1982年10月4日にスタートし、2014年3月31日に最終回を迎えたフジテレビ系の長寿バラエティー番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』。タモリさんを中心に、平日のお昼を彩った出演者の中でも、オープニングのダンスや番組進行を支えた「いいとも青年隊」は、32年近い番組の歴史を語るうえで欠かせない存在です。
初代の久保田篤さん、野々村真さん、羽賀研二さんから、最終代のnoon boyz・真田佑馬さん、野澤祐樹さんまで、アシスタントグループは時代に合わせて16代にわたって交代しました。途中には女性グループや番組スタッフによるグループも登場し、その顔ぶれや活動スタイルは大きく変化しています。
【いいとも青年隊とは?】1982年10月4日から2014年3月31日までの歴史

いいとも青年隊は、フジテレビ系列で平日12時から13時まで生放送されていた『森田一義アワー 笑っていいとも!』のアシスタントグループです。総合司会のタモリさんや曜日ごとのレギュラー出演者とともに番組に出演し、オープニングのダンス、進行の補助、各種コーナーへの参加などを担当しました。
活動の舞台は通常のレギュラー放送だけではありません。『笑っていいとも!スペシャル』などの特別番組でも番組を支え、番組の顔の一つとして視聴者に親しまれてきました。
フジテレビの番組情報では、放送開始日は1982年10月4日、放送終了日は2014年3月31日と記録されています。約31年半にわたる放送期間の中で、アシスタントグループも定期的に交代し、時代ごとの芸能界を映す顔ぶれがそろいました。
なお、「いいとも青年隊」という呼び方は、歴代アシスタントをまとめて指す際にも使われます。実際には、女性メンバーで構成されたチャイルズや、番組スタッフによるスタッフ隊、AD隊なども含まれます。すべての代が男性グループだったわけではありません。
【いいとも青年隊歴代メンバー一覧】初代から16代目までの活動期間
歴代メンバーを調べる際に押さえておきたいのは、グループ名と活動期間です。初代から最終代までの16組を、番組のアシスタント交代の流れに沿って整理しました。活動期間は各グループの出演開始日と終了日を基準にしています。
| 代 | 活動期間 | グループ名 | 歴代メンバー |
|---|---|---|---|
| 初代 | 1982年10月4日〜1985年3月29日 | いいとも青年隊 | 久保田篤、野々村真、羽賀研二 |
| 2代目 | 1985年4月1日〜1985年9月27日 | 新いいとも青年隊 | 今村ねずみ、伊藤彰、森岡進 |
| 3代目 | 1985年9月30日〜1986年3月28日 | いいともスタッフ隊 | 佐々木宗彦、清水淳司、山縣慎司、吉田正樹 |
| 4代目 | 1986年3月31日〜1987年10月2日 | 半熟隊 | 相田康次、神田利則 |
| 5代目 | 1987年10月5日〜1989年3月31日 | チャイルズ(いいとも少女隊) | 磯野貴理子、久留龍子、茂原裕子 |
| 6代目 | 1989年4月3日〜1990年12月28日 | K・Chaps! | 井谷真、塩ノ谷和康、中上雅巳 |
| 7代目 | 1991年1月7日〜1992年3月27日 | World Boys | 緒方光一、中川昌成 |
| 8代目 | 1992年3月30日〜1994年9月30日 | 工藤兄弟 | 工藤順一郎、工藤光一郎 |
| 9代目 | 1994年10月3日〜1997年3月28日 | あさりど | 川本成、堀口文宏 |
| 10代目 | 1997年3月31日〜2000年3月31日 | With T | 岸田健作、小笠原秀春 |
| 11代目 | 2000年4月3日〜2003年3月28日 | T3 | 小俣順一、関根禎剛、佐々木康雄 |
| 12代目 | 2003年3月31日〜2006年3月31日 | イワン&ジョン | イワン・ソーンツェフ、ジョン・オコーナー |
| 13代目 | 2006年4月3日〜2008年3月28日 | まこと&かずき | 植野堀まこと、村中かずき |
| 14代目 | 2008年3月31日〜2010年4月2日 | リン・ナオミ | 鈴木凛、渡辺直美 |
