東京ディズニーランドの人気アトラクション「スペース・マウンテン」は、2024年7月31日のパーク閉園をもって営業を終了しました。1983年の開園以来、41年以上にわたって親しまれてきた宇宙旅行が幕を下ろし、現在は建物やライドシステム、周辺エリアを一新する大規模プロジェクトが進められています。
2026年8月13日、運営会社のオリエンタルランドは新アトラクションの正式名称を「スペース・マウンテン・アースライズ」と発表しました。2027年のオープンを予定しており、宇宙空間へ飛び込むような新たな体験に加え、東京ディズニーリゾートのコースターで初となる車両搭載型オーディオシステムも導入されます。加えて、周辺には新しい広場「トゥモローランド・プラザ」が誕生する計画です。
【2026年最新】ディズニーランドのスペース・マウンテンは現在どうなった?

2026年10月現在、東京ディズニーランドの旧スペース・マウンテンは営業を終了しており、以前と同じアトラクションに乗ることはできません。東京ディズニーリゾート公式サイトのアトラクション一覧でも、2024年7月31日をもって終了した施設として案内されています。
一方、スペース・マウンテンそのものがなくなり、後継施設も建設されないという意味ではありません。オリエンタルランドは2022年4月27日、アトラクションを新たに建設し直すとともに、周辺環境も一新する計画を発表しました。当初から2027年のオープンを目指すプロジェクトとして進められてきたものです。
2026年8月13日には、新名称「スペース・マウンテン・アースライズ」が正式発表されました。東京ディズニーリゾートの公式特設サイトでは、同年10月9日に装飾に関する情報も更新されています。これは、名称だけでなく、新施設を取り巻く空間づくりについても情報公開が進んでいることを示しています。
気になる再開時期については、現段階では「2027年オープン予定」という情報が基準になります。同じトゥモローランドでは、映画『シュガー・ラッシュ』をテーマにした「シュガー・ラッシュ:スウィートレスキュー」が2027年春のオープン予定とされていますが、スペース・マウンテン・アースライズの具体的な開業日まで発表されたわけではありません。
つまり、2027年の開業予定は確定した計画として公表されている一方、何月何日に乗車できるようになるのかは、今後の公式発表を待つ必要があります。
【クローズ理由】なぜ2024年7月31日に営業を終了したのか?
旧スペース・マウンテンのクローズ理由は、建物からライドシステム、周辺環境に至るまでを大きく刷新するためです。単に外観を塗り替えたり、内装を部分的に変更したりする改修ではなく、施設そのものを新しく建設し直す計画が発表されていました。
オリエンタルランドの2022年4月27日付の公式発表では、従来と同じ屋内型ジェットコースターという形態を引き継ぎながら、新たな性能や特殊効果を加え、これまで以上にスリルと興奮に満ちた宇宙旅行を提供する方針が示されています。
今回の終了は、発表上、施設の再開発に伴うものです。特定の事故や故障を直接の理由としてクローズしたと説明されたわけではありません。
営業終了に先立ち、2024年4月9日から7月31日まで、スペシャルイベント「セレブレーティング・スペース・マウンテン:ザ・ファイナルイグニッション!」が開催されました。東京ディズニーランド開園当初から続いてきたアトラクションの最後の期間を、ゲストが思い出とともに楽しめるよう企画されたイベントです。
そして2024年7月31日、パーク閉園をもって旧施設は営業を終了しました。41年以上にわたる歴史に区切りをつけ、約3年をかけた新たな宇宙体験への移行が始まったのです。
ここで押さえておきたいのは、クローズと再開発を別々の出来事として捉えないことです。旧施設の営業終了は、新しいアトラクションを建設し、周辺の景観やゲストの過ごし方まで変える一連の計画の一部でした。
【歴代の変遷】1983年の開業から2027年の新生までを時系列で整理
スペース・マウンテンの歴史を振り返ると、今回の再開発が単なる名称変更ではないことがわかります。東京ディズニーランドの開園とともに登場したアトラクションは、2007年にも大規模なリニューアルを経験しています。
| 時期 | 出来事 | 主なポイント |
|---|---|---|
| 1983年4月15日 | 初代スペース・マウンテンが開業 | 東京ディズニーランドの開園当初から親しまれた屋内型ジェットコースター。 |
| 2006年〜2007年 | 大規模リニューアル | 約半年間の休止期間を経て、2007年4月に新たな演出を取り入れた施設として再登場。 |
| 2022年4月27日 | 全面刷新計画を発表 | アトラクションの建て替えと、トゥモローランドの周辺環境の一新を公表。 |
| 2024年4月9日〜7月31日 | ファイナルイベントを開催 | 旧施設での最後の宇宙旅行を記念するイベントを実施。 |
| 2024年7月31日 | 旧施設がクローズ | パーク閉園をもって営業を終了。 |
| 2026年8月13日 | 新名称を正式発表 | 「スペース・マウンテン・アースライズ」に決定。 |
| 2026年10月 | 公式サイトの情報を更新 | 新施設に関連する装飾の情報などを公開。 |
| 2027年 | 新施設のオープン予定 | 建物、ライドシステム、宇宙演出を刷新したアトラクションが登場する計画。 |
2007年のリニューアルでは、アトラクションのストーリーや内部演出が大きく変わりました。当時のリニューアルを振り返る報道でも、宇宙を疾走する体験に物語性を加えたことが紹介されています。
今回の計画では、その段階をさらに進め、建物そのものとライドシステムの両方を一新します。旧施設を修繕して使い続けるのではなく、これからの体験に合わせて施設を再構築する点が、過去の変遷との大きな違いです。
なお、2027年に向けた計画は新しいアトラクションだけにとどまりません。広場や周辺施設も含めてトゥモローランドの中心部を再開発するため、従来の風景を知るゲストにとっては、アトラクションと周囲の景観の両方が変わる節目になります。
【新旧比較】スペース・マウンテン・アースライズのライドシステムと宇宙演出はどう変わる?
