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ワイスピのハンの車は何?RX-7・スープラ・S15の違いと実車の真相【2026年版】

黒瀬 七海 黒瀬 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 23 分
目次

映画『ワイルド・スピード』シリーズで、ハンが乗る車といえば、鮮やかなオレンジとブラックのボディが印象的なマツダRX-7(FD3S)ヴェイルサイド・フォーチュンです。しかし、ハンの愛車はRX-7だけではありません。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』には日産シルビアS15「モナリザ」や三菱ランサーエボリューションIXも登場し、後の『ワイルド・スピード ICE BREAK』ではなく『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(F9)ではトヨタGRスープラA90、さらに『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(Fast X)ではアルファロメオ2000 GTヴェローチェがハンの車として登場します。

2026年10月時点で押さえておきたいのは、劇中でハンが乗る車と、撮影に使われた実車、そして現在購入できるカスタム仕様車は、それぞれ別の話だという点です。ヴェイルサイド・フォーチュンの公式価格やRX-7のロータリーエンジン、撮影車両のオークション落札記録まで整理し、歴代車種の見分け方と実車の魅力を解説します。

【結論】ワイスピのハンが乗る車は?代表的なRX-7の正体

ワイスピハン車

ハンの車として最も有名なのは、2006年公開の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』に登場するマツダRX-7(FD3S)です。ヴェイルサイドが手掛けた「FORTUNE(フォーチュン)」というワイドボディ仕様で、通常のRX-7とは大きく異なる外観に仕上げられています。

ベース車は、マツダが生産した3代目RX-7のFD3S型。そこに大型のフロントバンパー、拡幅された前後フェンダー、専用ヘッドライト、サイドパネル、リアウイングなどを組み合わせています。ボディカラーはパール感のあるオレンジと光沢の強いブラック。低く構えたシルエットと独特のフロントマスクが、ハンの車を一目で識別できる理由です。

ヴェイルサイド公式サイトでも、RX-7 FORTUNEは『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の劇中車として紹介されています。単なるファンの間で定着した呼び名ではなく、実際にヴェイルサイドが展開するカスタムモデルです。

なお、ハンを演じるサン・カンとRX-7の組み合わせは、シリーズを代表するイメージの一つになっています。ただし、劇中でハンに結び付けられる車は作品ごとに変わります。RX-7を「ハンがシリーズを通じて常に乗っている唯一の車」と理解するのは正確ではありません。

【歴代車種一覧】RX-7・S15シルビア・スープラの違いを比較

ハンの歴代車を整理するうえで重要なのは、所有・管理していた車、主人公のショーンに貸した車、後年の作品で新たに登場した車を分けることです。特に『TOKYO DRIFT』では、ハンのガレージに関係する複数の車が物語の展開に深く関わっています。

作品・時期 車種・型式 特徴と劇中での役割
『TOKYO DRIFT』(2006年) マツダRX-7 FD3S ヴェイルサイド・フォーチュン仕様。オレンジとブラックのボディがハンの象徴。
『TOKYO DRIFT』(2006年) 日産シルビアS15 「モナリザ」の愛称で知られる青い車。ショーンに貸し出され、ドリフトレースで大破する。
『TOKYO DRIFT』(2006年) 三菱ランサーエボリューションIX 赤い車体にAPR製エアロを装着。シルビアを失ったショーンが練習やレースに使う。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(F9、2021年) トヨタGRスープラ A90 オレンジとブラックの現代型スープラ。RX-7を思わせるカラーリングが特徴。
『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(Fast X、2023年) アルファロメオ2000 GTヴェローチェ オレンジ色のクラシッククーペ。映画用にエンジンや足回りなどが変更された特別な車両。

この一覧で特に混同しやすいのが、S15シルビアとランサーエボリューションIXです。どちらも『TOKYO DRIFT』でハンに関係する車ですが、ショーンが運転する場面も多く、映像だけを見ていると所有者と運転者を取り違えやすくなっています。

