お笑いトリオ・ネプチューンのメンバーとして知られる原田泰造は、ドラマでも幅広い役柄を演じてきた俳優だ。2026年は、NHK連続テレビ小説『風、薫る』で牧師の吉江善作を演じたほか、テレビ東京の『サ道2026~人生をサボりながら、ととのう~』、BS-TBSの『天狗の台所 Season3』にも出演。コメディーからヒューマンドラマ、刑事サスペンス、時代劇まで、活躍の場を広げている。
原田泰造のドラマ出演作を振り返ると、2013年度後期の朝ドラ『ごちそうさん』、2014年の『血の轍』、2018年の『そろばん侍 風の市兵衛』、2022年の『祈りのカルテ』、そして2025年の『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!SP』など、作品ごとに異なる表情が見えてくる。この記事では、2026年10月26日時点の最新情報を踏まえ、歴代の主な出演ドラマ、代表作の見どころ、俳優としての評価を整理する。
【原田泰造ドラマの出演作は?2026年最新・現在の出演情報】

原田泰造のドラマ出演歴を調べるなら、まず押さえたいのが2026年の3作品だ。2026年度前期のNHK朝ドラ『風、薫る』に加え、9月には『サ道2026』が放送され、10月には『天狗の台所 Season3』が放送中。最新作を知りたい読者にとって、この3作が現在の活動を把握する手掛かりになる。
『天狗の台所 Season3』:エリス・ウィルソン役2026年10月26日時点で放送中なのが、BS-TBSの『天狗の台所 Season3』だ。原田が演じるのは、飯綱基とオンの父親、エリス・ウィルソン。ニューヨークで暮らしながら、家族を優しく見守る人物として描かれる。
BS-TBSの番組公式情報によると、Season3は2026年10月1日にスタートし、毎週木曜午後11時から放送されている。自然や食事、家族の日常を丁寧に描く本作では、原田の柔らかな表情や、感情を素直に表す演技が役柄に生かされている。
事件や大きな対立を中心にしたドラマとは違い、日々の暮らしの中にある喜びや気遣いを味わう作品だ。原田泰造の落ち着いた父親役を見たい人におすすめしたい。
『サ道2026~人生をサボりながら、ととのう~』:ナカタアツロウ役テレビ東京の『サ道2026~人生をサボりながら、ととのう~』は、2026年9月19日から23日までの5日間にわたって放送されたスペシャルシリーズ。原田は、シリーズを通じて主人公のナカタアツロウを演じている。
原作はタナカカツキの漫画『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』。仕事に追われながらもサウナに足を運び、心身を整えていくナカタの日常を描く。2026年版では、三宅弘城演じる偶然さんに加え、橋本将生演じる新キャラクターの蒸くんも登場した。
テレビ東京の番組情報では、ナカタはフリーランスのクリエイターという設定。サウナでの静かな時間、仲間との会話、仕事や生活への向き合い方が物語の中心となる。原田の自然体の芝居を楽しめるシリーズだ。
『風、薫る』:牧師・吉江善作役2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』で原田が演じたのは、キリスト教の牧師・吉江善作。主人公の一人である大家直美(上坂樹里)を引き取り、彼女の自立を尊重しながら見守る人物だ。
物語の舞台は明治時代。看護の世界に飛び込んだ二人の女性が、周囲との葛藤を乗り越えながら道を切り開いていく姿を描く。吉江は、直美を一方的に支配するのではなく、本人の選択を尊重しつつ心配する存在として物語を支えている。
原田にとって、朝ドラへの出演は2013年度後期の『ごちそうさん』以来。TVガイドWebなどのインタビュー記事では、牧師役に向き合うために聖書を読み、教会の礼拝にも参加したことが紹介された。普段のバラエティー番組で見せる印象とは異なる、役作りへの取り組みも注目されたポイントだ。
