世界遺産検定に合格した芸能人には、芦田愛菜さんやあばれる君さん、俳優の鈴木亮平さん、緑黄色社会のキーボード担当・peppeさんなど、意外な顔ぶれがそろっています。なかでも注目を集めたのが、芦田愛菜さんの1級合格と、2026年に小野寺翼さんが1級への再挑戦を経て合格したニュースです。
世界遺産検定は、世界の歴史や文化、自然環境、遺産保護の考え方などを幅広く学ぶ資格です。芸能人が取得を目指す理由も、純粋な知的好奇心から、テレビ番組での発信、旅行の楽しみ、仕事上の専門性の向上までさまざま。2026年10月時点の公表情報をもとに、合格級、取得時期、挑戦の経緯を比較し、1級の難易度も詳しく解説します。
【2026年最新】世界遺産検定に合格した芸能人一覧

世界遺産検定を取得した芸能人は、俳優、お笑い芸人、ミュージシャン、タレントなど多岐にわたります。世界遺産検定の公式サイトが公開している著名人インタビューや、テレビ番組、報道各社の発表をたどると、資格を取得した背景まで見えてきます。
まず押さえておきたいのは、1級合格者だけが世界遺産検定の著名な取得者ではないという点です。3級から段階的に学んだ人もいれば、最上位のマイスターまで進み、世界遺産の魅力を専門的に発信している人もいます。
- 芦田愛菜さん:世界遺産検定1級。『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』が受検を考えるきっかけになった。
- あばれる君さん:2022年に1級合格。2019年に4級から受検を始め、段階的にステップアップした。
- 小野寺翼さん:2026年8月に1級合格が判明。一度の不合格を経て、再挑戦で合格をつかんだ。
- 近藤雄介さん:2026年に1級合格を報告。2級取得から約4カ月で1級にも合格した。
- 鈴木亮平さん:2011年12月の第10回検定で1級合格。
- peppeさん:緑黄色社会のキーボード担当。2019年7月に1級を取得した。
- 福本ヒデさん:社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」のメンバー。2014年に3級を取得した。
- 南圭介さん:俳優。2020年に1級、2023年にマイスターの認定を受けた。
- 廣岡まりあさん:タレント・リポーター。2024年にマイスターで最高得点を獲得し、世界遺産アカデミー賞を受賞した。
- 山本・リシャール登眞さん:『博士ちゃん』の世界遺産博士として知られ、2016年に11歳でマイスターに認定された。
このほかにも、俳優・タレントの中山卓也さんや、俳優の瀬戸カトリーヌさんなど、世界遺産検定の上位級を取得している著名人がいます。資格取得者の顔ぶれは幅広く、芸能活動と世界遺産の学びを結び付けている人も少なくありません。
なお、ここで紹介するのは、公表情報から取得級や経緯を確認できる主な人物です。芸能人の取得者全員を網羅した公式ランキングではありません。
【比較表】芸能人の合格級・取得時期・挑戦の経緯
代表的な取得者を、合格級や取得時期、受検の背景で比較します。とくに2026年は、小野寺翼さんの合格によって、過去の紹介記事にある「1級に挑戦中」という情報が更新されている点に注意が必要です。
| 人物 | 合格級 | 取得・公表時期 | 挑戦の経緯・特徴 |
|---|---|---|---|
| 芦田愛菜さん | 1級 | 2025年12月に合格が判明 | 『博士ちゃん』をきっかけに自ら受検 |
| あばれる君さん | 1級 | 2022年 | 2019年に4級から始め、段階的に取得 |
| 小野寺翼さん | 1級 | 2026年8月に合格発表 | 一度不合格となった後、第64回検定で再挑戦 |
| 近藤雄介さん | 1級 | 2026年8月に合格を報告 | 2026年3月に2級、同年7月に1級に合格 |
| 鈴木亮平さん | 1級 | 2011年12月 | 世界遺産番組などを通じた知識を資格で形に |
| peppeさん | 1級 | 2019年7月 | 大学時代に2級を取得し、学習を深めて合格 |
| 福本ヒデさん | 3級 | 2014年 | 歴史や美術への関心から受検 |
| 南圭介さん | マイスター | 2023年 | 2020年の1級取得後、さらに学びを深めた |
| 廣岡まりあさん | マイスター | 2024年 | 3級、2級、1級と進み、マイスターで最高得点 |
