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高須克弥のがんは現在どうなった?全身がん公表から攻撃的緩和ケアまで徹底解説

土谷 亮平 土谷 亮平 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
目次

高須クリニック院長の高須克弥氏は、2014年に尿管がんを発症したと報じられ、2018年には全身にがんが広がっていることを公表しました。その後も膀胱がんの手術や再発、新たながんの発見などを経験し、治療を続けてきました。

大きな転機となったのが、2026年5月14日の本人によるX(旧Twitter)への投稿です。高須氏は、現代の治療ではがんを治せないと判断したことを明かし、「攻撃的緩和ケア」を始めると表明しました。一方、同年7月には焼肉を食べる様子を公開し、10月にも活動を続ける姿が報じられています。では、現在の病状はどうなっているのでしょうか。

【2026年最新】高須克弥のがんは現在どうなっているのか

高須克弥がん

2026年10月26日時点で、病状を考えるうえで最も重要な発表は、5月14日に高須氏自身がXで明らかにした治療方針の転換です。

高須氏は、がんが治療に抵抗しながら広がっていると説明したうえで、「何をしても現代治療では僕の癌が治らないことがわかった」と投稿しました。そして、「癌と二人連れで人生劇場を演じきることに決めた」と述べ、「今日からかっちゃん主導の攻撃的緩和ケアを始める」と表明しています。スポニチアネックス、日刊スポーツ、テレビ朝日系の報道も、この投稿を主要な転機として伝えました。

この発言が示しているのは、本人ががんの治癒を目指す従来の治療について厳しい見通しを示し、今後の生活や療養のあり方に重点を置く方針を明らかにしたことです。ただし、具体的な余命、臓器ごとの病状、検査数値、今後の治療内容について、同じ投稿だけから詳細を判断することはできません。

また、2026年7月には高須氏がXに焼肉を食べる動画を投稿したことが報じられ、10月2日にはパートナーの西原理恵子氏と質店を訪れる様子も伝えられました。これらは、本人が日常生活や活動を続けていることを示す情報です。一方、食事ができることや外出できることだけで、がんが縮小した、あるいは治療効果が得られたと判断することはできません。

つまり、2026年10月時点で把握できる状況は、全身がんの闘病を続けながら、5月に本人が攻撃的緩和ケアへの移行を表明し、その後も公の活動を続けているというものです。5月以降に病状が改善したとする新たな医学的情報と、本人が日々の生活を発信していることは、分けて理解する必要があります。

高須克弥氏の闘病は、単に一度がんを発症して治療を受けたという経過ではありません。手術後も再発や新たながんの発見が続き、その都度、治療方針を検討してきたことが報道や本人の発信から分かります。

以下に、報道各社が伝えた主な出来事を時系列で整理します。発病時期については、2014年とする報道がある一方、本人の回顧記事では2015年の人間ドックが発見のきっかけとして紹介されている例もあります。発病、検査、診断の時期を同一の出来事として扱わないことが大切です。

時期 主な出来事 確認できる内容
2014〜2015年 尿管がんの発症・発見 尿路系のがんが見つかり、本人の回顧では人間ドックの尿検査で血尿の反応があったことが発見のきっかけとして語られています。
2018年9月 全身がんを公表 複数の部位にがんがあることを公表し、闘病について発信するようになりました。
2020年7月・2021年1月 手術 全身がんの治療として複数回の手術を受けたことが報じられています。
2022年5月 再発を報告 再びがんが見つかったことを本人が発信しました。
2023年4月 膀胱がんの手術 膀胱がんの手術を受け、その後も尿路上皮がんの治療が続きました。
2024年4〜5月 手術と新たながんの報告 4月に手術を受け、5月には組織診断の結果を公開して新たながんが見つかったことを報告しました。
2025年7〜8月 血尿による緊急入院・手術、新たながんの報告 大量の血尿で緊急入院し、新しい手術に挑戦。その後、検査した複数の箇所からがんが見つかったと発信しました。
2026年4月 人間ドックと放射線被ばくについて持論を発信 人間ドックの受診をやめたと説明し、自身のがんの原因に関する仮説を公表しました。
2026年5月14日 攻撃的緩和ケアへの移行を表明 現代の治療ではがんを治せないとの認識を示し、本人主導の緩和ケアを始めると発表しました。
2026年7〜10月 日常生活や活動を継続 食事や外出などの様子が報じられています。ただし、これらの情報だけでは医学的な病状の改善は判断できません。

