BiSHの初期メンバーは誰だったのか。2023年6月29日の解散から3年以上が経過した2026年現在も、アイナ・ジ・エンドやセントチヒロ・チッチらの活動をきっかけに、グループの原点を振り返るファンは少なくありません。
2015年3月に結成されたBiSHは、「楽器を持たないパンクバンド」という独自のコンセプトを掲げ、メンバーの加入・脱退を経て最終的に6人体制で活動しました。しかし、結成当初の5人と、広く知られるようになった6人のメンバーは同じではありません。初期メンバーを正しく理解するには、結成時の顔ぶれと、その後の変遷を分けて見る必要があります。
【初期メンバー一覧】BiSH結成当初の5人は誰?

BiSHの初期メンバーは、2015年3月に発表されたオリジナルメンバー5人を指します。音楽メディアのCINRAが2015年3月10日に報じた結成時の顔ぶれは、次のとおりです。
- アイナ・ジ・エンド
- セントチヒロ・チッチ
- モモコグミカンパニー
- ハグ・ミィ
- ユカコラブデラックス
この5人が、BiSHの出発点となったメンバーです。現在の知名度や解散時のメンバー構成から考えると、意外に感じる人もいる可能性があります。特に、ハグ・ミィとユカコラブデラックスは、後年のBiSHを知ったファンにとって見落とされやすい存在です。
注意したいのは、「初期メンバー」という言葉が、結成時のオリジナルメンバーを意味する場合と、デビュー初期に活動していたメンバーを広く指す場合があることです。結成当初のメンバーを調べているなら、ユカコラブデラックスとハグ・ミィを含めた5人が基本となります。
一方、BiSHの公式プロフィールやエイベックスのアーティスト紹介で知られる6人は、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dです。こちらは、長く活動した最終的なメンバー構成として区別すると混乱しません。
【初期メンバーのプロフィール】5人の特徴とBiSHでの役割
結成時の5人は、同じグループに所属しながらも、それぞれ異なる表現や活動の方向性を持っていました。ここでは、公開されている活動記録を中心に整理します。
アイナ・ジ・エンドアイナ・ジ・エンドは、BiSHの結成時から解散まで在籍したオリジナルメンバーです。特徴的なハスキーボイスと歌唱表現でグループの音楽を支え、振付にも携わりました。
BiSH在籍中からソロ活動を進め、2021年には1stソロアルバム『THE END』を発表。グループ解散後はソロアーティストとして活動の幅を広げ、映画やアニメ、テレビドラマの主題歌などでも存在感を示しています。
セントチヒロ・チッチセントチヒロ・チッチも、結成時から解散まで在籍したメンバーです。グループの中心的な存在として活動し、2022年にはソロプロジェクト「CENT」を始動しました。
解散後は音楽活動に加えて俳優業にも進出。2026年8月には、音楽活動や俳優活動で使ってきた名義を「セントチヒロ・チッチ」に統一することを発表しました。現在の活動を追う際には、過去の「CENT」や「加藤千尋」という表記も同一人物の活動歴として捉える必要があります。
モモコグミカンパニーモモコグミカンパニーは、BiSHの楽曲の作詞を数多く手がけたオリジナルメンバーです。音楽活動にとどまらず、執筆活動にも力を入れ、2022年には小説『御伽の国のみくる』で小説家としてデビューしました。
2023年の解散後も作家・アーティストとして活動を続けています。BiSHの楽曲を歌うメンバーであると同時に、グループの表現を言葉の面から支えた存在として振り返ることができます。
ハグ・ミィハグ・ミィは結成当初の5人に含まれるオリジナルメンバーです。2016年5月16日、BiSHの公式サイトは本人から家庭の事情による脱退の申し出があったことを発表し、同年6月2日の公演をもって脱退すると告知しました。
そのため、ハグ・ミィはBiSHの初期メンバーではありますが、最終メンバー6人には含まれません。結成時の一覧と解散時の一覧を照らし合わせるときに、特に区別しておきたい名前です。
ユカコラブデラックスユカコラブデラックスも、2015年3月に発表されたオリジナルメンバーの1人です。ただし、BiSHの活動開始から間もない2015年4月3日に脱退が発表されました。
結成時の5人という観点では欠かせないメンバーですが、在籍期間が短かったため、後年のライブ映像やグループ紹介では目にする機会が限られます。初期メンバーを正確に把握するには、こうした短期間の在籍者も含めて確認することが大切です。
【メンバー変遷の年表】2015年の結成から6人体制になるまで
BiSHの歴代メンバーを理解するには、結成時の5人から解散時の6人へ至る流れを時系列で見るのが確実です。公式プロフィールや当時の音楽メディアの報道をもとに、主な出来事をまとめました。
| 時期 | 出来事 | メンバー構成・ポイント |
|---|---|---|
| 2015年1月 | BiSHのメンバー募集を開始 | オーディションによるグループ結成が始動 |
| 2015年3月 | 結成・オリジナルメンバー発表 | 5人で活動を開始 |
