2024年に東京ディズニーリゾートで誕生した新エリアを調べると、「ディズニーランドの新エリア」と「東京ディズニーシーの新エリア」という2つの情報が見つかります。しかし、2024年6月6日にグランドオープンした話題の新エリアは、東京ディズニーランドではなく、東京ディズニーシーの「ファンタジースプリングス」です。
2026年10月現在、ファンタジースプリングスは、映画『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』の世界を体験できるテーマポートとして運営されています。開業当初と現在では入場方法も変わっており、以前の入場制限に関する情報だけを頼りにすると、旅行の計画を誤る可能性があります。
この記事の重要ポイントまとめ
- 2024年6月6日開業: ファンタジースプリングスは東京ディズニーシーの8番目のテーマポート。
- 3つの物語エリア: フローズンキングダム、ラプンツェルの森、ピーターパンのネバーランド。
- 2026年の入場方法: 東京ディズニーシーに入園すれば、エリアへ自由に入場可能。
- アトラクションは4施設: 通常の列に並んで利用でき、有料のディズニー・プレミアアクセスも選択可能な施設がある。
- 追加料金の目安: 対象の主要3アトラクションは1回2,000~2,500円。
【2024年の新エリアの正体】東京ディズニーシーのファンタジースプリングスとは?

ファンタジースプリングスは、ディズニー映画の物語を現実の景観やアトラクションで体験できる新テーマポートです。東京ディズニーリゾートの公式発表によると、2024年6月6日(木)にグランドオープンしました。
東京ディズニーシーでは8番目のテーマポートに当たり、3つの映画を題材にしたエリアと、東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルで構成されています。
この開発の特徴は、単に新しい乗り物を追加したことではありません。映画に登場する城や塔、自然、街並みを空間全体で表現し、ゲストが物語の世界に入り込んだように感じられる設計にあります。
出典:東京ディズニーリゾート公式サイト「ファンタジースプリングス」「グランドオープン記念レポート」。
東京ディズニーランドの新エリアとは何が違う?検索時に間違えやすいのが、東京ディズニーランドの「ニューファンタジーランド」との混同です。
東京ディズニーランドでは、2020年9月28日に大規模開発エリアがオープンしました。映画『美女と野獣』をテーマにしたエリアやアトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」などが登場しています。
一方、2024年のファンタジースプリングスは、東京ディズニーシーに誕生した別の開発プロジェクトです。
東京ディズニーランド
『美女と野獣』を中心に、ベイマックスやミニーのグリーティング施設なども加わった大規模開発。既存のテーマランドを拡張・充実させたものです。
東京ディズニーシー
『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』をテーマにした3エリアからなる、新しいテーマポートです。
つまり、「ディズニーランド新エリア2024」という検索キーワードで知りたい施設がファンタジースプリングスなら、目的地は東京ディズニーシーになります。チケットを購入する際にも、この違いを押さえておく必要があります。
【エリア別に解説】3つの物語の世界と4つのアトラクション
ファンタジースプリングスの魅力は、3つのエリアで異なる物語を楽しめることです。アトラクションは合計4施設あり、作品への思い入れだけでなく、体験のタイプや利用条件で選ぶと、当日の計画を立てやすくなります。
1. フローズンキングダム
テーマ:『アナと雪の女王』
アレンデール王国の城や街並みを再現したエリア。映画の物語が幕を閉じた後の、祝福ムードに包まれた王国を舞台にしています。
注目施設:アナとエルサのフローズンジャーニー、アレンデール・ロイヤルバンケット、オーケンのオーケーフード。
2. ラプンツェルの森
テーマ:『塔の上のラプンツェル』
ラプンツェルが暮らした塔がそびえる渓谷が舞台です。夜の塔やランタンの光が印象的な、ロマンティックな雰囲気を持つエリアです。
注目施設:ラプンツェルのランタンフェスティバル、レストラン「スナグリーダックリング」。
3. ピーターパンのネバーランド
テーマ:『ピーター・パン』
海賊船や隠れ家など、ネバーランドの冒険を体験できるエリア。ほかの2エリアとは異なり、アクション性の高いアトラクションが用意されています。
注目施設:ピーターパンのネバーランドアドベンチャー、フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー。
| 施設名 | 体験内容・所要時間 | 利用条件・特徴 |
|---|---|---|
| アナとエルサのフローズンジャーニー | 映画の名曲と物語を楽しむボートライド。約6分30秒。 | 1人で安定して座れることが必要。スリル要素あり。 |
