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グラミー賞2023でBTSは受賞した?ノミネート結果と理由を徹底解説

星川 美咲 星川 美咲 • 更新: • 公開: • 読了約 15 分
目次

2023年のグラミー賞でBTSは受賞したのか。結論から言うと、BTSは第65回グラミー賞でノミネートされたものの、受賞には至りませんでした。注目を集めたのは、コールドプレイとのコラボ曲「My Universe」と、BTSの楽曲「Yet To Come」です。加えて、コールドプレイのアルバム『Music of the Spheres』もアルバム・オブ・ザ・イヤーの候補に選ばれました。

2023年は、BTSがグラミー賞で3年連続のノミネートを果たした節目の年です。一方、受賞を逃した結果から「なぜBTSはグラミー賞を獲得できなかったのか」「投票では何が評価されるのか」と疑問を持った人も少なくありません。2026年時点の公式記録も踏まえ、第65回授賞式の結果、歴代のノミネート、レコーディング・アカデミーの選考方法を整理します。

【2023年の結果】BTSはグラミー賞を受賞できたのか?

グラミー賞2023bts

第65回グラミー賞で、BTSは受賞を逃しました。候補に選ばれたことと、最終的にトロフィーを獲得したことは別の結果です。BTSの公式アーティストページには、2023年の「My Universe」「Yet To Come」に加え、コールドプレイの『Music of the Spheres』に関するアルバム・オブ・ザ・イヤーのノミネートも掲載されています。

主要な2部門の受賞者は、「My Universe」がノミネートされた最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞ではサム・スミスとキム・ペトラスの「Unholy」、そして「Yet To Come」が候補となった最優秀ミュージック・ビデオ賞ではテイラー・スウィフトの「All Too Well: The Short Film」でした。アルバム・オブ・ザ・イヤーは、ハリー・スタイルズの『Harry's House』が受賞しています。これらはレコーディング・アカデミーの公式受賞記録で確認できます。

つまり、BTSが2023年に受賞できなかったという事実は、候補作品の評価が低かったことを意味するわけではありません。ノミネートは同じ部門で競う候補作品に選ばれたことを示し、受賞はその後の最終投票で最多票を獲得したことを示します。

【ノミネート部門を解説】「My Universe」と「Yet To Come」の違い

2023年のBTSを語るうえで押さえておきたいのが、2作品のノミネート部門の違いです。「My Universe」はコールドプレイとの共同パフォーマンスが評価対象となり、「Yet To Come」は楽曲そのものではなく、公式ミュージックビデオが評価対象となりました。

最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞は、デュオやグループ、コラボレーションによるポップの歌唱・演奏パフォーマンスを評価する部門です。BTSとコールドプレイの「My Universe」は、この部門でABBAの「Don't Shut Me Down」やサム・スミスとキム・ペトラスの「Unholy」などと競いました。

一方、最優秀ミュージック・ビデオ賞は、商業リリースされた楽曲に対応する公式ミュージックビデオの優れた成果を評価します。「Yet To Come」は、テイラー・スウィフトの「All Too Well: The Short Film」やアデルの「Easy On Me」などが候補に並ぶ中でノミネートされました。

この違いは、グラミー賞が単に楽曲の人気だけを競う賞ではないことを理解する手がかりになります。パフォーマンスと映像作品では評価対象が異なるため、同じアーティストの作品であっても、それぞれの部門の基準に沿って審査されます。

【歴代ノミネート年表】BTSは3年連続で何に選ばれた?

