一万円札のサイズは、縦76mm×横160mm、センチメートルに換算すると縦7.6cm×横16cmです。2024年7月3日に発行が始まった渋沢栄一の新一万円札も、福沢諭吉が描かれた旧一万円札と寸法は変わっていません。
日本銀行と国立印刷局の公表資料を確認すると、2024年の新紙幣では肖像やデザイン、偽造防止技術などが刷新された一方、紙幣の基本的な大きさは従来のものが維持されています。千円札や五千円札との違いも、主に横幅に表れます。
【結論】一万円札のサイズは縦76mm×横160mm!何センチかを早見

一万円札の寸法は、縦76mm、横160mmです。センチメートルでは縦7.6cm、横16cmとなります。紙幣を横向きに置いたとき、長い辺が16cm、短い辺が7.6cmです。
この寸法は、日本銀行の「現在発行されている銀行券・貨幣」と、国立印刷局の「お札の基本情報」で公表されています。新紙幣の寸法を調べる場合も、公式資料に記載された数値を基準にすると確実です。
検索時に見かける「一万円札は7.6cm×16cm」という表記も、同じ寸法をセンチメートルに換算したものです。ただし、縦と横の順序を省略すると混乱することがあるため、正確に表すなら「縦7.6cm×横16cm」と覚えておくとよいでしょう。
また、紙幣のサイズは額面によって異なりますが、現在発行されている一万円札、五千円札、二千円札、千円札は、いずれも縦76mmです。違いがあるのは横幅です。
【新旧サイズ比較】渋沢栄一と福沢諭吉の一万円札は寸法が同じ
2024年7月3日、日本銀行は新しい一万円券、五千円券、千円券の発行を開始しました。一万円札の肖像は福沢諭吉から渋沢栄一へと変更され、裏面も鳳凰像から東京駅の丸の内駅舎へと刷新されています。
しかし、見た目が大きく変わったからといって、紙幣そのものが大きくなったわけではありません。国立印刷局が公表する寸法では、2024年発行の渋沢栄一の一万円札も、2004年発行の福沢諭吉の一万円札も、縦76mm×横160mmです。
新旧紙幣の主な違いを整理すると、次のようになります。
- 肖像:福沢諭吉から渋沢栄一へ変更。
- 裏面の図柄:鳳凰像から東京駅(丸の内駅舎)へ変更。
- 偽造防止技術:3Dホログラムなどの技術を採用。
- 寸法:縦76mm×横160mmで変更なし。
日本銀行は、新紙幣の特徴として偽造抵抗力の強化やユニバーサルデザインの工夫を挙げています。額面を示すアラビア数字を大きくするなど、識別しやすさにも配慮されています。
つまり、2024年の改刷は、紙幣の見分けやすさや安全性を高めるための刷新であり、一万円札の縦横の寸法を変更するものではありませんでした。
なお、「旧紙幣」という言葉には注意が必要です。2004年発行の福沢諭吉の一万円札と2024年発行の渋沢栄一の一万円札を比べる場合は同寸法ですが、さらに古い紙幣まで含めると、額面によって寸法が異なる場合があります。
【サイズ一覧表】一万円札・五千円札・二千円札・千円札を比較
日本銀行と国立印刷局の公表値をもとに、現在発行されている紙幣の寸法と、比較に役立つ旧紙幣の寸法をまとめました。すべて縦×横の順で表記しています。
| 紙幣の種類 | 肖像・主な図柄 | 縦×横 | センチ換算 |
|---|---|---|---|
| 新一万円札(2024年) | 渋沢栄一・東京駅 | 76×160mm | 7.6×16cm |
| 旧一万円札(2004年) | 福沢諭吉・鳳凰像 | 76×160mm | 7.6×16cm |
| 新五千円札(2024年) | 津田梅子・藤 | 76×156mm | 7.6×15.6cm |
| 旧五千円札(2004年) | 樋口一葉・燕子花図 | 76×156mm | 7.6×15.6cm |
| 二千円札(2000年) | 守礼門・源氏物語絵巻など | 76×154mm | 7.6×15.4cm |
| 新千円札(2024年) | 北里柴三郎・神奈川沖浪裏 | 76×150mm | 7.6×15cm |
