NHK Eテレ「おかあさんといっしょ」で第12代体操のお兄さんを務めた福尾誠さん。2019年4月から2023年3月まで「誠お兄さん」として親しまれた彼は、番組卒業後も、子どもたちに体を動かす楽しさを伝える活動を続けています。
2026年の大きな転機は、9月1日付で順天堂大学スポーツ健康科学部の特任助教に就任したことです。大学院で博士号を取得し、教育・研究にも携わってきた福尾さんにとって、今回の着任は、タレント活動とスポーツ健康科学の専門性を結び直す新たな一歩となりました。
【2026年最新】福尾誠は現在何をしている?順天堂大学の特任助教に就任

福尾誠さんの現在を知るうえで、まず押さえておきたいのが、2026年9月1日付の順天堂大学スポーツ健康科学部特任助教への就任です。順天堂大学は同日付で公式発表を行い、福尾さんが大学で研究活動や社会貢献活動に携わることを明らかにしました。
新たな職務の中心となるのは、スポーツ健康科学と発育発達学の専門性を生かした研究です。大学の発表では、学部生・大学院生と連携した社会貢献活動や、子ども向けの教室・イベントを通じた研究成果の社会還元も予定されています。
つまり、福尾さんは芸能活動を離れて大学の仕事だけに専念するのではなく、大学での研究と、全国の子どもたちに体を動かす楽しさを届ける活動を並行して進める方向です。所属先のcoseiro株式会社も、研究活動に加え、メディア出演や子どもたちに会いに行く活動を継続する方針を公表しています。
今回の就任は、突然始まった新しいキャリアというより、これまで積み重ねてきた学術的な経験と、体操のお兄さんとして培った実践経験を組み合わせる動きと見ることができます。
特任助教という職名についても、教授や学部長への就任と混同しないことが大切です。大学が公表している役割は、研究活動、学生との連携、地域貢献、子ども向けプログラムなど。現時点で明らかになっているのは、こうした分野に関わる大学教員としての新たな活動です。
【プロフィール】福尾誠は何者?博士号を持つ体操のお兄さんの経歴
福尾誠さんは、子ども向け番組の出演者として知られる一方、体操競技とスポーツ健康科学を専門としてきた人物です。セント・フォースの公式プロフィールや順天堂大学の発表からは、競技者、研究者、教育者、タレントという複数の側面が確認できます。
プロフィール上の生年月日は1992年1月11日。東京都出身で、身長は172センチです。特技はアクロバットで、資格としてキャンプインストラクター、日本スポーツ協会公認体操競技コーチ3、博士(スポーツ健康科学)が掲載されています。
学歴は、順天堂大学スポーツ健康科学部の卒業に加え、同大学大学院スポーツ健康科学研究科の博士前期課程・博士後期課程の修了です。博士号を取得していることからも、体操のお兄さんとしての知名度だけでは説明できない専門的なバックグラウンドを持っていることが分かります。
競技歴も長く、所属事務所のプロフィールによると、2007年から2009年まで体操U-18日本代表として活動し、2010年にはアジアジュニア体操競技選手権大会の団体総合で優勝。2016年から2018年には日本オリンピック委員会の強化スタッフを務めています。
また、順天堂大学の発表では、大学院修了後に同学部の助手を務めた経歴も紹介されています。研究・教育に携わった経験が、今回の特任助教就任につながる土台の一つになっています。
福尾誠さんのプロフィールを理解する際に重要なのは、博士号が番組卒業後に初めて取得されたものではないという点です。スポーツ健康科学の学習と研究は、体操のお兄さんとして活躍する以前から続いてきたキャリアの一部です。
