローバルな活動、CUTIE STREETはアイドルシーンでの存在感が注目点になる。ただし、どの要素が実際の選考でどの程度評価されるかは公表されておらず、これらの特徴だけで出場を予測し切ることはできない。
また、前年の初出場組であるHANA、ちゃんみな、FRUITS ZIPPERなどが再び出場するかどうかも、2026年の顔ぶれを考えるうえで関心を集めている。連続出場の可能性を考える際には、前年の実績だけでなく、当年の楽曲や活動状況も確認したい。
白組の初出場候補:モナキ、STARGLOW、SHOW-WA、MATSURIなど
2026年10月26日付の日刊ゲンダイDIGITALは、音楽評論家の富澤一誠氏への取材を通じて、歌謡グループのモナキを初出場の有力候補として取り上げた。同記事では、timelesz、STARGLOW、SHOW-WA、MATSURI、ROIROMなども候補として言及されている。
この予想で興味深いのは、ボーイズグループやダンスボーカルグループだけでなく、歌謡曲の流れをくむグループにも目が向けられている点だ。紅白は幅広い世代が視聴する番組であり、若年層の支持と一般層への浸透の両方が注目材料になる。
一方、候補として名前が挙がっていることと、出場が内定していることは別だ。報道での評価や専門家の予想は、現時点の音楽シーンを読む参考にはなるが、NHKの公式決定を代替するものではない。
予想の精度を高めるために見るべき4つのポイント
- 年間を通じたヒット:楽曲が一時的な話題にとどまらず、配信や動画、カラオケなど複数の場面で支持されているか。
- 一般層への浸透:ファンコミュニティの外側にも楽曲やアーティストの名前が広がっているか。
- 年間活動の厚み:ライブや新曲、メディア出演など、年間の活動に継続的な実績があるか。
- 番組構成との相性:紅白全体の世代・ジャンルのバランスや企画との親和性があるか。
これらは予想を考えるための分析軸であり、NHKが公表した点数表や確定的な選出ルールではない。複数の条件を満たすアーティストであっても、出場が保証されるわけではない。
【プロの結論】紅白初出場を見極めるために押さえたい本質
紅白初出場を予測するうえで大切なのは、単純な人気ランキングを作ることではない。年間の音楽活動、世論の支持、番組としての構成という3つの視点を重ねると、候補の見え方が変わってくる。
ストリーミングやSNSの数字は、楽曲の広がりを把握する有力な手掛かりだ。しかし、それだけで全国的な知名度や番組との相性まで測れるわけではない。反対に、長いキャリアを持つアーティストも、過去の実績だけで出場が決まるわけではなく、その年の活動や企画上の役割が関係してくる。
また、紅組・白組の初出場歌手を考える際には、グループの人気だけでなく、ソロアーティスト、バンド、歌謡グループ、海外で活動するアーティストなど、ジャンルの広がりにも目を向けたい。2022~2025年の顔ぶれを見ると、毎年異なる音楽的な特色が取り込まれてきた。
情報を見極めるときは、記事の見出しに「決定」「内定」「有力」と書かれていても、その根拠がNHKの公式発表なのか、報道関係者の取材なのか、筆者独自の予想なのかを確認することが重要だ。公式発表は確定情報、取材に基づく内定報道は報道段階の情報、予想記事は分析・推測として整理すれば、情報が混在する時期にも混乱しにくい。
2026年の第77回NHK紅白歌合戦は、司会者とテーマが決まり、出場歌手の発表を待つ段階にある。次の大きな節目は、例年の傾向から見て11月中旬が目安となる出場歌手発表だ。そこで初出場組の顔ぶれが明らかになれば、今年の音楽シーンをNHKがどのように捉えたのかも、より具体的に読み解けるはずだ。
【紅白初出場】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の紅白初出場歌手は誰ですか?
A1:2026年10月26日時点では、第77回NHK紅白歌合戦の出場歌手は公式発表されていない。モナキ、=LOVE、XG、CUTIE STREETなどが予想記事で候補として挙がっているが、初出場が確定した歌手はいない。
Q2:2026年の紅白出場歌手はいつ発表されますか?
A2:正式な発表日は未定。過去4年の出場歌手発表は11月13~19日に行われており、2026年も11月中旬がひとつの目安となる。ただし、今年の発表日を確定するものではない。
Q3:2025年の紅白初出場歌手は誰ですか?
A3:紅組はアイナ・ジ・エンド、幾田りら、aespa、CANDY TUNE、ちゃんみな、HANA、ハンバート ハンバート、FRUITS ZIPPERの8組。白組は&TEAM、M!LKの2組で、合計10組だった。
Q4:紅白の出場歌手はどのような基準で選ばれますか?
A4:2025年の選考説明では、「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3要素が中心とされた。売り上げや配信、SNS、世論調査などが参考材料になるが、単一の数字だけで出場が決まる仕組みではない。
Q5:初出場候補として名前が挙がれば、出場はほぼ確実ですか?
A5:いいえ。予想記事や専門家の見解で有力視されても、それだけで出場が決まるわけではない。NHKによる公式発表が出た段階で、正式な出場者として確認できる。
2026年10月26日時点で、第77回NHK紅白歌合戦の司会者と番組テーマは発表済みだが、出場歌手の一覧はまだ公表されていない。司会は芦田愛菜、堺雅人、二宮和也、鈴木奈穂子アナウンサー、テーマは「こえていこう、歌とともに。」に決まっている。
出場歌手の発表日は未定だが、過去4年の実績では11月中旬に集中している。2025年にはHANA、M!LK、FRUITS ZIPPER、ちゃんみななど計10組が初出場し、多様なジャンルや活動スタイルを持つアーティストが選ばれた。
2026年の初出場予想では、モナキ、=LOVE、XG、CUTIE STREETなどの名前が挙がっているものの、現段階ではすべて候補としての位置付けだ。予想の根拠と公式発表を区別しながら、11月中旬の出場歌手発表を待ちたい。
今年の紅白がどのアーティストを新たに迎えるのか。その顔ぶれは、2026年の音楽シーンを振り返るうえでも重要な手掛かりとなる。
主な参照資料:NHKの第77回紅白歌合戦に関する発表、ステラnet、日刊スポーツ、音楽ナタリー、日刊ゲンダイDIGITAL、2026年の紅白出場歌手予想記事。