| 15代目 | 2010年4月5日〜2011年9月30日 | いいともAD隊(クルット&ハリー) | よしゆき、だいすけ |
| 16代目 | 2011年10月3日〜2014年3月31日 | noon boyz | 真田佑馬、野澤祐樹 |
この一覧は、歴代グループの交代時期を確認するための基本資料です。グループの通称、メンバーの芸名や表記には資料によって異同が見られる場合があります。個人の出演歴を詳しく調べる場合は、当時の番組記録や本人の所属先が公開しているプロフィールも併せて参照すると、経歴を追いやすくなります。
【歴代メンバーの変遷】初代の3人から女性グループ、AD隊、noon boyzへ
歴代いいとも青年隊の特徴は、単にメンバーが入れ替わったことだけではありません。グループの構成や芸能活動の方向性も変化しており、番組がアシスタントに求める役割の広がりを読み取ることができます。
初代〜4代目:番組の顔を作った初期メンバー初代は久保田篤さん、野々村真さん、羽賀研二さんの3人です。1982年10月4日の番組開始から1985年3月29日まで担当し、青年隊という存在を視聴者に印象づけました。
続く2代目の新いいとも青年隊は、今村ねずみさん、伊藤彰さん、森岡進さんの3人。さらに3代目のいいともスタッフ隊では、佐々木宗彦さん、清水淳司さん、山縣慎司さん、吉田正樹さんがメンバーを務めました。
4代目の半熟隊は相田康次さんと神田利則さんの2人組です。この時期には、一般的な芸能活動を行うメンバーだけでなく、番組制作に近いスタッフによるグループも登場しています。初期からすでに、青年隊の形は一つではありませんでした。
5代目〜8代目:少女隊やコンビ型グループが登場1987年に登場した5代目は、磯野貴理子さん、久留龍子さん、茂原裕子さんによるチャイルズです。女性3人のグループがアシスタントを担当したことで、青年隊という名称のイメージを超えた展開になりました。
その後はK・Chaps!、World Boys、工藤兄弟と、複数のメンバーで構成されるグループが続きます。特に工藤兄弟は、双子の兄弟によるユニットとして知られ、青年隊の活動を通じて広く認知されました。
この時期の変遷からは、番組アシスタントが単なる進行補助にとどまらず、出演者自身のキャラクターやグループの個性を伝える役割も担っていたことがうかがえます。
9代目〜11代目:お笑い、タレント活動へとつながる時期1994年10月から1997年3月まで担当した9代目は、川本成さんと堀口文宏さんによるお笑いコンビ「あさりど」です。所属先の萩本企画が公開するプロフィールでも、2人が9代目いいとも青年隊を務めた経歴が記載されています。
1997年から2000年までの10代目は、岸田健作さんと小笠原秀春さんによるWith T。続く11代目は小俣順一さん、関根禎剛さん、佐々木康雄さんのT3でした。グループ名や人数が変わっても、昼の生放送に定期的に出演し、番組の進行を支えるという基本的な役割は引き継がれています。
12代目〜16代目:多様な顔ぶれから最後の青年隊へ2003年以降はイワン&ジョン、まこと&かずき、リン・ナオミと、名前や構成に個性のあるグループが続きます。14代目のリン・ナオミは、鈴木凛さんと渡辺直美さんのコンビでした。
2010年には、よしゆきさんとだいすけさんによるいいともAD隊が登場。2011年10月からは、当時ジャニーズJr.として活動していた真田佑馬さんと野澤祐樹さんのnoon boyzが最終代を担当しました。
なお、鈴木福さんも2012年4月30日から2014年2月11日まで、祝日や学校の休みなどに出演し、オープニングダンスを担当しました。ただし、鈴木さんは歴代グループの交代における新たな代という位置づけではなく、ホリデーレギュラーを兼ねた出演者です。
【いいとも青年隊歴代メンバーの現在】卒業後に広がったそれぞれのキャリア
青年隊を卒業したメンバーは、俳優、タレント、お笑い芸人、声優、舞台関係者など、さまざまな分野で活動してきました。番組への出演期間は限られていても、その後のキャリアが長く続いた人もいます。ここでは、公開プロフィールや報道で確認できる代表的な例を紹介します。
