愛知県名古屋市にある東海高校は、東京大学・京都大学・名古屋大学などの難関大学に多数の合格者を送り出し、医学部医学科への高い進学実績でも知られる私立男子校です。2026年度の大学合格実績では、東京大学34人、京都大学33人、名古屋大学50人、国公立大学合計297人という数字が公表されました。
学校法人東海学園が公開する公式の進路実績を確認すると、難関国立大学だけでなく、早稲田大学105人、慶應義塾大学68人、同志社大学70人、立命館大学88人など、私立大学にも幅広い合格実績があります。一方で、大学合格者数と実際の進学者数は同じではなく、現役生と既卒生の内訳も区別して読む必要があります。
【2026年最新】東海高校の大学合格実績は?東大34人・京大33人・名大50人

東海高校の公式サイト「進路」ページに掲載された令和8年度(2026年度)の主な大学合格者数によると、東京大学34人、京都大学33人、名古屋大学50人が合格しています。国公立大学全体では、大学校を含まない合計が297人でした。
東大・京大・名大の3大学だけで合計117人の合格者を出しており、全国規模の難関大学を目指す生徒が多いことがうかがえます。ただし、117人は3大学の合格者数を合算した延べ人数であり、必ずしも117人の異なる生徒が合格したことを意味するわけではありません。
2026年度は名古屋大学が50人で最多となり、東京大学34人、京都大学33人が続きます。東海地方の大学に強い基盤を持ちながら、首都圏や関西圏の難関大学にも合格者を送り出している点が特徴です。
また、北海道大学12人、東北大学6人、一橋大学9人、東京科学大学10人、大阪大学8人、三重大学14人、名古屋市立大学11人など、合格先は多岐にわたります。国公立大学の中でも、総合大学、理工系、医学系といった複数の進路が見えてきます。
【大学別一覧】東海高校の国公立大学合格実績と過去3年間の推移
東海高校の進学実績を評価するうえでは、2026年度の数字だけでなく、過去数年間の変化を確認することが欠かせません。以下は学校公式の進路資料に掲載された実績を中心に整理したものです。
| 大学・区分 | 2024年度 | 2025年度 | 2026年度 | 2026年度時点の過去5年間 |
|---|---|---|---|---|
| 東京大学 | 36人 | 28人 | 34人 | 162人 |
| 京都大学 | 26人 | 31人 | 33人 | 151人 |
| 名古屋大学 | 47人 | 53人 | 50人 | 278人 |
| 東京科学大学 | 9人 | 4人 | 10人 | 31人 |
| 一橋大学 | 4人 | 3人 | 9人 | 24人 |
| 国公立大学合計 | 275人 | 279人 | 297人 | 1,478人 |
| 早稲田大学 | 82人 | 79人 | 105人 | 433人 |
| 慶應義塾大学 | 68人 | 69人 | 68人 | 330人 |
出典:東海中学校・東海高等学校公式サイト「進路」、学校案内の各年度版。大学校は国公立大学合計に含まれません。東京科学大学は旧東京工業大学からの名称変更を含むため、年度間の比較では大学名の扱いに注意が必要です。過去5年間の数字は2026年度時点で公式資料に記載された累計であり、2024年度・2025年度の累計とは対象期間が異なります。
東京大学は2025年度の28人から2026年度には34人へ増加しました。京都大学も31人から33人へ増えています。一方、名古屋大学は2025年度の53人から50人となりました。大学ごとに増減があるものの、東大・京大・名大の合格者数はいずれも30人前後以上を維持しています。
国公立大学全体では、2024年度275人、2025年度279人、2026年度297人と、2年連続で増加しました。年度ごとの合格者数は入試問題との相性、志望校選択、受験者層などにも左右されるため、単年の増減だけで教育力の変化を断定することはできません。複数年の実績を合わせて見ることが大切です。
【私立大学も強い】早稲田・慶應・同志社・立命館の合格者数
東海高校の実績は国公立大学だけにとどまりません。2026年度は早稲田大学105人、慶應義塾大学68人に加え、東京理科大学107人、上智大学25人という合格者数が公式サイトに掲載されています。
