「M-1グランプリの審査員は誰が務めるの?」「2026年の審査員はいつ発表される?」「松本人志や中川家・礼二は歴代で何回審査した?」――年末の漫才日本一決定戦が近づくと、出場者だけでなく審査員の顔ぶれにも注目が集まります。
2026年10月26日現在、M-1グランプリ2026の決勝審査員は未発表です。前年の2025年大会では、海原ともこ、後藤輝基、駒場孝、博多大吉、塙宣之、中川家・礼二ら計9人が審査を担当しました。後藤と駒場は初の審査員入りとなり、歴代王者や実力派漫才師がそろう顔ぶれが話題になりました。
【最新情報】M-1グランプリ2025の審査員9人と2026年の発表状況

M-1グランプリ2025の決勝審査員は、2025年12月14日に放送された事前特別番組内で発表されました。顔ぶれは前年に続く9人制で、漫才の実績や大会との関わりが異なる芸人が集まりました。
2026年大会については、10月26日現在、決勝審査員の氏名も発表日も公表されていません。2026年大会の予選は進行中で、10月25日時点では2回戦が終了し、3回戦は10月29日から始まる予定です。決勝に向けた審査員の発表は、今後の公式発表を待つ必要があります。
2025年大会の決勝審査員は、次の9人です。氏名は公式発表に基づいています。
- 海原ともこ(海原やすよ・ともこ)
- 後藤輝基(フットボールアワー)
- 駒場孝(ミルクボーイ)
- 柴田英嗣(アンタッチャブル)
- 哲夫(笑い飯)
- 博多大吉(博多華丸・大吉)
- 塙宣之(ナイツ)
- 山内健司(かまいたち)
- 礼二(中川家)
このうち、後藤輝基と駒場孝は2025年大会が初めての決勝審査員でした。一方、礼二、塙宣之、博多大吉らは複数年にわたって審査を担当しており、経験の蓄積という点でも対照的な構成です。
【注目人物】海原ともこ・後藤輝基・駒場孝らの審査員歴
審査員の顔ぶれを理解するには、単に名前を並べるだけでなく、それぞれがM-1や漫才界でどのような経験を積んできたかを見る必要があります。2025年大会では、長年審査を続けてきたベテランと、新たに審査席に加わった歴代王者が同じ舞台に立ちました。
海原ともこは2023年大会で初めて決勝審査員を務め、2025年で3回目となりました。女性漫才師として長年舞台に立ってきた経験は、ネタの構成だけでなく、演者同士の掛け合いや表現の細部を考えるうえでも注目されます。
後藤輝基はフットボールアワーとして2003年のM-1王者に輝いた実績を持ちます。2025年に審査員へ初参加し、優勝経験者として、出場者ではなく評価する側から大会に関わることになりました。
駒場孝も2025年が初審査でした。ミルクボーイとして2019年大会で優勝しており、独自の設定と繰り返しを生かした漫才で頂点を経験しています。優勝を目指す側と、優勝者を選ぶ側では立場が異なるため、その評価の視点が注目されました。
博多大吉は2016年に初めて審査員を務め、2025年で6回目。大会の節目ごとに顔ぶれが変わるなかでも、複数の大会で審査を経験してきた人物です。
塙宣之は2018年から2025年まで8大会連続で審査員を担当しました。ナイツとして漫才を作り続けている現役の演者であり、長年の審査経験も持ちます。
中川家・礼二は2015年の大会復活以降、2025年まで11大会連続で決勝審査員を務めています。2001年の初代王者でもあり、M-1の歴史を長期間にわたって見てきた存在です。
このほか、アンタッチャブル・柴田英嗣は2004年の王者、笑い飯・哲夫は2010年の王者です。かまいたち・山内健司は2024年に初めて審査員を担当し、2025年で2回目となりました。2025年の構成は、優勝経験者、長期にわたる審査経験者、近年加わった審査員が組み合わさった布陣だったと整理できます。
【歴代審査員一覧】2001年から2025年までの人数と顔ぶれの変遷
M-1グランプリの決勝審査員は、毎年同じ人数・同じ顔ぶれというわけではありません。2001年の第1回大会から2010年までは7人制が続き、2011~2014年は大会自体が開催されませんでした。2015年の復活後は9人、5人、7人と変化し、2024年からは再び9人制になっています。