| 2015年4月3日 | ユカコラブデラックスの脱退発表 | 残るオリジナルメンバーは4人 |
| 2015年5月27日 | 1stアルバム『Brand-new idol SHiT』発売 | 初期の音楽活動を本格化 |
| 2015年8月 | ハシヤスメ・アツコ、リンリンが加入 | 6人体制に移行 |
| 2016年5月 | avex traxからメジャーデビュー | 活動規模を拡大 |
| 2016年6月2日 | ハグ・ミィが脱退 | 在籍メンバーは5人に |
| 2016年8月1日 | アユニ・Dの加入を発表 | 再び6人体制に |
| 2021年12月24日 | 2023年をもって解散すると発表 | 解散に向けた活動を開始 |
| 2023年6月29日 | 東京ドーム公演「Bye-Bye Show for Never」 | この日をもって解散 |
この年表で重要なのは、初期メンバーの入れ替わりが、グループの活動初期に集中している点です。2015年4月にユカコラブデラックスが脱退し、同年8月にはハシヤスメ・アツコとリンリンが加入しました。さらに翌年、ハグ・ミィの脱退後にアユニ・Dが加入したことで、後年まで続く6人体制が整いました。
2016年8月1日のアユニ・D加入は、音楽ナタリーも当時報じています。初期の5人と解散時の6人を同じものとして扱うのではなく、加入・脱退を経て編成が変化したグループとして捉えることが、BiSHの歴史を理解する近道です。
【2026年最新】BiSH初期メンバーの現在は?解散後の活動を整理
2023年6月29日の解散後、メンバーはそれぞれ異なる進路を歩んでいます。初期メンバー5人のうち、解散まで在籍した3人は、音楽や執筆などの分野で活動を継続しています。一方、早期に脱退した2人については、現在の活動を継続的に伝える公式プロフィールなどの公開情報が限られています。
アイナ・ジ・エンド:ソロアーティストとして活動アイナ・ジ・エンドは、BiSH解散後も音楽活動を継続。ソロ名義での楽曲発表やライブに加え、映画・ドラマ・アニメの主題歌などを手がけています。2025年にはアニメ『ダンダダン』第2期のオープニングテーマ「革命道中 - On The Way」を発表し、年末にはソロとしてNHK紅白歌合戦に初出場しました。
2026年も公式サイトで新曲やライブ出演に関する情報を発信しており、ソロアーティストとしての活動が続いています。BiSH時代の歌唱力や表現力を出発点に、個人名義で活動領域を広げているメンバーの1人です。
セントチヒロ・チッチ:音楽と俳優業の両立セントチヒロ・チッチは、BiSH解散後に音楽活動と俳優業の双方を展開してきました。音楽活動では「CENT」名義でソロプロジェクトを始め、2025年8月にはメジャーデビュー。俳優としてもドラマや映画への出演を重ねています。
2026年8月には、活動名を「セントチヒロ・チッチ」に統一すると公式サイトで発表しました。同年11月には2ndアルバム『やさしい引力』のリリースも予定されており、解散後のキャリアをさらに発展させています。
モモコグミカンパニー:作家・アーティストとして活動モモコグミカンパニーは、解散後も作家・アーティストとして活動しています。小説やエッセイなどの執筆に加え、作品の展示やイベントなど、言葉を軸とした表現にも取り組んでいます。
公式プロフィールでは、BiSH在籍時から多くの楽曲の作詞を担当してきたことや、作家としての活動が紹介されています。音楽グループのメンバーという枠を越えて、創作活動を続けている点が特徴です。
ハグ・ミィとユカコラブデラックスの現在ハグ・ミィとユカコラブデラックスは、いずれもBiSHの初期メンバーですが、解散まで在籍した3人とは活動歴が異なります。ハグ・ミィは2016年6月、ユカコラブデラックスは2015年4月に脱退しました。
2026年現在、両者については、解散後も継続して活動内容を発信している公式プロフィールや、広く確認できる公式な活動情報が限られています。そのため、現在の職業や生活状況を、根拠のない情報から推測することはできません。初期メンバーとしての歴史的な位置づけと、現在の公的な活動情報は分けて理解する必要があります。
【BiSHの基本情報】「楽器を持たないパンクバンド」とWACK・avex traxの関係
BiSHを語るうえで外せないのが、「楽器を持たないパンクバンド」という呼称です。エイベックスの公式プロフィールでも、この表現がグループの紹介に用いられています。メンバー自身が楽器を演奏するバンドというより、歌唱とダンス、ステージ上の表現を通して、パンクの精神やロック的なエネルギーを打ち出すグループとして活動しました。
この呼称は、BiSHを一般的なアイドルグループと区別するための重要な手がかりです。過激さを含む初期のコンセプトから、ロックフェスへの出演や大規模なワンマンライブまで、幅広い活動を展開したことが、グループの個性を形づくりました。
所属事務所WACKとレーベルavex traxは別の役割BiSHの所属事務所はWACK、メジャーデビュー後のレーベルはavex traxです。事務所はアーティストのマネジメントなどを担い、レーベルは音源の制作・流通や音楽作品のリリースに関わります。両者は同じ意味ではありません。
