「まいうー!」の決めゼリフでおなじみの石塚英彦さん。グルメ番組でおいしそうに料理を頬張る姿とともに、このフレーズを思い浮かべる人は多いのと考えられます。しかし、実は「まいうー」を最初に口にしたのは石塚さん本人ではありません。誕生の舞台は1999年のテレビ朝日系深夜番組『あ・た、り』。生みの親として知られるのは、共演者のカワイ麻弓さんです。
その後、パパイヤ鈴木さんとの共演番組『debuya』を通じて全国的に広まり、『元祖!でぶや』などで石塚さんの代名詞として定着しました。2026年現在も、テレビ東京『よじごじDays』の金曜MCやラジオ、YouTubeなどで活動を続けています。誕生秘話から現在の出演情報、カレー商品にまで広がった「まいうー」ブランドの歩みを整理します。
【まいうー誕生秘話】生みの親は石塚英彦ではなくカワイ麻弓だった

「まいうー」の由来をたどるうえで欠かせないのが、石塚英彦さん自身が過去のインタビューやテレビ出演で語ってきた誕生エピソードです。
2023年8月放送のテレビ東京系『あちこちオードリー』に出演した際、石塚さんは、定番フレーズの起源が『debuya』より前の番組にあったことを説明しました。始まりは1999年から2000年にかけて放送されたテレビ朝日系の深夜バラエティー『あ・た、り』です。
同番組には、石塚さん、振付師としても知られるパパイヤ鈴木さん、タレントのカワイ麻弓さんが出演するコーナーがありました。そこでカワイさんが演じていたのは、業界用語を使う、少し高飛車で生意気な芸能人というキャラクターです。
例えば、タクシーを「シータク」と呼ぶような、言葉をひっくり返した業界風の言い回し。そのキャラクターが食べ物を口にした際に飛び出したのが「まいうー」でした。石塚さんは後年、この言葉を自分が発明したのではなく、カワイさんが言い始めたものだと振り返っています。
なぜ「まいうー」が面白かったのか要点は、単に「おいしい」という意味を伝える言葉ではなかったことです。カワイさんのキャラクターが持つ、少し気取った雰囲気と、食べ物を口にした瞬間の率直な感想とのギャップが笑いにつながりました。
石塚さんの回顧によると、現場ではこの言い回しが面白がられ、収録後も出演者たちが使うようになったといいます。最初から全国的な流行語を狙って生まれたというより、番組内のキャラクターと出演者同士の反応から自然に定着していった表現だったのです。
なお、誕生場面の細部については、過去の報道でラーメンを食べた場面とする説明や、餃子を食べた場面とする説明が見られます。一方、石塚さんが後年語った中心的なエピソードは、カワイさんが役柄の中で「まいうー」と発し、それを石塚さんとパパイヤさんが面白がって引き継いだという点で共通しています。
「まいうー」の意味と語源「まいうー」は、料理のおいしさを伝える「うまい」を、業界用語風の言葉遊びに変えた表現として広まりました。一般的な意味は「おいしい」「うまい」で、食べ物を味わったときの喜びや満足感を、少しユーモラスに伝える言葉です。
ただし、「うまい」の音を単純に逆順に並べた言葉というわけではありません。言葉をひっくり返すような業界風の遊びと、耳に残る響きが組み合わさった表現と捉えるのが適切です。
石塚さんは、さらに古い使用例についてミッキー・カーチスさんとのエピソードにも触れています。食事の際に「まいうー」と言ったところ、ミッキーさんから懐かしがられたという話です。言葉そのものの起源と、テレビで石塚さんの決めゼリフとして定着した経緯は、分けて考える必要があります。
【『あ・た、り』から『debuya』へ】「まいうー」が全国に広まった経緯
「まいうー」がカワイ麻弓さんの発言から生まれたとしても、それだけで全国的な知名度を得たわけではありません。言葉が広く知られるようになった背景には、石塚英彦さんとパパイヤ鈴木さんが出演したテレビ東京系のグルメバラエティー『debuya』があります。
『あ・た、り』の終了後、同じ制作チームによる『debuya』が始まりました。石塚さんとパパイヤさんは、番組内で「まいうー」を繰り返し使用。特に大盛り料理を紹介する企画との相性がよく、食べることへの喜びを表す決めゼリフとして浸透していきました。
『debuya』が果たした役割『debuya』で重要だったのは、同じフレーズを、さまざまな料理や店の紹介場面で繰り返し使えたことです。
