2026年現在、ゆりやんレトリィバァは何をしているのでしょうか。2024年12月にアメリカ・ロサンゼルスへ活動拠点を移したゆりやんは、お笑い芸人としての活動を続けながら、ハリウッド進出を目指すほか、俳優、歌手、ラッパー、映画監督、トレーニングウェアのプロデュースなど、活躍の領域を広げています。
とりわけ2026年は、初監督映画『禍禍女』の国内公開と海外映画祭での受賞が大きな話題になりました。一方、アメリカでは英語によるスタンダップコメディや俳優業への挑戦が続いており、ハリウッドでの成功がすでに確立したわけではありません。吉本興業の公式プロフィール、ユニバーサル ミュージックの発表、本人のインタビュー、映画の公式発表をもとに、移住の理由から現在の活動実態までを整理します。
【ゆりやん現在2026年最新】何してる?LA移住後の活動実態

ゆりやんレトリィバァは、1990年11月1日生まれ、奈良県出身のお笑いタレントです。本名は吉田有里(よしだ・ゆり)。吉本興業に所属し、関西大学文学部を卒業後、芸人としてキャリアを築いてきました。
2024年12月にアメリカへ活動拠点を移したことをきっかけに、現在の仕事は日本国内のテレビ出演だけでは説明できなくなっています。現地で英語のネタを披露する一方、音楽作品のリリース、映画出演、映画監督への挑戦、ファッション関連事業など、複数の活動が並行しています。
2026年2月に放送された日本テレビ系『アナザースカイ』では、ロサンゼルスでスタンダップコメディの舞台に立つ様子や、ハリウッドで仕事を得る難しさが紹介されました。スポニチの番組報道によると、ゆりやんは現地のコメディ会場で定期的にネタを披露し、アメリカの観客に伝わる表現を模索しています。
ただし、移住後ずっとアメリカだけで活動しているわけではありません。2026年のインタビューでは、映画『禍禍女』の編集や宣伝などのため日本に滞在する期間も長かったと説明しています。したがって、現在の実態は「日本での芸能活動を完全にやめて渡米した」というより、日米を行き来しながら海外での仕事を開拓する段階と捉えるのが適切です。
また、ロサンゼルスでの暮らしは華やかな成功談ばかりではありません。2026年2月の『徹子の部屋』出演時には、現地の生活や英語でのコミュニケーションに苦労していること、生活費についても意識していることを語っています。海外進出という大きな決断の裏には、地道な生活への適応と仕事探しがあるのです。
【なぜアメリカへ?】ゆりやんのロサンゼルス移住理由と経緯
ゆりやんがアメリカ移住を決めた理由は、単に海外で人気を得たいからというものではありません。本人が2024年の渡米前に出演したJ-WAVEの番組や、めざましmediaのインタビューでは、子どもの頃からアメリカに憧れていたことを明かしています。
特に影響を受けた作品として挙げたのが、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズです。アメリカ映画への興味は幼少期から続いており、芸人になった後も、アメリカで暮らしたい、現地で仕事をしたいという思いが残っていたといいます。
芸人として日本で実績を積み重ねるなかで、海外への夢を改めて追いかけようと決意。2024年には同年12月ごろに渡米する意向を公表し、最終的に映画産業の中心地であるロサンゼルスを活動拠点に選びました。本人はニューヨークも候補に考えたものの、映画が好きでハリウッドを目指していることから、ロサンゼルスを選んだと説明しています。
渡米は2024年12月10日。日刊スポーツは、渡米後初のテレビ出演となった同月29日の関西テレビ特番で、ゆりやんが現地での仕事について「何も決まってません」と話したことを報じています。つまり、渡米時点でハリウッドの出演契約や大きな仕事が決まっていたわけではなく、挑戦する環境そのものを自らつくる選択でした。
この経緯から見えてくるのは、すでに確立された成功を海外へ持ち込む移住ではなく、キャリアの一部をあえてゼロから築き直す移住だったということです。日本での知名度や受賞歴は大きな財産ですが、英語圏ではそれだけで仕事が得られるとは限りません。
