「ごいごいす」とは、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが披露する持ちギャグ「ごいごいすー」を指す表現です。「ゴイゴイスー」というカタカナ表記でも広く知られていますが、2026年の取材では、津田さん本人がひらがな表記へのこだわりを明かしています。意味は「すごい」を強調した感嘆表現で、驚きや称賛を大げさな声とポーズで伝えるのが特徴です。
誕生のきっかけは、20年以上前に出演した関西ローカル番組の大喜利でした。サバンナの高橋茂雄さんからの助言も、現在の定番ギャグへと発展する重要な転機になっています。さらに「ゴイゴイスー」から「スーススー」、最上級の「スーを差し上げます」へと続く独特の段階表現もあります。2026年10月時点の最新報道を踏まえ、言葉の意味、誕生秘話、正しいポーズ、現在の使われ方まで整理します。
【意味と表記の違い】「ごいごいす」と「ゴイゴイスー」は同じ?

まず押さえたいのは、「ごいごいす」と「ゴイゴイスー」は、表記や語尾に違いがあっても、ダイアン津田さんのギャグを指す文脈では同じものとして理解できるという点です。ただし、津田さん本人が説明した表記のこだわりを踏まえると、単にカタカナで書けば正解というわけでもありません。
2026年のORICON NEWSによる映画イベントの報道では、津田さんが共演者にギャグを教える際、「ごいごいすー」はカタカナではなく、ひらがなで思い浮かべていると説明しました。カタカナだと響きが少し硬くなるため、頭の中でひらがなをイメージするという趣旨です。つまり、本人の感覚では、文字の見た目や音の柔らかさもギャグの表現に関係しています。
一方、報道記事や番組紹介では「ゴイゴイスー」というカタカナ表記も広く使われています。検索すると両方の表記が見つかるのは、そのためです。
「ごいごいす」と語尾の長音を省いた表記は、検索語や略記として使われている可能性があります。ただし、これ自体が別の意味を持つ独立したギャグだと示す確かな根拠はありません。ダイアン津田さんのネタを探しているのであれば、「ごいごいすー」と検索するのが適切です。
なお、表記について本人が語ったことと、辞書などで定められた正式な表記規則は別の話です。ひらがな表記は津田さん自身の表現上のこだわりとして理解し、記事や番組で使われるカタカナ表記も同じギャグを示すものとして捉えると、混乱しにくくなります。
【ゴイゴイスーの意味】元ネタは「すごい」?誕生秘話を解説
「ゴイゴイスー」の意味を一言で表すなら、「すごい」という感情を勢いよく表現するギャグです。何かに驚いたとき、予想以上に優れたものを見たとき、相手の活躍を称賛したいときなどに、声と身振りを組み合わせて披露します。
日常会話の「すごいですね」と違うのは、言葉そのものの意味よりも、発声の勢い、独特の音の並び、そして決めポーズが一体になっていることです。単なる形容詞ではなく、津田さんの表情や動作を含めて成立する芸として定着しています。
誕生の経緯については、2026年8月30日付のENCOUNTが、北海道文化放送の番組「発見!タカトシランド」で津田さん本人が語った内容を報じています。津田さんによれば、きっかけは20年以上前に出演したサバンナの番組での大喜利でした。
お題に対して津田さんが「すごい早い」という趣旨の答えを出したものの、最初はうまく笑いにつながらなかったといいます。そこで司会側にいたサバンナの高橋茂雄さんから、もっと面白く言うよう促され、「すんごいはやーい」などと言い方を変えていきました。そして最後に「ゴイゴイスー」と発したところ、笑いが起きたというのが、本人が明かした誕生の経緯です。
加えて、収録後の帰りのバスで高橋さんからギャグにすることを勧められ、津田さんはその助言を受けて、番組の出だしなどで繰り返し使うようになったと説明しています。高橋さんが果たした役割は、言葉を代わりに考えたことではなく、大喜利で偶然生まれた表現を、繰り返し披露できる持ちギャグへと発展させる後押しをしたことです。
このエピソードから見えてくるのは、ギャグの誕生と定着は必ずしも同じ瞬間に起こるわけではないということです。大喜利で笑いを取った一言が、その場限りで終わらず、本人の判断と周囲の助言によって繰り返し使われるようになった。その積み重ねが、現在の「ゴイゴイスー」につながっています。
