牛久絢太郎(うしく・じゅんたろう)は、DEEPとRIZINのフェザー級王座を獲得した実績を持つ、日本のプロ総合格闘家です。1995年2月28日生まれ、東京都足立区出身。パンクラスで経験を積み、DEEPで頭角を現した後、2021年に第2代RIZINフェザー級王者となりました。
2026年は、5月4日のDEEPフェザー級暫定王者決定戦で水野新太に判定負けを喫した一方、11月8日開催予定の「RIZIN.55」でリー・カイウェンとの対戦が決定。アメリカン・トップチーム(ATT)所属の元王者が、再びRIZINの舞台に立ちます。これまでの経歴、戦績の変遷、現在の立ち位置を整理します。
【牛久絢太郎のプロフィール】年齢・生年月日・出身地・所属ジム

牛久絢太郎は、東京都足立区出身の総合格闘家です。柔道をバックボーンに持ち、国内の総合格闘技団体で経験を積み重ね、二つの主要団体でフェザー級王座を獲得しました。
RIZIN公式選手プロフィールでは、生年月日や身長、所属先、タイトル獲得歴などが紹介されています。現在はアメリカン・トップチームに所属し、国内外の選手との競争に身を置いています。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 牛久絢太郎(うしく・じゅんたろう) |
| 生年月日 | 1995年2月28日 |
| 年齢 | 31歳(2026年10月26日時点) |
| 出身地 | 東京都足立区 |
| 身長 | 170cm |
| 競技 | プロ総合格闘技(MMA) |
| 所属 | アメリカン・トップチーム(ATT) |
| 主な獲得タイトル | 第10代DEEPフェザー級王者、第2代RIZINフェザー級王者 |
年齢については、1995年2月28日生まれのため、2026年2月28日に31歳となっています。生年月日と年齢を調べる際は、誕生日を迎えたかどうかによって年齢が変わる点に注意が必要です。
また、牛久のキャリアを理解するうえで重要なのは、RIZINの知名度だけで評価しないことです。パンクラスでの下積み、DEEPでの王座獲得、RIZINでのタイトル獲得という段階を踏んできた選手であり、複数の団体で実績を残している点に特徴があります。
【経歴】柔道からプロ格闘家へ、DEEP王者になるまで
牛久絢太郎の格闘技人生は、柔道から始まりました。本人の公式プロフィールによると、小学1年生のときに兄の影響で柔道を始め、高校在学中に総合格闘技へと競技の幅を広げています。16歳で総合格闘技のジムに入会し、プロを目指す道に進みました。
2013年にはプロ昇格トーナメントで優勝し、同年にプロデビュー。初期のキャリアではパンクラスを主戦場として経験を積み、2014年にはネオブラッド・トーナメントのフェザー級で優勝しました。早い段階からタイトル戦線を目指せる選手として実績を重ねていきます。
転機となったのは、2019年から本格的に参戦したDEEPです。連勝を重ねた牛久は、2020年9月、当時のDEEPフェザー級王者だった弥益ドミネーター聡志に挑戦。判定4対1で勝利し、第10代DEEPフェザー級王者となりました。
この王座獲得は、牛久が国内の主要団体でトップレベルの実力を証明した節目です。プロデビューから地道に試合を重ね、タイトルマッチを勝ち切った経験が、その後のRIZIN参戦につながりました。
経歴を振り返ると、柔道で培った基礎を出発点に、パンクラスでプロとしての土台を築き、DEEPで王者に上り詰めた流れが見えてきます。華やかな大舞台での活躍だけではなく、下積みを経てトップ戦線へ進んだキャリアが牛久の特徴です。
【戦績の変遷】第2代RIZINフェザー級王者から現在まで
牛久が広く知られるようになった最大の理由は、RIZINフェザー級王座の獲得です。2021年10月24日のRIZIN.31で、当時の王者・斎藤裕に挑戦。試合中の負傷によるドクターストップでTKO勝利を収め、第2代RIZINフェザー級王者となりました。
2022年4月には斎藤との再戦でも判定勝ちし、初防衛に成功します。しかし、同年10月のRIZIN.39ではクレベル・コイケの三角絞めで一本負けを喫し、王座から陥落しました。
2023年4月の朝倉未来戦でも判定負けを記録しましたが、同年9月には萩原京平に判定勝ち。連敗を止めた後はバンタム級にも挑戦し、競技人生の新たな局面を迎えます。
RIZIN公式の選手情報や大会記録をもとに、主要な転換点を整理すると次のとおりです。
| 時期 | 主な出来事・試合結果 | キャリア上の意味 |
|---|---|---|
