「スッキリ THE FIRST」は、日本テレビ系の朝の情報番組『スッキリ』で紹介された、SKY-HI主催のボーイズグループオーディション企画です。2021年4月2日に放送が始まり、参加者たちの成長や楽曲制作、最終審査までの過程を通じて、7人組ダンス&ボーカルグループBE:FIRSTが誕生しました。
一方、番組『スッキリ』自体は2023年3月31日に放送を終了しています。2026年現在は、BE:FIRSTが6人体制で活動を続けており、国内外でのライブや新作リリースなど、新たな展開を見せています。オーディションの放送日・放送回、参加者一覧、合格者、デビューまでの経緯、そして番組終了後の現在を整理します。
【スッキリ THE FIRSTとは】SKY-HIが企画に込めた狙い

「THE FIRST」は、音楽プロダクション兼レーベルBMSGが主催したボーイズグループオーディションです。プロジェクトを立ち上げたのは、ラッパー、シンガーソングライター、音楽プロデューサーとして活動するSKY-HI。アーティストとして培った経験を生かし、才能を発揮できる環境を自らつくるという構想から始まりました。
BMSGが2021年3月12日に発表した企画告知によると、SKY-HIはオーディションのために1億円という巨額の私財を投じる計画を掲げていました。目指したのは、単に歌やダンスが上手なメンバーを集めることではなく、個々の才能を生かし、世界を目指せるグループを育てることです。
審査で重視されたのは、次の「3つのFIRST」でした。
- クオリティファースト:歌唱力やダンスなど、パフォーマンスの質を追求すること。
- クリエイティブファースト:自ら楽曲や振り付けを考え、作品づくりに参加する姿勢を重視すること。
- アーティシズムファースト:技術だけでなく、個性や表現者としての芸術性を大切にすること。
この方針が番組の特徴を決定づけました。完成されたパフォーマンスだけを比較するのではなく、課題に直面した参加者がどう考え、仲間と協力し、短期間で成長していくのか。その過程まで視聴者に伝える構成だったのです。
また、SKY-HI自身が審査と育成の中心に立ったことも特徴です。参加者の技術を評価するだけでなく、グループとして何を表現したいのか、どのような個性を組み合わせるべきなのかという視点が、選考全体に反映されました。
【放送日・放送回を整理】スッキリではいつ放送された?
「スッキリ THE FIRST」の初回放送日は2021年4月2日(金)です。BMSGの公式告知では、日本テレビ系『スッキリ』での放送に加え、動画配信サービスHuluでの完全版配信、TVerでの番組放送分の配信も案内されていました。
当時の視聴方法には、それぞれ違いがありました。『スッキリ』ではオーディションの主要な場面を編集して紹介し、Huluでは審査や合宿などをより詳しく追える構成でした。BMSGの開始時の案内では、Huluの完全版は放送日の20時から、TVerでは『スッキリ』放送分を同日15時から配信する予定とされていました。
そのため、「スッキリ THE FIRSTの放送回」を調べる際は、地上波で紹介された放送回と、Huluの完全版のエピソードを区別する必要があります。BMSGの公式アーカイブでは、完全版は第1回から第20回まで整理され、最終回には「Shining One」の審査とデビューメンバーの発表が収録されています。
最終審査は2021年8月に大きな節目を迎えました。日本テレビ系『スッキリ』では、8月9日から13日にかけて「真夏のザスト祭」と題した特集が組まれ、参加者たちの最後の挑戦と結果が紹介されました。
なお、番組の最終回とオーディションの最終回は別の出来事です。『スッキリ』の放送終了日は2023年3月31日ですが、「THE FIRST」の選考とBE:FIRSTの誕生は2021年に完結しています。
【時系列で比較】THE FIRSTの放送開始からBE:FIRST誕生まで
オーディションの開始からグループのデビュー、さらに2026年現在までの主な出来事を時系列でまとめました。『スッキリ』の終了時期とBE:FIRSTの活動の節目を並べると、両者の関係が整理しやすくなります。
| 時期 | 出来事 | ポイント |
|---|---|---|
| 2021年3月12日 | BMSGが企画を告知 | SKY-HI主催のボーイズグループオーディションを発表。 |
| 2021年4月2日 | 『スッキリ』で放送開始 | 地上波とHuluなどを通じて選考過程を紹介。 |
| 2021年5〜7月 | グループ審査・合宿審査 | クリエイティブ審査や疑似プロ審査などを実施。 |
| 2021年8月9〜13日 | 最終審査を特集 | 「真夏のザスト祭」で最終段階を放送。 |
| 2021年8月13日 | BE:FIRST始動を発表 | 7人組グループとして活動を開始。 |
| 2021年8月16日 | 「Shining One」プレデビュー | 最終課題曲をBE:FIRSTバージョンとして展開。 |