【誕生経緯を年表で整理】津田篤宏・ユースケ・高橋茂雄の関係
「ゴイゴイスー」の誕生を理解するうえでは、津田さん本人の発想、高橋茂雄さんの助言、相方のユースケさんによる証言を分けて考えることが大切です。言葉の誕生と、ポーズの完成、そして全国的な知名度の獲得は、それぞれ異なる段階だからです。
| 時期 | 出来事 | 確認できるポイント |
|---|---|---|
| 2000年4月 | ダイアン結成 | 吉本興業の公式プロフィールに記載。津田篤宏さんとユースケさんのコンビとして活動を開始。 |
| 20年以上前 | サバンナの番組で大喜利に挑戦 | 津田さん本人の説明によると、「すごい早い」という趣旨の回答から「ゴイゴイスー」が生まれた。 |
| 大喜利の収録後 | 高橋茂雄さんがギャグ化を提案 | 帰りのバスでの助言をきっかけに、津田さんが繰り返し披露するようになった。 |
| 2023年3月 | ユースケさんがポーズの由来を証言 | 日テレNEWS NNNのインタビューで、ポーズの原型を後輩芸人が披露していたことや、津田さんの動作について語った。 |
| 2026年の映画イベント | 本人が表記とポーズを解説 | ORICON NEWSが、ひらがな表記へのこだわりや、左手の中指をへそに合わせる動作などを報道。 |
| 2026年8月 | 本人が誕生秘話と派生ギャグを説明 | ENCOUNTが、サバンナの番組での大喜利から現在のギャグに至る経緯と、段階的な言い回しを報道。 |
ここで注目したいのは、相方のユースケさんが、言葉の意味だけでなくポーズについても証言している点です。2023年3月の日テレNEWS NNNのインタビューでは、ユースケさんは、津田さんが舞台袖で後輩芸人の動きを見て、その原型を取り入れたと説明しました。
この証言は、2026年に津田さんが語った大喜利での誕生秘話と必ずしも矛盾しません。前者はポーズの原型に関する説明であり、後者は言葉が生まれた経緯に関する説明だからです。ギャグの言葉と身体表現は、別々のきっかけから組み合わさった可能性があります。
ユースケさんは、津田さんのポーズが小さく見えないように、後ろで腕を広げて大きく見せる工夫も説明しています。ダイアンのギャグは津田さん一人の動作だけでなく、相方の位置や間の取り方まで含めたコンビの見せ方として成立しているのです。
【ポーズのやり方】ごいごいすーを本人の説明どおりに再現
「ゴイゴイスー」のポーズは、津田さん本人が具体的なやり方を説明しています。2023年の日テレNEWS NNNのインタビューと、2026年のORICON NEWSの報道を踏まえると、再現するときの要点は手の位置、足の出し方、指の形、声の出し方の4つです。
1.左手の中指をへその位置に合わせる。 津田さんが説明した基本動作の一つです。左手をどこに置くかを意識すると、ポーズの形を作りやすくなります。
2.右足を少し前に出す。 大きく踏み込む必要はなく、半歩ほど前に出すイメージです。2026年のイベントでは、津田さんが右足を少し出し、体の形をL字にするよう教えています。
3.指で矢印の形を作る。 手の形を整え、掛け声と同時に勢いよくポーズを決めます。津田さんは2023年のインタビューで、指で矢印を作ることにも触れていました。
4.声を鼻に響かせるように発声する。 2026年のORICON NEWSの記事では、津田さんが、声をできるだけ鼻から抜くように発声するコツを伝えています。言葉だけを小さくつぶやくのではなく、声とポーズを合わせることがポイントです。
大切なのは、細かな動作を完璧に模倣することだけではありません。ポーズを決める瞬間に声の勢いを合わせることで、ギャグとしての印象が強くなります。無理に大声を出す必要はありませんが、人前で披露するなら、周囲の状況に配慮して楽しむのがよいでしょう。
また、ユースケさん側のポーズには、津田さんの後ろで腕を広げ、動きを大きく見せる役割があります。ユースケさんは2023年のインタビューで、津田さんの動きと同時に動くのではなく、間をためることも大切だと話していました。二人で再現する場合は、同時に動きすぎず、少しタイミングをずらすと、コンビらしい見せ方に近づきます。
【派生ギャグの意味】「スーススー」と「スーを差し上げます」は何が違う?