BiSHは2015年5月にインディーズで1stアルバム『Brand-new idol SHiT』を発売し、2016年5月にavex traxからメジャーデビューしました。結成当初の活動とメジャーデビュー以降を区別する際には、このレーベルの変化も押さえておきたいポイントです。
初期の活動から解散まで、何が変わったのかBiSHは結成初期のメンバー交代を経て、2016年に6人体制を確立しました。その後、「オーケストラ」「プロミスザスター」「My landscape」などの楽曲を発表し、横浜アリーナや幕張メッセといった大規模会場でのワンマンライブ、ロックフェスへの出演など、活動の規模を広げていきました。
2021年12月24日には、公式サイトで2023年をもって解散することを発表。2022年には12カ月連続リリースやツアーなど、解散に向けた活動を展開しました。そして2023年6月29日、東京ドームでの「Bye-Bye Show for Never」をもって解散しました。
解散はメンバーの活動終了を意味するものではありません。エイベックスの公式発表では、解散後の各メンバーの活動方針も案内されています。2026年現在も関連作品のリリースや記念企画が行われていますが、これらはBiSHというグループの活動再開を意味するものではなく、解散後も作品が継承されていることを示しています。
【プロの結論】BiSH初期メンバーを調べるときに押さえたい3つのポイント
BiSHの初期メンバーを調べるときは、次の3点を基準にすると、名前や経歴を混同しにくくなります。
- 結成時の5人と最終メンバー6人を区別する。 オリジナルメンバーには、早期に脱退したユカコラブデラックスと、2016年に脱退したハグ・ミィが含まれます。
- 加入・脱退の日付を確認する。 ユカコラブデラックスの脱退、ハシヤスメ・アツコとリンリンの加入、ハグ・ミィの脱退、アユニ・Dの加入を時系列で整理すると、メンバー変遷が明確になります。
- 解散後の活動は個人ごとの公式情報で確認する。 アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニーは現在も活動していますが、初期に脱退した2人の現在については、公開されている情報の範囲が異なります。
特に注意したいのは、検索結果やプロフィール一覧に「初期メンバー」「歴代メンバー」「最終メンバー」という言葉が混在していることです。どの時点のメンバー構成を指しているかを確認すれば、情報の食い違いを避けやすくなります。
【BiSH初期メンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:BiSHの初期メンバーは何人ですか?
A1:結成当初のオリジナルメンバーは5人です。アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、ユカコラブデラックスが該当します。
Q2:BiSHの初期メンバーで、最初に脱退したのは誰ですか?
A2:ユカコラブデラックスです。2015年4月3日に脱退が発表されました。その後、ハグ・ミィも2016年6月2日の公演をもって脱退しています。
Q3:ハシヤスメ・アツコやアユニ・Dも初期メンバーですか?
A3:結成当初のオリジナルメンバー5人には含まれません。ハシヤスメ・アツコとリンリンは2015年8月、アユニ・Dは2016年8月に加入したメンバーです。
Q4:BiSHはいつ解散しましたか?
A4:2023年6月29日です。東京ドームで開催された解散ライブ「Bye-Bye Show for Never」をもって活動を終了しました。
Q5:BiSHの初期メンバーは2026年現在、何をしていますか?
A5:アイナ・ジ・エンドはソロアーティスト、セントチヒロ・チッチは音楽・俳優活動、モモコグミカンパニーは作家・アーティストとして活動しています。ハグ・ミィとユカコラブデラックスについては、現在の活動を継続的に伝える公式情報が限られています。
BiSHの初期メンバーは、アイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハグ・ミィ、ユカコラブデラックスの5人です。結成直後の脱退と、その後の新メンバー加入を経て、グループは最終的に6人体制となりました。
2015年の活動開始から、2016年のメジャーデビュー、そして2023年6月29日の東京ドーム公演での解散までを振り返ると、BiSHは初期のメンバー交代を乗り越えながら独自の音楽性を確立してきたことがわかります。「楽器を持たないパンクバンド」という呼称や、WACK所属・avex traxからのメジャーデビューも、その歩みを理解するための重要な要素です。
2026年現在、BiSHというグループは解散していますが、メンバー個人の活動や作品を通して、その音楽は受け継がれています。初期メンバーを知りたい人は、結成時の5人と最終メンバー6人の違いを押さえたうえで、公式プロフィールや当時の発表をたどると、BiSHの歴史をより正確に理解できます。