お笑いコンビ「かもめんたる」の岩崎う大は、キングオブコント2013で優勝した実力派芸人であり、劇作家・脚本家としても活動する表現者です。独特の人物描写や不穏な会話劇を生かしたコントで知られ、相方の槙尾ユウスケとともに、長年にわたって独自の笑いを追求してきました。
2025年には、漫才とコントの両方で競う新たな賞レース「ダブルインパクト」のファイナリストに選出。さらに2026年も、劇団かもめんたるの公演や外部舞台の脚本・演出など、活動の幅を広げています。サンミュージックプロダクション所属という基本情報から、プロフィール、経歴、芸風、評判、2026年の最新動向まで、公式プロフィールや大会発表、報道をもとに整理します。
【かもめんたるう大のプロフィール】本名・年齢・学歴・所属事務所を整理

かもめんたるのう大は、芸名を「岩崎う大」といい、コンビではネタの中心となる役割を担っています。独特の発想力と演技力に加え、脚本家としても活動している点が大きな特徴です。
サンミュージックプロダクションの公式プロフィールによると、岩崎う大は1978年9月18日生まれ、東京都出身、血液型はAB型。2026年10月26日時点では48歳です。早稲田大学政治経済学部を卒業しており、英会話を特技として挙げています。
相方の槙尾ユウスケは1980年12月5日生まれ、広島県出身。趣味はお参り、特技は女装やタロット占いです。2人は同じコンビに所属しながらも、異なる個性を持ち寄り、独自のコント世界を築いてきました。
所属事務所はサンミュージックプロダクションです。コンビ名の「かもめんたる」で活動する一方、岩崎う大は劇団かもめんたるの主宰者としても知られています。
なお、う大の活動を理解するうえでは、芸人という肩書きだけに注目しないことが大切です。コントの構成や人物造形を自ら生み出し、舞台作品の脚本・演出にも取り組むことで、笑いを作る側と演じる側の両方から表現を磨いています。
【かもめんたるの経歴・年表】結成からキングオブコント2013優勝まで
かもめんたるは、岩崎う大と槙尾ユウスケによるお笑いコンビです。2007年10月に結成し、舞台やテレビなどで経験を重ねながら、コントの実力を高めてきました。
コンビの歩みを語るうえで大きな転機となったのが、2012年と2013年のキングオブコントです。2012年は決勝で3位に入り、翌2013年には再び決勝へ進出。2本のコントで高得点を獲得し、念願の優勝をつかみました。
主な経歴を時系列で整理すると、次のとおりです。
| 時期 | 出来事 | 実績・ポイント |
|---|---|---|
| 1978年9月18日 | 岩崎う大が誕生 | 東京都出身。早稲田大学政治経済学部卒業。 |
| 2007年10月 | かもめんたる結成 | 岩崎う大と槙尾ユウスケによるコンビとして活動開始。 |
| 2012年 | キングオブコント決勝進出 | 3位に入り、翌年の優勝につながる実績を残す。 |
| 2013年9月23日 | キングオブコント2013優勝 | 合計1905点を獲得し、6代目王者に輝く。 |
| 2010年代以降 | 劇団・舞台・脚本活動を展開 | 岩崎う大が作・演出を担う劇団かもめんたるなど、活動領域を拡大。 |
| 2025年 | ダブルインパクト決勝進出 | 漫才とコントの二刀流を競う初回大会のファイナリスト7組に選出。 |
| 2026年 | 舞台公演や脚本活動を継続 | 劇団かもめんたる第16回公演や、外部舞台の作・演出・出演に取り組む。 |
この年表から見えてくるのは、かもめんたるが単発の賞レース優勝だけでキャリアを築いてきたわけではないという点です。コンビとしてのネタ作りを軸にしながら、演劇という別の表現の場も開拓してきました。
特に岩崎う大は、コントの設定を考えるだけでなく、人物の感情や会話の流れを組み立てる作り手でもあります。こうした経験の積み重ねが、かもめんたるの個性的な作品を支える土台になっています。
【キングオブコント2013王者】かもめんたるの優勝は何がすごかったのか
かもめんたるの代表的な実績といえば、2013年9月23日に開催されたキングオブコント2013での優勝です。TBSの番組情報や当時の報道によると、かもめんたるは決勝で2本のコントを披露し、合計1905点を獲得。大会の6代目王者となりました。
1本目のネタは「言葉売り」。923点を獲得してトップに立つと、2本目の「白い靴下」では982点を記録しました。2本目の得点は当時の大会史上最高得点として報じられ、最終的に2位の鬼ヶ島を上回る結果となりました。
注目すべきなのは、単に1本のネタが大きく評価されたのではなく、異なる2本のネタで高い得点をそろえたことです。コントの賞レースでは、最初のネタで注目を集めても、2本目で同等の完成度を示すことは簡単ではありません。設定の新鮮さだけでなく、演技、構成、展開、観客を引き込む力が総合的に問われます。