| ラプンツェルのランタンフェスティバル | ランタンフェスティバルへ向かうロマンティックなボートライド。約5分。 | 子どもをひざの上に乗せて利用可能。 |
| ピーターパンのネバーランドアドベンチャー | ゴーグルを使った3Dの冒険型ライド。約6分。 | 身長102cm未満は利用不可。乗り物酔いにも注意。 |
| フェアリー・ティンカーベルのビジーバギー | 妖精の谷で荷物を届けるライド。約2分。 | 1人で安定して座れることが必要。小さな子どもにも親しみやすい内容。 |
出典:東京ディズニーリゾート公式アトラクション紹介。所要時間・利用制限は公式掲載情報に基づきます。運営状況や利用条件は変更される場合があります。
この4施設を比較すると、映画の物語をじっくり楽しみたい人にはフローズンジャーニー、幻想的な景観を重視する人にはランタンフェスティバル、アクション性を求める人にはピーターパンのネバーランドアドベンチャーが選択肢になります。
なお、ファンタジースプリングス内にあるすべての施設が同じタイプのアトラクションではありません。特にピーターパンのネバーランドアドベンチャーには身長制限があるため、子ども連れの場合は事前確認が欠かせません。
【2026年最新】ファンタジースプリングスの入場方法と入場条件
ファンタジースプリングスを訪れる際、最も注意したいのが入場ルールの変化です。
東京ディズニーリゾート公式サイトと公式FAQの2026年8月31日更新情報によると、現在はエリアの入場制限がなく、東京ディズニーシーに入園したゲストなら自由に入場できます。 エリアに入るためだけの追加チケットや、専用の入場予約を必須とする運用ではありません。
現在の入場条件を整理- 必要なもの: 東京ディズニーシーに入園できる有効なパークチケット。
- エリアへの入場: 通常のテーマポートと同様に入場可能。
- アトラクションの利用: 通常の待機列に並んで体験できる。
- 待ち時間を短縮したい場合: 対象施設のディズニー・プレミアアクセスを購入できる。
- 対象レストランの利用: アレンデール・ロイヤルバンケット、スナグリーダックリング、ルックアウト・クックアウトでは、ディズニー・モバイルオーダーを利用する。
注意したいのは、エリアへの入場と、アトラクションへの乗車、レストランの利用は別の手続きだという点です。エリアに自由に入れるからといって、すべての施設を待ち時間なしで利用できるわけではありません。
また、アトラクションは運営状況や安全上の理由などで一時休止する場合があります。利用条件や当日のサービス提供状況は、東京ディズニーリゾート・アプリで確認するのが確実です。
開業当初の情報をそのまま使わない開業当初は入場やアトラクション体験に関して特別な運用があり、スタンバイパスやディズニー・プレミアアクセスなどの情報が多く出回りました。そのため、過去の記事やSNSの投稿だけを見ると、現在も専用の入場権が必要だと誤解することがあります。
2026年に訪問する場合は、過去の攻略記事の日付を確認し、現在の公式案内を優先してください。
【費用を徹底比較】ディズニー・プレミアアクセスは買うべき?
ファンタジースプリングスを効率よく回るために検討したいのが、ディズニー・プレミアアクセス(DPA)です。
これは対象アトラクションの体験時間を指定し、通常より短い待ち時間で利用できる有料サービスです。パークチケットとは別料金で、東京ディズニーリゾート・アプリから購入します。
2026年10月26日時点で公式サイトに掲載されている対象アトラクションの価格は次のとおりです。
アナとエルサのフローズンジャーニー
DPA 1回・1人分
2,500円
ラプンツェルのランタンフェスティバル
DPA 1回・1人分
2,000円
ピーターパンのネバーランドアドベンチャー
DPA 1回・1人分
2,000円
出典:東京ディズニーリゾート公式「ディズニー・プレミアアクセス」対象施設・価格。購入可能数や販売状況は当日変わる場合があります。
3施設すべてでDPAを購入した場合- 1人で3施設を利用:合計 6,500円
- 2人で3施設を利用:合計 13,000円
- 4人で3施設を利用:合計 26,000円
これらはDPAの料金だけを合計した金額で、パークチケットや食事代などは含みません。なお、フェアリー・ティンカーベルのビジーバギーは、上記の3施設とは異なり、現在の公式DPA対象一覧には掲載されていません。
DPAを購入するメリットと注意点DPAのメリットは、利用時間を指定できることです。限られた滞在時間で複数の施設を回りたい場合や、どうしても乗りたいアトラクションがある場合に役立ちます。
一方で、購入してもパーク内の移動や食事などにかかる時間がなくなるわけではありません。DPAはパークチケットに含まれるサービスではなく、販売数にも限りがあります。
費用を抑えたいなら通常の待機列を基本にし、時間を優先したい施設だけDPAを購入する方法が現実的です。3施設すべてに購入することを前提にする必要はありません。
【評判・比較】ファンタジースプリングスはどんな人に向いている?