この年表で注目したいのは、手術を受けるたびに闘病が終わったわけではない点です。高須氏は2023年の膀胱がん手術後も治療を続け、2024年には再び手術を受け、2025年にも血尿を伴う緊急入院を経験しました。

2024年5月には組織診断の報告書を公開し、新たながんが見つかったことを伝えています。2025年8月にも、生検した複数の箇所からがんが確認されたと報告しました。こうした経過を踏まえると、2026年5月の方針転換は、長期間にわたる治療と再発の積み重ねの先にあったものと理解できます。

【尿管がん・膀胱がん】高須克弥の手術と治療はどのように進んだのか

高須氏のがん闘病を理解するうえで、尿管、腎臓、膀胱という尿路系の臓器に注目する必要があります。本人は過去の回顧記事で、血尿の反応をきっかけに詳しい検査を受け、尿管や腎臓、膀胱にがんが見つかった経緯を説明しています。

尿管は腎臓で作られた尿を膀胱に運ぶ管です。膀胱は尿を一時的にためる臓器であり、両者は尿路としてつながっています。ただし、同じ尿路系の臓器にがんが見つかった場合でも、それぞれの病変がどのように発生したのか、転移なのか、別個に発生したがんなのかは、個々の医学的な診断に基づいて判断されます。

高須氏は、初期の治療について、尿管や膀胱の一部、片方の腎臓を切除することを決めたと回顧しています。その後も再発や新たながんの発見が続き、2020年、2021年、2023年、2024年と手術を重ねました。2025年7月には大量の血尿で昭和医科大学病院に緊急入院し、翌日に新しい手術に挑戦することを本人が発信しています。

2024年には、本人が独自に試みていた温熱療法について、効果がなかったと説明し、大学病院で検査・治療を受ける方針を示したことも報じられました。治療法を試しながらも、効果を検討して次の選択肢を探っていたことがうかがえます。

なお、2026年5月の「現代治療では僕の癌が治らない」という発言は、本人による治療の見通しに関する説明です。治療を受けてきた医療機関による詳細な診療情報や、個々の薬剤・治療法の効果を網羅した医学的報告と同一ではありません。具体的な治療内容や病変の状態を把握するには、本人の発信と報道で確認できる範囲を超えた情報が必要です。

【がんの原因は何か】人間ドックの放射線被ばくに関する本人の見解と医学的事実

2026年4月には、高須氏が自身のがんの原因について、人間ドックで繰り返し受けた放射線被ばくではないかという考えをXで公表し、話題になりました。

高須氏は、人間ドックの受診をやめたと説明し、検査で使用するPETなどによる被ばくが自身のがんの原因だと考えていることを表明しました。腎臓、尿管、膀胱という尿路系の臓器にがんが見つかっていることと、検査で使用した放射性同位元素の体内での動きに着目した説明です。4月9日には、自身の仮説を改めて主張したことが日刊スポーツなどで報じられています。

しかし、本人が原因と考えていることと、医学的に原因が特定されたことは別です。高須氏の発信だけから、過去のPET検査やCT検査が本人のがんを引き起こしたと断定することはできません。

米国国立がん研究所(NCI)は、X線やCT、PETなどに伴う電離放射線が細胞に損傷を与え、がんのリスクに関係する可能性を説明しています。一方、一般的な医療画像検査による被ばくのリスクは小さく、病気の診断や治療方針の決定で得られる利益がリスクを上回る場合が多いとしています。

国立がん研究センターの「がん情報サービス」も、PET検査による被ばくについて、放射性薬剤から受ける線量に加えて、CTを組み合わせる場合にはCTによる被ばくが加わると説明しています。検査の必要性は、現在の身体の状態を把握するメリットと被ばくの影響を比較して判断するものです。

この問題を考える際には、次の3点を分けて理解する必要があります。

  • 医療画像検査に伴う放射線被ばくには、程度に応じたリスクがあること。
  • 個人のがんが、特定の検査によって発生したかどうかを判断するには、被ばく歴や医学的情報などを含む個別の評価が必要なこと。
  • 高須氏が述べた原因説は本人の見解であり、本人の発信だけで因果関係が証明されたわけではないこと。