【卒業理由と経緯】誠お兄さんはなぜ2023年に番組を卒業したのか
福尾誠さんの卒業が発表されたのは2023年2月20日。講談社の子ども向けメディア「WEBげんき」が報じた会見では、本人が4年間の活動を振り返り、番組への感謝とともに、次の世代にバトンをつなぎたいという思いを語りました。
卒業に関する本人の説明で重要なのは、本人の決断として、次の世代へ役割を引き継ぐ意向が示されていたことです。会見では、体操やダンスを見た人から寄せられた好意的な反応が励みになったことにも触れています。
一方、4年間の活動を振り返るなかで、心残りとして語られたのが、子どもたちと直接会える機会の少なさでした。2019年4月に就任した福尾さんは、在任期間の多くをコロナ禍と重ねることになりました。会見では、子どもたちと一緒に活動できた機会が最初の1年間に限られたことを残念に感じていたと報じられています。
ただし、これは卒業の直接的な理由として発表されたものではありません。本人が卒業を決めた理由として語ったのは、次の世代へバトンをつなぐという思いです。コロナ禍の経験は、4年間を振り返る際の心残りとして区別して理解する必要があります。
卒業後については、会見で、体が動く限りパフォーマンスを続けたいという意向も示していました。実際、番組卒業後もイベントや講演などを通じて、子どもたちの前で体を動かす楽しさを伝える活動を続けています。
なお、卒業理由について、大学への就任を目指して番組を辞めたとする説明は、公開された会見内容からは確認できません。2026年の大学着任は卒業から約3年半後の出来事であり、2023年当時に示された卒業の意向と、後年のキャリア展開は分けて考えるのが適切です。
【経歴年表】福尾誠の2019年から2026年までの歩み
福尾誠さんのキャリアを時系列で整理すると、体操競技を軸にした学生時代、子ども向け番組での4年間、卒業後のイベント・メディア活動、そして大学での研究・教育という流れが見えてきます。
| 時期 | 出来事・活動 | ポイント |
|---|---|---|
| 2007~2009年 | 体操U-18日本代表 | 競技者として経験を積む |
| 2010年 | アジアジュニア体操競技選手権大会 | 団体総合優勝 |
| 2016~2018年 | 日本オリンピック委員会の強化スタッフ | 競技・強化分野で活動 |
| 2019年4月 | 「おかあさんといっしょ」第12代体操のお兄さんに就任 | 「誠お兄さん」として活動開始 |
| 2023年2月20日 | 卒業発表会見 | 次の世代へバトンをつなぐ意向を表明 |
| 2023年3月まで | 体操のお兄さんとしての活動 | 4年間の番組出演を終える |
| 2023年以降 | イベント・講演・メディア出演など | 子どもたちに運動の楽しさを伝える活動を継続 |
| 2026年9月1日 | 順天堂大学スポーツ健康科学部特任助教に就任 | 研究・教育・社会貢献活動を新たに展開 |
この年表から分かるのは、2026年の大学着任が、過去の経歴から切り離された転職ではないことです。競技経験、スポーツ健康科学の研究、大学での教育経験、そして子どもたちと接してきた実践が、一つのキャリアの中でつながっています。
特に注目したいのは、番組卒業後も子どもたちと直接関わる活動が続いている点です。大学で研究成果をまとめるだけでなく、教室やイベントを通じて実践につなげることが、順天堂大学の公表した今後の取り組みに含まれています。
【卒業後の活動】イベント・講演・メディア出演で何をしている?