実際、2026年2月の『アナザースカイ』関連報道では、ハリウッドではマネジャーに加えてエージェントを通じて仕事につながる仕組みが一般的で、俳優としての仕事を得る難しさに直面していることが伝えられました。ゆりやんは現地で舞台経験を重ねながら、英語で笑いを成立させる方法を探っています。
【経歴・年表】THE W・R-1優勝からアメリカ移住まで
ゆりやんの海外挑戦を理解するには、日本で築いてきたキャリアを振り返る必要があります。吉本興業の公式プロフィールとユニバーサル ミュージックのバイオグラフィーによると、彼女は若手時代から主要な賞レースで実績を重ね、テレビ、映画、音楽へと活動を広げてきました。
| 時期 | 出来事・実績 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 1990年11月1日 | 奈良県に生まれる | 本名は吉田有里。関西大学文学部を卒業。 |
| 2013年 | NSC大阪校35期生として卒業 | NSC大ライブ2013で優勝し、首席で卒業。 |
| 2017年2月 | 第47回NHK上方漫才コンテスト優勝 | 関西の賞レースで実力を示す。 |
| 2017年12月 | 第1回「女芸人No.1決定戦 THE W」優勝 | 初代チャンピオンとして全国的な知名度を獲得。 |
| 2019年 | 「アメリカズ・ゴット・タレント」に出演 | アメリカのオーディション番組に挑戦。 |
| 2021年 | 「R-1グランプリ」優勝 | ピン芸人としての実力を全国に示す。 |
| 2024年 | Netflix『極悪女王』で主演 | ダンプ松本役を演じ、俳優としての存在感を広げる。 |
| 2024年12月 | ロサンゼルスへ活動拠点を移す | ハリウッド進出を目指す新たな挑戦が始まる。 |
| 2025年7月 | 「YURIYAN TIME」でメジャーデビュー | YURIYAN RETRIEVER名義で音楽活動を本格化。 |
| 2026年2月 | 初監督映画『禍禍女』が全国公開 | 芸人・俳優に続き、映画監督としても作品を発表。 |
| 2026年4月 | 『禍禍女』が海外映画祭で5つ目の受賞 | ファンタスポアで最優秀特殊効果賞を受賞。 |
この経歴で押さえたいのは、ゆりやんの海外志向が2024年に突然生まれたものではない点です。2019年にはすでに「アメリカズ・ゴット・タレント」に挑戦しており、渡米前から海外の舞台を経験していました。
加えて、2021年のR-1グランプリ優勝によってピン芸人としての実績を確立。2024年にはNetflixドラマ『極悪女王』で主演を務め、2025年には音楽のメジャーデビューを実現しました。日本での活動を縮小して海外へ向かったというより、日本で培った表現力を別の市場やジャンルへ持ち込んでいる流れが読み取れます。
【お笑いだけじゃない】俳優・歌手・ラッパー・YURYURの活動
ゆりやんの現在を語るうえで欠かせないのが、芸人以外の肩書きです。吉本興業の公式プロフィールでは芸人・アイドルとして紹介され、ユニバーサル ミュージックの公式バイオグラフィーでは、俳優、アーティスト、トレーニングウェアのディレクションなど、多方面での活動が紹介されています。
俳優活動:『極悪女王』で見せた表現の幅俳優としての大きな転機になったのが、Netflixシリーズ『極悪女王』です。ゆりやんは女子プロレスラーのダンプ松本役で主演を務めました。コメディで培った身体表現だけでなく、役柄に合わせた演技や作品全体を支える存在感が求められる仕事です。
そのほか、TBSドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』ではMIKAKO役を演じています。アニメ『ポケットモンスター』や映画『ウィキッド ふたりの魔女』の日本語吹き替え版にも参加しており、演技や声の表現にも活動範囲を広げています。
歌手・ラッパー:YURIYAN RETRIEVER名義でメジャーデビュー音楽活動では、2025年7月16日にユニバーサル ミュージックからデジタルシングル『YURIYAN TIME』をリリースし、YURIYAN RETRIEVER名義でメジャーデビューしました。音楽ナタリーやユニバーサル ミュージックの発表によると、楽曲制作にはトラックメイカーのyonkeyが参加し、ゆりやん自身も作詞に携わっています。
