NHK紅白歌合戦のけん玉チャレンジで「16番の人が失敗した」と大きな話題になった出来事を覚えているでしょうか。2023年12月31日、第74回NHK紅白歌合戦で三山ひろしさんが挑戦したけん玉の世界記録チャレンジは、一度は成功と発表されたものの、放送中に失敗へと訂正されました。その原因となった16番の挑戦者は、けん玉YouTuberコンビ「もしかめブラザーズ」のしゅんさんです。
その後、しゅんさんはテレビ番組に出演し、翌2024年の紅白では再びチャレンジに参加。2025年には三山ひろしさんらが129人連続成功の世界記録を達成しました。2026年10月25日時点で確認できる経緯を振り返りながら、失敗した理由、本人のその後、ギネス世界記録の判定をめぐる問題、そして最新の記録までを整理します。
【結論】紅白けん玉で失敗した16番は「もしかめブラザーズ」のしゅん

2023年の紅白けん玉チャレンジで注目された16番の男性は、けん玉の技を動画で発信するYouTuberコンビ「もしかめブラザーズ」のしゅんさんです。第74回NHK紅白歌合戦で、演歌歌手の三山ひろしさんが歌唱中に挑戦した「連続してけん玉をキャッチした人の最も長い列」という世界記録への挑戦に参加しました。
2023年12月31日のスポーツニッポンの報道によると、挑戦は128人で行われ、最後の三山さんまで進んだ時点では成功と発表されました。しかし、16番の場面を改めて確認した結果、失敗が判明。司会の高瀬耕造アナウンサーが番組内で訂正を伝え、ギネス世界記録の達成は取り消されました。
ここで押さえておきたいのは、しゅんさんがけん玉をまったく扱えない初心者だったわけではないという点です。けん玉を活動の中心に据えた人物であっても、大勢の出演者が並ぶ生放送のステージでは、普段の練習とは異なる緊張や環境の影響を受けます。
2024年1月18日には、TBS系「ラヴィット!」に16番のゼッケン姿で登場。失敗した当時の心境を「頭真っ白でした」と振り返りました。同日のRBB TODAYやデイリースポーツも出演を報じ、本人が公の場で経緯を語ったことで、騒動は失敗の瞬間だけでなく、その後の再起にも関心が集まる展開となりました。
【時系列で検証】第74回NHK紅白歌合戦のけん玉失敗はどう起きた?
2023年の騒動は、単に一人がけん玉を落としたという話ではありません。失敗が起きた後も挑戦が継続され、最後には成功と発表されたにもかかわらず、映像の再確認によって判定が覆ったことが、混乱を大きくしました。
当日の経緯を整理すると、最初の失敗、16番の失敗、成功発表、そして公式な訂正という複数の段階があったことが分かります。
| 時期・段階 | 出来事 | 確認できる事実 |
|---|---|---|
| 2023年12月31日・序盤 | 3人目のパンサー尾形貴弘さんが失敗 | 番組特別ルールにより、最初からやり直して再挑戦した。 |
| 再スタート後・16番 | しゅんさんがけん玉を失敗 | 玉が皿に収まらず、失敗と判定される動きが映像に残った。 |
| 三山ひろしさんの挑戦終了時 | 128人目まで進み、成功と発表 | ギネス世界記録の公式判定員から一度は認定された。 |
| 同日・成功発表後 | 映像を再確認 | 16番の失敗が判明し、記録達成は認められないことになった。 |
| 同日・番組放送中 | 高瀬耕造アナウンサーが訂正 | 映像を確認した結果、失敗だったと視聴者に説明した。 |
| 2024年12月31日 | 128人で再挑戦 | しゅんさんも参加し、連続成功を達成した。 |
| 2025年12月31日 | 129人で再挑戦 | 129人連続成功となり、世界記録を更新した。 |
スポーツニッポンやENCOUNTの報道によると、2023年の成功発表からおよそ50分後、番組内で失敗への訂正が行われました。ギネス世界記録の公式Xも、審査時の確認ミスについて謝罪し、再発防止に努める旨を公表しています。
つまり、騒動の本質は、しゅんさんの失敗そのものだけではありません。失敗が映像に残っていたにもかかわらず、最初の審査で見落とされ、一度は成功として扱われた点にもありました。
【失敗した理由】16番のしゅんはなぜ落とした?補欠起用と生放送の緊張
しゅんさんが失敗した理由を考えるうえで、重要なのが本番直前のメンバー変更です。2024年2月7日付のデイリースポーツは、三山ひろしさんがニッポン放送のラジオ番組で語った舞台裏を報道しています。
同報道では、本番前夜のリハーサルで参加者の一人に体調不良が出て、補欠だったしゅんさんが16番を担当することになった経緯が紹介されました。三山さん自身も、リハーサルは全員で行っていたものの、本番で担当者が急に変わったことまでは把握していなかったと説明しています。
失敗の直接的な原因は、けん玉の玉を皿に正しく乗せられなかったことです。一方、なぜ失敗につながったのかという背景には、直前の担当変更や、生放送ならではのプレッシャーがあったと考えられます。