福尾誠さんは、番組卒業後も、ステージでの公演や子ども向けイベント、講演、各種メディアへの出演を続けています。順天堂大学の公式発表でも、全国の子どもたちや保護者に体を動かす楽しさを伝える活動を行ってきたことが紹介されています。
また、福尾さんが関わるcoseiro株式会社は、子どもの個性や体験を大切にする活動を展開しています。東京都の子育て情報サイトが2026年9月30日に公開したインタビューのプロフィールでは、福尾さんが同社の代表を務め、子どもの体験プログラムを監修・考案していることが紹介されました。
この東京都のインタビューでは、親子のコミュニケーションや、忙しい日常の中で子育てを楽しむ方法についても語っています。子どもと接するときには同じ目線に立つことや、何かを一方的に教えるのではなく、子どもが自分で進めるように支える姿勢を大切にしていると説明しています。
こうした発信は、体操のお兄さん時代の経験と、スポーツ健康科学や発育発達学の専門分野が交わる領域です。子どもたちを楽しませるパフォーマンスに加え、親子の関わり方や身体活動の価値を伝える仕事へと、活動の幅が広がっています。
メディア出演や企業との取り組みも継続しています。セント・フォースの公式プロフィールには、アンドエスティHDのキッズアンバサダー、ワコールのTeam CW-Xアクティブライフパートナー、コープ体操、サクラクレパスの「きまるねんど」、ポカリスエットなどの仕事が掲載されています。
これらは、子ども向けの活動だけでなく、運動・健康・日常生活に関わる幅広い分野で福尾さんの知名度や専門性が活用されていることを示しています。ただし、個々の広告や契約について、掲載されている情報だけから契約期間や現在の出演頻度まで判断することはできません。
今後の活動について、順天堂大学が明らかにしているのは、発育発達学やスポーツ教育・健康増進に関する研究と情報発信、学生との社会貢献活動、子ども向けスポーツプログラムや地域貢献イベントの企画・運営です。講演やイベントの出演予定は個別に確認する必要がありますが、研究と現場を結びつける仕事がキャリアの柱になっていくと考えられます。
【佐久本和夢と比較】福尾誠の評判と歴代体操のお兄さんとしての位置づけ
福尾誠さんは、「おかあさんといっしょ」の第12代体操のお兄さんです。2019年4月に就任し、2023年3月まで4年間務めました。後任は第13代の佐久本和夢さんで、2023年4月から新たに体操のお兄さんを担当しています。
福尾さんの在任期間には、体操「からだダンダン」が親しまれました。講談社「WEBげんき」の卒業会見レポートによれば、福尾さんの卒業後も「からだダンダン」は継続され、新しい体操のお兄さんへと引き継がれています。
歴代の体操のお兄さんを見ると、長期にわたり番組を支えた出演者もいます。第11代の小林よしひささんは2005年4月から2019年3月まで約14年間務め、福尾さんはその後を引き継いだ第12代として4年間活動しました。2023年4月には佐久本和夢さんが第13代に就任しています。
福尾誠さんと佐久本和夢さんを比較する際は、どちらが優れているかという単純な評価よりも、担当した時代や本人の経歴に注目するのが適切です。福尾さんは体操競技の経験に加え、スポーツ健康科学の博士号を持ち、番組卒業後も研究や講演に活動を広げています。一方、佐久本さんは福尾さんの後任として番組の体操を引き継いだ存在です。
両者は同じ役割を担っていても、活動する時期も、その後のキャリアも異なります。番組内での個性を比較することはできても、学術的な実績や卒業後の活動まで含めて単純な優劣をつけるのは公平ではありません。
福尾さんの評判について、卒業会見では、体操やダンスを見た人から「かっこいい」と評価されたことが本人の励みになっていたと紹介されています。また、共演した体操のお姉さんの秋元杏月さんも、福尾さんのアイデアや、子どもたちが楽しめることを考える姿勢について振り返っていました。
一方で、SNS上の反応やファン全体の評価について、具体的な調査データがないまま「圧倒的な人気」「歴代最高」と断定するのは適切ではありません。公表された会見や本人の活動から確認できるのは、体操やパフォーマンスへの好意的な反応と、子どもたちとの交流を大切にする姿勢です。
【プロの結論】福尾誠のキャリアは「タレント」から「研究と実践をつなぐ専門家」へ