同曲は、自分の人生や周囲から向けられる言葉への思いをポップな音楽に乗せて表現した作品です。2025年7月にはテレビ朝日系『ミュージックステーション』にも出演し、音楽アーティストとしてのパフォーマンスを披露しました。
ここで注目したいのは、音楽活動が単なる芸人の余技にとどまらず、メジャーレーベルとの契約を伴う仕事として動き始めたことです。お笑いで知られた名前を音楽の世界へ広げるうえで、楽曲制作、レコーディング、テレビでのパフォーマンスまで経験している点は重要です。
トレーニングウェア販売:YURYURに込めた考え方ファッション分野では、2025年にトレーニングウェアブランド「YURYUR(ユーユー)」をプロデュースしました。ファッション誌『Numero TOKYO』の2025年3月の記事では、ゆりやんがブランドの立ち上げやウェアづくりについて紹介されています。
ブランドの軸にあるのは、自分の体を好きになってほしいという考え方です。トレーニングを単に体重を減らすための行為と捉えるのではなく、自分自身を肯定し、心地よく体を動かすための選択肢として発信している点に特徴があります。
同誌が紹介した発売時の価格例は、タンクトップが7,590円、ブラが6,490円、スパッツが5,940円、ポケット付きフレアパンツが9,790円でした。これらは当時の記事に掲載された価格であり、2026年10月時点の販売状況や価格を保証するものではありません。
このように、ゆりやんは芸人、俳優、音楽アーティスト、ブランドプロデューサーという複数の顔を持っています。活動が多岐にわたるのは、ひとつの職業に限定されず、自分の興味や表現方法をそれぞれ具体的な仕事に結びつけてきたためです。
【2026年最大の注目】初監督映画『禍禍女』と海外での評価
2026年のゆりやんを語るうえで、特に重要なのが映画監督としてのデビューです。初監督作品『禍禍女(まがまがおんな)』は、2026年2月6日に全国公開されました。K2 Picturesの公式発表によると、ゆりやん自身の恋愛経験などを題材にした作品で、主演は南沙良、脚本は内藤瑛亮が担当しています。
作品は、ある男性への恋心をきっかけに、主人公の感情が次第に暴走していく恋愛ホラーです。出演者には前田旺志郎、アオイヤマダ、髙石あかり、九条ジョー、鈴木福、斎藤工、田中麗奈らが名を連ねています。監督だけでなく、作品全体を成立させるために脚本家や撮影スタッフ、出演者と協働する映画制作の現場に踏み出したことも大きな変化です。
加えて、同作は日本公開前から海外映画祭で評価を受けていました。映画.comやK2 Picturesの発表によると、第62回台北金馬映画祭でのNETPAC賞をはじめ、モントリオール・ニュー・シネマ国際映画祭の観客賞、ハワイ国際映画祭のハレクラニ・ヴァンガード・アワード、イタリアのモンスターズ・ファンタスティック映画祭の最優秀作品賞を獲得しています。
そして2026年4月29日、K2 Picturesは第22回ポルト・アレグレ国際ファンタスティック映画祭、通称ファンタスポアで『禍禍女』が最優秀特殊効果賞を受賞したと発表しました。これにより、同作の海外映画祭での受賞は5つとなりました。海外での評価を、単なる渡米の話題だけでなく、実際の作品実績として示す材料になっています。
ただし、映画祭での受賞とハリウッドでの俳優としての成功は別の指標です。『禍禍女』の受賞は監督としての成果であり、アメリカで俳優の仕事を獲得できているかどうかを直接証明するものではありません。それでも、監督作品が複数の海外映画祭で評価されたことは、ゆりやんの表現が日本国内のテレビやお笑い番組だけにとどまらない可能性を示しています。
K2 Picturesの2026年4月の発表では、作品はU-NEXTでの配信も案内され、DVD発売も告知されました。劇場公開後も作品を届ける機会が広がっており、監督としての活動を振り返る際には、海外映画祭の受賞とあわせて作品そのものの展開にも注目したいところです。
【プロの結論】海外挑戦の評判は?成功と苦戦をどう見極めるか