同じラジオ番組に関する報道で、三山さんは、けん玉の技術が高くても人前で見られることが苦手な人がおり、普段とは違う環境に対応できる精神面も求められると語っています。けん玉は道具と技術だけで成立するものではなく、照明や周囲の動き、順番を待つ緊張感なども本番の条件に含まれます。
失敗を認識しても、その場で止められなかった2024年1月18日の「ラヴィット!」出演時、しゅんさんは失敗した瞬間を「頭真っ白でした」と説明しました。また、成功と発表された際に自分から失敗を申告できなかったのかという質問には、「生放送は止められないです」と答えています。これらの発言はRBB TODAYやデイリースポーツが報じています。
大勢が連続して技をつなぐ演出では、一人の動作が終わっても、次の出演者が続けて動くため、挑戦者が自分の判断で全体を中断させるのは容易ではありません。失敗を自覚したとしても、現場で即座に公式判定を覆すことができる仕組みではなかったのです。
ただし、補欠だったことや緊張していたことは、失敗に至る背景を理解する材料であり、けん玉の技が成功していたことを意味するものではありません。記録の成否は、最終的に実際の動作と判定基準によって決まります。
【本人のその後】しゅんは現在どうしている?2024年の再挑戦まで
失敗が明らかになった後、しゅんさんは大きな精神的ショックを受けたことを、後日の取材やテレビ出演で明かしています。一方で、共に参加していたけん玉仲間から励ましを受け、再び挑戦する機会を得ました。
2024年1月、ラヴィット!で当時の心境を告白2024年1月18日、しゅんさんは相方のDすけさんとともに「ラヴィット!」へ出演しました。16番のゼッケンを着けて登場し、前年の紅白での出来事を振り返ったことが、デイリースポーツやRBB TODAYなどで報じられています。
番組では、出演者たちが16人のけん玉リレーに挑む企画も行われましたが、途中で失敗が続き、しゅんさんの番まで到達しませんでした。紅白での失敗を経て再び挑戦の場に立ったものの、番組内でのリベンジは実現しませんでした。
パンサー尾形との再会も話題に2024年1月31日付のデイリースポーツは、パンサー尾形貴弘さんが年越しの渋谷でのごみ拾い中に、16番の男性と再会した出来事を報じました。尾形さんも紅白の挑戦序盤で一度失敗していたため、互いに失敗を経験した立場での再会となりました。
報道によると、尾形さんはしゅんさんを責めるのではなく、気にしないよう励まし、その場で二人がけん玉を成功させる場面もありました。失敗の映像だけが繰り返し注目される一方、実際の現場では、同じ挑戦に参加した仲間たちが本人を支えていたことがうかがえます。
2024年の紅白で再び16番から挑戦しゅんさんにとって大きな節目となったのが、2024年12月31日の第75回NHK紅白歌合戦です。デイリースポーツの報道によると、前年に失敗した挑戦者も再び参加し、今回は8番を担当しました。
三山ひろしさんを含む128人が連続でけん玉を成功させ、チャレンジは無事に達成。しゅんさんも前年の失敗を乗り越え、リベンジを果たしました。
2026年10月時点で、しゅんさんについて広く報じられた重要な節目は、2023年の失敗、2024年1月のテレビ出演、同年末の再挑戦と成功です。現在の活動を判断する際は、このように公に確認できる出演歴と、個人の近況に関する推測を分けて捉える必要があります。
【2024年・2025年の記録】三山ひろしのけん玉企画はどう進化した?
三山ひろしさんの紅白けん玉チャレンジは、失敗した参加者一人の話にとどまりません。複数の出演者が連続して成功をつなぎ、最後に三山さんが決めるという構成が、大みそかの恒例企画として定着しています。
2017年に始まった企画は、年ごとに参加人数を増やしてきました。2023年は128人で挑戦したものの、判定の訂正によって記録達成には至りませんでした。2024年に同じ128人で成功し、2025年には129人で成功。直近の達成記録は、2025年の129人連続成功です。
2024年は128人でリベンジ成功2024年12月31日の第75回NHK紅白歌合戦では、三山さんが「恋…情念~第8回 けん玉世界記録への道~」を披露。ORICON NEWSやマイナビニュースなどの報道によると、前年と同じ128人で挑み、見事に成功しました。
参加者には、TOMORROW X TOGETHERのテヒョンさん、Da-iCEの花村想太さん、ME:IのRANさん、新浜レオンさんらが名を連ねました。前年の16番だったしゅんさんも8番として再び参加し、挑戦の成功に貢献しました。
2025年は129人連続成功で世界記録を更新2025年12月31日の第76回NHK紅白歌合戦では、三山さんが「酒灯り~第9回 けん玉世界記録への道~」を披露し、129人でのチャレンジに挑みました。日刊スポーツやマイナビニュースの報道によると、129人全員が連続成功し、世界記録を更新しました。
参加者には、ILLITのIROHAさん、&TEAMのMAKIさん、DJ KOOさん、新浜レオンさん、ハリセンボンの箕輪はるかさん、司会の有吉弘行さんらが加わりました。有吉さんはリハーサルで失敗したものの、本番では成功しています。