グルメリポートでは、料理の味を説明するだけでなく、出演者が実際に食べたときの表情や反応も視聴者の関心を集めます。「まいうー」は、細かな味の説明をしなくても、おいしさへの満足を短い一言で伝えられます。石塚さんの豊かな表情や豪快な食べっぷりと結び付いたことで、フレーズそのものが番組の見どころになっていきました。
加えて、番組が変わっても使い続けられた点も大きな特徴です。石塚さん自身も、別の番組に移ってからも自然に「まいうー」を使い続けたことを、後年のインタビューで振り返っています。番組内の一発ネタが、出演者個人の持ち味として育っていったわけです。
『元祖!でぶや』で定着した「まいうー」のイメージ『debuya』に続く『元祖!でぶや』も、フレーズの認知度を支えた番組の一つです。テレビ東京系のグルメバラエティーとして、石塚さんとパパイヤさんが全国各地のご当地グルメを楽しむスタイルを打ち出しました。
番組の公式紹介でも、2人は全国のご当地グルメを食べ歩く「でぶやコンビ」として紹介されています。各地の料理を味わう番組の内容と「まいうー」の組み合わせは分かりやすく、料理のおいしさと出演者の親しみやすさを同時に伝える看板フレーズとして機能しました。
ここで押さえておきたいのは、カワイさんが言葉を生み出したことと、石塚さんがその言葉を自分の代名詞に育てたことは、別の功績だという点です。誕生の瞬間だけでなく、番組を通じて何度も使われたことが、長く記憶されるフレーズにつながりました。
【年表で整理】石塚英彦と「まいうー」の誕生から2026年まで
「まいうー」の歩みと石塚英彦さんの活動を理解するには、言葉が生まれた時期、全国に広まった時期、現在の活動を時系列で整理すると分かりやすくなります。
| 時期 | 出来事・番組 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 1999~2000年 | テレビ朝日系『あ・た、り』 | カワイ麻弓さんが出演するコーナーで「まいうー」が生まれたと石塚さんが回顧。 |
| 2000~2003年 | テレビ東京系『debuya』 | 石塚英彦さんとパパイヤ鈴木さんが使い続け、フレーズが広く知られるようになる。 |
| 2003年以降 | 『元祖!でぶや』 | 全国各地のご当地グルメを紹介する番組で、2人の看板イメージが定着。 |
| 2019年 | 『ボクらの時代』などで誕生秘話を紹介 | 石塚さんが、番組内のキャラクターからフレーズが生まれた経緯を振り返る。 |
| 2023年 | テレビ東京系『あちこちオードリー』 | 『debuya』より前の『あ・た、り』が起源だったことを改めて説明。 |
| 2024年 | かながわ観光親善大使に就任 | 地元・神奈川県に関わる活動も展開。 |
| 2025年2月6日 | 「石ちゃんまいう~!!」カレー2商品を発売 | ビーフカレーとポークカレーが登場し、フレーズが商品名にも活用される。 |
| 2026年10月 | 『よじごじDays』、ラジオ、YouTubeなど | テレビのレギュラー出演に加え、グルメ情報の発信を継続。 |
年表のうち、『debuya』の放送期間や「まいうー」の起源については、石塚さんの発言を報じたデイリースポーツなどの報道が参考になります。かながわ観光親善大使への就任や現在の番組情報は、FMヨコハマやテレビ東京の公式情報でも確認できます。
この流れを見ると、「まいうー」は一度の発言で完成したブランドではありません。深夜番組での偶然の面白さを出発点に、レギュラー番組で反復され、出演者のキャラクターと結び付くことで定番表現になったことが分かります。
【石塚英彦は現在何をしている?】2026年最新のテレビ出演・活動情報
石塚英彦さんは1962年2月6日生まれ、神奈川県横浜市出身。2026年10月時点で64歳です。お笑いコンビ「ホンジャマカ」のメンバーとして知られ、グルメリポーターに加えて、俳優や映画の声優など幅広い分野で活動してきました。所属事務所のワタナベエンターテインメントは、ドラマ『刑事110キロ』シリーズや映画『モンスターズ・ユニバーシティ』などの出演歴も掲載しています。
2026年も『よじごじDays』の金曜MCとして出演2026年のテレビ活動で確認できる中心的な仕事が、テレビ東京の生活情報番組『よじごじDays』です。番組では金曜日のMCを担当しており、料理や旬の食材、各地の魅力、生活に役立つ情報などを紹介しています。