早稲田大学は2025年度の79人から105人へ増加しました。慶應義塾大学は69人から68人とほぼ横ばいです。理工系の進路を考えるうえで注目される東京理科大学も107人となっており、国立大学を第一志望とする受験生が私立大学を併願するケースも含め、多様な受験先があることが分かります。
関西圏の私立大学では、同志社大学70人、立命館大学88人、関西大学11人、関西学院大学12人の合格実績が公表されています。地元の私立大学では名城大学64人、南山大学12人、中京大学12人なども掲載されています。
ただし、私立大学の合格者数は、大学ごとに受験方式や学部の構成が異なるため、単純に人数だけで大学間の難易度や進学先としての人気を比較することはできません。早慶、東京理科大、関関同立などの数字を見る際は、志望学部、受験方式、現役・既卒の内訳も併せて確認する必要があります。
特に早稲田大学の105人という数字は、東海高校の私立大学合格実績の中でも目立つ実績です。もっとも、これを「卒業生の約何割が早稲田大学に進学した」と読み替えることはできません。合格者数は進学者数ではなく、同じ生徒が複数の大学・学部に合格している可能性があるためです。
【医学部医学科】東海高校の合格実績と医系進学の特徴
東海高校は、東京大学や京都大学への合格実績に加え、医学部医学科への進学実績でも知られています。学校公式の入学案内Q&Aでも、国公立大学医学部医学科への合格者が多いことに触れられています。
学校案内2026に掲載された2025年度の実績では、国公立大学医学部医学科の合格者数は108人、私立医科大学の合格者数は92人でした。これは2025年度の数値であり、2026年度の合格者数と混同しないよう注意が必要です。
2026年度の公式進路ページには、名古屋大学50人、三重大学14人、名古屋市立大学11人などの大学別合格者数のほか、浜松医科大学3人、滋賀医科大学2人、京都府立医科大学1人、奈良県立医科大学1人といった実績も掲載されています。ただし、2026年度の同ページには医学部医学科の合格者数を大学別の総合格者数から区別した内訳や、医学科全体の合計は明示されていません。
私立大学では、藤田医科大学28人、愛知医科大学19人、東京慈恵会医科大学4人、日本医科大学3人、関西医科大学12人などが掲載されています。これらは公式ページに示された大学別合格者数であり、医学部医学科だけの人数と同一とは限りません。
医学部を目指す家庭にとっては、学校全体の医学科合格者数だけでなく、国公立と私立の内訳、現役合格の割合、志望地域、受験費用、入学後の学費なども重要な判断材料です。合格実績の大きさと、自分が希望する医学部への進学可能性は分けて考える必要があります。
【過去5年間の実績】東大・京大・名大は安定しているのか
東海高校公式サイトの2026年度資料には、主要大学の「過去5年間」の合格者数も掲載されています。東京大学162人、京都大学151人、名古屋大学278人、早稲田大学433人、慶應義塾大学330人という累計です。
この数字からは、東海高校の進学実績が特定の大学だけに偏っていないことが読み取れます。東大・京大のような全国規模の難関大学と、地元の名古屋大学の双方に継続して合格者を送り出している点が特徴です。
ただし、「過去5年間」の合計は、その年度を基準とした直近5年間の累計です。2024年度版、2025年度版、2026年度版の数字をそのまま並べて、同一期間の成績として比較することはできません。年度ごとに集計対象となる年が入れ替わるためです。
また、学校全体の合格者数が増えたとしても、それだけで一人ひとりの合格率が上がったとは判断できません。卒業生数、受験者数、現役合格者数、既卒生の合格者数などが分からなければ、個人の合格可能性や学年全体の進学率を正確に計算することは難しいからです。
東海高校の実績を評価するなら、東大・京大・名大の単年の数字だけでなく、国公立大学全体の推移、私立大学の実績、医学部への進路、そして現役生の合格状況を組み合わせて見ることが重要です。
【合格者数と進学者数の違い】現役・浪人、偏差値、評判の見方
東海高校の進学実績を調べる際に、最も注意したいのが「合格者数」と「進学者数」の違いです。合格者数は大学入試に合格した人数を示しますが、実際にその大学へ入学した人数を示すものではありません。
例えば、同じ受験生が国立大学と複数の私立大学に合格した場合、各大学の合格者数にはそれぞれ計上されます。しかし、最終的に進学する大学は通常一つです。そのため、大学別の合格者数を足し合わせても、卒業生の実人数や進学者の実人数とは一致しません。