シルビアの「モナリザ」は、ハンがショーンに貸した車です。ショーンがドリフトレースで車を大破させた後、ハンは代わりの車としてランサーエボリューションIXを用意します。この流れが、単なる車種紹介ではなく、ハンとショーンの関係を理解する手掛かりになります。

一方、F9のGRスープラA90は『TOKYO DRIFT』の車両とは別物です。自動車専門誌『Car and Driver』が紹介した撮影車両情報によると、F9のスープラはオレンジとブラックの配色で、ハンのRX-7を連想させるデザインが採用されました。つまり、車種そのものを引き継いだのではなく、カラーリングによって過去作とのつながりを表現した車です。

【RX-7を徹底解剖】13B-REWエンジンと見分け方

ハンのRX-7を理解するには、外観だけでなくベース車の機械的な特徴も知っておきたいところです。FD3S型RX-7は、マツダ独自のロータリーエンジンを搭載したスポーツカーで、1991年に登場し、2002年に生産を終えました。マツダ公式の歴史資料でも、軽量な車体とコンパクトなロータリーエンジンを組み合わせたピュアスポーツカーとして位置付けられています。

エンジンは13B-REW型の2ローター・シーケンシャルツインターボです。一般的なレシプロエンジンのようにピストンが往復運動するのではなく、ローターの回転運動によって動力を生み出します。排気量は1,308ccで、後期の高出力仕様では最高出力280PSのモデルも設定されました。実際のカタログ値は年式やグレードによって異なります。

ヴェイルサイド・フォーチュン仕様の撮影車両については、オークション前の整備でロータリーエンジンが専門チューナーのRE雨宮によって再整備され、出品資料では純正に近い仕様で約280PSと紹介されています。この数値は撮影車両の整備後の状態を示すもので、劇中に登場するすべての車両が同じ仕様だったと断定できるものではありません。

実車と劇中車を見分ける際は、次のポイントを押さえると判断しやすくなります。

  • ボディ形状:ノーマルのFD3Sより前後フェンダーが大幅に張り出し、車幅が広く見える。
  • フロントマスク:フォーチュン専用のバンパーやヘッドライト周辺の造形により、純正のリトラクタブル式ヘッドライトを備えたRX-7とは印象が大きく異なる。
  • カラーリング:オレンジを基調にブラックを組み合わせた配色が、ハンの代表的なRX-7の目印になる。
  • ホイール:撮影車両として知られる個体には19インチのAndrew Premier Series Racing Evolution 5ホイールが装着されていた。
  • リア周り:専用リアフェンダー、リアゲート、リアバンパー、ウイングなどが一体となり、通常のFD3Sとは異なるシルエットを作っている。

ただし、外観がそっくりでも、それだけで映画に使用された本物の撮影車両とは判断できません。フォーチュンのボディキットを装着したレプリカや、別の仕様をベースに外観を再現した車も存在します。実車かどうかを確認する場合は、車台番号、製作・所有履歴、撮影時の記録、オークションの来歴資料などを照合する必要があります。

【撮影車両の真相】RX-7はどのように作られ、現在どうなった?

ハンのRX-7には、映画の世界に登場する前から独自の来歴がありました。自動車メディア『Road & Track』が初期シリーズの技術顧問クレイグ・リーバーマンの説明として報じた内容によると、フォーチュン仕様のベースとなった車は、ヴェイルサイドがショーカーとして製作したデモカーでした。東京オートサロンで展示された車両に映画の制作陣が注目し、映画への採用につながったとされています。

この車は、もともと映画でおなじみのオレンジとブラックではなく、赤系のボディカラーだったと報じられています。制作にあたって映画用のカラーリングへ変更され、ヴェイルサイドのフォーチュンボディキットを装着した姿が、現在まで知られるハンのRX-7のイメージになりました。

映画では、撮影に使用する車両をすべて同じ用途に使うわけではありません。走行シーン用の車両、接写や静止シーン用の車両、予備車両などを分けて用意することがあります。『TOKYO DRIFT』のRX-7も複数台が制作されたと報じられており、9台が用意されたという情報もあります。現存する撮影使用車は2台とされてきましたが、個体ごとの用途は区別して考える必要があります。

