キングコングの同期芸人を調べると、南海キャンディーズの山里亮太、ダイアン、とろサーモン、スーパーマラドーナ、NON STYLE、オードリー、千鳥など、現在のお笑い界を代表する名前が並びます。ただし、全員が同じ養成所の同期というわけではありません。大阪NSC22期という厳密な区分と、芸歴やデビュー時期を基準にした広い意味での同期を分けることが、関係性を理解する第一歩です。
2026年には、テレビ東京系『あちこちオードリー』で山里亮太とキングコングが若手時代の嫉妬や葛藤を振り返り、同期ならではの関係が改めて話題になりました。加えて、キングコングは2027年春の全国漫才ツアー開催も発表しています。NSC時代の競争から現在の活動まで、公式資料や番組報道をもとに、同期芸人の一覧、芸歴の違い、確執の背景、2026年最新の動向を整理します。
【結論】キングコングの同期芸人は大阪NSC22期が中心

キングコングの同期を正確に知るうえで、まず押さえたいのが吉本興業の養成所・NSC大阪校22期です。西野亮廣と梶原雄太は1999年にNSCへ入り、同年9月にキングコングを結成しました。
吉本興業のNSC公式卒業生紹介には、22期の芸人としてキングコングの梶原雄太、南海キャンディーズの山里亮太、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ、スーパーマラドーナ、中山功太、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、ギャロップの林健、ミサイルマンなどが掲載されています。
この世代が「華のNSC22期」と呼ばれる理由は、単に同期の人数が多いからではありません。後にテレビや賞レースで活躍する芸人が複数おり、養成所時代から互いの才能を意識する環境があったためです。
なかでもキングコングは、結成からわずか5カ月で2000年のNHK上方漫才コンテスト最優秀賞を獲得。NSC在学中から結果を出す異例の速さで注目されました。読売テレビの番組紹介やスポーツ紙の当時を振り返る報道でも、同期の中で際立って早く頭角を現した存在として取り上げられています。
ただし、「キングコングの同期」という言葉には複数の意味があります。大阪NSC22期の同期なのか、同じ頃に芸人として活動を始めた同期なのか、あるいはM-1グランプリなどで競い合った同世代なのか。この区別をしないと、NON STYLEやオードリー、千鳥の立ち位置を誤解しやすくなります。
【同期芸人一覧】山里亮太・ダイアンからNON STYLEまでの関係
キングコングの同期として名前が挙がる芸人を、養成所の期と芸歴の近さに分けて整理します。まずは大阪NSC22期を中心に見ていきます。
南海キャンディーズ・山里亮太は、キングコングの関係を語るうえで欠かせない人物です。同じNSC大阪22期で、養成所時代からキングコングの急速な成功を間近で見ていました。2026年3月の『あちこちオードリー』では、当時抱えていた嫉妬や葛藤を率直に振り返っています。
ダイアンのユースケと津田篤宏も同じ22期です。山里がキングコングの受賞に悔しさを感じていた一方、津田は彼らのネタを見て床をたたいて笑っていたというエピソードが、2026年のテレビ東京の番組記事で紹介されました。同じ場面を見ても、芸人によって受け止め方が異なっていたことが分かります。
とろサーモンの久保田かずのぶ、スーパーマラドーナ、中山功太、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、ミサイルマン、ギャロップの林健も、NSC大阪22期の代表的な顔ぶれです。キングコングだけでなく、漫才、ピン芸、テレビでのトークなど、それぞれ異なる持ち味を磨いてきました。
一方、NON STYLEは少し事情が違います。石田明と井上裕介は2000年5月にコンビを結成しましたが、NSCには入学していません。吉本興業の公式プロフィールでは2000年が入門・所属の基準年として記載されており、NSC22期の卒業生とは別の経路で活動を始めたコンビです。それでも、芸歴の近さや同じ時期の賞レースで競い合った実績から、キングコングの同期として紹介されることがあります。
主な芸人を分類すると、次のようになります。
- 大阪NSC22期:キングコング、山里亮太、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ、スーパーマラドーナ、中山功太、村本大輔、ギャロップの林健、ミサイルマンなど。
