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ラブレターズのキングオブコント優勝を検証!947点と5度目の決勝、2026年の現在を徹底解説

黒瀬 七海 黒瀬 七海 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
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ラブレターズは、2024年10月12日に開催された「キングオブコント2024」で優勝し、第17代キングの称号を獲得したお笑いコンビです。塚本直毅と溜口佑太朗が披露した1本目の「光」は475点、2本目の「YOUは何しに海岸へ?」は472点。合計947点という高得点で、優勝賞金1000万円を手にしました。

注目すべきなのは、初めて決勝に進出した2011年から13年を経て、5度目の決勝で頂点に立ったことです。しかも、優勝ネタの「光」は2017年の単独ライブでも披露されていた作品でした。2026年10月現在の活動や大会の最新結果も踏まえながら、ラブレターズの歴代戦績、2本のネタが評価された理由、長年の挑戦が実を結んだ背景を詳しく整理します。

【キングオブコント2024】ラブレターズは475点・472点の合計947点で優勝

ラブレターズキングオブコント

キングオブコント2024の決勝は、2024年10月12日にTBS系列で生放送されました。エントリー総数は3139組。決勝に進出した10組のうち、ラブレターズはファーストステージで475点を獲得し、上位3組によるファイナルステージへ進みました。

ファーストステージの最高得点は、ファイヤーサンダーの476点です。ラブレターズはロングコートダディと同点の475点で2位タイにつけました。つまり、1本目を終えた段階では、優勝が決まったわけではありません。

勝負を決めたのは、ファイナルステージで披露した「YOUは何しに海岸へ?」でした。ラブレターズは472点を獲得。ロングコートダディの471点、ファイヤーサンダーの469点を上回り、最終的に合計947点で優勝しました。

マイナビニュースなどの決勝結果報道によると、最終的な上位3組の差はわずか1点刻みです。2位のロングコートダディは946点、3位のファイヤーサンダーは945点。ラブレターズは圧倒的な大差をつけたのではなく、2本のネタを通じて僅差の勝負を制したのです。

大会の優勝賞金は1000万円。ラブレターズにとっては、長年挑戦してきた賞レースで実力を証明する、キャリアの大きな転換点となりました。

【歴代戦績】ラブレターズは5度目の決勝で王者になるまで何を積み重ねたのか

ラブレターズは2009年4月にコンビを結成しました。日本大学芸術学部で知り合った塚本直毅と溜口佑太朗は、コントを軸に活動を続け、2011年に初めてキングオブコントの決勝へ進出します。

所属事務所ASH&Dコーポレーションの公式プロフィールや、お笑いナタリーの大会戦績によると、決勝進出は2011年、2014年、2016年、2023年、2024年の計5回です。最初の決勝から優勝までには、決勝進出を逃した年や、上位に届かなかった経験もありました。

主な節目を整理すると、次のようになります。

時期 出来事・大会結果 注目ポイント
2009年4月 コンビ結成 塚本直毅と溜口佑太朗が活動を開始
2011年 初の決勝進出・7位 若手時代に決勝の舞台を経験
2014年 2度目の決勝進出 決勝での厳しい敗戦も経験
2016年 3度目の決勝進出・10位 優勝には届かず、再び課題を残す
2017年 「光」を単独ライブで披露 後の優勝ネタにつながる作品をすでに舞台で演じていた
2022年 準決勝進出 決勝復帰に向けて挑戦を継続
2023年 4度目の決勝進出・6位タイ 7年ぶりの決勝復帰を果たす
2024年 5度目の決勝進出・優勝 「光」と「YOUは何しに海岸へ?」で947点を獲得
2026年 単独ライブ「溺愛」を開催 賞レース優勝後も自らネタを作り、舞台での活動を継続

この経歴で見逃せないのが、2016年の決勝から2023年の決勝復帰までの期間です。テレビでの露出や賞レースの結果だけを見ると、順調に上昇してきたコンビとは言い切れません。

しかし、QJWebのロングインタビューでは、2人が低迷期を振り返りながら、ネタを作り続けてきた過程が紹介されています。2024年の優勝ネタ「光」も、2017年の単独ライブで披露した作品でした。優勝のために突然作風を変えたというより、以前から取り組んできた表現が、大舞台で評価される形になったのです。

この点が、ラブレターズの歴代戦績を読み解くうえで重要です。決勝進出回数だけでなく、決勝に届かなかった時期にも作品を磨き続けたことが、優勝までの長い道のりを支えました。

【優勝ネタを分析】「光」と「YOUは何しに海岸へ?」は何が面白かったのか

ラブレターズの優勝理由を考えるには、2本のネタを分けて見る必要があります。ファーストステージの「光」と、ファイナルステージの「YOUは何しに海岸へ?」は、同じコンビの作品でありながら、観客に見せる面白さの方向が異なります。