2025年には、撮影に使用された1992年式マツダRX-7 FDヴェイルサイド・フォーチュンが、英国のBonhamsによるオークションで91万1,000ポンド(落札手数料込み)で落札されました。これは一般的な中古RX-7の相場とはまったく異なる、映画史上の来歴を持つコレクターズカーとしての評価です。

オークション資料では、この個体に撮影時の「#71 HANS」という表示やカメラマウントの痕跡が残されていたことも紹介されています。また、撮影用のドリフト走行を担った車両というより、主に静止シーンや接写などで使用された個体として説明されています。画面に映る車と、実際に激しい走行を行った車が必ずしも同一ではない点は、映画車両を理解するうえで重要です。

2026年10月時点で、このRX-7の撮影使用個体はすでにオークションで売却されています。落札後の所有者については公表情報から確認できる範囲が限られるため、「現在も映画の制作会社が保有している」「特定の人物が所有している」といった説明には注意が必要です。

また、2026年にはシリーズの次回作『Fast Forever』が2028年3月17日の公開予定作品として発表されています。ただし、次回作でハンがどの車に乗るのか、RX-7やA90スープラが再登場するのかについては、公開済みの情報だけでは判断できません。

【価格・費用】ヴェイルサイド・フォーチュン仕様を再現するには?

ハンのRX-7を再現したい人にとって、まず確認したいのがヴェイルサイドの公式価格です。ヴェイルサイド公式サイトに掲載されているFD3S用「RX-7 FORTUNE」のコンプリートボディキットは、270万円です。これは完成車の価格ではなく、車体をフォーチュン仕様に変更するためのボディキットの価格です。

キットには、フロントバンパースポイラー、前後フェンダー、ボンネット、ヘッドライトセット、サイドスカート、ドアパネル、リアゲート、リアバンパースポイラー、リアウイングなどが含まれます。ノーマルのFD3Sに一部のエアロパーツを追加するだけのカスタムとは異なり、車体の外観を大きく作り変える内容です。公式のコンプリートキットは単品装着不可とされているため、購入前に適合条件や施工方法を確認する必要があります。

追加パーツの価格も公式サイトに掲載されています。掲載価格の例は次のとおりです。

  • フロントアンダーウイング:FRP製7万8,000円、カーボン製13万8,000円
  • サイドアンダーウイング:FRP製6万8,000円、カーボン製12万8,000円
  • リアダクトフィン:FRP製3万8,000円、カーボン製5万8,000円
  • リアゲート:22万5,000円
  • ダッシュパネルフード:8万円
  • オーディオボード:18万円

これらは公式サイト掲載のパーツ価格であり、取り付け工賃や塗装費用などを含む完成車の総額ではありません。また、価格や納期は変更される可能性があるため、注文時には最新の見積もりを確認する必要があります。

実際にハン仕様を再現する場合、費用は大きく分けて次の要素で決まります。

  • ベース車両:FD3S本体の購入費用。年式、グレード、修復歴、エンジンの状態などで価格が変わる。
  • ボディキット:フォーチュンのコンプリートキットや追加パーツの購入費用。
  • 取り付け・板金:パネルの調整、ボディ加工、取り付け作業などにかかる費用。
  • 塗装:オレンジとブラックの塗り分け、パール塗装、仕上げなどにかかる費用。
  • 足回り・ホイール:劇中の印象に近づけるためのホイール、タイヤ、サスペンションなど。
  • エンジン・整備:ロータリーエンジンの点検・整備、冷却系、ブレーキなどの状態に応じた費用。

ここで注意したいのは、ボディキットを購入すれば映画と同じ車が完成するわけではないという点です。塗装の色味やホイールの選択、車高、内装、エンジンの状態によって完成後の印象も維持費も変わります。すでにフォーチュン仕様になっている中古車を購入する方法と、ベース車から製作する方法でも、必要な費用や確認事項は異なります。

公表されている公式パーツ価格だけでは、同じ仕様を完成させるための総額を一律に算出できません。特にFD3Sは製造終了から年月が経過した車種なので、外装だけでなく、エンジンや冷却系、足回りのコンディションまで含めて予算を組むことが現実的です。

【誤解を解消】スープラ・S15・RX-8は本当にハンの車?