BTSがグラミー賞で初めてノミネートされたのは2021年です。その後、2022年、2023年と3年連続で候補に選ばれました。レコーディング・アカデミーの公式アーティストページでは、2026年時点で通算5件のノミネートと受賞0件が記録されています。

年度・授賞式 ノミネート作品 部門・結果
2021年・第63回 「Dynamite」 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネート。受賞なし。
2022年・第64回 「Butter」 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネート。受賞なし。
2023年・第65回 「My Universe」 最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞にノミネート。受賞なし。
2023年・第65回 「Yet To Come」 最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネート。受賞なし。
2023年・第65回 『Music of the Spheres』 アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネート。コールドプレイのアルバムとして候補に選出。

この年表で重要なのは、BTSの歴代ノミネート数と、2023年の作品単位の候補数を混同しないことです。公式プロフィールでは、2021年の「Dynamite」、2022年の「Butter」、2023年の「My Universe」「Yet To Come」、そして『Music of the Spheres』のアルバム・オブ・ザ・イヤー候補が記録されています。合計すると5件です。

なお、『Music of the Spheres』はコールドプレイのアルバムです。BTSの公式プロフィールにも同アルバムのノミネートが掲載されていますが、BTS自身の楽曲が同部門で単独ノミネートされたという意味ではありません。アルバム全体の候補入りと、BTS名義の楽曲・映像作品の候補入りを区別することが、記録を正しく理解するポイントです。

【コールドプレイとの関係】「My Universe」がグラミー賞で注目された理由

「My Universe」は、イギリスのロックバンド、コールドプレイとBTSがコラボレーションした楽曲です。異なる音楽市場を代表するアーティストが共同で作品を制作し、両者のファン層を越えて楽曲を届けたことが、このコラボレーションの大きな特徴です。

2023年のグラミー賞では、両者が参加した「My Universe」が最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞の候補に選ばれました。これはBTSにとって、グループ単独の楽曲だけでなく、国際的なコラボレーションによる作品も主要な音楽賞の候補となったことを示しています。

加えて、コールドプレイのアルバム『Music of the Spheres』自体もアルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされました。同部門はアルバム全体の成果を対象とし、アーティストだけでなく、対象となる作品に関わったソングライター、プロデューサー、録音・ミキシング・マスタリングの技術者なども評価の対象となります。

ただし、「My Universe」がポップ・デュオ/グループ部門に選ばれたことと、『Music of the Spheres』がアルバム部門に選ばれたことは別の評価です。前者は共同パフォーマンス、後者はアルバム全体の制作成果を評価するものです。この2つのノミネートを区別すると、BTSとコールドプレイの関係をより正確に理解できます。

【受賞できなかった理由】レコーディング・アカデミーの投票制度を読み解く

「BTSはなぜグラミー賞を受賞できなかったのか」という疑問に対して、公式記録から確認できるのは、各部門の受賞者と候補作品です。BTSの得票数、受賞者との差、投票者が個々の作品をどう評価したかといった詳細は公表されていません。そのため、特定の理由を断定することはできません。

レコーディング・アカデミーの公式説明によると、グラミー賞の選考は複数の段階に分かれています。最初に、アカデミーの会員や登録されたメディア企業などが作品を提出します。その後、専門家による審査で応募資格や部門の適切さを確認し、投票資格を持つ会員による第1回投票でノミネート作品を決定します。ノミネート発表後の最終投票で受賞者が決まり、集計は独立した会計事務所が担当します。

また、投票会員には、日常的に携わる分野や専門性に沿って投票することが求められています。アカデミーの投票ガイドラインは、作品の芸術的・技術的な価値に基づく判断を掲げ、販売数や人気だけを理由に投票することを認めていません。

この仕組みから考えられるのは、世界的な知名度やファンの支持が大きくても、それだけで受賞が保証されるわけではないという点です。ただし、この一般的な制度説明を、そのままBTSの落選理由に置き換えることもできません。2023年の結果について具体的に分かるのは、最終的に「Unholy」や「All Too Well: The Short Film」などが各部門で受賞したという事実です。

「BTSが受賞できなかったのは、英語圏以外のアーティストだから」「人気が足りなかったから」といった説明も、投票の内訳が公開されていない以上、公式に確認された原因ではありません。制度上の特徴と個別の投票結果を分けて考えることが、結果を冷静に読み解くうえで重要です。

【評価と評判】受賞ゼロでもBTSの実績は変わらない

グラミー賞の受賞歴は、音楽業界における評価を測る指標の一つです。しかし、アーティストの実績を受賞数だけで判断すると、世界的な活動の広がりや作品の影響力を十分に捉えられません。