テレビ東京の公式番組情報には、2026年10月23日放送回「ごみ屋敷が大変身!暮らしを取り戻す掃除術」のMCとして石塚さんの名前が掲載されています。また、10月30日放送予定の「銀座の100年グルメ!愛される老舗の原点」でもMCを務めることが案内されています。2026年秋も継続してテレビ出演していることが分かります。
なお、テレビの出演予定は放送局の編成によって変更される場合があります。特定の日の出演を確認する場合は、テレビ東京の公式番組表で放送日時と担当MCを照合するのが確実です。
FMヨコハマのラジオ番組でも「まいうー」を発信テレビ以外では、FMヨコハマの『ジェイワンホームズ 心にまいう~ 一輪・二輪・サンバ!』に出演しています。公式番組情報によると、放送は毎週金曜日の午前5時45分から6時まで。鈴木まひるさん、丹羽一貴さんとともに、神奈川県の街の話題やグルメ、旬の情報などを届ける番組です。
番組名に「まいうー」を冠している点も興味深いところです。かつてテレビの食レポで定着した言葉が、現在は地元の魅力や日常の楽しみを伝えるラジオ番組のコンセプトにも使われています。
『相席食堂』への出演も話題に2026年10月には、ABCテレビ系のバラエティー『相席食堂』に登場したことも報じられました。ABCマガジンの記事によると、石塚さんは福井県福井市の漁港を訪れ、グルメロケに挑戦。おなじみの「まいうー」を交えながら食事を楽しむ姿が紹介されています。
この出演は、石塚さんの食レポが現在もバラエティー番組で活用されていることを示す一例です。長年の定番フレーズを保ちながら、番組ごとの企画に合わせて体を張ったロケにも臨んでいます。
【ホンジャマカ・パパイヤ鈴木・石ちゃんねる】食レポの枠を超えた活動
石塚英彦さんを語るうえで、「まいうー」だけに注目するのは十分ではありません。お笑いコンビとしての活動、グルメ番組、YouTube、商品プロデュースなど、同じキャラクターを異なるメディアや企画に展開していることも特徴です。
ホンジャマカとしての活動とパパイヤ鈴木との縁石塚さんは、恵俊彰さんとともにお笑いコンビ「ホンジャマカ」のメンバーとして知られています。個人でのグルメリポーター活動が広く知られる一方、コンビとしてのキャリアも芸能活動の基盤です。所属事務所のプロフィールでは、ドラマ、映画、バラエティー番組などの出演歴が紹介されています。
一方、「まいうー」の誕生と全国的な定着において重要なのが、パパイヤ鈴木さんとの関係です。『あ・た、り』で同じコーナーに出演し、その後の『debuya』でも一緒にフレーズを使いました。つまり、カワイ麻弓さんが言葉を生み出し、石塚さんとパパイヤさんが番組の中で広めたという流れです。
この経緯からも、「まいうー」は石塚さん一人の発明として扱うより、共演者や番組制作の流れから生まれた言葉が、石塚さんのキャラクターと強く結び付いたものと捉えるほうが、誕生秘話の実態に近いといえます。
公式YouTube「石ちゃんねる」でグルメ情報を発信石塚さんは公式YouTubeチャンネル「石ちゃんねる」でも活動しています。チャンネルの紹介文では、さまざまなグルメ情報を届ける「石塚英彦のグルメ大図鑑」を掲げ、飲食店の人々との交流も見どころとして挙げています。
テレビのグルメ企画では放送時間や番組構成に合わせた編集が必要ですが、YouTubeでは一つの店や料理に焦点を当てた企画を展開しやすくなります。食べる様子だけでなく、店の人との会話や料理にまつわる背景もコンテンツにできるため、石塚さんの親しみやすいキャラクターを生かしやすい媒体です。
公式チャンネルの紹介では、土曜日の18時を基本に動画を公開し、水曜日にも不定期で更新すると案内されています。最新の投稿日時や公開内容は、チャンネル上の情報で確認できます。
「石ちゃんまいうー!!カレー」はどんな商品?「まいうー」はテレビの決めゼリフにとどまらず、商品名にも活用されています。平和食品工業は2025年1月16日、石塚さんと等々力伽哩研究所のコラボレーションによるレトルトカレー2商品を発表しました。発売日は2025年2月6日で、商品名は「石ちゃんまいう~!! もーもーカレー」と「石ちゃんまいう~!! ぶーぶーカレー」です。