ハンの車を調べると、RX-7以外の車種が混在して紹介されることがあります。理由の一つは、同じ映画の中にハンが管理する車、ハンから借りた車、ほかの登場人物が運転する車が登場するためです。車種名だけで判断すると、所有者や劇中での役割を取り違えやすくなります。

最初に、日産シルビアS15「モナリザ」はハンに関係する車です。青いボディにオレンジとシルバーの帯状グラフィックを組み合わせた外観が目印で、ショーンが最初のドリフトレースで運転する車として登場します。ハンのRX-7とは色も車体形状も異なり、前者は大きく張り出したフォーチュンのワイドボディ、後者は日産シルビアの流麗なクーペ形状が特徴です。

また、劇中ではシルビアのエンジンが後のマスタングに関係する展開が描かれます。しかし、物語上の設定と実際の撮影車両の仕様は分けて考える必要があります。映画のストーリーに登場するエンジンの設定を、そのまま撮影に使われたすべての車両の実仕様とみなすことはできません。

トヨタGRスープラA90は、F9でハンが乗る車です。『TOKYO DRIFT』のRX-7と同じ車種ではありませんが、オレンジとブラックのカラーリングが過去作を想起させます。車体のシルエットは現代型スープラ特有の丸みを帯びたデザインで、RX-7の大きく張り出したフォーチュンボディとは明確に異なります。

日産フェアレディZ(Z33)のヴェイルサイド仕様は、ハンの代表車ではありません。『TOKYO DRIFT』で目立つヴェイルサイド仕様の350Zは、敵役のタカシ、通称DKの車です。RX-7と同じブランドのカスタムパーツが使われているからといって、ハンの車だと判断しないようにしましょう。

同様に、劇中でハンのドリフト仲間と一緒に登場するマツダRX-8も、ハン自身の愛車と混同されやすい車です。RX-8はネーラの車として登場します。車種を正しく見分けるには、外観だけでなく、誰が運転しているのか、どの場面で使われているのかまで確認することが大切です。

ハンの車が高く評価される理由は、単に高性能な車が選ばれているからではありません。RX-7のロータリーエンジン、フォーチュンの大胆な外装、S15のドリフト文化を象徴するスタイル、そしてA90スープラの現代的なデザインが、それぞれ異なる魅力を持っています。作品ごとに車の役割を変えながらも、ハンらしいオレンジとブラックのイメージが受け継がれていることが、ファンの記憶に残る理由の一つです。

【プロの結論】ハンの車を選ぶなら、劇中再現と実用性を分けて考える

ハンの車を購入・再現する際は、まず何を優先するのかを決めることが重要です。映画の見た目を忠実に再現したいのか、実際に走らせることを楽しみたいのか、それとも撮影車両の歴史的価値に魅力を感じるのかによって、選ぶべき車や必要な予算は変わります。

劇中のビジュアルを最優先するなら、FD3Sのヴェイルサイド・フォーチュン仕様が第一候補です。ワイドボディ、オレンジとブラックの塗り分け、専用ホイールなど、ハンの代表的なイメージを最も直接的に再現できます。ただし、外装を忠実に仕上げるほど、パーツ代だけでなく取り付けや塗装の品質も重要になります。

一方、日常的な運転や現代的な車の使い勝手を重視するなら、GRスープラA90も比較対象になります。FD3Sのような旧車特有の整備負担を避けつつ、ハンを象徴するカラーリングを取り入れられるのが利点です。ただし、劇中のA90そのものと同じ車両になるわけではなく、再現できるのは主に外観や雰囲気です。