| 2013年 | プロデビュー | パンクラスを中心にプロとしての経験を積む |
| 2014年 | ネオブラッド・トーナメントのフェザー級で優勝 | 若手時代の実績を確立 |
| 2020年9月 | 弥益ドミネーター聡志に判定勝ち | 第10代DEEPフェザー級王者に |
| 2021年10月 | 斎藤裕にTKO勝ち | 第2代RIZINフェザー級王者に |
| 2022年4月 | 斎藤裕との再戦で判定勝ち | RIZIN王座の初防衛に成功 |
| 2022年10月 | クレベル・コイケに一本負け | RIZINフェザー級王座から陥落 |
| 2023年4月・9月 | 朝倉未来に敗れ、萩原京平には勝利 | 連敗から立て直しを図る |
| 2024年4月・9月 | 太田忍、佐藤将光に判定負け | バンタム級で苦しい時期を経験 |
| 2025年5月 | 福田龍彌とのDEEPバンタム級王座戦で判定負け | 二階級制覇はならず |
| 2025年11月 | 椿飛鳥に1ラウンド58秒、ヴォンフルーチョークで一本勝ち | フェザー級で再起 |
| 2026年5月 | 水野新太とのDEEPフェザー級暫定王者決定戦で判定負け | 暫定王座獲得はならず |
| 2026年11月8日(予定) | RIZIN.55でリー・カイウェンと対戦 | 約2年ぶりのRIZIN復帰戦 |
RIZINでの主要な勝利は、斎藤裕との2試合と萩原京平戦です。一方、クレベル・コイケ戦では寝技で一本負けを喫し、朝倉未来戦では判定で敗れています。これらの試合は、タイトル獲得後の牛久が直面した競争の厳しさを示しています。
なお、表の2026年11月の試合は、10月26日時点では開催前です。試合予定と試合結果を混同せず、実際の勝敗は大会終了後に確認する必要があります。
【階級変更の背景】フェザー級からバンタム級、そして再挑戦へ
牛久のキャリアを理解するうえで見逃せないのが、フェザー級からバンタム級への転向です。2023年には朝倉未来に敗れた後、萩原京平に勝利して立て直しの兆しを見せました。その後はバンタム級で試合を重ねましたが、2024年の太田忍戦、佐藤将光戦はいずれも判定負けとなりました。
2025年5月には約3年半ぶりにDEEPへ戻り、福田龍彌が持つバンタム級王座に挑戦。しかし、この試合も判定負けに終わり、二階級制覇は実現しませんでした。
その後、牛久はフェザー級に戻ります。2025年11月2日のDEEP 128 IMPACTでは椿飛鳥を相手に、1ラウンド58秒でヴォンフルーチョークを極めて一本勝ち。判定決着が続いていた時期を経て、明確なフィニッシュで再起を果たしました。
ただし、再起の勢いがそのままタイトル獲得につながったわけではありません。2026年5月4日、DEEP 131 IMPACTで水野新太とフェザー級暫定王者決定戦を戦いましたが、判定0対5で敗戦。王座返り咲きは持ち越しとなりました。
この経緯から読み取れるのは、階級を変えること自体が勝利を保証するわけではないという点です。階級変更後の結果を評価するには、対戦相手の実力、試合展開、決着方法を分けて見る必要があります。牛久の場合、バンタム級での苦戦からフェザー級で一本勝ちを挙げたものの、暫定王座戦では再び課題が残る結果となりました。
戦績の数字だけで選手の価値を決めるのではなく、どの階級で誰と戦い、どのような内容で勝敗が決まったかを確認が必要です。牛久の歩みは、王者経験者であっても階級や対戦環境の変化に応じて、再び実力を証明しなければならない総合格闘技の厳しさを表しています。
【牛久絢太郎の現在】アメリカン・トップチーム所属、2026年のRIZIN復帰戦
2026年10月時点の牛久は、アメリカン・トップチーム(ATT)所属の現役プロ格闘家です。ATTは海外のトップ選手が集まることで知られる総合格闘技ジムで、牛久も同ジムに所属して競技活動を続けています。
RIZIN公式サイトが2026年9月に発表した「abc presents RIZIN.55」の対戦カードでは、牛久とリー・カイウェンの一戦が決定しています。大会は11月8日に千葉県のLaLa arena TOKYO-BAYで開催予定。試合は66.0kg契約、RIZIN MMAルールの5分3ラウンドです。
この試合は、牛久にとって約2年ぶりとなるRIZIN復帰戦です。最後のRIZIN出場は2024年9月29日のRIZIN.48で、佐藤将光に判定負けを喫しています。復帰戦の相手となるリー・カイウェンは強打を持つ選手として紹介されており、牛久にとっては元王者としての存在感を示す機会となります。