【歴代の出演ドラマ一覧】原田泰造のキャリアを年表で整理
原田泰造の出演ドラマを歴代で見ると、2000年代初頭からテレビドラマに出演し、2000年代後半以降は時代劇や社会派作品にも活動の幅を広げてきたことが分かる。2010年代には朝ドラや大河ドラマ、WOWOWの連続ドラマWなどに出演。2019年以降は『サ道』シリーズが代表的な仕事の一つとなり、近年は父親役や人間味のある脇役でも存在感を発揮している。
以下は、所属事務所のプロフィール、各局の番組公式情報、作品データベースなどで確認できる主な出演作をまとめたものだ。全出演作を網羅したリストではなく、キャリアの流れをつかみやすい作品を中心に整理している。
| 時期 | 作品名 | 役どころ・見どころ |
|---|---|---|
| 2001年 | 水曜日の情事 | 前園耕作役。初期のドラマ出演作の一つ。 |
| 2004年 | 奥さまは魔女/めだか | コメディーや日常を描くドラマで幅広い役柄を経験。 |
| 2007年 | 演歌の女王 | 田丸ヒトシ役。人間関係の複雑さを描くコメディードラマ。 |
| 2008年 | 篤姫 | 大久保利通役。NHK大河ドラマへの出演。 |
| 2010年 | 龍馬伝 | 近藤勇役。歴史上の人物を演じた大河ドラマ。 |
| 2013~2014年 | ごちそうさん | 卯野大五役。朝ドラで主人公の父親を演じた。 |
| 2014年 | 血の轍 | 志水達也役。刑事部と公安部の対立を描くサスペンス。 |
| 2015年 | 花燃ゆ | 大河ドラマへの出演。時代劇での活動を継続。 |
| 2017年 | 銭形警部 漆黒の犯罪ファイル | 鈴木亮平主演の刑事ドラマに出演。 |
| 2018年 | そろばん侍 風の市兵衛 | 同心・渋井役。江戸を舞台にした時代劇。 |
| 2019年~ | サ道シリーズ | ナカタアツロウ役。シリーズを代表する主演作。 |
| 2022年 | 祈りのカルテ/サ道~2022年冬~ | 父親役と、サウナを愛する主人公の二つの顔。 |
| 2023年 | 生理のおじさんとその娘/天狗の台所 | 主演作や家族を見守る役柄で活躍。 |
| 2024年 | おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか! | 沖田誠役。価値観をアップデートする父親を好演。 |
| 2025年 | おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!SP 2025夏/べらぼう | 現代劇と大河ドラマの両方に出演。 |
| 2026年 | 風、薫る/サ道2026/天狗の台所 Season3 | 牧師、サウナ好きのクリエイター、父親役と多彩な出演が続く。 |
この年表から見えてくるのは、原田の出演歴が単一ジャンルに偏っていないことだ。時代劇で歴史上の人物を演じる一方、サウナを題材にした日常ドラマでは肩の力が抜けた演技を見せ、医療ドラマや刑事サスペンスでは物語に緊張感を与える役を担ってきた。
なお、作品によっては主演ではなく、物語の重要な部分を担う共演者として出演している。出演本数だけではなく、どのような役柄で起用されてきたかを見ることが、原田泰造の俳優としての歩みを理解する近道になる。
【代表作①】『サ道』シリーズで見せる原田泰造の自然体の演技
原田泰造のドラマ代表作を一つ挙げるなら、テレビ東京の『サ道』シリーズは外せない。2019年の連続ドラマ化以降、2021年の『サ道2021』や各種スペシャルドラマを経て、2022年の『サ道~2022年冬~』、そして2026年の『サ道2026』へと続いている。
原田が演じるナカタアツロウは、サウナを愛するフリーランスのクリエイター。サウナ室、水風呂、外気浴を通じて心身を整える時間や、そこで出会う人々との会話が描かれる。大きな事件や派手な展開を中心に据えるのではなく、日常の中にあるささやかな充足感を丁寧に映し出す作品だ。