新施設の最大の特徴は、屋内型ジェットコースターという基本形態を残しながら、乗車体験を構成する仕組みを全面的に刷新することです。オリエンタルランドが2026年8月13日に発表した内容では、新しいストーリー、光と音の特殊効果、車両搭載型オーディオシステムなどが明らかになっています。
1. 建物からライドシステムまで完全に一新
スペース・マウンテン・アースライズは、従来の建物をそのまま利用するリニューアルではありません。建物とライドシステムを新しくすることで、新たな演出や性能を組み合わせられる構成になります。
ただし、最高速度、コース全長、乗車時間、車両の座席配置などの詳細な数値は、2026年10月25日時点の公式案内では明らかにされていません。新旧の性能を具体的な数字で比較できる段階には至っていないため、公開済みの情報と今後発表される仕様を分けて見ることが大切です。
2. 地球から宇宙へ飛び込むようなスタート
公式発表によると、新しいアトラクションは、ゲストを乗せたライドが地球から勢いよく発進し、宇宙に飛び込むような体験から始まります。宇宙空間を高速で駆け抜ける従来の魅力を受け継ぎながら、体験の導入部分から新しいストーリーを感じられる構成です。
3. 車両搭載型オーディオシステムを導入
注目したいのが、東京ディズニーリゾートのコースターで初めて導入される、車両搭載型のオーディオシステムです。乗り物側に音響システムを搭載し、光や音の特殊効果と組み合わせることで、宇宙空間にいるような臨場感を高めることが計画されています。
具体的な音楽、効果音の内容、音響のタイミングなどは、まだ詳細が公表されていません。現段階で確実にいえるのは、車両側の音響と宇宙現象を表現する光・音の演出を組み合わせ、新しい没入体験を目指していることです。
4. 宇宙と自然を結び付ける外観デザイン
建物の外観には、天体の動きや木々、花など、自然の中に見られる曲線を取り入れる計画です。宇宙の壮大さだけを強調するのではなく、自然とのつながりも表現するデザインが採用されます。
新名称の「アースライズ」は、宇宙から地球を見たとき、月の縁から地球が昇ってくるように見える現象を意味します。東京ディズニーリゾート公式サイトは、この名称に、宇宙の中で唯一無二の存在である地球の美しさや尊さを表現する意図が込められていると説明しています。
また、このテーマは、世界のディズニーテーマパークにあるスペース・マウンテンの中でも日本独自のものとされています。スリルだけではなく、宇宙から地球を見つめ直すという物語性が、新しい施設を理解するうえでの要点です。
【周辺エリアも刷新】トゥモローランド・プラザと東京ディズニーランド再開発の全貌
今回のプロジェクトで見逃せないのが、スペース・マウンテン周辺の広場も新しくなることです。新しい広場の名称は「トゥモローランド・プラザ」。東京ディズニーリゾートの公式特設サイトでは、人類と自然の調和を表現する場所として紹介されています。
広場には、火・水・土・木といった自然を構成する要素や、太陽と月などの天体の光から着想を得たモニュメントが設置される計画です。夜間には光や音の演出も取り入れられ、アトラクションに乗る時間だけでなく、広場で過ごす時間も新しい体験の一部になります。
加えて、トゥモローランド・プラザには、スナックやドリンクを販売するフード店舗「エレメント・エクスプレス」がオープンする予定です。新しい宇宙旅行の前後に休憩できる場所が整備されることで、周辺エリアの過ごし方にも変化が生まれます。
オリエンタルランドが2026年8月13日に発表した再開発計画では、トゥモローランドに総投資額1,000億円を投じ、新たなアトラクションや商品店舗、フード店舗を整備する方針が示されました。この1,000億円はトゥモローランド全体の再開発に関する投資額であり、スペース・マウンテン単独の建設費を示す数字ではありません。
同じエリアでは、ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』をテーマにした「シュガー・ラッシュ:スウィートレスキュー」も2027年春のオープン予定です。関連する商品店舗「ピクセル・プリズム」やポップコーンスタンド「ポッピングステーション」も計画されており、アトラクションだけでなく、買い物や飲食を含むエリア全体の再構成が進められています。
こうした動きから見えてくるのは、今回の再開発が一つの人気アトラクションを新しくするだけの計画ではないということです。トゥモローランドの中心部を、未来的なアトラクションと、人が集い、休憩し、周囲の演出を楽しむ広場が一体となった空間へと変える取り組みです。