| 山本・リシャール登眞さん | マイスター | 2016年12月 | 11歳で当時史上最年少のマイスター認定 |
この比較で分かるのは、資格の取得時期だけでなく、取得後の活動にも違いがあることです。テレビ番組で知識を生かす人、音楽や俳優業と並行して世界への関心を深める人、さらに上位資格を目指して専門性を磨く人がいます。
また、マイスターは1級の次に位置する最上位資格です。1級合格者とマイスター認定者を同じ「1級取得者」として扱うと、取得実績を正確に比較できなくなるため、区別して見ることが大切です。
【芦田愛菜はなぜ1級に?】『博士ちゃん』が背中を押した受検理由
2025年12月27日放送のテレビ朝日系『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』3時間半スペシャルで明らかになったのが、芦田愛菜さんの世界遺産検定1級合格です。12月29日付のテレ朝POSTも、このニュースを取り上げました。
番組での説明によると、芦田さんはもともと世界遺産に興味を持っていました。加えて、番組に登場する博士ちゃんたちが、一つのテーマに集中して努力する姿を見て、自分も頑張ってみようと考えたそうです。
注目したいのは、番組の企画として受検したのではなく、本人がプライベートで受検したという点です。世界遺産を紹介する番組への出演をきっかけに、視聴者に伝える側から、自分自身で知識を深める側へと一歩踏み出した形になります。
芦田さんは、世界遺産検定に合格したことを事前に大きく打ち出していたわけではありません。合格が番組内で明らかになったことで、芸能活動とは別に継続して学んでいたことが広く知られるようになりました。
世界遺産検定1級は、2級の認定者が受検でき、世界の遺産全件が出題範囲となる難関資格です。芸能人として多忙なスケジュールを抱えながら合格したことも、関心を集めた理由の一つでしょう。
芦田さんのケースは、好きな分野を持つことが学習の動機になり、番組で得た刺激が実際の行動へつながった例です。単なる「意外な資格」という話題にとどまらず、知的好奇心を継続的な学びに変えた点が印象に残ります。
【あばれる君は2022年に1級合格】4級から着実にステップアップ
お笑い芸人のあばれる君さんは、2022年に世界遺産検定1級に合格しました。世界遺産検定公式サイトの著名人インタビューでは、2019年に初めて受検し、4級から段階的に取得して1級まで進んだ経緯を明かしています。
受検のきっかけは、もともと歴史が好きだったこと。知識を身に付けるだけでなく、学んだことを資格という形に残したいという思いもあったそうです。
1級の学習では、1日およそ2時間を勉強に充てていたといいます。朝の時間に過去問題を繰り返し解き、検定事務局が提供する学習動画も活用。公式テキストを中心に学ぶ方法を取っていました。
また、2級に合格してから1級に挑戦するまでには約2年の間隔がありました。上位級を目指す意欲が一度落ち着いた時期を経て、コロナ禍で時間ができたことを機に、さらに世界を知りたいという思いが強くなったそうです。
あばれる君さんの特徴は、資格取得後に学びを仕事へ結び付けていることです。2024年5月にはオーストラリア世界遺産キャンペーンのアンバサダーに就任。世界遺産関連の番組や現地取材でも、検定で得た知識が役立っていると公式インタビューで語っています。
歴史への関心から始まった学習が、資格取得、番組出演、海外での発信へと広がった形です。世界遺産検定を取得すること自体がゴールではなく、学んだ知識を人に伝えたり、現地で確かめたりすることで、資格の価値をさらに高めているといえます。
【小野寺翼は2026年に1級合格】不合格からのリベンジと近藤雄介の快挙
2026年の最新動向として特に注目したいのが、MATSURIのメンバーで、フジテレビ系『ぽかぽか』にも出演する小野寺翼さんです。世界遺産検定公式サイトのインタビューでは、2級取得後に1級へ挑戦したものの、一度は不合格となり、再挑戦を誓った経緯が紹介されています。
小野寺さんは、2級に合格した後、1級のテキストを見て膨大な情報量に圧倒され、勉強が手につかなくなった時期もあったと振り返っています。それでも、同じように不合格を経験した人と一緒に頑張りたいという気持ちを持ち、再び学習を続けました。