- NSC22期ではないが近い世代:NON STYLE。NSCには入らず、2000年に吉本興業へ入門し、同年にコンビを結成。
- 広い意味での同世代:オードリーなど。所属事務所や養成所の区分は異なるが、活動開始時期や賞レースでの競争を通じて、同期として語られることがある。
なお、ピースや平成ノブシコブシは東京NSC5期として知られています。大阪NSC22期とは養成所の区分が異なるため、同じ世代としてまとめられる場合と、厳密な養成所同期として区別される場合があります。
【芸歴比較】千鳥・オードリー・NON STYLEはキングコングと同期なのか
検索で特に混同されやすいのが、千鳥とオードリーです。結論からいえば、養成所の期を基準にする場合、千鳥はキングコングより1期先輩にあたります。オードリーは別事務所の芸人であり、大阪NSC22期の同期ではありません。
吉本興業の公式プロフィールでは、千鳥はNSC大阪校21期と同期とされています。コンビ結成は2000年7月で、1999年に結成したキングコングとは活動開始時期が近いものの、養成所の期は異なります。ここに「同期」という言葉のややこしさがあります。
オードリーも、キングコングやダイアンと同じ時代の芸人として比較されますが、所属はケイダッシュステージです。吉本興業の養成所の期を使って上下関係を整理することはできません。芸歴の近いライバルという意味で同期と呼ばれる場合と、所属事務所や養成所の制度に基づく同期とは、分けて考える必要があります。
| 芸人・コンビ | 同期関係の基準 | 比較のポイント |
|---|---|---|
| キングコング | 大阪NSC22期 | 1999年結成。2000年のNHK上方漫才コンテストで最優秀賞を受賞。 |
| 南海キャンディーズ・山里亮太 | 大阪NSC22期 | キングコングの急速な成功を目の当たりにした同期。2026年の番組でも当時を回想。 |
| ダイアン | 大阪NSC22期 | キングコングや山里と同じ養成所の期。2007年、2008年のM-1グランプリ決勝でも競い合った。 |
| NON STYLE | 2000年入門・結成の同世代 | NSC出身ではない。2008年のM-1グランプリで優勝し、同世代の実力派として知られる。 |
| 千鳥 | 大阪NSC21期 | キングコングより養成所では1期先輩。結成年は2000年で、活動時期は近い。 |
| オードリー | 芸歴の近い同世代 | ケイダッシュステージ所属。大阪NSC22期とは別の区分で、吉本の期による上下関係は適用されない。 |
賞レースの結果を見ると、同世代の競争関係がさらに分かりやすくなります。M-1グランプリ公式サイトの大会記録によれば、2007年大会はキングコングが3位、ダイアンが7位、千鳥が8位でした。翌2008年大会ではNON STYLEが優勝し、オードリーが2位、ダイアンが6位、キングコングが8位となっています。
つまり、養成所の期が同じかどうかと、漫才の世界で同じ時期に競い合ったかどうかは別の話です。NON STYLEやオードリーが同期として語られる背景には、こうした活動時期の近さや賞レースでの接点があります。
【吉本興業の上下関係】同期の定義は年齢ではなく芸歴が鍵
芸人の上下関係を理解する際に重要なのは、実年齢と芸歴を混同しないことです。芸人同士の先輩・後輩関係は、養成所の入学期、事務所への入門・所属、デビュー時期などを基準に語られます。ただし、すべての芸人に共通する単一の基準があるわけではありません。
キングコングと千鳥は結成年が近いものの、千鳥は大阪NSC21期、キングコングは22期です。吉本の養成所の期で見れば千鳥が先輩になります。一方、NON STYLEはNSCを経由せずに活動を始めたため、養成所の期だけでは両者の先輩・後輩関係を説明できません。
また、オードリーのように別の事務所に所属する芸人の場合、吉本内部の入門順や養成所の期を、そのまま業界全体の上下関係に当てはめることはできません。テレビ番組では、芸歴が近い人物を「同期」とまとめることがありますが、これは必ずしも養成所の同期という意味ではありません。
読者が同期情報を調べる際には、次の3点を確認すると誤解を減らせます。
- 養成所の同期か:同じ校舎・同じ期に在籍していたか。
- 芸歴の同期か:デビューや事務所への入門が近い時期か。