2026年10月25日時点では、第77回NHK紅白歌合戦の本番はまだ開催されていません。そのため、2026年のけん玉チャレンジについて、記録人数や成功・失敗の結果を確定事項として語ることはできません。現時点で比較できる最新の成功記録は、2025年末の129人です。
【プロの結論】失敗判定の仕組みと、紅白けん玉をめぐる誤解
2023年の騒動から見えてくるのは、けん玉チャレンジが個人の技量だけでなく、連続成功のルール、現場の判定、放送上の演出によって成立する企画だということです。
成功と失敗を分けるのは、玉が正しく皿に乗るかどうかこの企画では、参加者が順番にけん玉の玉を皿に乗せ、成功をつないでいきます。一人でも規定の動作に失敗すれば、連続成功の記録は成立しません。2023年には、16番の場面で玉が皿に収まらなかったことが映像確認で判明し、最後まで挑戦が続いていたにもかかわらず、記録達成は認められませんでした。
ここで混同しやすいのが、「最後まで演技が続いたこと」と「世界記録の条件を満たしたこと」は別だという点です。三山さんが最後の技を成功させても、それ以前の失敗が消えるわけではありません。
「ギネス認定取り消し」は過去の記録すべてが消えたという意味ではない2023年のケースで取り消されたのは、その年の128人連続成功という挑戦に対する成功判定です。過去に達成した別の記録まで一律に無効になったわけではありません。ギネス世界記録の公式Xは、2023年の審査時の確認ミスを謝罪しています。
この出来事は、記録の認定において映像確認と審査の正確性が不可欠であることを示しました。生放送での発表があっても、後の確認によって結果が訂正される場合があるという教訓です。
16番の人だけに責任を負わせる見方は妥当か失敗した動作の責任と、判定や演出の運用上の問題は分けて考える必要があります。しゅんさんの動作が失敗だったことは映像確認で明らかになりました。一方、最初の審査で見落とされたことや、成功発表後に訂正が行われたことは、審査体制や確認手順の問題です。
加えて、本人は本番直前に補欠から担当へ変更されたと報じられています。こうした事情を踏まえれば、一人の失敗だけを取り出して過度に責めるよりも、企画全体の仕組みと判定の経緯を理解するほうが、出来事の実態に近づけます。
【紅白けん玉失敗した人】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:紅白でけん玉を失敗した16番の人は誰ですか?
A1:2023年の第74回NHK紅白歌合戦で16番を担当した、けん玉YouTuberコンビ「もしかめブラザーズ」のしゅんさんです。128人での挑戦中に失敗が判明し、一度発表された成功判定が訂正されました。
Q2:しゅんさんがけん玉を失敗した理由は何ですか?
A2:直接的には玉を皿に正しく乗せられなかったことです。報道では、本番前夜のリハーサルで参加者の体調不良があり、補欠だったしゅんさんが16番を担当した経緯も伝えられています。本人は後のテレビ出演で、失敗した瞬間は頭が真っ白になったと振り返りました。
Q3:しゅんさんはその後、紅白に再出場しましたか?
A3:はい。2024年12月31日の第75回NHK紅白歌合戦に再び参加し、今度は8番を担当しました。128人連続成功のチャレンジを達成し、前年の失敗を乗り越えました。
Q4:2024年の紅白けん玉チャレンジは成功しましたか?
A4:成功しました。三山ひろしさんを含む128人が連続してけん玉を成功させ、前年の失敗からのリベンジを果たしました。
Q5:2025年の紅白けん玉チャレンジの世界記録は何人ですか?
A5:129人です。2025年12月31日の第76回NHK紅白歌合戦で、三山ひろしさんら129人が連続成功し、世界記録を更新しました。
Q6:2026年の紅白けん玉チャレンジの記録は確定していますか?
A6:2026年10月25日時点では、本番がまだ開催されていないため、2026年の結果は確定していません。最新の達成記録は、2025年末の129人連続成功です。
紅白けん玉で失敗した16番の人物は、けん玉YouTuber「もしかめブラザーズ」のしゅんさんです。2023年の第74回NHK紅白歌合戦では、128人で挑戦した際にしゅんさんの失敗が映像確認で判明し、一度は成功と発表されたギネス世界記録の達成が取り消されました。
その後、しゅんさんはテレビ番組で当時の心境を語り、2024年の紅白では8番として再挑戦。128人連続成功を達成しました。さらに2025年には、三山ひろしさんを中心とした129人のチャレンジが成功し、世界記録を更新しています。
2026年の紅白本番はまだ先ですが、2023年の失敗とその後の再挑戦は、技術だけでなく緊張への対応、審査の正確性、そして失敗した人をどう受け止めるかという課題を浮き彫りにしました。紅白けん玉のニュースを正しく理解するには、失敗した瞬間だけでなく、判定が訂正された経緯、本人の再挑戦、そしてその後に達成された記録までを一続きの出来事として見ることが大切です。