2012年の決勝で3位だったコンビが、翌年に優勝した点も見逃せません。前年の経験を踏まえながら、独自の方向性を維持して結果を出したことは、かもめんたるのネタ作りの強さを示しています。
優勝後の取材では、本人たちのコントの方向性について「気持ち悪いネタ」という表現も取り上げられました。ここでいう「気持ち悪さ」は、単なる不快さというより、登場人物の妙なこだわりや人間関係の歪みを笑いに変える作風と結びついています。
キングオブコント2013の王者という肩書きは、現在もかもめんたるを語る際の重要な実績です。ただし、その魅力は優勝歴だけでは説明しきれません。受賞後も自分たちの作風を掘り下げ、舞台や脚本へと表現の場を広げてきたことに、コンビの持続力があります。
【かもめんたるの芸風と評判】独特の世界観はなぜ印象に残るのか
かもめんたるの芸風を特徴づけるのは、日常的な場面に潜む違和感を膨らませ、登場人物の言動を通じて笑いへ変えていく構成です。派手な動きや分かりやすい言葉遊びだけに頼るのではなく、人物の性格や関係性を丁寧に積み重ね、場面そのものを奇妙な方向へ導いていきます。
たとえば、普通の会話から始まったはずの場面で、登場人物の価値観が少しずつ露呈していく。最初は些細に思えた言動が、物語が進むにつれて不穏な意味を帯びてくる。こうした構造は、観客に先の展開を予想させながら、その予想を少しずつ裏切る効果を生みます。
岩崎う大が劇作家としても活動していることを踏まえると、この作風は理解しやすくなります。人物の設定、台詞の選び方、場面転換、物語全体の構成といった要素は、コントと演劇の双方に通じる技術だからです。
一方で、かもめんたるの笑いは、万人に同じように受け入れられるタイプとは限りません。テンポの速いギャグや明快なオチを重視する人には、独特の間や心理的な違和感が回りくどく感じられる可能性があります。反対に、人間の奇妙さや物語の意外な展開を楽しみたい人にとっては、何度も考えたくなる魅力があります。
「かもめんたるの評判」を調べるときは、単純な人気の有無だけで評価するよりも、どの部分が評価対象になっているのかを見極めるのが有効です。賞レースの得点や受賞歴は競技上の実績を示し、劇団公演や脚本作品は表現者としての活動を示します。両者を分けて見ることで、コンビの実力をより立体的に捉えられます。
また、う大個人の仕事とコンビの活動は重なり合いながらも、同一ではありません。脚本家としての評価をそのままコンビの人気に置き換えたり、賞レースでの結果だけで劇作家としての能力を判断したりするのは適切ではありません。それぞれの分野で、作品そのものを見て評価することが大切です。
【ダブルインパクト2025ファイナリスト】漫才とコントの二刀流に挑戦
2025年のかもめんたるを語るうえで欠かせないのが、「アサヒビール スマドリ ダブルインパクト 漫才&コント二刀流No.1決定戦2025」です。日本テレビと読売テレビが展開したこの大会は、漫才とコントの両方を披露し、合計得点で優勝者を決める新しい賞レースでした。
日本テレビの大会公式発表によると、初回大会のエントリー総数は2875組。準決勝を経て決勝に進んだのは、かもめんたる、コットン、スタミナパン、セルライトスパ、ななまがり、ニッポンの社長、ロングコートダディの7組です。決勝は2025年7月21日に生放送されました。
この大会で求められたのは、コントだけ、あるいは漫才だけで高い完成度を示すことではありません。決勝では各組が漫才とコントを1本ずつ披露し、両方の得点を合わせて競いました。異なる形式で笑いを成立させる力が問われた点が、従来の単一ジャンルの大会とは異なります。
キングオブコント2013王者であるかもめんたるにとって、コントは長年磨いてきた強みです。しかし、ダブルインパクトはその実績だけで勝敗が決まる大会ではありません。漫才でも観客を引き込み、2つの形式を通じてコンビの持ち味を示す必要がありました。
岩崎う大が大会に臨んだことは、コンビの芸を固定化せず、別のルールの中で試す姿勢を示しています。漫才とコントは、どちらも演者同士のやり取りから笑いを生みますが、設定の見せ方や人物の置き方には違いがあります。両方に対応することは、ネタの構成力を別の角度から試す機会にもなります。
ただし、2025年のファイナリストという事実と、2026年大会の決勝進出は区別する必要があります。日本テレビが発表した2026年大会のファイナリスト8組に、かもめんたるの名前は含まれていません。2025年の実績は、あくまで初回大会で決勝進出を果たしたという記録です。
【かもめんたるう大の現在・2026年最新情報】劇団公演と脚本活動にも注目
2026年の岩崎う大は、お笑いコンビとしての活動に加え、劇作家・脚本家としての仕事にも取り組んでいます。劇団かもめんたるの公式情報では、2026年8月19日から23日まで、本多劇場で第16回公演『ピノキオの元カノ』を上演。岩崎う大が作・演出を務め、槙尾ユウスケらコンビのメンバーも出演しました。
