俳優の市原隼人さんの愛車として知られるバイクが、カワサキの名車「900 SUPER4」、通称Z1(ゼットワン)です。1974年式のZ1Aをベースに、エンジンの排気量を903ccから1015ccへ拡大するなど、本格的なカスタムが施されています。ファッション誌『GQ JAPAN』の愛車インタビューでは、車体の仕様だけでなく、専門ショップとの交流やバイクへの深い思いも語られました。
2026年2月には、Instagramで愛車との「あてのない旅」を公開し、再び注目を集めています。加えて、以前から語っているアメリカ横断の夢も見逃せません。市原さんの愛車はどのようなモデルなのか、カスタム内容や旧車としての魅力、中古価格の相場、最新のツーリング情報まで詳しく整理します。
【結論】市原隼人のバイクは何?愛車カワサキZ1の車種と1974年式を解説

市原隼人さんの愛車として紹介されているのは、カワサキの「900 SUPER4」、通称Z1です。『GQ JAPAN』が2023年3月に掲載した愛車インタビューでは、1974年式のZ1Aと明かされています。
Z1は、1970年代の大型バイクを代表するモデルの一つです。現在の市販車とは異なる空冷エンジンや、エンジンの存在感を強調したスタイリングが特徴で、製造から長い年月が経過した現在も旧車ファンから支持されています。
カワサキZ1とはどんなバイク?
カワサキ900 SUPER4(Z1)
1972年登場・1974年式Z1A
903ccの空冷4ストロークDOHC並列4気筒エンジンを搭載した大型バイク。海外市場を中心に展開され、当時の高性能スポーツバイクを象徴する存在となりました。
Z1が登場したのは1972年。カワサキが海外市場に向けて送り出したモデルで、力強いエンジンと独特のスタイリングによって人気を獲得しました。
旧車の魅力は、単に古いバイクであることではありません。エンジンの造形、金属部品の質感、操作に対する反応など、現代のバイクとは異なる乗り味や所有体験にもあります。
市原さんの愛車については、年式だけでなく、購入後にどのような変更を加えたのかが要点です。市販当時の仕様をそのまま維持するのではなく、オリジナルの雰囲気を残しながら、走行性能を高める方向で手が加えられています。
市原隼人のZ1は純正そのままではない市原さんのZ1について、『GQ JAPAN』のインタビューでは、入手当初は純正に近い状態で楽しんでいたものの、その後、エンジンや足回りを含めて大幅にカスタムした経緯が紹介されています。
この点は、愛車を知るうえで見落とせません。1974年式という車両の出自と、現在のカスタム仕様は分けて考える必要があります。
つまり、「市原隼人のバイクは903ccのZ1」とだけ説明すると、現在のエンジン仕様を十分に表せません。ベース車両は903ccのZ1Aで、インタビューで紹介されたカスタム後の排気量は1015ccです。
【カスタム内容】903ccから1015ccへ!市原隼人のZ1の仕様を整理
市原さんのZ1を特徴づけているのが、エンジンの排気量拡大と、車体全体に及ぶカスタムです。
『GQ JAPAN』の愛車インタビューによると、エンジンを903ccから1015ccへ変更し、増加したパワーに対応するため、ホイールやフロントフォーク、ブレーキなども手を加えています。
市原隼人のZ1とカスタム仕様の比較出典:『GQ JAPAN』2023年3月の愛車インタビュー。仕様は同記事で紹介された内容に基づきます。
なぜ903ccから1015ccに変更したのかZ1の標準エンジンは903ccですが、市原さんの愛車は1015ccへ排気量を拡大しています。
市原さんは『GQ JAPAN』のインタビューで、Z1のエンジンには設計上の余裕があり、性能をさらに引き出してみたいという趣旨の説明をしています。
排気量を増やせば、それだけで車両全体の性能が完成するわけではありません。エンジンの出力や特性が変われば、駆動系や足回り、制動性能とのバランスも考える必要があります。
市原さんの車両では、ワイドホイールやフロントフォーク、ブレーキにも変更が加えられています。これは外観を整えるだけのカスタムではなく、走りの質まで意識した構成です。
オリジナルの雰囲気を残すことも重視もう一つの要点は、旧車らしい外観を大きく損なわないことです。
市原さんは、カスタムにあたってオリジナルの雰囲気やディテールをなるべく保ちたいという考えを示しています。深いワインカラーのタンクやミラー加工されたライト類は、個性を加えながらZ1本来の造形を生かす仕上げです。
エンジンの排気量は拡大し、走行性能を追求する。一方で、車両の歴史を感じさせる外観は尊重する。この両立が、市原さんのZ1の大きな特徴です。
【本人が語った魅力】市原隼人がバイクを好きな理由とは?