| 旧五千円札(1984年) | 新渡戸稲造・富士山 | 76×155mm | 7.6×15.5cm |
この比較から分かるのは、一万円札が横幅16cmで、現在発行されている紙幣のなかでは最も横に長いことです。五千円札は15.6cm、二千円札は15.4cm、千円札は15cmです。
一万円札と千円札の横幅の差は10mm、つまり1cmです。一万円札と五千円札では4mm、二千円札では6mmの差があります。縦幅が同じなので、複数の紙幣を重ねると、主に横方向の違いで額面を見分けられます。
もう一つ知っておきたいのが、五千円札の過去の寸法です。1984年発行の新渡戸稲造の五千円札は76×155mmでしたが、2004年発行の樋口一葉の五千円札と、2024年発行の津田梅子の五千円札は76×156mmです。「五千円札はいつの時代も同じ寸法」とは限りません。
紙幣のサイズを正確に比較するときは、額面だけでなく、発行されたシリーズや年代も確認することが大切です。
【財布に入る?】一万円札のサイズから収納スペースを考える
一万円札を財布に収納する際の基準は、横160mm、縦76mmという寸法です。折りたたまずに収納するなら、紙幣を入れる部分の内寸がこの数値を上回っている必要があります。
ただし、財布の内寸と外寸は同じではありません。革の厚み、縫い目、仕切り、ポケットの形状によって、実際に紙幣を差し込めるスペースは変わります。外寸だけを見て購入すると、紙幣が引っ掛かったり、出し入れしにくかったりすることがあります。
財布を選ぶ際は、次の点を確認しておくと安心です。
- 長財布:紙幣を折らずに収納しやすい。内側の紙幣ポケットの横幅を確認する。
- 二つ折り財布:折りたたみ部分や紙幣ポケットの構造によって収納性が異なる。紙幣を伸ばした状態で入れられるか確認する。
- ミニ財布・コンパクト財布:収納部が短い製品もあるため、一万円札が無理なく収まるか実寸を確認する。
- 財布を買い替える場合:商品全体の横幅だけで判断せず、紙幣ポケットの有効寸法を確認する。
寸法上の目安として、紙幣ポケットの有効な横幅が16cmを超え、縦方向にも7.6cm以上の余裕があることを確認しましょう。余裕を持って選ぶなら、横幅は16.5cm前後以上を一つの目安にできます。ただし、これは公式規格ではなく、縫い目や形状を考慮した実用上の目安です。
また、紙幣は湿気や使用状況によって状態が変化します。寸法ぎりぎりの収納部よりも、少し余裕のある設計のほうが、出し入れの際に紙幣の角が引っ掛かりにくくなります。
コンパクトさを最優先する人は、財布のサイズだけでなく、紙幣の収納方法も確認することが大切です。一万円札を折らずに持ち歩きたいのか、小ささを優先して折りたたんで収納するのかによって、選ぶべき財布は変わります。
【厚さ・重さ】一万円札は何ミリで何グラム?
一万円札の厚さや重さについても、日本銀行の公表情報が参考になります。日本銀行の紙幣に関する解説では、現在発行されている銀行券は、1枚あたりの厚さが約0.1mm、重さが約1gとされています。
この数値を単純計算すると、一万円札を100枚重ねた場合、厚さは約10mm、重さは約100gです。1,000枚なら厚さ約10cm、重さ約1kgが目安になります。
ただし、これは概算です。実際の厚さや重さは湿度などの条件によって多少変動します。また、紙幣の厚さや重さは額面ごとに大きく異なるわけではありません。
財布の収納力を考える場合、1枚の一万円札の寸法だけでなく、何枚の紙幣を入れるかも重要です。数枚であれば厚みの影響は小さいものの、数十枚、数百枚と重ねれば、紙幣を入れる部分の厚みやマチの余裕が必要になります。
なお、1枚あたり約1gという数値から、財布の中にある現金の枚数を大まかに想像することはできますが、実際の重さは紙幣以外の硬貨やカード、財布本体の重さにも左右されます。
【誤解を解消】新紙幣でサイズは変わった?旧紙幣は使える?