大会ごとの審査員数を整理すると、次のようになります。
| 大会・時期 | 決勝審査員数 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 2001~2010年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、中田カウスらが審査を担当 |
| 2011~2014年 | 大会休止 | M-1グランプリの開催なし |
| 2015年 | 9人 | 大会復活。歴代王者を中心とした審査体制 |
| 2016年 | 5人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉 |
| 2017~2023年 | 7人 | 松本人志、礼二、塙宣之らを中心に構成。年ごとに交代あり |
| 2024~2025年 | 9人 | 若手・中堅の実力派や歴代王者を含む構成に拡大 |
歴代の審査員を年ごとに見ると、次のような変遷があります。ここでは決勝の特別審査員を対象とし、敗者復活戦や予選の審査員は含めていません。
- 2001年:島田紳助、松本人志、鴻上尚史、ラサール石井、春風亭小朝、青島幸男、西川きよし。
- 2002年:島田紳助、松本人志、大竹まこと、ラサール石井、島田洋七、中田カウス、立川談志。
- 2003年:島田紳助、松本人志、南原清隆、島田洋七、ラサール石井、大竹まこと、中田カウス。
- 2004年:西川きよし、南原清隆、大竹まこと、島田洋七、春風亭小朝、ラサール石井、中田カウス。
- 2005年:島田紳助、松本人志、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、ラサール石井、中田カウス。
- 2006年:島田紳助、松本人志、南原清隆、渡辺正行、島田洋七、大竹まこと、中田カウス。
- 2007年:島田紳助、松本人志、上沼恵美子、ラサール石井、オール巨人、大竹まこと、中田カウス。
- 2008年:島田紳助、松本人志、上沼恵美子、渡辺正行、オール巨人、大竹まこと、中田カウス。
- 2009年:島田紳助、松本人志、上沼恵美子、東国原英夫、オール巨人、渡辺正行、中田カウス。
- 2010年:島田紳助、松本人志、南原清隆、大竹一樹、渡辺正行、宮迫博之、中田カウス。
- 2015年:礼二、増田英彦、岩尾望、吉田敬、徳井義実、富澤たけし、石田明、佐藤哲夫、哲夫。
- 2016年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉。
- 2017年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉、春風亭小朝、渡辺正行。
- 2018~2021年:松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之。
- 2022年:松本人志、博多大吉、山田邦子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之。
- 2023年:松本人志、博多大吉、山田邦子、礼二、富澤たけし、塙宣之、海原ともこ。
- 2024年:若林正恭、礼二、山内健司、塙宣之、博多大吉、哲夫、柴田英嗣、海原ともこ、石田明。
- 2025年:礼二、山内健司、塙宣之、博多大吉、哲夫、柴田英嗣、駒場孝、後藤輝基、海原ともこ。
この歴代一覧から読み取れるのは、審査員の顔ぶれが固定されているわけではなく、時期によって入れ替わってきたという点です。初期には島田紳助や松本人志らが中心となり、復活後には歴代王者を含む体制が採用されました。2024年以降は9人制となり、審査員の人数と顔ぶれの両面で新しい構成が続いています。
【採点基準】M-1審査員は何を評価する?点数の仕組みを解説
M-1の採点で基本となるのは、ファーストラウンドで各審査員が出場者に点数を付け、その合計で順位を決める仕組みです。2025年は審査員が9人だったため、1組あたりの合計は900点満点となりました。