【プロの結論】2027年の開業に向けて注目したい3つの判断基準
スペース・マウンテン・アースライズの情報を追う際は、次の3点を押さえておくと、発表内容を正しく理解できます。
第一に、開業年と具体的な開業日を区別すること。2027年オープン予定という情報は公表されていますが、2026年10月25日時点で具体的な日付は発表されていません。SNSやまとめ記事などで特定の日付が紹介されていても、公式発表による裏付けがあるかを確認する必要があります。
第二に、確定している仕様と今後の発表事項を分けること。建物とライドシステムの全面刷新、地球から宇宙へ飛び込むような導入、車両搭載型オーディオシステムの導入は公表済みです。一方、最高速度やコースの詳細、所要時間、具体的な音楽などは、現時点で公式情報から確定できません。
第三に、アトラクション単体ではなく、周辺環境も含めて見ること。新しいスペース・マウンテンは、トゥモローランド・プラザや周辺の飲食施設とともに整備されます。ライドそのもののスリルに注目する人だけでなく、建築デザインや夜間演出、休憩スペースを楽しみたい人にとっても、今回の変化は大きな見どころになります。
長年親しまれてきた施設を新しくする場合、従来の体験をどこまで引き継ぎ、何を変えるかが重要です。今回の計画では、屋内型ジェットコースターという基本形態を残しつつ、建物、ライドシステム、物語、音響、周辺景観を組み合わせて刷新する方針が明らかになっています。
新旧の優劣を乗車前に断定することはできません。しかし、公開された設計思想や演出の方向性からは、単純にコースターを新しくするのではなく、宇宙を体験する空間そのものを再構築しようとする意図が読み取れます。
【ディズニーランドスペースマウンテン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ディズニーランドのスペース・マウンテンは現在も乗れますか?
A1:いいえ。旧スペース・マウンテンは2024年7月31日のパーク閉園をもって営業を終了しています。新施設は「スペース・マウンテン・アースライズ」として、2027年のオープンが予定されています。
Q2:新しいスペース・マウンテンはいつ再開しますか?
A2:2026年10月25日時点の公式発表では、2027年オープン予定です。具体的な月日までは公表されていません。最新の開業日については、東京ディズニーリゾートの公式発表を確認してください。
Q3:スペース・マウンテン・アースライズは何が変わりますか?
A3:建物とライドシステムが一新され、新しい宇宙のストーリーや光・音の特殊効果が導入されます。また、東京ディズニーリゾートのコースターで初となる車両搭載型オーディオシステムが採用され、地球から宇宙へ飛び込むような体験が計画されています。
Q4:スペース・マウンテンがクローズした理由は何ですか?
A4:アトラクションを新しく建設し直し、周辺環境も一新する再開発計画に伴うものです。オリエンタルランドは2022年4月に計画を発表し、2024年7月31日に旧施設の営業を終了しました。
Q5:「アースライズ」とはどういう意味ですか?
A5:宇宙から地球を見たとき、月の縁から地球が昇ってくるように見える現象を指します。新施設では、宇宙の中での地球の美しさや尊さを表現する、日本独自のテーマとして採用されています。
Q6:トゥモローランド・プラザも新しくなりますか?
A6:はい。新しい広場には自然や天体から着想を得たモニュメントが設置され、夜間には光や音の演出も計画されています。スナックやドリンクを販売する「エレメント・エクスプレス」もオープン予定です。
東京ディズニーランドのスペース・マウンテンは、2024年7月31日に旧施設の営業を終了し、現在は「スペース・マウンテン・アースライズ」として生まれ変わる計画が進められています。新施設は2027年オープン予定で、建物やライドシステムの全面刷新に加え、車両搭載型オーディオシステムや新たな宇宙演出が導入されます。
また、周辺には「トゥモローランド・プラザ」が整備され、モニュメントや夜間演出、飲食施設を通じて、エリア全体が新しい体験空間へと変わる予定です。
2026年10月25日時点で、具体的な開業日はまだ公表されていません。2027年という開業予定と、実際の営業開始日を混同せず、公式発表で日程や追加仕様を確認することが、最新情報を正しく把握するポイントです。1983年から続いてきた宇宙旅行が、どのような姿で次の時代へ進むのか。新施設の詳細発表と開業日の公表が待たれます。