新紙幣への切り替えをめぐっては、肖像や色使いが変わったことで、紙幣の寸法も変わったように感じることがあります。しかし、2024年発行の一万円札は、2004年発行の福沢諭吉の一万円札と同じ76×160mmです。
新紙幣で大きく変わったのは、肖像、裏面の図柄、偽造防止技術、額面表示などです。日本銀行は、3Dホログラムなどの技術に加え、誰もが利用しやすいユニバーサルデザインの工夫を紹介しています。これらの変更と、紙幣の外形寸法の変更は別の話です。
また、新紙幣が発行されたからといって、それまでの紙幣が一斉に使えなくなるわけではありません。日本銀行は、新しい紙幣の発行開始後も、それまで流通していた銀行券は引き続き通用すると案内しています。
ただし、過去に発行されたすべての紙幣が現在も同じ扱いとは限りません。古い紙幣を手元に持っている場合は、肖像だけで判断せず、日本銀行が公表する有効な銀行券の情報を確認するのが確実です。
加えて、紙幣の寸法と、ATMや自動販売機などの機器が紙幣を受け付けるかどうかも、分けて考える必要があります。新紙幣では偽造防止技術などが変更されているため、機器側の対応状況は機器の種類や更新状況によって異なります。サイズが同じだからといって、すべての機器が必ず同じように受け付けるとは限りません。
寸法を知りたい人は日本銀行や国立印刷局の公表値を、古い紙幣の有効性を知りたい人は日本銀行の有効な銀行券に関する情報を、それぞれ確認するのが適切です。
【一万円札サイズ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:一万円札のサイズは何センチですか?
A1:縦7.6cm×横16cmです。ミリメートルでは縦76mm×横160mmで、2024年発行の渋沢栄一の新一万円札も同じ寸法です。
Q2:渋沢栄一の新一万円札と福沢諭吉の旧一万円札はサイズが違いますか?
A2:2004年発行の福沢諭吉の一万円札と2024年発行の渋沢栄一の一万円札は、どちらも縦76mm×横160mmです。肖像や裏面の図柄、偽造防止技術などは変更されていますが、外形寸法は変わっていません。
Q3:千円札・五千円札と一万円札では、どのくらい大きさが違いますか?
A3:縦幅はいずれも76mmです。横幅は一万円札が160mm、五千円札が156mm、千円札が150mmなので、一万円札は五千円札より4mm、千円札より10mm長くなっています。
一万円札のサイズは、縦76mm×横160mm、センチメートルでは7.6×16cmです。2024年に発行された渋沢栄一の新一万円札も、2004年発行の福沢諭吉の一万円札と寸法は同じです。
一方、紙幣の横幅は額面によって異なり、五千円札は156mm、二千円札は154mm、千円札は150mmです。五千円札には、1984年発行のものと2004年発行のものとで横幅が1mm異なる例もあり、旧紙幣を比較する際には発行年代まで確認する必要があります。
財布選びでは、紙幣の寸法だけでなく、紙幣ポケットの実際の内寸、縫い目、仕切り、収納する枚数を確認することが失敗を防ぐポイントです。また、新紙幣の発行によって従来の紙幣が一律に使えなくなったわけではありません。
サイズを正確に把握したいときは日本銀行の「現在発行されている銀行券・貨幣」と国立印刷局の「お札の基本情報」、旧紙幣の有効性を確認したいときは日本銀行の有効な銀行券に関する案内を基準にしましょう。寸法、発行年代、使用上の扱いを分けて確認することが、紙幣に関する疑問を解決する最も確実な方法です。