1本目「光」475点――笑いの奥に人間の感情を残すコント

「光」は、どんぐりを使った独特の設定と、ある家庭が抱える事情を思わせる会話が特徴のネタです。表面的には奇妙なやり取りが続きますが、登場人物の言葉や態度から、親が子どもに抱く希望や、簡単には割り切れない感情が浮かび上がります。

文春オンラインのインタビューでは、タイトルの「光」に込めた意図について、塚本直毅と溜口佑太朗が語っています。溜口は、内容をそのまま表す言葉ではなく、観客にネタを見た後も考えてもらえるようなタイトルを意識したと説明しています。

つまり、「光」という題名は、作品の設定を説明するだけのものではありません。ネタの中にある感情を観客が持ち帰り、改めて意味を考える余地を生み出しています。笑いの後に解釈が残る構造は、ラブレターズのコントを語るうえで重要な特徴です。

加えて、2017年の単独ライブですでに披露されていたという事実からは、作品を長い時間をかけて育ててきたことがうかがえます。キングオブコント2024で475点を獲得した背景には、独特な発想だけでなく、舞台での試行錯誤もあったと考えられます。

2本目「YOUは何しに海岸へ?」472点――奇抜な設定と演技の組み合わせ

ファイナルステージの「YOUは何しに海岸へ?」は、海岸でたそがれる人物と、そこに現れる外国人男性をめぐる、予想外の展開が印象に残るネタです。FRIDAYの優勝後インタビューでは、丸刈りのジュビロ磐田ファンの女性が、金髪の外国人男性にナンパされるという奇抜な設定が紹介されました。

このネタの持ち味は、設定の意外性だけではありません。登場人物の外見や行動、会話のかみ合わなさが重なり、場面そのもののおかしさが膨らんでいきます。説明的な台詞で笑いを誘うよりも、人物の存在そのものを笑いにつなげる演技が求められるタイプのコントです。

優勝後のインタビューで、2人は賛否が分かれる可能性があっても、自分たちらしい攻めたネタを2本披露したかったという趣旨を語っています。万人受けを狙って無難な設定に寄せるのではなく、独自の作風を貫いたことが、ラブレターズらしさを際立たせました。

結果として、ファイナルステージでは472点を獲得。1本目の475点と合わせて947点となり、最後まで高い評価を維持しました。作品の方向性を変えながらも、どちらのネタでも演技と設定の独自性を示したことが、優勝につながったと分析できます。

【優勝理由を検証】ラブレターズが僅差の勝負を制した3つのポイント

キングオブコント2024の結果から見えてくるのは、ラブレターズが単に一発の大きな笑いで勝ったわけではないということです。得点、作品の構成、そして長年の経験という3つの観点から、優勝の理由を整理できます。

1.2本とも高得点を獲得した安定感

1本目の475点は、ファーストステージのトップだったファイヤーサンダーの476点にわずか1点及ばない数字でした。一方、ファイナルステージでは472点を獲得し、同ステージに進んだ3組の中で最高得点を記録しています。

合計点だけでなく、ステージごとの順位にも注目すべきです。ラブレターズは最初のネタでファイナル進出を決め、2本目でも評価を落とさずに勝ち切りました。2本目の点数が伸び悩めば逆転される状況で、最後のネタを高水準にまとめたことが決定打になりました。

2.独自性の強いネタを2本そろえた

賞レースでは、1本目で高い評価を得ても、2本目で同じ魅力を再現できるとは限りません。ラブレターズは「光」の感情的な奥行きと、「YOUは何しに海岸へ?」の奇抜な人物設定という、異なる方向性のネタを選びました。

この組み合わせによって、同じような展開を繰り返すのではなく、コンビの表現の幅を示すことができました。もちろん、ネタの好みは観客や審査員によって異なります。それでも最終結果では、2本の合計点で他のファイナリストを上回っています。

3.年齢や経験を作風に取り込んだ

2024年当時、塚本と溜口はともに40歳を目前にしていました。FRIDAYのインタビューでは、2人が年齢を重ねた自分たちだからこそできるコントを考え、哀愁を意識したと語っています。

若さや勢いを前面に出すだけでなく、人物の不器用さ、みじめさ、妙な愛おしさまで笑いに変える。こうした表現は、長年舞台に立ち続けてきた経験と無関係ではありません。

ラブレターズの優勝を「5度目の挑戦でようやく成功した」という一文だけで説明すると、作品そのものの進化を見落とします。過去のネタを磨き、新しいネタにも挑戦しながら、自分たちの年齢や個性を表現の一部にしてきたことが、優勝を支えた要因と考えられます。

【塚本直毅・溜口佑太朗】プロフィールと2026年の現在

ラブレターズは、塚本直毅と溜口佑太朗によるお笑いコンビです。2人は日本大学芸術学部で知り合い、2009年4月にコンビを結成しました。所属事務所ASH&Dコーポレーションの公式プロフィールには、コントだけでなく、ドラマや映画、作家活動など、それぞれの仕事も掲載されています。