| 2021年11月3日 | 「Gifted.」リリース | BE:FIRSTのデビューシングルを発売。 |
| 2023年3月31日 | 『スッキリ』最終回 | 17年間続いた日本テレビ系の朝の情報番組が終了。 |
| 2025年11月8日 | RYOKIがグループを離れる | BE:FIRSTは6人体制へ。 |
| 2026年9月18日 | Global EP「WATCH ME」発売 | 6人体制で新たな音楽展開を継続。 |
| 2026年11月3日予定 | 4thアルバム「BE:4U」発売 | 2026年10月時点で公式サイトが発売予定を告知。 |
この年表で押さえたいのは、2021年のオーディション終了と2023年の番組終了が、約1年8か月離れている点です。『スッキリ』が終了したからBE:FIRSTの活動も終わった、という関係ではありません。
BE:FIRSTの始動については、公式サイトが2021年8月13日付で発表しています。その後、8月16日に「Shining One」をプレデビュー曲としてリリースし、11月3日にはデビューシングル「Gifted.」を発売しました。オーディションでの選考が、実際の音楽活動へとつながったことが分かります。
【THE FIRST参加者一覧・合格者】最終審査に進んだ10人と7人の選出
「THE FIRST 参加者一覧」を調べる際に押さえておきたいのは、全国での選考を経て、3次審査には30人が進んだことです。BMSGの公式アーカイブには、3次審査までの参加者や合宿審査まで進んだ参加者を確認できるページが用意されています。
選考は書類審査や各地での審査から始まり、歌唱審査、グループ審査、合宿でのクリエイティブ審査、疑似プロ審査へと進みました。最終段階では、歌やダンスの実力だけでなく、グループの中でどのような役割を担えるかも問われました。
BMSGの公式アーカイブに掲載された最終審査のパフォーマンス参加者は、次の10人です。
- SOTA(ソウタ)
- SHUNTO(シュント)
- MANATO(マナト)
- RYUHEI(リュウヘイ)
- JUNON(ジュノン)
- RYOKI(リョウキ)
- LEO(レオ)
- SHOTA(ショウタ)
- RAN(ラン)
- REI(レイ。後にREIKOとして活動)
このうち、デビューメンバーとして選ばれたのが、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人です。2021年8月13日、BE:FIRSTの始動が公式発表されました。
ここで注意したいのは、「最終審査に進んだ参加者」と「BE:FIRSTの合格者」は同じ意味ではないことです。最終審査まで残ったこと自体が高い評価を受けた結果であり、グループに選ばれなかったことが、その参加者の才能や将来性を否定するものではありません。
また、オーディション当時の7人と2026年現在のメンバー構成も区別する必要があります。RYOKIは2025年11月8日付でBE:FIRSTを離れており、現在の公式プロフィールにはSOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、LEOの6人が掲載されています。
【THE FIRSTの評判】視聴者を引きつけた理由と評価の見方
「THE FIRST」の魅力は、合格者を発表する瞬間だけではありません。参加者が課題曲を仕上げる過程や、仲間との意見の違いを乗り越える姿、短い準備期間でパフォーマンスを完成させる過程まで番組の中心に据えられていました。
特に注目されたのが、クリエイティブ審査です。BMSGの公式アーカイブでは、参加者がチームに分かれて制作に取り組む様子や、「Be Free」「Move On」などの課題曲を披露するステージが紹介されています。完成した作品だけでなく、楽曲や振り付けを自分たちで形にする経験が、選考の重要な要素になっていました。
SKY-HIが私財を投じてプロジェクトを立ち上げた背景も、企画の注目度を高めた要因です。従来のオーディション番組にある選抜のドラマに加えて、才能を発掘し、育成し、グループとして世に送り出す仕組みそのものが企画のテーマになっていました。
一方、番組の評価を考える際には、感動的な演出と審査の評価軸を分けて見ることも大切です。地上波の編集版では放送時間に合わせて場面が整理されるため、審査の細部や参加者同士のやり取りをすべて追えるわけではありません。結果に至る過程を詳しく知りたい場合は、当時の完全版や公式アーカイブを確認するほうが理解しやすくなります。
また、オーディションの合否は、歌唱力やダンス技術を単純に順位づけした結果だけではありません。グループ全体のバランス、表現の個性、制作への関わり方など、複数の要素が関係します。特定の審査結果だけを切り取って参加者の実力を判断するより、選考全体を通して見ることが、この企画を理解するうえで有効です。
【スッキリ終了後の現在】THE FIRSTとBE:FIRSTはどうなった?