「ゴイゴイスー」には、驚きや称賛の度合いを段階的に表す派生フレーズがあります。2026年8月のENCOUNTの報道では、津田さんが「発見!タカトシランド」で、最も低い段階から最上級までの言い回しを説明しています。
本人の説明によると、段階は「ゴイ」から始まり、「ゴイゴゴイ」「ゴイゴイスー」「スーススー」「スー」と続き、最後に「スーを差し上げます。受け取ってください」という最上級の表現に至ります。
この並びは、辞書に載るような一般的な語彙の分類ではなく、津田さんのギャグの世界における独自の段階表現です。数字で測れる評価基準があるわけではなく、言葉を大げさに積み上げて笑いにつなげる仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
「ゴイゴイスー」は、すごいものを見たときの基本となるギャグです。驚きや称賛を、勢いのある声とポーズで表現します。
「スーススー」は、基本形からさらに言い回しを発展させた派生ギャグです。単純に「ゴイゴイスー」と言うだけでなく、音の並びを変えることで、より大げさなリアクションを演出します。
「スー」は、派生表現の中にある独立した段階です。日常会話で単独の「スー」を聞いただけでは意味が伝わりにくいため、津田さんのギャグの流れや文脈と合わせて理解する必要があります。
「スーを差し上げます」は、本人が説明した段階の最上級に当たる表現です。単に自分が驚いたと伝えるのではなく、相手に「スー」を差し出すという設定を加えることで、ギャグとしての大げささを強めています。
2026年8月のテレビ朝日の報道でも、ドラマ初主演を務めた津田さんが、自身の芝居を「ゴイゴイスー」から「スーススー」、さらに「スーを差し上げます」へと発展させて評価する場面が紹介されました。派生フレーズは過去のネタとして残っているだけではなく、現在のテレビ出演でも使われています。
なお、「スーススー」に独立した辞書的意味があるわけではありません。意味を理解するうえでは、音の並びを暗記することよりも、「すごい」という感情をどのように大げさに表現しているかに注目するとよいでしょう。
【2026年最新】ゴイゴイスーは現在も使われている?