ファンタジースプリングスの評価を考えるうえでは、映画の再現度、アトラクションの内容、費用、滞在時間の4つを分けて考えると、自分に合った楽しみ方を判断できます。
魅力を感じやすい人
映画の世界観を細部まで楽しみたい人
城や塔、街並みなどの景観も含めて物語の世界を体験したい人には、エリアを歩く時間そのものが楽しみになります。
特定の作品に強い思い入れがある人
『アナと雪の女王』『塔の上のラプンツェル』『ピーター・パン』のいずれかが好きなら、作品に合わせて訪問するエリアを選べます。
写真や景観を楽しみたい人
アトラクションに乗ることだけでなく、景観を見たり、食事をしたりしながらエリアを回りたい人にも向いています。
短時間で多くの施設を回りたい人
通常の待機列を利用する場合、待ち時間によっては予定どおりに回れない可能性があります。優先したい施設を先に決めておくことが大切です。
追加料金をなるべく抑えたい人
DPAを複数購入すると費用が増えます。通常の待機列も利用できるため、料金と時間のどちらを優先するかを決めておきましょう。
身長や乗り物の利用条件が気になる人
ピーターパンのネバーランドアドベンチャーには身長制限があります。同行者全員が利用できるか、公式情報を確認しておくと安心です。
この比較では、「新エリアだからどちらが上」という順位づけよりも、目的に合わせて選ぶことが重要です。
- ファンタジースプリングスを最優先するなら: 東京ディズニーシー。
- 『美女と野獣』やベイマックスを中心に楽しみたいなら: 東京ディズニーランド。
- 複数の作品を一度に楽しみたいなら: 好きな映画と、乗りたいアトラクションの組み合わせで判断。
評判を見るときも、投稿の数や感想の強さだけで判断するのではなく、訪問日、待ち時間、DPAの利用有無、同行者の年齢など、体験の条件を確認すると参考にしやすくなります。開業当初の感想と2026年の入場ルールも、同じ情報として扱わないことが大切です。
【ディズニーランド新エリア2024】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ディズニーランドの新エリアは2024年にオープンしましたか?
ファンタジースプリングスを指している場合、正確には東京ディズニーシーの新テーマポートです。グランドオープン日は2024年6月6日です。東京ディズニーランドでは、2020年に『美女と野獣』をテーマにしたエリアなどがオープンしています。
Q2:2026年現在、ファンタジースプリングスに入るための予約や専用チケットは必要ですか?
東京ディズニーシーに入園すれば、ファンタジースプリングスへ自由に入場できます。エリア専用の入場予約は必要ありません。ただし、アトラクションの待ち時間や対象レストランの利用方法は別途確認してください。
Q3:ファンタジースプリングスのアトラクションは無料で乗れますか?
パークチケットで入園し、通常の待機列に並べばアトラクションを体験できます。ディズニー・プレミアアクセスは任意の有料サービスで、対象施設の料金は1回2,000~2,500円です。パークチケット代とは別に費用がかかります。
2024年の「ディズニーランド新エリア」として話題になった施設の正体は、東京ディズニーシーのファンタジースプリングスです。2024年6月6日に開業し、2026年現在は3つの物語エリアと4つのアトラクションを楽しめるテーマポートとして運営されています。
現在はエリアへの入場制限がなく、東京ディズニーシーに入園すれば自由に入場できます。以前の入場制限や専用パスに関する情報だけで判断せず、訪問前に公式案内を確認することが大切です。
最後に、計画を立てる際は次の3点を確認しましょう。
1. パークを間違えない。 ファンタジースプリングスの目的地は東京ディズニーシー。
2. 乗りたい施設を決めておく。 身長制限や所要時間を確認し、優先順位をつける。
3. DPAは必要な分だけ購入する。 通常の待機列も選択肢に入れ、予算と滞在時間のバランスを取る。
ファンタジースプリングスを満喫するために必要なのは、すべての有料サービスを購入することではありません。好きな作品、同行者の条件、当日の時間配分に合わせて計画を組むことが、満足度の高いパーク体験につながります。