人間ドックを受けるかどうか、PETやCT検査を受けるかどうかは、年齢、症状、既往歴、検査の目的などによって判断が変わります。高須氏の経験を理由に必要な検査を一律に避けることも、反対に検査を無条件に繰り返すことも適切ではありません。個々の検査の必要性と利益・リスクについて、担当医と相談することが基本です。

【攻撃的緩和ケアとは】高須克弥が選んだ方針の意味

2026年5月14日の投稿で特に注目されたのが、「攻撃的緩和ケア」という言葉です。高須氏は、治療によってがんを治すことが難しいとの認識を示したうえで、自ら主導して緩和ケアに取り組むと表明しました。

ここで重要なのは、「攻撃的緩和ケア」が本人の方針を表す言葉であり、それ自体が標準化された特定の治療法の名称というわけではない点です。高須氏の投稿は、がんとの付き合い方を自分で決め、残された時間の過ごし方にも主体性を持とうとする姿勢を示しています。

一方、医学的な意味での緩和ケアは、がんによる痛み、吐き気、息苦しさ、倦怠感といった身体的な苦痛だけでなく、不安や心理的な負担、生活上の悩みなどを和らげ、生活の質を支えるためのケアです。

国立がん研究センターの「がん情報サービス」は、緩和ケアについて、がんと診断されたときから受けられ、がんそのものに対する治療と並行して利用できると説明しています。つまり、緩和ケアという言葉は、必ずしも治療をすべて中止することや、死が差し迫っていることを意味しません。

ただし、高須氏は2026年5月の投稿で、現代の治療ではがんを治せないと考えていることを明らかにしています。その発言と「攻撃的緩和ケア」という方針を合わせて見ると、少なくとも本人は、治癒を目指す従来の治療が難しいと認識し、これからの生き方や療養のあり方に重点を移す意向を示したと読み取れます。

もっとも、本人が今後どの治療を続け、どの治療を見送るのか、症状緩和のために具体的にどのような医療を受けるのかは、5月の投稿だけでは分かりません。緩和ケアへの移行という言葉から、すべての治療を即座に中止したと解釈するのは早計です。

高須氏の発信が示すのは、病状について厳しい見通しを自ら語りながらも、療養の方針を主体的に選び、自分らしい生活を続けようとする姿勢です。医学的な治療の選択と、本人が大切にする生き方の両方を考える事例として受け止めることができます。

【Xの最新情報をどう読むか】元気な姿と病状は同じではない

高須克弥氏は、闘病の経過や手術前後の様子、食事、外出などをXで発信してきました。本人が情報を直接発信するため、報道だけでは伝わりにくい日常の一面を知る手がかりになっています。

2026年5月17日には、緩和ケアに言及した後もゴルフ場を訪れ、食事を楽しむ様子を公開したことが報じられました。同月25日にも食事の動画が話題となっています。7月には焼肉を食べる姿、10月初旬には西原理恵子氏と外出する様子が報道され、本人が活動を続けていることが伝えられました。

こうした投稿から分かるのは、投稿時点で本人がどのような活動をしていたかということです。がんの進行度、腫瘍の大きさ、転移の有無、治療への反応などを判定するには、診察や検査結果などの医学的な情報が必要です。

また、SNSでは、本人の発言が短い文章や写真、動画として切り取られ、見出しとともに拡散されます。「もはや打つ手なし」という発言だけを見れば、日常生活を送れないほど衰弱しているように受け取る人もいる可能性があります。反対に、食事や外出の動画だけを見ると、病状が大きく改善したように感じる人もいるでしょう。

しかし、がんの進行と日常生活での活動能力は、必ずしも同じ尺度ではありません。進行がんを抱えながら食事や仕事、外出を続けられる人もいますし、活動的な姿がそのまま病気の改善を示すとは限りません。

高須氏の近況を追う場合は、次のような判断基準が役立ちます。

  • 本人の発信:何を公表したのか、いつの投稿なのかを確認する。
  • 報道の内容:本人の発言をそのまま伝えているのか、記者による解説や推測が含まれているのかを区別する。
  • 病状の評価:食事や外出などの活動と、検査で確認された医学的な病状を混同しない。
  • 情報の新しさ:過去の手術報告を、現在の病状を示す情報としてそのまま扱わない。

2026年10月26日時点で、5月14日に表明された攻撃的緩和ケアの方針を覆す新たな医学的発表は、今回確認できた報道には見当たりません。7月や10月の活動報道は近況を知る材料ですが、それだけで病状が改善した、あるいは悪化したと結論づけることはできません。

【高須克弥がん】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:高須克弥氏のがんは2026年現在どうなっていますか?