初代・野々村真さんと久保田篤さん初代の野々村真さんは、青年隊卒業後もタレントや俳優として活動を続けています。久保田篤さんも初代メンバーの一人です。2026年6月には、日刊スポーツが野々村さんと久保田さんの再会を報道しました。野々村さんは、イベントのトークショーで久しぶりに当時の思い出を語り合ったことを自身のSNSで伝えています。
この再会は、番組終了から12年以上が経過した2026年にも、初代メンバーのつながりや青年隊時代の記憶が話題になっていることを示す出来事です。
2代目・今村ねずみさん2代目の今村ねずみさんは、その後、舞台を中心とする活動で知られるようになりました。THE CONVOY SHOWの公式プロフィールによると、今村さんは同グループの主宰者であり、1986年に自ら作・構成・演出・出演を手がける公演を立ち上げています。
テレビのアシスタント経験を経て、舞台の企画・演出・出演へと活動の軸を広げた例です。青年隊の経験が、その後の芸能活動の唯一の理由だったと断定することはできませんが、歴代メンバーの進路が多様だったことを象徴する一人といえます。
9代目・あさりどの川本成さんと堀口文宏さん9代目のあさりどは、川本成さんと堀口文宏さんによるコンビです。所属先の公式プロフィールでは、川本さんはテレビ・ラジオ・舞台に加え、声優としても活動していることが紹介されています。『テニスの王子様』シリーズの河村隆役など、アニメ作品への出演でも知られています。
堀口さんもテレビやラジオ、舞台などで活動し、野球関連の仕事や情報発信にも取り組んできました。青年隊時代にコンビとして認知された後、それぞれが得意分野を広げてきた点が特徴です。
14代目・渡辺直美さん渡辺直美さんは、2008年から2010年まで鈴木凛さんとリン・ナオミとして活動しました。その後はお笑い芸人としての知名度を高め、テレビ、舞台、ファッションなど幅広い分野で活動するようになりました。
歴代青年隊の中でも、グループ卒業後に独自のキャラクターを確立し、幅広い層に知られる存在となった代表的な例です。ただし、青年隊の卒業後にどのような道へ進むかは、本人の活動や選択によって異なります。
最終代・noon boyzの真田佑馬さんと野澤祐樹さん真田佑馬さんと野澤祐樹さんは、2011年10月から番組終了まで青年隊を担当した最後の2人です。当時はジャニーズJr.として活動しており、若い視聴者にも親しみやすい顔ぶれでした。
歴代青年隊を振り返る際には、グループとしての出演期間と、その後の個人活動を分けて整理することが大切です。青年隊としての活動が終わったことと、芸能活動そのものが終了したことは同じではありません。
このほかの歴代メンバーも、芸能活動の継続、舞台や制作への転身、表舞台から距離を置くなど、進路は一様ではありません。16組を一括りにするのではなく、本人の公開プロフィールや所属先の情報を基に個別に追うと、それぞれのキャリアが見えてきます。
【いいとも青年隊終了までの経緯】番組終了が歴代メンバーに与えた区切り
いいとも青年隊の歴史は、番組本体の終了とともに幕を閉じました。2013年10月22日、タモリさんは生放送中に『笑っていいとも!』が翌2014年3月で終了すると発表。2014年3月31日の放送が最終回となり、初代から続いたアシスタントグループの歴史も終わりを迎えました。
この発表については、シネマトゥデイやスポーツニッポンなどが当時報道しています。タモリさんは番組内で、32年間にわたりフジテレビに番組を支えてもらったことへの感謝を述べました。
終了の背景には番組編成と視聴率の問題があった終了の理由については、当時の報道でフジテレビの視聴率回復を目指す番組編成上の判断が背景にあると伝えられました。スポーツニッポンは2013年10月、当時の視聴率状況や経営体制の変化を取り上げ、番組終了の背景を報じています。
ただし、番組の終了を単一の理由だけで説明するのは適切ではありません。長期にわたる番組編成の見直しや視聴環境の変化など、放送局を取り巻く事情も関係するためです。少なくとも、タモリさんの口から終了が発表されたのは2013年10月22日、実際に最終回を迎えたのは2014年3月31日という日付は、当時の報道とフジテレビの番組情報で確認できます。