ただし、点数の高さだけで漫才のすべてを説明できるわけではありません。ネタの発想、構成、言葉の選び方、間の取り方、掛け合い、会場の笑いを生み出す力など、複数の要素が重なって評価に表れます。審査員ごとに専門的な見方や重視する部分が異なることも、点数に差が生まれる要因です。
一方、主催者が公開した審査員選考の固定的な採用基準や、各審査員が必ず従う細かな評価配点表は公表されていません。したがって、特定の審査員が「構成を何点、技術を何点」といった同一の内訳で採点していると考えるのは適切ではありません。
審査の流れは、次のように整理できます。
- ファーストラウンド:各審査員が各組を100点満点で採点し、合計点で順位を決定する。
- 最終決戦への進出:ファーストラウンド上位3組が最終決戦に進む。
- 最終決戦:審査員が最も優勝にふさわしいと考える1組に投票し、得票数で優勝者を決める。
- 同点の場合:ファーストラウンドで同点になった場合は、より高い点数を付けた審査員の人数が多い組を上位とする。
この仕組みで重要なのは、ファーストラウンドの合計点がそのまま優勝を決めるわけではないことです。最終決戦では改めて投票が行われるため、最初の順位と最終的な優勝者が一致するとは限りません。
【2025年の点数一覧】エバースが870点、優勝したのはたくろう
M-1グランプリ2025のファーストラウンドでは、エバースが870点で1位となりました。2位は861点のたくろう、3位は845点のドンデコルテです。しかし、最終決戦ではたくろうが9人中8票を獲得し、優勝しました。ファーストラウンドの順位と最終結果が異なる、採点方式を理解するうえで分かりやすい事例です。
2025年大会のファーストラウンド総合得点は次のとおりです。
- 1位:エバース — 870点
- 2位:たくろう — 861点
- 3位:ドンデコルテ — 845点
- 4位:真空ジェシカ — 844点
- 5位:ヤーレンズ — 843点
- 6位:豪快キャプテン — 839点
- 7位:カナメストーン — 830点
- 8位:ヨネダ2000 — 826点
- 9位:ママタルト — 823点
- 10位:めぞん — 820点
最終決戦の投票結果は、たくろうが8票、ドンデコルテが1票、エバースが0票でした。ファーストラウンドで1位だったエバースは最終決戦で票を獲得できず、2位だったたくろうが第21代王者に輝いています。
点数を見る際に気を付けたいのは、審査員の人数が大会によって異なる点です。7人制の大会と9人制の大会では満点が異なるため、総合得点だけを単純に比較して「歴代最高の漫才」と判断することはできません。得点を比較するなら、審査員の人数、当該大会の順位、最終決戦の投票結果を併せて確認するのが基本です。
【選考基準と注目点】なぜ審査員は毎年入れ替わるのか
M-1の審査員選考では、過去の大会で優勝した経験、決勝で戦った経験、漫才を作り続けている現役の立場など、さまざまな経歴を持つ人物が起用されてきました。ただし、これらは歴代の人選から読み取れる傾向であり、主催者が公表した公式の選考条件そのものではありません。
2025年の人選には、経験の異なる芸人を組み合わせる特徴が見られました。礼二や塙宣之のように長期間審査を続けてきた人物がいる一方、後藤輝基や駒場孝のように、M-1王者としての経験を持ちながら審査員としては初参加の人物も加わりました。
審査員の交代には、漫才界の世代交代や芸風の多様化を反映する側面があります。漫才の評価は、しゃべくり漫才、設定を生かすコント的な漫才、独特なリズムや言葉遊びを軸にしたネタなど、スタイルによって見どころが異なります。異なる経験を持つ審査員がそろえば、ひとつの評価軸だけでは捉えきれないネタの魅力が点数に反映される可能性があります。
歴代審査員の回数で見ると、松本人志は2001~2003年、2005~2010年、2016~2023年に計17回担当し、最多記録を持っています。2004年と2015年は担当していません。2024年と2025年も審査員には含まれておらず、2025年は2大会連続の不在となりました。
