2026年のFIFAワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコの3か国で開催され、日本時間の6月12日に開幕しました。NHKは日本代表の全試合を総合テレビとBSで生中継する体制を整え、地上波で計34試合、大会全104試合をNHK BSプレミアム4K(BSP4K)で放送しました。地上波の対象試合とハイライト番組は、NHK ONEでの同時配信・見逃し配信にも対応しました。
2026年10月現在、大会はすでに終了し、スペインがアルゼンチンを延長戦の末に1対0で破って優勝しています。これから大会を振り返りたい人に向けて、NHK総合・NHK BS・BSP4Kの違い、日本代表戦の放送実績、NHK ONEの配信対象、録画放送の確認方法、総集編やNHKオンデマンドの活用法まで整理します。
【2026年の放送実績】NHKは日本代表戦と大会全104試合をどう中継した?

NHKが2026年5月に発表した放送概要では、日本代表の全試合を地上波とBSで生中継する方針が示されました。加えて、地上波で計34試合を生中継し、BSP4Kでは大会全104試合を生中継と録画放送で届ける編成が組まれました。
大会は48チームが参加する史上初の104試合方式で実施されました。試合数が増えたことで、地上波の主要試合を中心とした編成と、4K放送による全試合のカバーを組み合わせる構成になっています。
地上波34試合の内訳は、1次リーグ19試合と決勝トーナメント15試合です。決勝トーナメントには決勝戦も含まれ、優勝争いの山場を地上波で追える編成でした。地上波で生中継する34試合は、BSP4Kでも同時生中継の対象となりました。
ただし、「NHKで全104試合を放送した」という情報と、「地上波で全104試合を見られた」という理解は別です。全104試合をNHKで追うための中心はBSP4Kであり、地上波やインターネット配信だけで大会の全試合を視聴できる仕組みではありませんでした。
【徹底比較】NHK総合・BS・BSP4K・NHK ONEの違い
ワールドカップ2026のNHK放送を理解するうえで重要なのは、テレビのチャンネルとインターネット配信を区別することです。それぞれ対象となる試合数や視聴方法が異なり、同じNHKのサービスでも見られる内容には差があります。
| 視聴先 | 大会中の主な放送・配信内容 | 利用時のポイント |
|---|---|---|
| NHK総合・地上波 | 1次リーグ19試合、決勝トーナメント15試合の計34試合を生中継 | 主要試合や決勝をテレビで見たい人向け |
| NHK BS | 日本代表戦の一部などを生中継 | 総合テレビと放送対象が異なるため、試合ごとの確認が必要 |
| NHK BSプレミアム4K(BSP4K) | 全104試合を生中継または録画放送 | NHKで全試合を追いたい人向け。4K放送の受信環境が必要 |
| NHK ONE | 地上波の計34試合と大会関連ハイライト番組を同時・見逃し配信 | スマートフォンやパソコンなどで視聴したい人向け。全104試合の配信ではない |
| NHKオンデマンド | 対象となる特集番組や過去の関連番組など | 番組ごとの配信期間・購入条件・視聴方法を確認する必要がある |
この比較から分かるのは、NHK総合とNHK BS、BSP4K、NHK ONEを同じサービスとして扱わないことの重要性です。地上波で放送される試合はNHK ONEの配信対象になりましたが、BSのみで放送された試合やBSP4K独自の録画放送まで、すべてネットで視聴できるわけではありません。
また、BSP4Kの「全104試合放送」は「全104試合が生中継」という意味ではありません。試合によって生中継と録画放送が分かれていたため、リアルタイム視聴を重視する場合は、放送形態も含めて確認する必要がありました。
【日本代表戦】NHKの放送日程と大会結果を振り返る
日本代表の1次リーグは、オランダ、チュニジア、スウェーデンとの対戦でした。NHKの放送概要では、日本対オランダと日本対スウェーデンが総合テレビ、日本対チュニジアがBSで生中継される予定として案内されました。
日本時間での主な放送予定は次のとおりです。いずれも大会開催時にNHKが案内した日時であり、現在は終了した試合の放送記録です。
- 6月15日午前5時:日本対オランダ。NHK総合で生中継。
- 6月21日午後1時:日本対チュニジア。NHK BSで生中継。
- 6月26日午前8時:日本対スウェーデン。NHK総合で生中継。
大会結果について、FIFAの公式最終順位によると、日本は1次リーグF組を2位で通過しました。チュニジアに4対0で勝利し、オランダとは2対2、スウェーデンとは1対1で引き分けています。その後、決勝トーナメント1回戦に当たるラウンド32でブラジルと対戦し、敗退しました。
日本代表の全試合を生中継するというNHKの方針は、地上波だけでなくBSも組み合わせる形で実現しました。特に、試合によって放送チャンネルが違った点は、今回の放送情報を振り返るうえで押さえておきたいポイントです。
なお、森保一監督が掲げてきた世界の頂点という目標や、代表チームの戦術、選手の成長過程を振り返る場合は、試合結果だけでなくNHKの特集番組や日本代表関連の映像資料も参考になります。
【録画放送・見逃し配信】NHK ONEとBSP4Kはどう使い分ける?