塚本直毅は1984年12月28日生まれ、静岡県出身。日本大学芸術学部文芸学科を卒業しています。ネタ作りに加え、作家としても活動しており、物語や台詞を組み立てる力がコンビのコントを支えています。

溜口佑太朗は1985年1月19日生まれ、埼玉県出身。日本大学芸術学部映画学科を卒業しています。タップダンスや日舞などを趣味とし、演技や身体表現を生かした活動も特徴です。コンビのコントでは、強い個性を持った人物を演じる力が作品の印象を決定づけています。

2026年10月現在、ラブレターズは賞レースでの優勝だけに活動を限定していません。所属事務所の公演情報や劇場の公演案内によると、2026年には単独ライブ「溺愛」を開催しました。作・演出をラブレターズ自身が担当し、ダウ90000の蓮見翔が脚本提供に参加しています。

こうした単独ライブは、テレビの賞レースとは異なる形で、コンビ独自のコントを観客に届ける機会です。優勝後も自ら作品を作り、舞台で発表する活動を続けていることから、ラブレターズにとってキングオブコントの優勝は、活動の終着点ではなく、その後の表現を広げるための実績の一つと捉えられます。

なお、2026年10月17日に開催されたキングオブコント2026では、ジェラードンが第19代王者に決まりました。TBSの大会公式発表でも優勝が告知されています。したがって、ラブレターズは2024年大会の王者であり、2026年時点の最新大会の優勝者とは区別して理解する必要があります。

【キングオブコント歴代優勝者】2024年のラブレターズは大会史にどう位置づけられる?

キングオブコントは2008年に始まった、コント日本一を決める大会です。優勝者は毎年入れ替わり、芸風やコンビ・トリオの構成も多様です。ラブレターズが優勝した2024年は、第17回大会にあたります。

歴代優勝者を開催年順に振り返ると、2008年はバッファロー吾郎、2009年は東京03、2010年はキングオブコメディ、2011年はロバート、2012年はバイきんぐ、2013年はかもめんたる、2014年はシソンヌ、2015年はコロコロチキチキペッパーズ、2016年はライス、2017年はかまいたち、2018年はハナコ、2019年はどぶろっく、2020年はジャルジャル、2021年は空気階段、2022年はビスケットブラザーズ、2023年はサルゴリラ、2024年はラブレターズ、2025年はロングコートダディ、2026年はジェラードンです。

この流れを見ると、ラブレターズの優勝は、若手の勢いだけでなく、長年の経験を積んだコンビが独自のコントで頂点に立った事例として位置づけられます。2024年大会は3139組がエントリーし、ラブレターズはその中から決勝に進み、最後の2本で947点を獲得しました。

また、2025年大会ではロングコートダディが優勝し、2026年大会ではジェラードンが王者となっています。ラブレターズの優勝を振り返る際は、2024年の結果を単独で見るだけでなく、毎年新たな王者が生まれる大会の歴史の中で、彼らがどのような作品を残したのかに注目すると理解が深まります。

【ラブレターズキングオブコント】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:ラブレターズはキングオブコント2024で何点を獲得しましたか?
A1:ファーストステージの「光」が475点、ファイナルステージの「YOUは何しに海岸へ?」が472点で、合計947点を獲得しました。2位のロングコートダディは946点、3位のファイヤーサンダーは945点で、1点差の優勝でした。

Q2:ラブレターズは何回目の決勝進出で優勝しましたか?
A2:5回目の決勝進出で優勝しました。2011年、2014年、2016年、2023年に決勝を経験し、2024年に悲願の初優勝を果たしています。

Q3:ラブレターズは2026年現在もキングオブコントの王者ですか?
A3:ラブレターズは2024年大会の第17代王者です。ただし、2025年はロングコートダディ、2026年はジェラードンが優勝しているため、2026年大会の最新王者ではありません。2026年も単独ライブ「溺愛」を開催するなど、コンビとしての活動を続けています。

ラブレターズのキングオブコント2024優勝は、1本目「光」の475点と、2本目「YOUは何しに海岸へ?」の472点、合計947点によって実現しました。ロングコートダディとの差はわずか1点。それでも、異なる魅力を持つ2本のネタで高い得点を積み重ね、最後まで勝負を崩さなかったことが優勝の決め手となりました。

2011年の初決勝から13年。2014年、2016年、2023年と挑戦を続け、5度目の決勝でつかんだ栄冠は、単なる一夜の成功ではありません。2017年から演じてきた「光」が優勝ネタとなった経緯にも、作品を育て続ける姿勢が表れています。

2026年現在のラブレターズを知るうえでは、優勝得点や歴代順位だけでなく、塚本直毅の作家性、溜口佑太朗の演技力、そして年齢や経験をコントに取り込んできた歩みも重要です。キングオブコント2024の結果は、長い挑戦の末に自分たちの作風を貫いたコンビが、全国の視聴者と審査員の前でその力を証明した記録として残っています。

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黒瀬 七海

スマホと家電のレビューを6年。スペックはメーカー公式の仕様表、価格は販売店の表示を基準にしています。

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