「牛久じゅんたろう」と検索される総合格闘家が、牛久絢太郎(うしく・じゅんたろう)です。DEEPとRIZINの両団体でフェザー級王座を獲得した実績を持ち、斎藤裕とのタイトルマッチや、朝倉未来、クレベル・コイケとの対戦でも知られています。
2026年10月現在、牛久はアメリカン・トップチーム(ATT)を拠点に活動し、5月にはDEEPフェザー級暫定王者決定戦に出場。加えて、9月25日にRIZIN公式から11月8日のリー・カイウェン戦が発表され、RIZINへの復帰が決まりました。プロフィールや過去の戦績に加え、階級変更の経緯、現在の実力、次戦の注目ポイントまで整理します。
【牛久じゅんたろうとは?】プロフィール・年齢・身長・所属ジム

牛久絢太郎は、柔道をバックボーンに持つ日本のプロ総合格闘家です。2013年にプロデビューし、パンクラスで経験を積んだ後、DEEPとRIZINのトップ戦線へ進出しました。2020年にDEEPフェザー級王座を獲得し、2021年にはRIZINフェザー級王座も手にしています。
RIZIN公式サイトの選手プロフィールによると、2026年10月時点の基本情報は次のとおりです。
- 名前:牛久絢太郎(うしく・じゅんたろう)
- 生年月日:1995年2月28日
- 年齢:31歳
- 出身地:東京都
- 身長:170cm
- リーチ:171.5cm
- 主な所属:アメリカン・トップチーム(ATT)
- 主な獲得タイトル:第10代DEEPフェザー級王者、第2代RIZINフェザー級王者
所属ジムについては、キャリアの初期から日本国内で活動してきた牛久が、海外での練習環境を求めてアメリカン・トップチームへ移籍したことが大きな転機となりました。同ジムは堀口恭司らも所属したことのある、国際的な総合格闘技のトレーニング拠点です。
牛久の名前を検索すると「牛久じゅんたろう」とひらがなで表示されることがありますが、公式プロフィールなどで使用されている表記は「牛久絢太郎」です。別人を指す名前ではなく、同一選手の読み方を検索しているケースと考えられます。
【経歴を年表で整理】DEEP王座からRIZIN王者へ
牛久のキャリアを理解するうえで重要なのは、単に勝利数を重ねたのではなく、国内団体で実績を築き、王者との直接対決を通じてRIZINの頂点に立った点です。RIZIN公式プロフィールとDEEP公式の大会記録をもとに、主な転機をまとめました。
| 時期 | 主な出来事 | 意味・結果 |
|---|---|---|
| 2013年 | プロデビュー | パンクラスを中心に経験を積む |
| 2014年 | ネオブラッド・トーナメント優勝 | 若手選手の登竜門で実績を残す |
| 2020年9月 | DEEPフェザー級タイトルマッチ | 弥益ドミネーター聡志に判定勝ちし、王座獲得 |
| 2021年10月24日 | RIZIN.31 | 斎藤裕に2R TKO勝ち。RIZINフェザー級王座を獲得 |
| 2022年4月17日 | RIZIN.35 | 斎藤裕に判定3-0で勝利し、初防衛 |
| 2022年10月23日 | RIZIN.39 | クレベル・コイケに一本負けし、王座陥落 |
| 2023年9月24日 | RIZIN.44 | 萩原京平に判定勝ち。連敗からの再起を果たす |
| 2024年 | バンタム級でRIZINに出場 | 太田忍、佐藤将光に判定負け |
| 2025年5月・11月 | DEEPに参戦 | バンタム級王座挑戦の後、フェザー級で椿飛鳥に一本勝ち |
| 2026年5月4日 | DEEP 131 IMPACT | 水野新太に判定0-5で敗れ、暫定王座獲得ならず |
| 2026年11月8日(予定) | RIZIN.55 | リー・カイウェンとの対戦が発表済み |
この経歴で特に重要なのは、2020年から2022年にかけての王座獲得です。DEEPでタイトルを獲得した牛久は、RIZIN初参戦で当時の王者・斎藤裕を破り、一気に注目を集めました。
一方、2022年10月のクレベル戦以降は、朝倉未来戦を含めて苦しい時期も経験しています。階級変更や海外での練習環境の見直しを経て、2026年にはフェザー級で再びRIZINに挑む段階まで戻ってきました。
【斎藤裕・朝倉未来・クレベル戦】代表試合の結果を詳しく解説
斎藤裕との2連戦でRIZIN王者に牛久のキャリアを語るうえで外せないのが、斎藤裕との2試合です。2021年10月24日のRIZIN.31で、牛久は斎藤の持つフェザー級王座に挑戦しました。2Rに左膝蹴りで斎藤の顔面をカットさせ、ドクターストップによるTKO勝ち。RIZIN初参戦でタイトルを奪取する結果となりました。
続く2022年4月17日のRIZIN.35では、斎藤との再戦に臨み、3R終了後の判定3-0で勝利しています。初戦の負傷による決着だけでなく、再戦でも判定で上回ったことは、牛久が王者として実力を示した重要な実績です。