最後まで番組を支えたnoon boyz最終代のnoon boyzは、番組の終盤約2年半を担当しました。初代の3人組から始まったアシスタントの系譜は、最後には真田佑馬さんと野澤祐樹さんの2人組へと引き継がれています。
青年隊の活動期間は、それぞれ数か月から数年と幅があります。番組が続く限り新しいメンバーが選ばれ、前任者から次のグループへと役割が受け継がれてきました。2014年3月31日の最終回は、番組そのものだけでなく、この交代の仕組みにも終止符を打った日でした。
【プロの結論】いいとも青年隊の歴史から読み解くテレビバラエティーの変化
いいとも青年隊の歴代メンバーを整理すると、番組アシスタントという役割が時代とともに変わってきたことが分かります。初代は番組の顔として認知され、女性グループやスタッフ隊、コンビ、AD隊、若手タレントによるグループなど、多様な形式が採用されました。
この変遷を読み解くうえで重要なのは、青年隊を単なる出演者一覧として扱わないことです。メンバーの人数、グループ名、活動期間を追うと、番組が若い出演者を起用する方法や、アシスタントに求める役割が変化したことが見えてきます。
また、青年隊の卒業後に活躍の場を広げた人がいる一方、現在の活動が広く知られていない人もいます。知名度だけで歴代メンバーの功績を判断するのではなく、番組を担当した期間と、本人がその後に築いたキャリアを分けて見ることが大切です。
歴代メンバーの情報を調べる際は、次の3点を判断基準にすると整理しやすくなります。
- 活動期間を確認する:グループの交代日と番組全体の放送期間を区別する。
- グループ名と個人名を照合する:芸名や通称、コンビ名で紹介されている場合は、本人のプロフィールも確認する。
- 卒業後の情報は時点を分けて読む:過去の活動歴と2026年現在の活動状況を混同しない。
こうした見方をすれば、初代からnoon boyzまでの歴史を、単なる懐かしの芸能人リストではなく、長寿番組と出演者のキャリアが交差した記録として理解できます。
【いいとも青年隊歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:いいとも青年隊の初代メンバーは誰ですか?
A1:久保田篤さん、野々村真さん、羽賀研二さんの3人です。1982年10月4日から1985年3月29日まで担当しました。
Q2:いいとも青年隊は全部で何代まで続きましたか?
A2:一般的な歴代一覧では、初代から16代目までと整理されています。女性グループのチャイルズや、いいともスタッフ隊、いいともAD隊なども含まれます。
Q3:最後のいいとも青年隊は誰ですか?
A3:真田佑馬さんと野澤祐樹さんによるnoon boyzです。2011年10月3日から2014年3月31日まで担当しました。
Q4:いいとも青年隊の活動期間は番組の放送期間と同じですか?
A4:同じではありません。番組は1982年10月4日に始まり、2014年3月31日に終了しましたが、各グループはそれぞれ異なる期間を担当しました。
Q5:歴代メンバーは現在も芸能活動をしていますか?
A5:メンバーによって異なります。野々村真さんや渡辺直美さんのように幅広く知られるタレントとして活動する人もいれば、舞台、声優、制作など異なる分野へ進んだ人もいます。現在の活動は、本人の所属先や公開プロフィールで確認すると把握しやすくなります。
いいとも青年隊は、1982年10月4日から2014年3月31日まで続いた『森田一義アワー 笑っていいとも!』を支えたアシスタントグループです。初代の久保田篤さん、野々村真さん、羽賀研二さんから、最後のnoon boyzまで、16代にわたって多彩な顔ぶれが番組に登場しました。
歴代メンバーの変遷をたどると、青年隊という名称の枠を超えて、女性グループやスタッフ、AD、若手タレントなどが起用されてきたことが分かります。卒業後も、タレント、俳優、声優、舞台演出家など、それぞれが異なる道を歩んでいます。
2026年に歴代メンバーを振り返る際は、グループ名や活動期間を正確に押さえたうえで、個人のその後のキャリアを別々に確認することがポイントです。いいとも青年隊の歴史は、長寿番組を彩った出演者たちの記録であると同時に、日本のテレビバラエティーが歩んできた変化を映し出す歴史でもあります。