市原さんのバイク愛を理解するうえで参考になるのが、雑誌やインタビューで語られた本人の言葉です。
2024年の『オレンジページnet』のインタビューでは、愛車で走る時間について、風だけでなく、香りや温度、湿度まで体で感じられることを魅力として挙げています。
また、仕事や日常のなかで葛藤や壁にぶつかることがあっても、バイクで走ることで気持ちを切り替えられるという趣旨の話もしています。
1. 風景や空気を直接感じられるバイクは、車体に乗っている人が周囲の空気や気温の変化を直接感じられる乗り物です。
同じ道を走っても、季節や時間帯によって受ける印象は変わります。目的地に早く着くことだけでなく、走っている時間そのものを楽しめる点が、バイクならではの魅力です。
市原さんが語るバイクの楽しさも、単なる移動手段や所有する喜びにとどまりません。五感を通じて風景と向き合う時間が、大切な意味を持っています。
2. バイクと一体になる感覚『GQ JAPAN』のインタビューでは、カスタム後のZ1について、走行時の重心や駆動力の伝わり方が変化し、バイクとの一体感が高まったという趣旨の説明もあります。
この感覚は、外観の美しさとは別の、実際に乗ることで得られる満足感です。
エンジンの特性やハンドリング、ブレーキの効き方などが自分の好みに合うよう調整されているからこそ、愛車との関係が深まっていくのでしょう。
3. Z1を通じて生まれた人とのつながり市原さんは、Z1の専門ショップとして知られるPAMSとの出会いにも触れています。
同インタビューでは、ショップのZ1に対する情熱に心を動かされたことや、店を訪れたり、オーナーと親しく交流したりしていることを語っています。
旧車の世界では、車両を手に入れたら終わりというわけではありません。整備や部品の選択、調整を重ねるなかで、専門知識を持つ整備士や同じ趣味の仲間との関係が生まれます。
市原さんのエピソードは、愛車を長く楽しむうえで、車両そのものだけでなく、それを支える人とのつながりも大切だと感じさせます。
【2026年最新】市原隼人のバイクとInstagramのツーリング投稿
2026年2月には、市原さんが愛車とツーリングを楽しむ様子が報じられました。
TBS NEWS DIGやENCOUNTなどによると、市原さんは2月21日にInstagramを更新し、愛車との「あてのない旅」について投稿。翌22日に各メディアが取り上げました。
投稿には、次の言葉が添えられていました。
何も決めず…あてのない旅。そんな感じがいい。
ハッシュタグには「#あてのない旅」「#Z1」が使われ、写真には愛車やヘルメット姿の市原さん、遠くに富士山を望む風景などが写っていたと報じられています。
「目的地を決めない旅」が注目された理由この投稿が印象的なのは、バイクのカスタムだけでなく、乗り方や楽しみ方まで伝わってくる点です。
市原さんのZ1は、エンジンや足回りまで手が加えられた車両です。しかし、投稿の中心にあるのは、細かなスペックやパーツの紹介ではなく、目的地を決めずに走る時間そのものです。
この姿勢は、以前のインタビューで語っていたバイクへの思いともつながります。バイクに乗る時間を、移動や速さだけではなく、日常から離れて気持ちを切り替える機会として楽しんでいるのです。
バイクへの反響は?2026年2月の投稿について、TBS NEWS DIGやENCOUNTなどは、ファンから「かっこいい」「素敵」といった反応が寄せられたと報じています。
また、2025年5月には、市原さんのInstagram投稿を受けて、TBS NEWS DIGがPAMSとJMCの共同開発によるチューンドヘッドを搭載した愛車の展示について紹介しました。
市原さんのZ1は、単に有名俳優が乗っているというだけでなく、細部まで手が加えられた車両としても関心を集めています。
ただし、SNSの反響は投稿ごとに異なります。一部のコメントを、バイクファン全体の評価や世間一般の意見と同一視することはできません。