注目点は、単に勝敗だけではありません。ATTでの準備を経て、国際戦でどのような戦い方を見せるのか、フェザー級での再起をRIZINの舞台につなげられるのかが焦点です。2026年5月の水野戦で敗れた直後の再挑戦となるため、試合内容そのものも今後の評価を左右する材料になるでしょう。
また、牛久の公式プロフィールサイトでは、格闘家としての活動に加え、東京都葛飾区の亀有近辺でパーソナルトレーニングを行っていることも紹介されています。競技活動以外にも格闘技経験を生かした仕事に取り組んでいることが分かります。
ただし、2026年10月26日時点で確定しているのは、RIZIN.55への出場予定までです。リー・カイウェン戦の結果や、その後の王座挑戦の有無については、開催前の段階で断定できません。
【プロの結論】牛久絢太郎を評価するなら見るべき3つのポイント
牛久絢太郎のキャリアを評価する際は、タイトルの数や直近の勝敗だけで判断するのではなく、次の3点を押さえると全体像を理解しやすくなります。
第一に、複数団体でのタイトル獲得実績です。第10代DEEPフェザー級王者と第2代RIZINフェザー級王者という肩書は、異なる団体のトップ戦線で結果を残した証拠です。RIZINでの王座獲得と初防衛は、キャリアの中でも特に重要な実績として位置付けられます。
第二に、対戦相手と決着方法です。斎藤裕とのタイトル戦ではTKO勝利と判定勝利を記録し、クレベル・コイケには一本負けを喫しました。2025年の椿飛鳥戦では短時間の一本勝ちを挙げています。勝敗だけでなく、打撃、寝技、判定のどこで試合が決まったかを見ることで、試合ごとの特徴が分かります。
第三に、2026年の復帰戦の意味です。5月のDEEP暫定王座戦で敗れた後、11月にRIZINへ戻る流れは、牛久にとって再びトップ戦線で実力を示す機会です。今後の評価では、元王者という過去の実績に加え、現在の対戦相手にどこまで対応できるかを確認する必要があります。
一方、過去の王座獲得だけを根拠に、現在も同じ競争力を保っていると判断するのは適切ではありません。2023年以降の敗戦と2025年の再起、2026年5月のタイトル戦の結果まで含めて評価することが、牛久の現在地を正確に理解する近道です。
【牛久絢太郎】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:牛久絢太郎の年齢と生年月日は?
A1:1995年2月28日生まれです。2026年10月26日時点で31歳です。
Q2:牛久絢太郎の出身地はどこ?
A2:東京都足立区です。柔道をバックボーンに持ち、2013年にプロ総合格闘家としてデビューしました。
Q3:牛久絢太郎が獲得したタイトルは?
A3:第10代DEEPフェザー級王座と第2代RIZINフェザー級王座です。DEEPでは2020年、RIZINでは2021年に王座を獲得しました。
Q4:牛久絢太郎は現在どこのジムに所属している?
A4:アメリカン・トップチーム(ATT)に所属しています。2026年のRIZIN公式情報でも、同ジム所属の選手として紹介されています。
Q5:牛久絢太郎の2026年最新試合結果は?
A5:2026年5月4日のDEEP 131 IMPACTで、水野新太とのフェザー級暫定王者決定戦に臨み、判定0対5で敗れました。次戦は11月8日開催予定のRIZIN.55で、リー・カイウェンと対戦する予定です。10月26日時点では、この試合はまだ開催されていません。
Q6:牛久絢太郎はRIZINの現役王者なの?
A6:現在のRIZINフェザー級王者ではありません。2021年に第2代王者となり、2022年10月にクレベル・コイケに敗れて王座から陥落しています。2026年は再びRIZINの舞台に立ち、今後の再浮上を目指す段階です。
牛久絢太郎は、1995年2月28日生まれ、東京都足立区出身のプロ総合格闘家です。2013年のプロデビューからパンクラス、DEEPを経て実力を磨き、2020年にDEEPフェザー級王座、2021年にRIZINフェザー級王座を獲得しました。
その後は王座陥落や複数の敗戦、バンタム級への転向を経験しましたが、2025年11月には椿飛鳥に一本勝ち。2026年5月の水野新太戦では敗れたものの、競技活動を続けています。
現在の最大の注目点は、11月8日に予定されているRIZIN.55でのリー・カイウェン戦です。元王者としての実績を持つ牛久が、ATTでの準備を経てどのような試合を見せるのか。過去のタイトルだけでなく、直近の試合内容と今後の結果を合わせて追うことが、牛久絢太郎の現在を理解するうえで重要です。