ゆりやんの海外挑戦を評価する際、最も大切なのは「アメリカへ移住したこと」と「ハリウッドで成功したこと」を同じ意味で扱わないことです。2026年2月の『アナザースカイ』関連報道では、現地のスタンダップコメディの舞台でネタを披露する一方、英語での表現や俳優業の仕事獲得に苦戦している状況が紹介されました。
本人も、英語でネタをする際には、内容が面白くないのか、英語が十分に伝わっていないのかを判断する難しさがあると話しています。日本語の笑いで実績を持つ芸人であっても、言語、文化、観客の反応が異なる環境では、同じ方法がそのまま通用するとは限りません。
一方で、海外挑戦を成果のない遠回りと決めつけるのも早計です。2019年のアメリカズ・ゴット・タレントへの出演、2024年のロサンゼルス移住、2025年の音楽メジャーデビュー、2026年の映画監督としての受賞は、それぞれ異なる分野で実際に形になった出来事です。
海外挑戦の評判を見極めるなら、次の3点を分けて考えると実態をつかみやすくなります。
- 実績:賞レースの優勝、音楽作品のリリース、映画の公開や受賞など、具体的に確認できる成果があるか。
- 現地での活動:移住の話題だけでなく、現地の舞台への出演、英語でのネタづくり、俳優の仕事探しなどを継続しているか。
- 目標との距離:海外映画祭での評価と、ハリウッドの俳優として仕事を得ることを区別して判断できるか。
この基準で見ると、ゆりやんは日本で確立したキャリアを持ち込みながら、アメリカでは新たな実績を積み上げている途中です。映画監督としての成果はすでに確認できる一方、ハリウッドで継続的に俳優の仕事を得るという目標は、なお挑戦の途上にあります。
また、海外進出への反応を「成功」「失敗」の二択で語ると、本人が取り組んでいる仕事の幅を見落としやすくなります。実際の活動を評価するには、話題性やSNS上の印象だけではなく、作品、出演、受賞、リリースといった具体的な実績を確認が必要です。
【ゆりやん現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ゆりやんレトリィバァは2026年現在、アメリカに住んでいる?
A1:2024年12月にロサンゼルスへ活動拠点を移しています。ただし、映画の編集や宣伝などで日本に滞在する時期もあり、日米を行き来しながら活動しています。2026年2月のインタビューでは、日本で過ごす期間も長かったことを本人が説明しています。
Q2:ゆりやんがアメリカに移住した理由は?
A2:子どもの頃からアメリカ映画に憧れ、ハリウッドスターになる夢を持っていたためです。映画好きという理由から、ニューヨークではなくロサンゼルスを活動拠点に選びました。2019年にはアメリカズ・ゴット・タレントにも出演しています。
Q3:ゆりやんは歌手や映画監督としても活動している?
A3:はい。2025年7月にYURIYAN RETRIEVER名義で『YURIYAN TIME』をリリースし、ユニバーサル ミュージックからメジャーデビューしました。また、初監督映画『禍禍女』は2026年2月6日に公開され、同年4月には海外映画祭で5つ目の受賞を達成しています。
2026年のゆりやんレトリィバァは、ロサンゼルスを拠点に海外進出を目指しながら、日本でもお笑い、俳優、音楽、映画監督などの仕事を展開しています。2017年のTHE WとNHK上方漫才コンテスト、2021年のR-1グランプリでの優勝を土台に、2024年の渡米、2025年の音楽メジャーデビュー、2026年の初監督映画『禍禍女』へと活動を広げてきました。
なかでも『禍禍女』の海外映画祭5冠は、2026年に確認できる大きな成果です。一方、本人が語る現地での苦労からは、ハリウッドでの俳優業や英語によるコメディが、いまだ試行錯誤の段階にあることもわかります。
今後の注目点は、英語によるスタンダップコメディの成長、ハリウッドでの出演機会、音楽アーティストとしての継続的な活動、そして映画監督として次の作品を生み出すかどうかです。移住したという事実だけで成功を判断するのではなく、現地でどのような仕事を獲得し、作品として何を残すのか。その積み重ねこそが、ゆりやんの海外挑戦の本当の評価につながっていきます。