加えて、東海高校の2026年度公式進路ページには、現役生と既卒生の合格者数を分けた一覧は掲載されていません。したがって、東京大学34人という数字だけから「現役生が何人合格したか」「浪人生が何人合格したか」を判断することはできません。現役合格率を正確に求めるには、現役合格者数と卒業生数など、分母・分子に当たるデータが必要です。
偏差値についても同様に、数字の出典を確認する必要があります。名進研の2026年度高校入試情報では、東海高校の偏差値は70.8と掲載されています。ただし、これは同塾の合格者に関する全県模試の直近2年分の平均データを基にした数値です。模試や塾、対象となる受験層が異なれば偏差値も変わるため、全国共通の固定値として扱うことはできません。
また、東海高校は中学校からの内部進学者がいる学校です。高校入試の偏差値だけを見ても、学校全体の生徒の学力構成や大学合格実績を完全には説明できません。中学受験と高校受験では受験者集団が異なり、高校から入学する生徒の募集枠も限られているためです。
東海高校の評判や進学実績を検討する際は、次のような観点が参考になります。
- 難関国立大学を目指す場合:東大・京大・名大などの合格実績だけでなく、自分の志望学部に近い合格実績や受験科目も確認する。
- 医学部を目指す場合:国公立・私立の別、医学科の内訳、現役合格の状況を確認する。
- 私立大学を第一志望とする場合:早慶、東京理科大、同志社、立命館などの実績を学部別・入試方式別に見直す。
- 学校生活も重視する場合:進学実績だけでなく、教育方針、学校生活、課外活動、通学環境なども含めて判断する。
高い合格実績は学校選びの有力な材料ですが、すべての生徒が同じ進路を目指しているわけではありません。東海高校の公式サイトも、難関大学への合格だけでなく、多様な分野で活躍する卒業生を紹介しています。大学名のランキングだけで学校の価値を決めず、自分が実現したい進路と教育環境が合っているかを確認することが大切です。
【東海高校進学実績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東海高校の2026年度の東京大学・京都大学・名古屋大学の合格者数は何人ですか?
A1:学校公式サイトの2026年度実績では、東京大学34人、京都大学33人、名古屋大学50人です。国公立大学合計は大学校を含まず297人となっています。
Q2:東海高校の大学合格者数には浪人生も含まれていますか?
A2:公式サイトの2026年度掲載表では、現役・既卒の内訳が明示されていません。そのため、大学別の合格者数から現役生と既卒生の人数を区別することはできません。現役合格率を調べる際は、現役合格者数を明記した資料を別途確認する必要があります。
Q3:東海高校の合格者数と進学者数は同じですか?
A3:同じではありません。合格者数は入試に合格した人数であり、進学者数は最終的にその大学へ入学した人数です。複数の大学に合格しても進学先は一つになることが多いため、合格実績だけで実際の進学先の割合を判断することはできません。
東海高校の2026年度大学合格実績は、東京大学34人、京都大学33人、名古屋大学50人、国公立大学合計297人という結果でした。私立大学でも早稲田大学105人、慶應義塾大学68人、同志社大学70人、立命館大学88人など、全国の難関大学に幅広く合格者を送り出しています。
過去5年間の累計も、東京大学162人、京都大学151人、名古屋大学278人と高い水準です。国公立大学全体の合格者数も2024年度275人、2025年度279人、2026年度297人と増加しています。
一方、合格者数は進学者数ではなく、公式の2026年度掲載表では現役・既卒の内訳も示されていません。医学部医学科についても、2025年度の国公立108人・私立医科大学92人という実績と、2026年度の大学別合格者数は区別して読む必要があります。
東海高校の進学実績を受験校選びに生かすなら、最新の大学別合格者数だけでなく、複数年の推移、現役合格の状況、志望学部との相性、そして学校生活や教育方針まで確認することが大切です。数字の大きさだけにとらわれず、自分が希望する進路を実現できる環境かどうかを見極めることが、納得できる学校選びにつながります。