- 番組・賞レース上の同期か:同世代のライバルとして共演や競争を重ねてきたか。
「キングコングと千鳥は同期なのか」という疑問に対しては、養成所の期でいえば別であり、活動時期が近い同世代として比較されることがある、という答えが最も正確です。同期という言葉の意味を先に確認することが、芸歴比較の出発点になります。
【若手時代の関係】キングコングの成功が同期に与えた影響
キングコングの若手時代を特徴づけるのは、早い段階で結果を出したことです。1999年に結成し、2000年にはNHK上方漫才コンテスト最優秀賞を受賞。加えて、2001年に始まったフジテレビ系『はねるのトびら』でも中心的な存在として注目を集めました。
同期の芸人にとって、同じ養成所で学んでいた相手が短期間で大きな賞を取り、テレビでも活躍する姿は、刺激にもプレッシャーにもなります。2024年6月のスポーツニッポンの報道では、キングコングとダイアンの関係が取り上げられ、NSC時代に仲が良かった同期としてダイアンの名前が紹介されました。
一方、山里亮太は2024年11月に放送された番組で、同期の多くが芸人を続けている背景について言及しています。スポーツニッポンの報道によれば、山里は、早くから成功していたキングコングの存在が、同期たちにとって芸人を続ける原動力になったという趣旨の話をしていました。
このエピソードが示しているのは、同期の関係が必ずしも仲の良さだけで成り立つわけではないという点です。自分より先に評価される相手への悔しさや嫉妬が、結果として努力を続ける動機になることもあります。キングコングの成功は、同期にとって目標であると同時に、追い越したい相手でもあったのです。
また、当時の関係を現在の感覚だけで判断するのも適切ではありません。養成所時代は、同じ舞台で評価を競い、限られた機会を取り合う時期でもあります。現在のテレビで語られるエピソードは、そうした若手時代の感情を、長い芸歴を経て振り返るものとして捉える必要があります。
【確執の真相】山里亮太とキングコングの関係は現在どうなっている?
キングコングと山里亮太の関係が改めて注目されたのは、2026年3月18日放送のテレビ東京系『あちこちオードリー』です。番組には南海キャンディーズの山里とキングコングの西野亮廣、梶原雄太が出演し、同期として過ごした26年を振り返りました。翌19日に公開されたテレビ東京の番組記事では、山里が若手時代の嫉妬や行動を具体的に語った内容が紹介されています。
山里は、NSC時代から突出していたキングコングの才能を意識し、当時、過剰な嫌がらせをしてしまったことを告白しました。番組記事によれば、梶原に関する虚偽の手紙を自作して劇場周辺にばらまいたことも振り返っています。これは、当時の関係を理解するうえで重要な証言ですが、番組内で山里自身が過去を振り返って語った内容として扱うべきものです。
同じ番組記事では、山里がどれほど反発しても、西野が山里の立場を理解しようとする姿勢を見せていたことも紹介されています。西野は山里の実力を高く評価し、同期の中で最も成功した存在として敬意を示しました。
こうした話を踏まえると、両者の関係を単純に「不仲だった」「現在も確執が続いている」と断定することはできません。若手時代に嫉妬や対立があったことと、長い時間を経た現在の関係は、別々に見る必要があります。2026年に同じ番組で過去の出来事を語り合ったこと自体、少なくともその歴史を公の場で振り返る機会が生まれていることを示しています。
さらに興味深いのは、同じ同期でも成功の形が異なることです。西野は絵本や映画、ミュージカルなどの分野にも活動を広げ、山里はテレビの司会や情報番組などで活躍してきました。梶原もYouTubeを中心とした活動で知られています。それぞれが異なる道を歩んだからこそ、若手時代の比較や嫉妬が、現在では長い芸歴を振り返る話題として語られるようになっています。
【2026年最新】毎週キングコングと全国漫才ツアーで見る現在の活動
2026年のキングコングを語るうえで注目したいのが、YouTubeでの活動と、コンビとして漫才に向き合う動きです。『毎週キングコング』では、西野と梶原が2人で話す姿を継続的に発信しています。テレビの出演者としての顔だけでは分からない、コンビとしての会話や掛け合いを楽しめる場になっています。