2026年10月時点でも、「ゴイゴイスー」は津田篤宏さんを象徴するギャグとして、テレビ出演や作品関連のイベントで使われています。少なくとも2026年の報道を見る限り、過去の一発ギャグとして忘れられたものではなく、本人の現在の活動にも結び付いています。
たとえば、2026年のORICON NEWSは、映画『スーパーガール』の公開前日イベントでダイアンの二人が共演者にギャグを教えた様子を報じました。津田さんは表記だけでなく、左手の中指をへそに合わせる動作や、右足を少し前に出す形、声の響かせ方まで説明しています。ギャグそのものがイベントのコミュニケーションに活用されていることが分かります。
加えて、テレビ朝日の2026年8月の報道では、津田さんがドラマ「タイムトラベルダディ」で初主演を務めたことが紹介されました。会見での津田さんは、俳優としての活動について語る場面でも「ゴイゴイスー」や「スーを差し上げます」を使い、自身の芝居をユーモラスに表現しています。
この使われ方には、津田さんのギャグがバラエティー番組だけに閉じたものではないという特徴があります。作品の宣伝、イベントでの共演者とのやり取り、ドラマに関する会見など、場面が変わっても本人らしさを示す表現として機能しています。
一方で、「2026年に日本中の若者が日常的に使っている」「SNSで爆発的に再流行している」といった規模の大きな主張を裏付ける統計は、ここで参照した報道にはありません。現在も使われていることと、社会全体で流行語になっていることは区別して考える必要があります。
また、2026年1月には、フジテレビ系「二宮ん家」で「ゴイゴイスー」に代わる新ギャグをAIに尋ねる企画が放送され、番組内で「ツダーン」という案が取り上げられました。ただし、これは番組企画の中で新しいギャグを試した出来事です。「ゴイゴイスー」が正式に引退した、あるいは新しいギャグに置き換わったという意味ではありません。
2026年の現状を把握するには、過去の誕生秘話だけでなく、本人が今もそのギャグを披露しているか、現在の出演やイベントでどう使われているかを見るのが有効です。今回確認できる報道では、ギャグの基本形も派生形も引き続き登場しており、津田さんの芸風を表す要素として機能しています。
【ごいごいす】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:「ごいごいす」と「ゴイゴイスー」はどちらが正しい表記ですか?
A1:ダイアン津田さんのギャグを指す場合は、語尾まで含めた「ごいごいすー」が分かりやすい表記です。津田さん本人は2026年のイベントで、頭の中ではひらがな表記を思い浮かべていると説明しています。一方、報道などでは「ゴイゴイスー」というカタカナ表記も広く使われています。
Q2:「ゴイゴイスー」の元ネタはサバンナ高橋茂雄さんですか?
A2:2026年8月に津田さん本人が語った説明によると、言葉のきっかけはサバンナの番組での大喜利です。高橋茂雄さんは、津田さんが面白く言い直すのを促し、その後にギャグとして続けることを勧めた人物です。言葉を出した本人と、ギャグ化を後押しした人物を分けて理解すると、誕生経緯が整理できます。
Q3:「スーススー」と「スーを差し上げます」は同じ意味ですか?
A3:どちらも津田さんの派生ギャグですが、本人が説明した段階では別々の表現です。「スーススー」は「ゴイゴイスー」より上の段階に置かれ、最上級は「スーを差し上げます。受け取ってください」とされています。一般的な日本語の決まった意味というより、ギャグの中の独自の段階表現です。
【プロの結論】ごいごいすを正しく理解する3つのポイント
「ごいごいす」を理解する際に重要なのは、表記、誕生経緯、現在の使われ方を混同しないことです。
第一に、検索語としての「ごいごいす」と、本人が披露する「ごいごいすー」は区別して考えると、意味を把握しやすくなります。本人はひらがな表記へのこだわりを語っていますが、報道などで使われる「ゴイゴイスー」も同じギャグを示す表現です。
第二に、誕生秘話では、津田さんが大喜利で生み出した言葉と、高橋茂雄さんがギャグとして続けるよう勧めたこと、そして相方のユースケさんが証言したポーズの原型を分けて理解する必要があります。言葉と身体表現が組み合わさり、繰り返し披露されることで、現在の定番ギャグへと発展しました。
第三に、2026年の報道からは、「ゴイゴイスー」が過去の持ちネタにとどまらず、映画関連イベントやドラマ会見でも使われていることが分かります。ただし、本人が今も使っている事実と、社会全体で流行しているかどうかは別の問題です。現在の広がりを判断する際は、具体的な出演記録と、世間全体の流行を示すデータを区別して見ることが大切です。
「ごいごいす」は、単に「すごい」を言い換えた言葉ではありません。大喜利で生まれた音の面白さ、サバンナ高橋さんの助言、ユースケさんとのコンビとしての見せ方、そして津田さん自身の発声やポーズが合わさって成立したギャグです。意味だけでなく、その誕生から現在までの流れを知ることで、2026年も使われ続ける理由がより明確になります。