A1:高須氏は2026年5月14日、がんが広がり、現代の治療では治せないとの認識をXで公表しました。そのうえで攻撃的緩和ケアを始めると表明しています。7月や10月には活動を続ける様子が報じられていますが、日常生活の様子だけで医学的な病状の改善を判断することはできません。

Q2:高須克弥氏が全身がんを公表したのはいつですか?

A2:2018年9月です。尿管がんの発症については2014年とする報道がある一方、本人の回顧記事では2015年の人間ドックが発見のきっかけとして語られています。その後、複数回の手術や再発、新たながんの発見を経験しています。

Q3:高須克弥氏はなぜ人間ドックをやめたのですか?

A3:2026年4月、高須氏は人間ドックで繰り返し受けた放射線被ばくが自身のがんの原因ではないかという考えをXで公表しました。ただし、これは本人の見解です。検査による被ばくと本人のがんとの因果関係が医学的に証明されたことを意味するものではありません。

Q4:「攻撃的緩和ケア」とは、がん治療をすべてやめることですか?

A4:その言葉だけで、すべての治療を中止したと判断することはできません。高須氏は、現代の治療ではがんを治せないとの認識を示したうえで、本人主導の緩和ケアを始めると発表しました。医学的な緩和ケアは、身体的・心理的な苦痛を和らげ、生活の質を支えるものであり、がん治療と並行して受けることもできます。

Q5:高須克弥氏は尿管がんや膀胱がんの手術を何度受けていますか?

A5:報道では、2020年7月と2021年1月の手術、2023年4月の膀胱がん手術、2024年4月の手術などが伝えられています。2025年7月には大量の血尿による緊急入院と新しい手術への挑戦も本人が報告しました。ただし、すべての手術の詳細や対象となった病変を、公開情報だけで完全に一覧化することはできません。

高須克弥氏のがん闘病は、2014年に発病したと報じられた尿管がんを出発点に、2018年の全身がん公表、複数回の手術、再発や新たながんの発見を経て、2026年5月の攻撃的緩和ケアへの方針転換に至りました。

2026年10月現在、本人は日常生活や活動を続ける様子を発信しています。一方、本人が5月に示した治癒への厳しい見通しを変更したとする新たな医学的発表は、今回確認できた報道では見当たりません。活動的な姿と、がんそのものの状態は区別して考える必要があります。

また、人間ドックの放射線被ばくが自身のがんの原因だとする本人の見解についても、医療検査に伴うリスクが存在することと、個人のがんの原因が特定の検査にあると証明されることは別問題です。検査の必要性は、個々の健康状態や検査目的を踏まえて医師と相談することが基本となります。

【プロの結論】 高須氏の発信から読み取れる大きな変化は、長年にわたって治療を続けてきた本人が、治癒を目指す治療の限界を認識し、これからの療養方針を自ら選ぼうとしていることです。今後の情報を追う際は、本人の言葉、報道で確認された出来事、医学的な評価を分けて捉えることが重要です。病状の変化を知りたい場合は、過去の手術報告や日常の動画だけで判断せず、本人による新たな病状説明や、具体的な治療方針の公表に注目する必要があります。

参考にした主な報道・医療情報

- スポニチアネックス、2026年5月14日:攻撃的緩和ケアへの移行に関する本人の投稿
- テレビ朝日系ニュース、2026年5月14日:がん治療に関する本人の発言
- 日刊スポーツ、2026年4月7日・9日・14日:人間ドックと放射線被ばくについての本人の見解
- ABEMA TIMES、2025年7月24日:血尿による緊急入院と手術
- 国立がん研究センター「がん情報サービス」:緩和ケア、PET検査に伴う被ばくの説明
- 米国国立がん研究所(NCI):医療画像検査と放射線によるがんリスクの解説

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土谷 亮平

プロ野球とサッカーを中心に、試合結果と選手コメントを公式記録で裏取り。数字は一次記録から拾うことを徹底しています。

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