そして、2026年7月の第64回検定で1級に再挑戦。8月13日放送の『ぽかぽか』生放送内で合否が発表され、見事に合格しました。公式インタビューにも、再挑戦で合格をつかんだことが追記されています。
このため、2026年初頭の情報に基づく「小野寺翼さんは2級取得後、1級に挑戦中」という紹介は、現在の状況とは異なります。2026年10月時点では、1級合格者として紹介するのが正確です。
小野寺さんの経緯が興味深いのは、試験の難しさだけでなく、学習の姿勢にもあります。公式インタビューでは、テレビ番組のゲストに紹介する世界遺産を調べていると、試験勉強のときよりも知識が頭に入りやすいと感じたことも語られています。人に伝える目的を持つことで、知識の定着が進むという実感です。
同じ2026年には、俳優の近藤雄介さんも世界遺産検定1級合格を報告しました。日刊スポーツの2026年8月13日付報道によると、近藤さんは同年3月に2級、7月の検定で1級に合格。約4カ月で上位級へ進む結果となりました。
近藤さんの例は、短期間で集中的に学習して合格する道もあることを示しています。一方、小野寺さんは不合格を経験しながら合格に到達しました。両者の経緯は異なりますが、1級合格という結果だけでなく、そこに至る学習過程にも注目する価値があります。
【鈴木亮平・peppe・南圭介・廣岡まりあ】資格が仕事につながった著名人
世界遺産検定の取得理由を比較すると、学習を仕事の強みに変えた人が目立ちます。代表的なのが俳優の鈴木亮平さんです。世界遺産検定公式サイトのインタビューによると、鈴木さんは海外旅行への関心があり、仕事で現地へ行く時間が限られるなか、世界遺産番組を録画して楽しむ「バーチャル世界旅行」を続けていました。その知識を形にしたいと考え、検定に挑戦したそうです。
鈴木さんは2011年12月の第10回検定で1級に合格。世界遺産を通じて、国や宗教、歴史の違いを越えて人々が共有できる価値を考えるようになったことも、公式インタビューで語っています。
緑黄色社会のpeppeさんも、世界とのつながりを大切にするミュージシャンです。公式インタビューによると、2019年7月に1級を取得。大学時代に2級を取得した後、公式テキストや過去問題を活用し、ライブやレコーディングの合間にも勉強を進めたといいます。世界遺産を知ることが、海外でライブをしたいという夢にもつながっているそうです。
俳優の南圭介さんは、2018年に2級・3級、2020年に1級を取得し、2023年にはマイスターに認定されました。世界遺産に関する仕事が増えるにつれて、より深い知識を身に付けたいと考えたことが、上位資格を目指す理由になりました。世界遺産のレポーターや地理を扱う教育番組など、学びを仕事に生かす機会も広がっています。
タレント・リポーターの廣岡まりあさんは、旅行や世界遺産への関心を自分の強みにしたいと考え、検定を受け始めました。大学4年生のときに3級、2級を受検し、1級は2回目の挑戦で合格。その後、2024年7月の第56回検定でマイスターに最高得点で合格し、世界遺産アカデミー賞を受賞しました。
廣岡さんの学習方法も参考になります。移動中に勉強できるようノートを持ち歩き、遺産保護や危機遺産、オーバーツーリズムなどのテーマごとに情報を整理。暗記にとどまらず、具体的な世界遺産を事例にして説明する力を磨いたといいます。
この4人に共通するのは、資格を肩書として持つだけでなく、旅や表現、取材、番組出演といった活動に知識を生かしていることです。芸能人の取得理由は人それぞれですが、興味のある分野を継続して学び、仕事や日常生活の中で活用する姿勢は共通しています。
また、福本ヒデさんのように、まずは3級から始める方法もあります。世界遺産検定公式サイトの2014年のインタビューでは、歴史や美術が好きだったことが受検のきっかけとして紹介されています。社会風刺コント集団「ザ・ニュースペーパー」で時事問題を扱う福本さんにとって、世界遺産の登録や観光客の増加、保護をめぐる問題を多角的に考えることは、仕事にもつながる学びだったようです。
【世界遺産検定1級の難易度】2025年度の認定率は27.1%
芸能人の合格ニュースを見ると、世界遺産検定1級はどれほど難しいのか気になる人も多いでしょう。世界遺産検定の公式サイトが公表している2025年度の認定率は、1級が27.1%です。申込者数は1,871人で、認定率は公式に使われている表記です。