中川家・礼二は2015年から2025年まで11大会連続で担当し、復活後のM-1を継続して見てきた審査員です。塙宣之も2018~2025年の8大会連続、博多大吉も2022~2025年の4大会連続で担当しています。こうした継続性のある審査員と、新たに加わる人物の組み合わせが、各大会の審査体制を特徴づけています。
ネット上では、審査員の交代や点数差が話題になることがあります。ただし、点数に差があること自体は、必ずしも審査の不公平さを意味しません。複数の審査員が異なる視点から評価する仕組みだからこそ、合計点や最終決戦の投票結果を分けて見ることが重要です。
【発表日はいつ?】M-1グランプリ2026の審査員を予想する際の注意点
2026年大会の決勝審査員は、10月26日現在まだ発表されていません。審査員の人数についても正式発表はなく、2025年と同じ9人制になるかどうかは確定していません。
直近2大会の発表日を見ると、2024年は12月15日、2025年は12月14日でした。いずれも決勝の約1週間前に事前特別番組内で発表されています。2025年は12月21日が決勝だったため、発表から決勝までの期間が比較的短いスケジュールでした。
ただし、過去2大会の発表日が近いからといって、2026年も同じ日に発表されるとは限りません。過去の傾向は参考材料になりますが、2026年の発表日を確定情報として扱うことはできません。
今後の情報を追うなら、まずM-1グランプリ公式サイトやABCテレビの公式発表を確認し、次に主要報道機関の記事で氏名や発表日を照合する方法が確実です。SNS上で名前が挙がっていても、正式発表前の予想と決定事項は分けて受け止める必要があります。
また、審査員の発表を確認するときは、決勝の特別審査員と敗者復活戦の審査員を混同しないことも大切です。2025年大会では、敗者復活戦に井口浩之、久保田かずのぶ、野田クリスタル、ユースケ、渡辺隆の5人が芸人審査員として参加しました。決勝審査員とは別の役割です。
【m1 審査員】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:M-1グランプリ2026の審査員は誰ですか?
A1:2026年10月26日現在、決勝審査員は未発表です。氏名や人数は、M-1グランプリ公式サイトやABCテレビの正式発表で確認する必要があります。
Q2:M-1の歴代審査員で最も担当回数が多いのは誰ですか?
A2:松本人志です。2001~2003年、2005~2010年、2016~2023年に計17回、決勝の審査員を務めました。次いで中川家・礼二が2015~2025年の11大会連続で担当しています。
Q3:M-1の審査員は何人で、採点は何点満点ですか?
A3:大会によって5人、7人、9人と変わります。ファーストラウンドは原則として審査員1人が各組を100点満点で採点するため、9人制なら900点満点です。最終決戦は上位3組による投票で優勝者を決定します。
M-1グランプリ2025の決勝審査員は、海原ともこ、後藤輝基、駒場孝、柴田英嗣、哲夫、博多大吉、塙宣之、山内健司、中川家・礼二の9人でした。後藤と駒場が初参加し、長年の審査経験を持つ芸人と新たな顔ぶれが共存する構成となりました。
歴代では松本人志が通算17回で最多、中川家・礼二が2015~2025年の11大会連続で続きます。審査員数は7人制を基本としながら、2015年に9人、2016年に5人、2024年から再び9人へと変化してきました。採点はファーストラウンドの合計点だけでなく、最終決戦の投票まで見ることで大会の結果を正しく理解できます。
2026年の審査員は、10月26日現在まだ発表されていません。過去2大会では決勝の約1週間前に発表されましたが、2026年も同じ日程になるとは限りません。予想情報と正式発表を区別し、審査員の顔ぶれ、人数、採点結果をそれぞれ確認することが、M-1をより深く楽しむためのポイントです。