【中古価格・維持費】カワサキZ1の相場はいくら?購入時の注意点
市原さんのZ1を見て、同じ車種に乗りたいと考える人もいるでしょう。ただし、Z1は1970年代の旧車であり、現代の量産バイクと同じ感覚で価格や維持費を考えることはできません。
2026年の中古価格をどう見るか2026年10月に確認できる中古車掲載例では、1974年モデルのZ1が車両本体価格400万円で掲載されている例があります。一方、別の個体では、フルノーマル仕様として748万円の掲載例も見られます。
この価格差は、年式だけで決まるわけではありません。車両の状態、純正部品の残り方、整備履歴、カスタム内容、販売店の保証や整備体制などが価格に影響します。
また、カチエックスが公開するZ1の取引情報では、直近12か月の落札価格帯が200万円から353万5,000円とされています。これは買取関連の取引データであり、販売店の店頭価格とは性質が異なります。
したがって、Z1の中古価格を一律に「400万円前後」と決めつけるのは適切ではありません。掲載価格と実際の成約価格、買取価格は区別して比較することが大切です。
購入費用は車両本体価格だけではない旧車の購入では、車両価格に加えて、購入後の整備や消耗品の交換にかかる費用も検討する必要があります。
特にZ1のような年式の古い車両では、前オーナーがどのような整備を行っていたかが重要です。外装が美しく仕上がっていても、エンジン内部や電装系、足回りなどの状態が良好とは限りません。
購入前に確認したい要点は次のとおりです。
- エンジンの始動性や異音、オイル漏れの有無
- フレームや足回りの状態、修復歴
- ブレーキやサスペンションの整備履歴
- キャブレターや点火系などの変更内容
- 純正部品の有無と、カスタム部品の適合性
- 登録や車検、購入後の整備に必要な費用
市原さんのような本格的なカスタムを検討する場合は、パーツ代だけでなく、車両全体のバランスを取るための作業費も考慮しなければなりません。
市原隼人のZ1と同じ仕様にするべき?必ずしも同じ仕様を目指す必要はありません。
市原さんの車両は、本人の好みや走行体験、専門ショップとの相談を重ねて仕上げられた一台です。同じ年式のZ1でも、純正に近い状態を保つことに価値を感じるオーナーもいます。
オリジナルの状態を重視するなら、純正部品や車両の来歴を優先する選択肢があります。走行性能を重視するなら、信頼できる専門店に相談し、エンジンだけでなく制動系や足回りも含めて検討が必要です。
価格や見た目だけで選ばず、自分が何を楽しみたいのかを明確にすることが、旧車選びの第一歩になります。
【アメリカ横断の夢】市原隼人がZ1で走りたい理由と旧車の魅力
市原さんのバイクにまつわる話で印象的なのが、愛車でアメリカを横断したいという夢です。
2025年10月に放送されたテレビ番組での発言について、スポニチアネックスは、市原さんが父親の見ていた景色を自分でも見たいという思いから、アメリカを旅する夢を語ったと報じています。
市原さんのZ1は北米で販売されていた車両で、以前のオーナーはデトロイトにいたと本人が説明しています。その背景から、サンディエゴからデトロイトまでバイクで横断することを、現在の夢の一つとして挙げました。
なぜZ1でアメリカを横断したいのかこの夢には、単に長距離ツーリングを楽しみたいという以上の意味があります。
愛車がかつて北米で販売され、デトロイトにいたオーナーから受け継がれたという経緯は、市原さんにとって車両の来歴と旅の目的を結び付ける要素になっています。
加えて、市原さんは旅の計画を細かく決めず、自分で動きながら人や価値観に触れることを大切にしたいという趣旨の発言をしています。
これは2026年2月に公開された「あてのない旅」という投稿にも通じる考え方です。目的地だけを重視するのではなく、道中で何を感じ、誰と出会うかも旅の価値として捉えているのです。