BTSは、グラミー賞の公式記録で2021年から2023年まで3年連続のノミネートを達成しました。2023年には、コールドプレイとの共同パフォーマンスに加えて、ミュージックビデオでも候補に選ばれています。これは、グループの活動が単一の作品形式だけで評価されたのではなく、複数のカテゴリーで認識されたことを示す記録です。

一方、ノミネートを獲得したことを、そのまま「受賞に最も近かった」「実質的な勝者だった」と解釈するのも適切ではありません。グラミー賞では、受賞者以外の候補に順位が付けられた公式ランキングは公表されていないためです。

評価を判断する際には、公式の受賞記録、ノミネートされた部門、対象となった作品、そしてアーティストの活動実績を分けて確認するのがおすすめです。受賞の有無だけに注目するよりも、BTSがどの作品で、どのような形で国際的な音楽賞の候補となったのかを追うほうが、実績を立体的に理解できます。

【グラミー賞2023 BTS】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2023年のグラミー賞でBTSは受賞しましたか?

A1:受賞していません。「My Universe」は最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞、「Yet To Come」は最優秀ミュージック・ビデオ賞にノミネートされましたが、いずれも受賞には至りませんでした。

Q2:BTSはグラミー賞に何回ノミネートされていますか?

A2:レコーディング・アカデミーの公式アーティストページでは、2026年時点で通算5件のノミネートが記録されています。2021年の「Dynamite」、2022年の「Butter」、2023年の「My Universe」「Yet To Come」、そしてコールドプレイの『Music of the Spheres』に関するアルバム・オブ・ザ・イヤーの候補です。受賞数は0件です。

Q3:「My Universe」と「Yet To Come」は同じ部門にノミネートされたのですか?

A3:いいえ。「My Universe」は最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞、「Yet To Come」は最優秀ミュージック・ビデオ賞です。前者はポップの共同パフォーマンス、後者は公式ミュージックビデオが評価対象となります。

Q4:BTSがグラミー賞を受賞できなかった本当の理由は何ですか?

A4:個別の落選理由や得票数は公表されていません。公式記録から確認できるのは、各部門の受賞者と候補作品です。投票制度の説明だけから、言語や国籍、人気などを落選の決定的な原因と断定することはできません。

Q5:コールドプレイの『Music of the Spheres』は2023年に受賞しましたか?

A5:アルバム・オブ・ザ・イヤーにノミネートされましたが、受賞したのはハリー・スタイルズの『Harry's House』です。「My Universe」のパフォーマンス部門と、アルバム全体を対象とする部門は別のカテゴリーです。

2023年のグラミー賞でBTSは受賞を逃しました。しかし、「My Universe」と「Yet To Come」の2作品が異なる部門でノミネートされ、コールドプレイの『Music of the Spheres』もアルバム・オブ・ザ・イヤーの候補となったことは、公式記録に残る実績です。BTSは2021年の「Dynamite」から3年連続でノミネートされ、2026年時点の公式プロフィールでは通算5件のノミネートが確認できます。

結果を判断する際に押さえたいのは、ノミネートと受賞の違い、作品単位の候補とアルバム単位の候補の違い、そして公式に確認できる事実と推測の違いです。グラミー賞は、音楽業界の専門家による投票で受賞者を決める賞であり、人気や知名度だけで結果が決まる制度ではありません。

【プロの結論】BTSの2023年を「受賞できなかった年」という一言で片付けるのは、実績の一部しか見ていない評価です。受賞ゼロという結果は事実として受け止めつつ、3年連続のノミネート、国際的なコラボレーション、パフォーマンスと映像作品の両面で候補となった経緯を併せて見ることが大切です。公式のノミネート記録と受賞記録を基準にすれば、噂や憶測に頼らず、BTSのグラミー賞での歩みを正確に把握できます。

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星川 美咲

アイドルグループのリリースとライブ告知を8年追跡。加入や卒業の発表は公式発表の日付とあわせて記録しています。

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