クレベル・コイケ戦は三角絞めで一本負け2022年10月23日のRIZIN.39は、牛久にとって2度目の防衛戦でした。相手はブラジリアン柔術を武器とするクレベル・コイケです。試合は2R1分29秒、三角絞めによる一本負け。これにより牛久はRIZINフェザー級王座を失いました。
この試合は、打撃や組みの攻防で優位に立つことと、寝技で決定的な局面を作らせないことが別の課題であると示した一戦でもあります。クレベルのように極めの技術に秀でた選手を相手にすると、わずかなポジションの変化が勝敗に直結します。
朝倉未来戦は判定負け、萩原京平戦で再起2023年4月29日のRIZIN LANDMARK 5では、朝倉未来と対戦しました。試合は3Rを戦い抜き、判定0-3で牛久が敗れています。朝倉の打撃に対し、牛久は組みやグラウンドの展開を狙いましたが、決定的な差を生み出すには至りませんでした。
その後、2023年9月24日のRIZIN.44では萩原京平に判定3-0で勝利。連敗を止め、再び勝利を手にしています。ただし、2024年には太田忍、佐藤将光に連続して判定負けを喫しました。RIZIN公式の試合記録では、2024年9月までの出場7試合は3勝4敗です。
牛久の戦績を見る際は、王座を獲得した時期だけでなく、強豪との対戦で何が課題になり、その後どのように立て直そうとしてきたかにも注目する必要があります。
【階級変更の理由】バンタム級挑戦からフェザー級復帰へ
牛久絢太郎のキャリアで検索されやすい疑問の一つが、なぜフェザー級からバンタム級へ転向し、再びフェザー級に戻ったのかという点です。
RIZIN公式プロフィールによると、牛久は2023年の萩原京平戦後にバンタム級へ転向し、DEEPフェザー級王座を返上しました。その後、2024年のRIZINで61kg契約の試合に出場し、2025年5月にはDEEPバンタム級王座にも挑戦しています。
この転向は、単に出場する体重を変えただけではありません。2025年5月の福田龍彌戦は、DEEP公式でも二階級制覇を懸けたタイトルマッチとして記録されています。フェザー級で築いた実績を別の階級でも生かし、新たなタイトルを狙うキャリア上の選択だったことが分かります。
しかし、バンタム級では太田忍、佐藤将光、福田龍彌に3試合連続で判定負けを喫しました。階級変更後の結果が伸び悩むなか、牛久は2025年11月2日にフェザー級へ戻り、椿飛鳥に1R58秒でヴォンフルーチョークによる一本勝ちを収めています。
減量の負担や身体的な適性については、転向理由を一つに絞れるだけの公表情報はありません。ただ、試合記録からは、バンタム級でタイトルを狙った後、フェザー級に戻して再起を図る流れが読み取れます。
さらに2026年5月4日には、DEEP 131 IMPACTで水野新太とのフェザー級暫定王者決定戦に出場しました。水野は前年のDEEPフェザー級GPを制した選手で、牛久にとっては王座返り咲きを懸けた重要な一戦でした。結果は判定0-5で敗れ、暫定王座獲得には至っていません。
【強さとファイトスタイル】牛久絢太郎の武器は柔道と総合力
牛久の強さを考えるうえで、まず押さえたいのが柔道の経験です。RIZIN公式プロフィールによると、小学1年生から高校まで柔道を経験し、高校在学中に総合格闘技を始めました。打撃だけで勝負する選手ではなく、組み技や寝技を含めた総合的な攻防を組み立てるタイプです。
打撃と組みを切り替える試合運びRIZINの試合記録では、牛久は左右の構えを切り替えながら左ストレートやフックを繰り出し、回転肘なども交えて攻撃しています。相手の反応に合わせて組みに移行し、テイクダウンやグラウンドの展開を狙う場面も確認できます。
こうした戦い方の利点は、相手に打撃だけ、あるいは寝技だけに集中させにくいことです。打撃への警戒が強まれば組みの選択肢が生まれ、組みを意識すれば打撃を仕掛ける余地が生まれます。相手の得意分野を一つに限定させないことが、牛久の総合力を支える要素です。
フィニッシュ能力と課題の両面を見る斎藤裕戦でのTKO勝ちや、椿飛鳥戦での一本勝ちは、牛久が試合を決着させる能力を持っていることを示しています。一方、朝倉未来、太田忍、佐藤将光、水野新太との試合では判定負けを喫しました。
この結果からは、相手の攻撃を封じるだけでなく、自分の得意な展開をどれだけ明確な有効打や支配的なポジションにつなげられるかが課題として浮かびます。判定決着では、攻防の積極性や有効打、組みの成果などが評価を左右します。総合力があることと、各ラウンドで判定上の優位を積み上げることは同じではありません。
牛久の強さを評価する際には、過去に王者だったという肩書だけで判断するのではなく、相手のレベル、階級、試合内容、決着方法を併せて見ることが重要です。王座獲得の実績は確かな強みであり、近年の敗戦は、現在の立ち位置と今後の改善点を考える材料になります。
【2026年最新】現在の活動・次戦の発表状況・結婚や彼女の情報