ワールドカップ2026の放送を見逃した場合、確認すべき先は、NHK ONE、BSP4Kの番組情報、NHKオンデマンドの3つです。ただし、それぞれ役割が異なり、すべての試合を同じ方法で見直せるわけではありません。
NHK ONEの同時配信・見逃し配信NHKの大会関連発表では、地上波で生中継する計34試合と、大会期間中のハイライト番組をNHK ONEで同時・見逃し配信する予定が案内されていました。大会中は、夜の「デイリーハイライト」に加え、各試合を約2分にまとめたハイライト番組も展開されました。
一方、NHK ONEはBSP4Kの全104試合をそのままネット配信するサービスではありません。BSでのみ放送された試合や、BSP4Kで録画放送された試合を探している場合は、NHK ONEだけで解決できるとは限りません。
また、同時配信・見逃し配信の実施と、現在も番組を視聴できることは別です。大会終了後の2026年10月時点では、当時の見逃し配信期間が終了している番組も考えられます。実際に視聴する前に、NHK ONEの番組一覧や配信画面で公開状況を確認してください。
BSP4Kの録画放送時間を調べる方法BSP4Kでは全104試合が放送対象でしたが、生中継と録画放送が混在していました。そのため、「ワールドカップの録画放送は何時からか」という疑問に対して、全試合共通の時刻を示すことはできません。
確認する際は、NHKの番組表や大会関連の放送予定資料で、試合名、放送日、開始時刻、生中継・録画の区分を照合するのが基本です。試合のキックオフ時刻とテレビ番組の放送開始時刻は必ずしも一致しないため、録画予約をする場合も番組表の開始・終了時刻を確認する必要があります。
なお、大会終了後は当時の番組表が掲載されていない場合があります。過去の放送時刻を調べる場合は、NHKの大会関連資料や当時の放送予定を掲載した報道記事も確認先になります。
NHKオンデマンドで見られる番組NHKオンデマンドには「FIFAワールドカップ特集」など、ワールドカップ関連の番組を探すためのページがあります。日本代表の激闘を振り返るドキュメンタリーや、過去大会の名勝負を扱う番組などが紹介されてきました。
ただし、特集ページが存在することと、2026年大会の全試合をフルマッチで見逃し視聴できることは同義ではありません。番組ごとに配信形態、視聴期間、購入条件が異なるため、対象試合の映像があるかを個別に確認してください。
【スペイン優勝と総集編】メッシ、エムバペ、ケイン、ハーランドの活躍を振り返る
2026年大会は、7月19日(現地時間)の決勝でスペインがアルゼンチンを1対0で破り、優勝を決めました。FIFAの公式大会結果によると、試合は90分で決着がつかず、延長106分にフェラン・トーレスが決勝ゴールを記録。スペインは2度目の男子ワールドカップ制覇を達成しました。
アルゼンチンは連覇を逃しましたが、リオネル・メッシを中心に決勝まで勝ち上がりました。スペインの組織的な攻撃と守備、延長戦で決着した決勝は、大会を振り返るうえで外せないトピックです。
NHKの総集編では、日本代表の激闘だけでなく、メッシ、キリアン・エムバペ、ハリー・ケイン、アーリング・ハーランドら世界的スターの活躍も振り返りの見どころとして取り上げられました。大会の全体像をつかみたい場合は、個別の試合映像に加えて総集編やハイライトを利用する方法があります。
NHKのFIFAワールドカップ2026特設サイトは、大会期間中、試合日程と放送予定、日本代表の動画、全試合の2分ハイライト、速報結果、ニュース、関連番組情報などをまとめる入口として設けられました。現在、過去の試合結果やニュースを調べる際も、NHKの特設サイトやニュース一覧の公開状況を確認する価値があります。
ただし、特設サイトに過去の試合情報が掲載されていても、試合のフル映像が現在も視聴できるとは限りません。結果やニュースを知りたいのか、短いハイライトを見たいのか、試合全体を再視聴したいのかによって、探すべきコンテンツは変わります。