この役の魅力は、原田が無理に格好よく見せようとせず、仕事に疲れたり、仲間との時間を楽しんだりする人物を自然に演じている点にある。セリフだけで感情を説明するのではなく、表情や間、体の動きによって、サウナで緊張がほどけていく様子を伝えている。
テレビ東京の公式キャスト紹介では、原田が撮影前日にロケ先のサウナに入り、実際に「ととのって」から撮影に臨むことも紹介されている。サウナを扱う作品において、演者自身の体験が撮影に結び付いている点は興味深い。
また、『サ道』シリーズは原田一人の芝居だけで成立しているわけではない。三宅弘城演じる偶然さん、シリーズに登場するサウナ仲間たちとの会話が、作品の空気をつくっている。原田の親しみやすさと、共演者との自然な掛け合いを楽しみたい人には、最初に視聴する作品としておすすめだ。
2022年の『サ道~2022年冬~』は、年末のサウナをテーマにしたスペシャルドラマとして放送された。2026年版では5日間連続放送という形式が採用され、シリーズの世界観が引き継がれている。長く続くシリーズへの継続起用は、ナカタアツロウという役柄と原田の相性のよさを示す実績の一つだ。
【代表作②】『祈りのカルテ』と『おっパン』で見せた父親役の深み
『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』2022年の日本テレビ系ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』では、原田は広瀬秀太を演じた。玉森裕太演じる研修医・諏訪野良太の父親であり、物語の終盤では親子の関係や過去にまつわる事情が重要な意味を持つ。
日本テレビの番組公式情報によると、最終話では、末期がんで死期が迫る広瀬が研修医となった息子の主治医となり、医師としての判断と息子としての感情が交錯する展開が描かれた。
この役で印象的なのは、単に優しい父親として描かれるだけではないことだ。親子の間にある複雑な感情や、過去を抱えて生きる人間の弱さが、物語の軸になっている。原田は大げさな感情表現だけに頼らず、父親としての思いと一人の人間としての事情を併せ持つ人物を演じた。
『サ道』のナカタアツロウが日常の穏やかさを象徴する人物だとすれば、『祈りのカルテ』の広瀬は、家族との関係に深い葛藤を抱える人物だ。同じ俳優がこの二つの役を演じている点に、原田の演技の幅が表れている。
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』と2025年夏のSPもう一つの代表作が、東海テレビ・フジテレビ系の『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』だ。原田が演じる沖田誠は、古い価値観を持つ中年男性。息子や娘、妻との関係を通じて、自分の常識を少しずつ見直していく。
2024年に放送された連続ドラマでは、誠がゲイの大学生・五十嵐大地との出会いをきっかけに、家族や周囲の人々への接し方を変えていく姿が描かれた。作品の特徴は、価値観の違いを単純な善悪に分けず、主人公自身が戸惑いながら学んでいく過程をコメディーとして見せたことにある。
原田の演技では、頑固さや不器用さが笑いにつながる一方、誠が誰かを理解しようと努力する場面では、真剣さや優しさが前面に出る。最初から物分かりのよい人物ではないからこそ、変化の過程に説得力が生まれる。
東海テレビの公式情報によると、スペシャルドラマ『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!SP』は2025年6月28日午後11時40分から翌0時35分まで放送された。中島颯太、城桧吏、大原梓、東啓介、雛形あきこ、富田靖子らが出演し、連続ドラマで描かれた人間関係を引き継いでいる。
加えて、映画版は2025年7月4日に公開された。テレビドラマからスペシャルドラマ、映画へと展開したことは、沖田誠というキャラクターが作品の中心として継続的に描かれてきたことを示している。