同年度の級別データを見ると、3級は77.6%、4級は79.9%、2級は60.7%でした。1級はこれらの級と比べて認定率が低く、幅広い知識と継続的な学習が求められる水準です。ただし、認定率は年度ごとに変動するため、2025年度の数値が2026年度にもそのまま当てはまるとは限りません。
世界遺産検定公式サイトによると、1級の試験は90問・90分、200点満点中140点以上が認定基準です。受検には2級の認定が必要で、世界のすべての世界遺産が出題範囲となります。遺産の名称や所在地を覚えるだけでなく、登録基準や遺産同士のつながり、世界遺産委員会の動向などを理解することが大切です。
難しさの理由は、対象となる遺産の多さだけではありません。世界遺産の価値を理解するには、歴史、地理、宗教、文化、自然環境、保護制度などを横断的に学ぶ必要があります。ある遺産の名称を覚えていても、その登録理由や背景となる歴史まで理解していなければ、知識を十分に使いこなすことは難しくなります。
あばれる君さんが公式インタビューで語ったように、1級の勉強では、それまで個別に覚えていた遺産や条約の知識がつながっていく面白さもあります。小野寺さんが感じた情報量の多さも、1級の学習範囲の広さを物語っています。
これから受検を考える人は、最初から1級を目指すよりも、興味や学習経験に応じて級を選ぶとよいでしょう。初めて世界遺産を学ぶなら3級や4級、基礎知識を深めたいなら2級、広範な遺産知識を身に付けて専門性を高めたいなら1級が選択肢になります。1級の先には、論述形式で世界遺産を考察するマイスターもあります。
勉強方法としては、公式テキストを中心に、過去問題を繰り返し解くことが基本です。世界遺産をテーマにした番組や旅行情報を楽しむことも理解を助けますが、試験対策では出題範囲に沿った教材を使い、知識を体系的に整理することが欠かせません。
【世界遺産検定芸能人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:世界遺産検定1級に合格した芸能人は誰ですか?
A1:芦田愛菜さん、あばれる君さん、鈴木亮平さん、緑黄色社会のpeppeさん、小野寺翼さん、近藤雄介さんなどが知られています。取得時期や受検の経緯はそれぞれ異なります。
Q2:小野寺翼さんは現在も1級に挑戦中ですか?
A2:いいえ。2026年7月の第64回検定で1級に再挑戦し、8月13日に『ぽかぽか』の生放送内で合格が明らかになりました。現在は1級合格者です。
Q3:福本ヒデさんは世界遺産検定何級を取得していますか?
A3:2014年に3級を取得しています。世界遺産検定公式サイトの当時のインタビューでは、歴史や美術が好きだったことが受検のきっかけとして紹介されています。
Q4:世界遺産検定1級の認定率はどれくらいですか?
A4:公式サイトで公表されている2025年度の認定率は27.1%です。1級は90問・90分の試験で、200点満点中140点以上が認定基準となっています。年度によって認定率が変わる可能性があります。
Q5:芸能人は世界遺産検定を取得すると仕事に役立ちますか?
A5:取得後の活用方法は人それぞれですが、あばれる君さんの世界遺産関連番組への出演や、南圭介さんの世界遺産レポーターとしての活動など、知識を仕事に生かしている例があります。資格そのものだけでなく、学んだ内容を伝える力も大切です。
2026年10月時点で世界遺産検定を取得した芸能人を振り返ると、芦田愛菜さんやあばれる君さんの1級合格、小野寺翼さんの再挑戦からの合格、福本ヒデさんの3級取得など、さまざまな学びの形が見えてきます。鈴木亮平さんやpeppeさん、南圭介さん、廣岡まりあさんのように、世界遺産への関心を専門性や仕事へつなげている人もいます。
芸能人の資格取得を参考にする際は、合格級だけでなく、受検の動機や勉強方法、取得後の活動にも注目すると、自分に合った学び方が見つかりやすくなります。好きな分野を深く知りたい人は3級・4級から始め、知識を積み重ねながら2級、1級へと進む方法もあります。
世界遺産検定の魅力は、合格証を手にすることだけではありません。遺産の背景にある歴史や文化を知ることで、旅行先の風景やニュースの見え方が変わり、世界をより深く理解できるようになります。芸能人の挑戦をきっかけに、興味のある世界遺産から学び始めてみるのもよいでしょう。