次戦は11月8日のRIZIN.55、対戦相手はリー・カイウェン2026年10月26日時点で、牛久絢太郎の次戦は2026年11月8日開催の「abc presents RIZIN.55」です。RIZIN公式サイトは9月25日の追加対戦カード発表で、リー・カイウェンとの対戦を公表しています。
- 大会:abc presents RIZIN.55
- 開催日:2026年11月8日(日)
- 会場:LaLa arena TOKYO-BAY
- 対戦相手:リー・カイウェン
- 契約体重:66.0kg
- ルール:RIZIN MMAルール、5分3R
この試合は、牛久にとって約2年ぶりのRIZIN復帰戦です。2024年9月の佐藤将光戦以降、DEEPでバンタム級王座への挑戦、フェザー級での再起、水野新太との暫定王座決定戦を経験してきました。今回のRIZIN復帰は、そうした経緯を踏まえた新たな試金石になります。
対戦相手のリー・カイウェンは、一発で試合を終わらせる強打を持つ選手としてRIZIN公式の対戦発表でも紹介されています。牛久にとっては、打撃の距離管理と組みの展開をどう組み合わせるかがポイントになりそうです。なお、10月26日時点では試合前であり、勝敗はまだ決まっていません。
結婚している?彼女はいる?牛久絢太郎の結婚や交際相手については、2026年10月時点で、本人の公式発信やRIZIN公式プロフィールに現在の結婚・交際状況を明らかにする情報は見当たりません。したがって、結婚している、あるいは特定の相手と交際していると断定できる公表情報はありません。
格闘家のプライベートについては、過去の動画や発言を紹介する記事が検索結果に表示されることもあります。ただし、以前の発言が現在の交際状況を示すとは限りません。試合や所属先に関する公式発表と、私生活に関する情報は分けて捉える必要があります。
2026年の牛久を評価する3つのポイント今後の牛久を追うなら、次の3点に注目すると、単純な勝敗だけでは見えにくい変化を把握できます。
- フェザー級での適応:バンタム級から戻った後の試合で、持ち味をどれだけ発揮できているか。
- 判定を上回る展開力:打撃や組みの攻防を、明確な有効打や優位なポジションにつなげられるか。
- 国際戦での対応力:リー・カイウェンの強打に対し、距離や攻防の主導権をどう管理するか。
DEEPの王座獲得からRIZIN王者への道のりを知るファンにとって、11月8日の試合は単なる復帰戦ではありません。フェザー級で再び上位争いに加わるための足掛かりを作れるかどうかが、大きな見どころです。
【牛久じゅんたろう】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:牛久じゅんたろうの本名と正しい読み方は?
A1:公式表記は牛久絢太郎で、読み方は「うしく・じゅんたろう」です。「牛久じゅんたろう」は、名前をひらがなで検索したものと考えられます。
Q2:牛久絢太郎の2026年現在の戦績は?
A2:RIZINでは2024年9月までの出場7試合が3勝4敗です。プロ通算については、試合記録データベースでは2026年5月の水野新太戦後に22勝12敗と集計されています。団体別の戦績とプロ通算を混同しないことが大切です。
Q3:牛久絢太郎の次戦はいつ、誰と対戦する?
A3:2026年10月26日時点では、11月8日のRIZIN.55でリー・カイウェンと対戦する予定です。66.0kg契約の5分3Rで、RIZIN公式から発表されています。
Q4:牛久絢太郎はなぜバンタム級に転向した?
A4:2023年のフェザー級戦線からバンタム級へ移り、DEEPバンタム級王座を狙いました。2025年5月には福田龍彌とのタイトルマッチに臨んでいます。その後、フェザー級へ戻り、2026年5月には同級の暫定王者決定戦に出場しました。
Q5:牛久絢太郎は結婚している?彼女はいる?
A5:2026年10月時点で、結婚や現在の交際相手について本人が公表したと確認できる情報はありません。公表されている競技活動と、私生活に関する情報を分けて考えるのが適切です。
牛久絢太郎は、2013年のプロデビューから経験を重ね、DEEPフェザー級王座とRIZINフェザー級王座を獲得した実力派の総合格闘家です。斎藤裕との2連勝でRIZIN王者となった一方、クレベル・コイケや朝倉未来らとの対戦では敗北も経験し、階級変更を含めたキャリアの再構築を進めてきました。
2026年5月の水野新太戦ではDEEPフェザー級暫定王座を逃しましたが、次の舞台はすでに決まっています。11月8日のRIZIN.55でリー・カイウェンと対戦し、約2年ぶりにRIZINへ復帰する予定です。
牛久の現在を理解するには、過去の王座獲得だけでなく、階級変更の経緯、近年の試合結果、そして次戦でどのような戦い方を見せるかを併せて見ることが重要です。2026年のリー・カイウェン戦は、元RIZIN王者が再びフェザー級の上位戦線へ進めるかを占う注目の一戦となります。