なお、アメリカ横断は本人が語った夢であり、2026年10月時点で実際に横断を達成したという情報とは区別する必要があります。
旧車Z1の魅力は見た目だけではないZ1が長く支持されている背景には、デザインや歴史に加え、機械として向き合う楽しさがあります。
- エンジンの存在感: 空冷並列4気筒エンジンの造形や作動感を楽しめる。
- 時代を感じさせるデザイン: 現代のバイクとは異なるタンクや車体のシルエットが魅力。
- 整備とカスタムの奥深さ: 車両の状態を把握し、好みに合わせて仕上げる楽しみがある。
- 受け継がれる歴史: 車両の来歴や、以前のオーナーから続く物語にも価値を見いだせる。
一方で、旧車には部品の入手や整備先の確保、故障時の対応など、現代車より手間がかかる場合があります。見た目や希少性だけで購入を決めると、維持管理が負担になることもあります。
Z1の魅力を長く楽しむには、車両を所有する喜びと、日々のメンテナンスに向き合う覚悟の両方が必要です。
【市原隼人バイク】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:市原隼人の愛車のバイクは何ですか?
カワサキ900 SUPER4、通称Z1です。『GQ JAPAN』の2023年3月のインタビューでは、1974年式のZ1Aとして紹介されています。
Q2:市原隼人のZ1は903ccですか?
ベース車両の標準エンジンは903ccですが、インタビューで紹介されたカスタム後の排気量は1015ccです。ベース車両の仕様と現在のカスタム仕様を区別する必要があります。
Q3:市原隼人のZ1にはどのようなカスタムが施されていますか?
エンジンの排気量拡大に加え、キャブレター、マフラー、ワイドホイール、サスペンション、フロントフォーク、ブレーキなどに変更が加えられています。外装ではタンクの塗装やライト類のミラー加工も特徴です。
Q4:2026年の市原隼人のバイク投稿は何が話題になりましたか?
2026年2月21日のInstagram投稿で、愛車と「あてのない旅」を楽しんだことを報告しました。翌22日にTBS NEWS DIGやENCOUNTなどが紹介し、愛車との写真やツーリングの様子に反響が集まりました。
Q5:カワサキZ1の中古価格はいくらですか?
2026年10月の掲載例では、1974年モデルが400万円で販売されている例があります。個体によってはさらに高額な場合もあり、車両の状態や純正度、整備内容によって価格は大きく変わります。購入時には車両価格だけでなく、整備費用も確認しましょう。
Q6:市原隼人はZ1でアメリカ横断を達成しましたか?
市原さんは、サンディエゴからデトロイトまで愛車で横断する夢を語っています。ただし、夢を語ったことと実際に達成したことは別であり、2026年10月時点で横断を達成したという情報は確認できません。
市原隼人さんの愛車は、1974年式のカワサキZ1Aです。標準仕様の903ccエンジンを1015ccへ拡大し、足回りやブレーキまで手を加えたカスタム車両として知られています。
2026年2月には、Instagramで「あてのない旅」を公開。以前から語っている、風や空気を直接感じながら走る楽しさや、愛車でアメリカを横断したいという夢にもつながる発信でした。
市原さんのZ1が印象的なのは、希少な旧車を所有していることだけが理由ではありません。車両の歴史を尊重しながら、自分の走り方に合わせて手を加え、専門ショップとの交流も含めて愛車との関係を深めている点にあります。
同じZ1を探している人にとっても、参考になるのはカスタムの数値や価格だけではありません。純正の雰囲気を残したいのか、走行性能を高めたいのか、長距離ツーリングを楽しみたいのか。自分なりの目的を決めてから車両や整備先を選ぶことが、旧車と長く付き合うための大切な判断基準です。