西野は2021年1月30日付で吉本興業とのマネジメント契約を終了しました。テレビ朝日ニュースも当時、吉本興業が双方合意による契約終了を発表したと報じています。所属やマネジメントの形が変わった後も、キングコングとして2人が一緒に活動する場面があることは、現在のコンビの特徴の一つです。
そして、2026年8月24日付の西野亮廣の公式ブログでは、キングコングの全国漫才ツアーを2027年春に開催すると発表しました。東京、宮城、大阪、福岡、愛知、兵庫の6会場が案内され、コンビとして漫才を届ける計画が明らかになっています。
同ブログでは、今回のツアーについて、舞台装置などを大きくせず、漫才を軸にした形を目指す考えも説明されています。西野は、長くYouTubeや別分野で活動してきた2人が、今のタイミングで漫才をすることに面白さがあるという趣旨を記しています。これは、過去の人気を再現するだけではなく、現在の2人だからこそ成立する漫才を模索していることを示す動きです。
同期芸人という視点から見ても、キングコングの現在は興味深いものです。山里との関係はテレビで改めて語られ、ダイアンやNON STYLEなど同世代の芸人も、それぞれの活動を続けています。NSC時代に同じ場所で競い合った人々が、現在は異なる事務所やメディア、活動分野で活躍していることが、この世代の厚みにつながっています。
【キングコング同期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:キングコングの本当の同期は誰ですか?
A1:養成所の期でいうと、大阪NSC22期の山里亮太、ダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶ、スーパーマラドーナ、中山功太、ウーマンラッシュアワーの村本大輔、ミサイルマン、ギャロップの林健などです。NON STYLEやオードリーは、厳密なNSC大阪22期とは異なります。
Q2:山里亮太とキングコングは同期ですか?
A2:はい。山里亮太とキングコングは大阪NSC22期の同期です。2026年3月放送の『あちこちオードリー』では、若手時代の嫉妬や葛藤、互いへの評価について振り返りました。
Q3:NON STYLEはキングコングと同じNSC22期ですか?
A3:いいえ。NON STYLEはNSCに入学しておらず、2000年に吉本興業へ入門し、同年5月にコンビを結成しました。活動時期が近く、同世代の漫才師として競い合ってきたため、広い意味で同期と呼ばれることがあります。
Q4:千鳥とキングコングは同期ですか?
A4:養成所の期で比較すると、千鳥は大阪NSC21期、キングコングは22期なので、千鳥が1期先輩です。ただし、千鳥の結成年は2000年7月で、キングコングの活動時期に近いため、同世代の芸人として比較されることがあります。
Q5:キングコングと山里亮太は現在も不仲なのですか?
A5:若手時代に山里がキングコングへの嫉妬や嫌がらせを振り返ったことは、2026年3月のテレビ東京の番組記事で報じられています。一方、同じ番組では西野が山里の実力を高く評価する場面もあり、過去の対立だけで現在の関係を説明することはできません。
Q6:キングコングは2026年現在、コンビで活動していますか?
A6:はい。YouTubeチャンネル『毎週キングコング』などで2人の掛け合いを発信しており、2026年8月には2027年春の全国漫才ツアー開催も発表されました。ツアーは東京、宮城、大阪、福岡、愛知、兵庫の6会場が案内されています。
キングコングの同期を調べる際は、まず大阪NSC22期という厳密な区分を押さえることが大切です。山里亮太やダイアン、とろサーモンの久保田かずのぶらは、養成所時代を共有した同期です。一方、NON STYLEはNSCを経由せずに2000年に活動を始めた同世代、千鳥は大阪NSC21期、オードリーは別事務所で芸歴の近い芸人という違いがあります。
また、キングコングと山里の関係は、若手時代の嫉妬や確執だけでは語り切れません。2026年の『あちこちオードリー』では、過去の葛藤が振り返られる一方、互いの実力を認める姿も紹介されました。同期とは、常に仲が良い相手という意味ではなく、同じ時代に競い合い、それぞれの芸人人生に影響を与えた相手という見方もできます。
2027年春の全国漫才ツアーに向けて、キングコングがコンビとしてどのような漫才を見せるのかも注目点です。NSC22期の同期芸人を知ることは、単なる芸歴の比較にとどまらず、若手時代の競争が現在のお笑い界につながっていることを理解する手がかりになります。