家族のすれ違いを描くドラマが好きな人や、笑いと人間ドラマの両方を楽しみたい人に向いている作品だ。原田泰造の俳優としての魅力を知るうえでも、見逃せないシリーズといえる。
【時代劇・刑事ドラマにも強い】『血の轍』『そろばん侍 風の市兵衛』などの出演歴
原田泰造の出演ドラマを調べると、『サ道』や『おっパン』のような親しみやすい作品だけでなく、緊張感のある刑事ドラマや本格的な時代劇も見つかる。役柄の幅を知りたい人は、このジャンルの作品にも注目したい。
『血の轍』:公安部の刑事・志水達也役2014年のWOWOW連続ドラマW『血の轍』では、原田は志水達也を演じた。相場英雄の警察小説を原作とするサスペンスで、谷原章介演じる刑事部の兎沢実と、原田演じる公安部の志水との対立が物語の中心にある。
かつて協力して事件に取り組んだ二人が、組織の違いやそれぞれの正義によって対立する。日常を淡々と描く『サ道』とは対照的に、警察組織の思惑や人物同士の緊張関係が重視される作品だ。
原田の役柄は、親しみやすさよりも、相手の意図を簡単には読ませない緊張感が求められるものだった。こうした作品への出演は、原田がコメディー以外でも複雑な人間関係を描くドラマに参加してきたことを示している。
『そろばん侍 風の市兵衛』:同心・渋井役2018年のNHK時代劇『そろばん侍 風の市兵衛』では、向井理演じる主人公・唐木市兵衛の周囲で事件の情報を伝える同心・渋井を演じた。市兵衛がそろばんの腕と剣の技を使い、さまざまな事件や不正に立ち向かう物語だ。
NHKオンデマンドの各話紹介にも、渋井が市兵衛に情報を伝え、事件の背景を探る場面が記載されている。主人公として物語を引っ張る役とは異なるが、事件の展開を支える人物として登場する。
大河ドラマ『篤姫』や『龍馬伝』への出演も含め、原田は時代劇で複数の人物を演じてきた。現代劇で見せる親しみやすい印象とは異なる、時代背景に沿った立ち居振る舞いを見られる点が、このジャンルの魅力だ。
『銭形警部 漆黒の犯罪ファイル』など刑事ドラマでの存在感2017年の『銭形警部 漆黒の犯罪ファイル』にも出演している。同作は、鈴木亮平演じる銭形幸一を中心とした刑事ドラマで、原田は複数の実力派俳優とともに作品に参加した。
また、2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』では近藤勇、2008年の『篤姫』では大久保利通を演じている。歴史上の人物から現代の刑事まで、作品の設定に応じて異なる人物像を作り上げてきた。
このような出演歴を並べると、原田泰造のドラマ出演歴は、コメディーで知名度を得たタレントが俳優業にも挑戦した、という単純な説明では収まらない。長年にわたり、現代劇、時代劇、社会派サスペンス、家族ドラマなど、異なるジャンルで役柄を積み重ねてきたキャリアだ。
【原田泰造の俳優としての評判】起用作から読み解く3つの強み
原田泰造の俳優としての評判を考える際、まず注目したいのは、出演作のジャンルと役柄の変化だ。バラエティー番組で親しまれている一方、ドラマでは主演作もあれば、物語の鍵を握る共演者として起用された作品もある。出演歴をたどると、彼の演技の特徴が見えてくる。
1.普通の人の不器用さを表現できる『サ道』や『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』に共通するのは、主人公が特別な能力を持つ人物ではなく、仕事や家庭、人間関係の中で悩む普通の人として描かれていることだ。
原田は、人物の欠点を隠して格好よく見せるよりも、戸惑いや失敗を含めて演じる。『おっパン』の沖田誠は、古い価値観に固執する一方、周囲との関係を改善しようと努力する人物だ。視聴者が主人公の変化を追いやすいのは、変化の前にある未熟さも丁寧に描かれているためだろう。
2.笑いと感情表現を両立できる原田の演技には、コミカルな場面と真剣な場面を行き来できる強みがある。『祈りのカルテ』では親子の葛藤や病を抱える人物の心情が描かれ、『風、薫る』では直美を気にかける牧師・吉江善作を演じた。