ドリフト文化や『TOKYO DRIFT』のストーリーに魅力を感じるなら、S15シルビアやランサーエボリューションIXも候補になります。どちらも劇中で重要な役割を持っていますが、購入時は映画の仕様と市販車の仕様を混同せず、実車の状態や整備履歴を確認する必要があります。

そして、映画で実際に使用された車両を探している場合は、レプリカと撮影車を明確に区別することが欠かせません。2025年に高額で落札されたRX-7のような個体では、撮影履歴や製作記録、車台番号などの来歴資料が価値を支える重要な要素になります。外観が似ていることだけでは、本物の撮影車両である証明にはなりません。

【ワイスピハン車】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ワイスピのハンが乗る一番有名な車は何ですか?
A1:マツダRX-7(FD3S)ヴェイルサイド・フォーチュンです。『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』に登場するオレンジとブラックのワイドボディ仕様で、ハンの代表的な愛車として知られています。

Q2:ハンのRX-7のエンジンは何ですか?
A2:ベース車のFD3S型RX-7には13B-REW型の2ローター・シーケンシャルツインターボエンジンが搭載されています。排気量は1,308ccで、年式やグレードによって最高出力は異なります。撮影使用車の一個体は、オークション資料で整備後の出力が約280PSと紹介されています。

Q3:ハンのシルビアS15「モナリザ」は何色ですか?
A3:青をベースに、オレンジとシルバーの帯状グラフィックを組み合わせたカラーリングです。ハンがショーンに貸し出す車で、最初のドリフトレースで大破することから、物語の展開にも深く関係しています。

Q4:ヴェイルサイド・フォーチュンの価格はいくらですか?
A4:ヴェイルサイド公式サイトに掲載されたFD3S用コンプリートボディキットの価格は270万円です。車両本体、取り付け工賃、塗装費用などは別途必要になるため、完成車の総額はベース車両や施工内容によって変わります。

Q5:ハンのRX-7の本物は現在どこにありますか?
A5:撮影に使用されたRX-7の一個体は、2025年に英国Bonhamsのオークションで91万1,000ポンド(落札手数料込み)で落札されました。2026年時点で落札後の所有者や保管場所を公表情報だけから特定することはできません。

Q6:ハンはスープラにも乗っていますか?
A6:はい。2021年公開の『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(F9)では、オレンジとブラックのトヨタGRスープラA90に乗っています。『TOKYO DRIFT』のRX-7とは別の車種ですが、カラーリングが過去作を想起させるデザインになっています。

ワイスピのハンを象徴する車は、マツダRX-7(FD3S)ヴェイルサイド・フォーチュンです。オレンジとブラックのワイドボディ、ロータリーエンジン、そして『TOKYO DRIFT』の物語が結び付いたことで、シリーズを代表するカスタムカーの一台になりました。

ただし、ハンの車はRX-7だけではありません。S15シルビア「モナリザ」やランサーエボリューションIXは『TOKYO DRIFT』の物語に関わり、F9ではGRスープラA90、Fast Xではアルファロメオ2000 GTヴェローチェが登場します。作品ごとに車種と役割を整理すると、混同しやすい車も正確に見分けられます。

実車の再現を考えるなら、ヴェイルサイド公式のボディキット価格270万円を出発点に、車両本体、施工、塗装、整備まで含めて検討することが大切です。映画の撮影車両を探す場合は、見た目だけでなく来歴資料も確認しましょう。2025年に撮影使用車が91万1,000ポンドで落札された事実は、一般的な中古車価格と、映画史上の価値が付いたコレクターズカーの価格が大きく異なることを示しています。

2026年時点でも、ハンのRX-7は単なる映画の小道具にとどまらず、日本のロータリーエンジン文化とカスタムカーの魅力を世界に伝える存在です。劇中の設定、撮影車両の履歴、実際に購入できるカスタム仕様を区別して理解することが、ハンの車をより深く楽しむためのポイントです。

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黒瀬 七海

スマホと家電のレビューを6年。スペックはメーカー公式の仕様表、価格は販売店の表示を基準にしています。

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