「もーもーカレー」は中辛のビーフカレー、「ぶーぶーカレー」は中辛のポークカレーとして紹介されました。商品名やパッケージにも石塚さんのこだわりを盛り込んだ企画で、食べることへの楽しさを伝えるキャラクターが、食品とのコラボレーションにも生かされています。
ただし、2025年に発売された事実と、2026年現在の販売状況は別の情報です。購入を検討する場合は、メーカーや販売店の最新の商品情報を確認する必要があります。
【プロの結論】「まいうー」が長く愛される理由は、言葉とキャラクターの相乗効果
「まいうー」の誕生秘話から見えてくるのは、テレビで長く記憶されるフレーズには、言葉そのものの面白さだけでなく、誰が、どの場面で、どのように使うかが大きく関わるということです。
「まいうー」は、カワイ麻弓さんのキャラクターから生まれました。しかし、その言葉が石塚英彦さんの代名詞になったのは、『debuya』などの番組で繰り返し使われ、料理を楽しむ石塚さんの表情やリアクションと一体になったからです。
1. 短い言葉で感情が伝わるグルメ番組では、味を細かく説明するだけでは視聴者に魅力が伝わらないことがあります。「まいうー」は短く、耳に残りやすく、料理を食べた瞬間の喜びを表現できます。石塚さんの表情や声の調子と組み合わさることで、言葉だけでは伝えにくい満足感まで視聴者に届けられます。
2. 番組を越えて使えるキャラクターの強さ『debuya』から『元祖!でぶや』へ、さらに現在のテレビやラジオ、YouTubeへと活動の場が変わっても、「まいうー」は石塚さんを連想させる表現として機能しています。フレーズ自体が短いため、料理の種類や番組の形式が変わっても使いやすいという利点があります。
3. 生みの親と広めた人を区別することが、誕生秘話を正確に理解する鍵インターネット上で人物の決めゼリフを調べると、その言葉を最も有名にした人が、そのまま発案者として紹介されることがあります。しかし、「まいうー」はその典型的な例とは異なります。カワイ麻弓さんが発した言葉を石塚さんとパパイヤ鈴木さんが引き継ぎ、番組を通じて広めたという経緯を知ると、それぞれの役割が明確になります。
石塚さんの功績は、言葉を最初に考案したことではなく、フレーズを自分の持ち味に結び付け、長く視聴者に親しまれる表現へと育てたことにあります。2026年もテレビ、ラジオ、YouTubeなどで活動する姿は、「まいうー」が一時的な流行語ではなく、本人の仕事と結び付いたブランドとして機能していることを示しています。
【まいうー 石塚】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「まいうー」の生みの親は誰ですか?
A1:石塚英彦さん本人が、1999年のテレビ朝日系深夜番組『あ・た、り』で共演したカワイ麻弓さんが最初に言い始めたと振り返っています。その後、石塚さんとパパイヤ鈴木さんが『debuya』などで使い続け、広く知られるようになりました。
Q2:「まいうー」はどういう意味ですか?
A2:「おいしい」「うまい」という意味で使われる、ユーモラスな表現です。業界用語風に言葉をひっくり返す遊びから生まれたとされ、料理を食べたときの喜びや満足感を伝えます。
Q3:石塚英彦さんは2026年現在、どの番組に出演していますか?
A3:テレビ東京『よじごじDays』の金曜MCを担当しています。2026年10月には、10月23日放送回と10月30日放送予定回の番組情報で出演が確認できます。また、FMヨコハマのラジオ番組や公式YouTubeチャンネル「石ちゃんねる」でも活動しています。最新の放送日時は各番組の公式情報で確認してください。
「まいうー」は、石塚英彦さんが一人で考案した言葉ではありません。1999年の『あ・た、り』でカワイ麻弓さんが口にした表現を、石塚さんとパパイヤ鈴木さんが引き継ぎ、『debuya』や『元祖!でぶや』を通じて全国的に広めました。
その後、テレビの食レポで定番となり、ラジオ番組のタイトルや食品とのコラボレーションにも活用されるようになりました。2026年現在も、石塚さんは『よじごじDays』の金曜MCをはじめ、ラジオやYouTubeなどで活動を続けています。
誕生秘話を正しく理解する要点は、言葉を最初に発した人と、その言葉を世間に定着させた人を区別することです。カワイ麻弓さんがきっかけを作り、石塚英彦さんが自分のキャラクターと結び付けて育てた「まいうー」。その背景を知ることで、長年親しまれてきた決めゼリフの魅力が、より鮮明に見えてきます。