『風、薫る』について、原田はインタビューで、吉江を直美のよいところも悪いところも理解したうえで応援する人物として捉えていることを語っている。単に優しいだけではなく、相手の選択を尊重しながら心配する姿が、役柄の人間味につながっている。
感情を表現する際も、必ずしも大きな身振りや強いセリフに頼る必要はない。相手を見守る表情や、言葉を選ぶ間の取り方によって、人物の思いや迷いを伝える。こうした表現は、家族ドラマやヒューマンドラマとの相性がよい。
3.主演と共演の両方で作品を支える『サ道』シリーズや『はぐれ刑事三世』などでは主演を務める一方、『血の轍』『銭形警部 漆黒の犯罪ファイル』『そろばん侍 風の市兵衛』などでは、物語の中で重要な役割を担っている。
主演作では人物の視点を通して物語を進め、共演作では他の登場人物との関係性を通じて作品に厚みを加える。こうした両方の経験があることは、原田のキャリアを評価するうえで要点だ。
また、2026年に『風、薫る』『サ道2026』『天狗の台所 Season3』と異なるタイプの作品に出演していることからも、起用される役柄が一つのイメージに限定されていないことが分かる。牧師、サウナを愛するクリエイター、家族を見守る父親という違いは、演技の幅を比較するうえでも分かりやすい。
【原田泰造ドラマ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:原田泰造が2026年現在出演しているドラマは何ですか?
A1:2026年10月26日時点では、BS-TBSの『天狗の台所 Season3』が放送中です。また、2026年度前期の朝ドラ『風、薫る』、9月に放送されたテレビ東京の『サ道2026~人生をサボりながら、ととのう~』にも出演しています。
Q2:朝ドラ『風、薫る』で原田泰造は何役を演じていますか?
A2:キリスト教の牧師・吉江善作役です。大家直美を引き取って以来、彼女の自立を尊重しながら見守る人物として描かれています。原田にとっては、2013年度後期の『ごちそうさん』以来の朝ドラ出演となりました。
Q3:原田泰造のドラマ代表作を初めて見るなら、どれがおすすめですか?
A3:自然体の演技を楽しみたいなら『サ道』、家族の変化を描く作品が好きなら『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』、親子の葛藤を描くヒューマンドラマなら『祈りのカルテ』がおすすめです。時代劇や刑事サスペンスが好みなら、『そろばん侍 風の市兵衛』や『血の轍』も候補になります。
原田泰造のドラマ出演作を振り返ると、『ごちそうさん』や『篤姫』『龍馬伝』といったNHK作品から、『血の轍』『祈りのカルテ』のようなシリアスなドラマ、『サ道』『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』のような人間味のある作品まで、多彩なキャリアを築いてきたことが分かる。
2026年は『風、薫る』で牧師・吉江善作を演じ、『サ道2026』ではナカタアツロウとしてシリーズに戻り、現在放送中の『天狗の台所 Season3』ではエリス・ウィルソン役を務めている。作品ごとに人物の性格や立場が異なるため、どのドラマを見るかによって、原田の違った魅力を発見できる。
原田泰造の俳優としての強みは、コメディーで培った親しみやすさだけではない。普通の人が抱える迷いや弱さを表現する力、家族や仲間との関係を自然に見せる演技、そして時代劇やサスペンスにも対応する幅広さが、長年の出演歴を支えている。
最新作を追うなら『天狗の台所 Season3』、代表作から入るなら『サ道』や『おっパン』、演技の振れ幅を確かめるなら『祈りのカルテ』『血の轍』『風、薫る』を選ぶとよい。歴代作品を見比べることで、原田泰造がバラエティータレントとしての顔にとどまらず、作品ごとに異なる役柄を担う俳優として活動を続けていることが実感できるはずだ。