日本テレビ系『スッキリ』は、2006年4月3日に始まり、2023年3月31日に最終回を迎えました。日本テレビの番組情報でも3月31日が最後の放送日と案内されており、17年間にわたる朝の情報番組の歴史に幕を下ろしています。
終了の理由については、2022年11月の日本テレビの発表が参考になります。当時、同局はテレビを取り巻く環境や視聴者のニーズの変化に対応するため、2023年4月期に平日朝の番組編成を変更すると説明しました。後番組としては『DayDay.』がスタートしています。
ただし、これはテレビ番組の編成に関する話です。「THE FIRST」の選考は2021年に終わっており、BE:FIRSTはその後も音楽グループとして活動を継続しています。
2026年現在のBE:FIRSTは6人体制です。 BMSGとBE:FIRSTの公式発表によると、RYOKIは2025年7月のワールドツアー・シンガポール公演をもってグループ活動を一時休止し、その後、2025年11月8日付でグループを離れました。公式プロフィールにはSOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、LEOの6人が掲載されています。
音楽活動も続いています。2026年5月には初の単独スタジアムライブ「BE:FIRST Stadium Live 2026 We are the “BE:ST”」を開催。9月18日にはGlobal EP「WATCH ME」をリリースしました。公式ディスコグラフィーには「BRUCE WAYNE feat. Flo Milli, ATL Jacob」「WATCH ME feat. BIA」などが収録されています。
加えて、2026年10月時点では、4thアルバム「BE:4U」が11月3日発売予定として公式サイトで告知されています。ワールドショーケースなど海外に向けた活動も展開しており、オーディションで掲げられた「日本から世界へ」という目標につながる動きが続いています。
こうした歩みを振り返ると、「スッキリ THE FIRST」は単発のテレビ企画にとどまりませんでした。番組が終了した後も、オーディションから生まれたグループが作品やライブを通じて活動を積み重ねています。2026年現在の動向を知りたい読者は、過去の放送内容だけでなく、現在の公式プロフィールやリリース情報も合わせて見ると、企画の成果をより立体的に捉えられます。
【プロの結論】THE FIRSTを理解するために押さえたい3つの視点
「スッキリ THE FIRST」を調べる際は、次の3点を押さえると、放送日や合格者などの情報を混同しにくくなります。
- 番組と企画を分ける:『スッキリ』の終了日は2023年3月31日ですが、「THE FIRST」の選考は2021年に完結しています。
- 合格者と現在のメンバーを分ける:オーディション当時に選ばれたのは7人。2026年現在のBE:FIRSTは6人体制です。
- 地上波と完全版を分ける:『スッキリ』で紹介された編集版と、Huluなどで配信された完全版では、確認できる情報量が異なります。
この3つは、検索結果や過去の記事を読む際にも役立つ判断基準です。特に、過去のニュースを現在の情報として扱ったり、当時のメンバー構成を現在の公式プロフィールと混同したりしないことが大切です。
【スッキリ THE FIRST】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スッキリ THE FIRSTはいつから放送されましたか?
A1:2021年4月2日(金)に日本テレビ系『スッキリ』で放送が始まりました。当時は地上波の編集版に加え、Huluの完全版やTVerでの番組放送分の配信も案内されていました。
Q2:THE FIRSTの合格者は誰ですか?
A2:2021年に発表されたBE:FIRSTの初期メンバーは、SOTA、SHUNTO、MANATO、RYUHEI、JUNON、RYOKI、LEOの7人です。ただし、RYOKIは2025年11月8日付でグループを離れており、2026年現在は6人体制で活動しています。
Q3:スッキリの放送終了日はいつですか?
A3:最終回は2023年3月31日(金)です。日本テレビ系で2006年4月3日に始まった番組は17年間の放送を終えました。なお、番組終了とBE:FIRSTの活動終了は別の出来事です。
「スッキリ THE FIRST」は、SKY-HIが主催するオーディションを通じて、参加者の成長や創作への取り組みを伝えた企画でした。2021年4月2日の放送開始から最終審査までを経てBE:FIRSTが誕生し、同年11月3日の「Gifted.」リリースによって本格的な音楽活動へと進みました。
『スッキリ』は2023年3月31日に放送を終了しましたが、BE:FIRSTの物語は続いています。2026年現在は6人体制で活動し、Global EP「WATCH ME」のリリースやアルバム「BE:4U」の発売予定など、新しい展開を見せています。
過去のオーディションを振り返るなら、当時の放送日・審査結果・初期メンバーを確認し、現在の活動を知るなら最新の公式プロフィールやリリース情報を参照する。この2つを分けて捉えることが、「THE FIRST」の始まりからBE:FIRSTの現在までを正確に理解するためのポイントです。