同作は、もしAIが恋をしたら、という設定から展開する作品として紹介されています。劇団の公式案内では、恋愛や家族の絆、劇団内の騒動などを織り交ぜた舞台として告知されました。公演後には配信も行われましたが、公式案内に記載された配信期間は2026年10月4日までで、10月26日時点では終了しています。
加えて、2026年8月31日付の劇団公式告知では、岩崎う大が作・演出・出演を務める舞台『ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!』の上演が発表されました。B&ZAIの稲葉通陽と今野大輝がダブル主演を務め、少年たちの友情と命を描くファンタジーコメディとして、11月に東京・大阪で上演される予定です。
公表されている公演日程は、東京公演が2026年11月5日から23日まで、会場が東京グローブ座。大阪公演は11月27日から12月6日まで、サンケイホールブリーゼで開催される予定です。岩崎う大は脚本・演出だけでなく出演者としても参加します。
劇団かもめんたるの公式サイトには、2026年12月10日に開催予定のトークライブ『かもめっ子ミーティング』も掲載されています。こうした予定からは、2026年後半もコンビや劇団を軸とした活動が続いていることが分かります。
岩崎う大は、劇団かもめんたるの主宰者であり、全作品の作・演出を担当しています。劇作家としては岸田國士戯曲賞の第64回・第65回で2年連続の最終候補に選ばれました。これは受賞ではなく最終候補という実績ですが、コントの舞台にとどまらず、戯曲の分野でも作品を発表し続けてきたことを示しています。
また、2026年の最新情報を追う際には、コンビとしての出演、劇団公演、外部舞台の脚本・演出を分けて確認すると、活動の全体像がつかみやすくなります。「現在は芸人を辞めて劇作家になった」という理解ではなく、芸人として培った表現力を土台に、複数の分野で仕事を続けていると見るのが実態に近いでしょう。
【かもめんたるう大】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:かもめんたるのう大は何歳ですか?
A1:岩崎う大は1978年9月18日生まれです。2026年10月26日時点では48歳で、東京都出身、早稲田大学政治経済学部を卒業しています。
Q2:かもめんたるのメンバーは誰ですか?
A2:岩崎う大と槙尾ユウスケの2人です。サンミュージックプロダクションに所属し、2013年のキングオブコントで優勝しました。
Q3:かもめんたるはキングオブコント2013で何点を獲得しましたか?
A3:1本目の「言葉売り」で923点、2本目の「白い靴下」で982点を獲得し、合計1905点で優勝しました。大会の6代目王者です。
Q4:かもめんたるはダブルインパクト2025のファイナリストですか?
A4:はい。日本テレビ・読売テレビ系で開催された初回大会のファイナリスト7組に選ばれました。2025年7月21日の決勝で、漫才とコントの両方を披露する大会に出場しています。
Q5:岩崎う大は芸人以外にどのような仕事をしていますか?
A5:劇作家・脚本家・演出家としても活動しています。劇団かもめんたるを主宰し、舞台作品の作・演出を担当するほか、外部舞台への脚本提供や出演なども行っています。
Q6:かもめんたるは2026年も活動していますか?
A6:はい。2026年8月には劇団かもめんたる第16回公演『ピノキオの元カノ』を上演し、11月には岩崎う大が作・演出・出演する舞台『ぼくのドラゴンがごはんを食べない!!』が予定されています。劇団公式サイトでは12月のトークライブも告知されています。
かもめんたるの岩崎う大は、キングオブコント2013の優勝者として知られる一方、劇作家・脚本家としても独自のキャリアを築いてきました。相方の槙尾ユウスケとともに2007年に結成したコンビは、2012年のキングオブコント決勝3位を経て、2013年に合計1905点で頂点に立っています。
2025年には、漫才とコントの両方で競うダブルインパクトのファイナリストに選出。さらに2026年は、劇団公演や外部舞台の作・演出・出演を通じて活動を続けています。賞レースでの実績と、舞台作品を生み出す創作活動の両方を追うことで、かもめんたるの魅力がより明確になります。
【プロの結論】 かもめんたるを知るうえで重要なのは、キングオブコントの優勝歴だけで評価を終えないことです。人物の歪みや不穏な会話を笑いへと変えるコントの技術は、岩崎う大の脚本・演出活動にもつながっています。2025年のダブルインパクト決勝進出は、その表現力を漫才とコントの両面から試した実績です。
初めて作品に触れるなら、キングオブコント2013の優勝ネタを入口にし、劇団かもめんたるの舞台作品へと視聴・観劇の幅を広げる方法がおすすめです。分かりやすい笑いだけでなく、人間の奇妙さや物語の構造を味わいたい人にとって、かもめんたるとう大の活動は、今後も注目する価値のあるものです。