【視聴方法の選び方】目的別に確認すべき情報を整理
ワールドカップ2026を振り返る際は、視聴したい内容を先に決めると、必要な情報にたどり着きやすくなります。放送実績、試合結果、短いハイライト、試合全体の映像は、それぞれ確認先が異なります。
- 日本代表の試合結果を知りたい人:NHKのワールドカップ2026ニュース一覧や大会結果を確認する。
- 大会の名場面を短時間で振り返りたい人:NHK特設サイトのハイライトや総集編の公開状況を確認する。
- 試合全体を見直したい人:NHKオンデマンドや各サービスの番組一覧で、対象試合の映像と配信期間を個別に調べる。
- 当時の放送時刻を調べたい人:NHKの放送予定資料や当時の番組情報を参照する。
- 4K放送を録画していた人:録画機器に保存した番組や録画一覧を確認する。
検索時には「ワールドカップ2026 NHK放送予定」「NHK BSプレミアム4K 録画放送時間」「NHK ONE 見逃し配信」「ワールドカップ2026 NHK日程・結果」など、目的を絞った言葉を使うと効率的です。ただし、放送予定を調べる検索語と、現在視聴できる番組を探す検索語は分けて考えましょう。
特に注意したいのは、過去の放送予定を掲載した記事を、現在も視聴できることの証拠として扱わないことです。放送が実施された事実、見逃し配信が用意された事実、現在も映像が公開されている事実は、それぞれ別に確認する必要があります。
【ワールドカップNHK】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ワールドカップ2026はNHKで全104試合を見られましたか?
A1:NHKではBSP4Kで全104試合を生中継または録画放送しました。一方、地上波の生中継は計34試合で、NHK ONEの配信対象も地上波の34試合と大会関連ハイライト番組が中心でした。全104試合を地上波やNHK ONEだけで視聴できたわけではありません。
Q2:NHK ONEでワールドカップ2026の見逃し配信を今も見られますか?
A2:大会期間中は地上波34試合とハイライト番組が同時・見逃し配信の対象でした。ただし、2026年10月現在、当時の見逃し配信期間が終了している番組も考えられます。現在の公開状況はNHK ONEの番組一覧で確認してください。
Q3:NHK BSプレミアム4Kの録画放送時間や総集編はどこで確認できますか?
A3:録画放送時間は試合ごとに異なるため、NHKの番組表や大会関連の放送予定資料で確認する方法が基本です。総集編や関連ドキュメンタリーについては、NHKのFIFAワールドカップ2026特設サイトやNHKオンデマンドの番組一覧を確認してください。過去の放送予定が残っていても、現在の視聴可否は別途確認が必要です。
ワールドカップ2026のNHK放送は、日本代表の全試合を地上波とBSで生中継し、地上波で計34試合、BSP4Kで大会全104試合を放送する体制でした。NHK ONEでは地上波の34試合と大会関連ハイライト番組が同時・見逃し配信の対象となり、放送と配信を組み合わせて大会を追える仕組みが整えられました。
大会はスペインの優勝で幕を閉じ、日本代表は1次リーグを突破した後、決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れました。試合結果やニュースを振り返るならNHKの特設サイトやニュース一覧、総集編や関連番組を探すならNHKオンデマンドが主な確認先です。
もっとも、当時の放送予定と現在の配信状況は同じではありません。見たいのが試合結果なのか、ハイライトなのか、フルマッチ映像なのかを明確にし、各番組の公開状況と視聴条件を確認することが、ワールドカップ2026を効率よく振り返るためのポイントです。