福尾誠さんの2026年の動向を理解するうえで、最も重要なのは、大学の特任助教への就任を単なる肩書きの変化として捉えないことです。博士号を取得し、大学で教育・研究に携わった経験を持つ福尾さんにとって、研究活動と子どもたちへの実践的な働きかけは、もともと接点のある領域でした。
体操のお兄さんとしての4年間は、全国の子どもたちや保護者に運動の楽しさを伝える機会になりました。その後のイベントや講演では、テレビ番組の枠を超えて子どもたちと関わり、2026年には大学の研究・教育活動へと新たな接点が生まれています。
ここで注目したいのは、研究成果を学術的な知識として発表するだけでなく、子ども向けの教室や地域イベントなどを通じて社会に還元する計画が示されている点です。大学が掲げる取り組みは、研究と現場の距離を縮める方向を向いています。
子どもの発育発達や運動習慣は、研究室の中だけで完結するテーマではありません。家庭での遊び、親子のコミュニケーション、地域で体を動かす機会など、実際の生活とのつながりが重要になります。福尾さんのように、子どもたちと直接接する経験とスポーツ健康科学の専門性を持つ人材には、両者をつなぐ役割が期待されます。
ただし、特任助教への就任によって、すでに特定の研究成果が出たことや、新しい教育プログラムの効果が実証されたことまで意味するわけではありません。今後は、大学から公表される研究活動や社会貢献事業の具体的な成果を見ていくことが、福尾さんの新たなキャリアを評価するうえでの判断基準になります。
また、番組卒業後の仕事を追う読者にとっては、イベント・講演・広告・メディア出演と、大学での研究・教育を分けて確認することも大切です。それぞれは関連していますが、同じ種類の活動ではありません。公式プロフィールや大学の発表を確認すれば、活動の実態をより正確に把握できます。
【おかあさんといっしょ福尾誠】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:福尾誠は2026年現在、何をしている?
A1:2026年9月1日付で順天堂大学スポーツ健康科学部の特任助教に就任しました。研究・教育活動に加え、子ども向けイベントや講演、メディア出演なども継続しています。
Q2:福尾誠が体操のお兄さんを卒業した理由は?
A2:2023年2月の卒業発表会見では、次の世代にバトンをつなぎたいという思いを語っています。コロナ禍で子どもたちと直接触れ合う機会が限られたことも振り返っていますが、それを卒業の直接的な理由として説明したわけではありません。
Q3:福尾誠は博士号を持っている?
A3:はい。順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科の博士前期課程・博士後期課程を修了し、博士(スポーツ健康科学)の学位を取得しています。
Q4:福尾誠の卒業後の活動には何がある?
A4:全国でのイベントや講演、子ども向けプログラム、メディア出演、企業との取り組みなどがあります。2026年には大学での研究・教育活動も加わりました。
Q5:福尾誠と佐久本和夢はどちらが先代?
A5:福尾誠さんが第12代で、2019年4月から2023年3月まで担当しました。佐久本和夢さんは第13代で、2023年4月から後任を務めています。
福尾誠さんは、2019年から2023年まで「おかあさんといっしょ」の第12代体操のお兄さんとして活動し、卒業後もイベント・講演・メディア出演などを通じて子どもたちに体を動かす楽しさを伝えてきました。
そして2026年9月1日、母校の順天堂大学スポーツ健康科学部特任助教に就任。スポーツ健康科学に加え、発育発達学の研究や学生との社会貢献活動、子ども向けの教室・イベントなどに取り組むことが公表されています。
卒業の経緯については、本人が会見で語った「次の世代にバトンをつなぐ」という思いが重要な手がかりです。大学への就任は卒業後に明らかになった新たな展開であり、当時の卒業理由と混同しないことが大切です。
今後の福尾さんを追うなら、順天堂大学の研究・社会貢献活動に関する発表、所属事務所の最新プロフィール、イベントや講演の公式告知を確認するとよいでしょう。テレビで親しまれた「誠お兄さん」の活動は、研究と実践を通じて、子どもたちの健康や発育を支える新しい段階へと広がっています。