ロイヤルホストがTBS系「ジョブチューン」で一流料理人のジャッジに挑んだ結果は、看板メニューの実力だけでなく、長年愛されてきた定番の味をどう評価するかという問題まで浮き彫りにしました。2019年11月23日の放送では10品中8品が合格。2022年11月26日の再挑戦では10品中7品が合格し、「黒×黒ハンバーグ」「厚切りアンガスサーロインステーキ」「ビーフジャワカレー」の3品が満場一致合格を獲得しています。
一方、2022年に不合格となったパンケーキは、放送後にSNSで大きな反響を呼びました。なぜ長年の人気商品が厳しい評価を受けたのか。そして、2026年のTBS公式アーカイブではロイヤルホストの再登場や次回放送予定が確認できるのか。歴代ジャッジ結果を一覧に整理し、審査員の評価と消費者が感じるおいしさの違いまで解説します。
【先に結論】ロイヤルホストのジョブチューン結果は2019年と2022年でどう違った?

ロイヤルホストのジョブチューン結果を比較すると、両年とも多数のメニューが合格している一方、審査員全員が合格と判定したメニューの顔ぶれには違いがあります。
TBSの公式アーカイブでは、2019年11月23日と2022年11月26日の両放送を確認できます。各メニューの合否や票数については、当時の番組内容を報じたメディアの記録と照合することで、歴代ジャッジ結果を整理できます。
- 2019年11月23日:合格8品、不合格2品。国産豚ポークロースステーキとロイヤルのオニオングラタンスープが満場一致合格。
- 2022年11月26日:合格7品、不合格3品。黒×黒ハンバーグ、厚切りアンガスサーロインステーキ、ビーフジャワカレーが満場一致合格。
注目したいのは、2022年の結果が単純な失敗ではないことです。10品中7品が合格し、3品は7人全員から合格を得ました。肉料理やカレーのように、素材の持ち味、ソースの完成度、調理技術が伝わりやすいメニューが強さを見せています。
一方で、パンケーキやパスタには厳しい判定が下されました。この結果を理解するには、合格数だけでなく、各メニューに対して審査員が何を評価し、何を改善点として指摘したのかを見る必要があります。
【合格・不合格一覧】ロイヤルホストの歴代ジャッジ結果を全品チェック
まずは、検索されることの多い「ロイヤルホストの合格不合格一覧」を2019年と2022年に分けて確認します。票数は、合格とした審査員・不合格とした審査員の人数です。各放送の対象メニュー10品を、それぞれの判定結果とともにまとめました。
| 放送年 | メニュー名 | 判定 | 合格・不合格票 |
|---|---|---|---|
| 2019年 | ロイヤルオムライス | 合格 | 5対2 |
| 2019年 | 蟹と海老のサンドイッチ&オマール海老のクリームスープ | 不合格 | 2対5 |
| 2019年 | 国産豚ポークロースステーキ〜ジンジャーバターソース〜 | 満場一致合格 | 7対0 |
| 2019年 | クラシックビーフシチュー | 合格 | 4対3 |
| 2019年 | 渋川栗とほうじ茶のブリュレパフェ | 不合格 | 3対4 |
| 2019年 | 国産豚ときのこのポルチーニクリームソース | 合格 | 5対2 |
| 2019年 | コスモドリア | 合格 | 5対2 |
| 2019年 | ロイヤルのオニオングラタンスープ | 満場一致合格 | 7対0 |
| 2019年 | アンガスサーロインステーキ(1ポンド) | 合格 | 6対1 |
| 2019年 | 黒×黒ハンバーグ190g おろしきのこテリヤキソース | 合格 | 5対2 |
| 2022年 | チキンのジューシーグリル〜バター醤油ソース〜 | 不合格 | 1対6 |
| 2022年 | ビーフシチューハンバーグ | 合格 | 5対2 |
| 2022年 | ケールサラダ〜ピーナッツオイルドレッシング〜 | 合格 | 5対2 |
| 2022年 | ホットファッジサンデー | 合格 | 5対2 |
| 2022年 | ビーフジャワカレー | 満場一致合格 | 7対0 |
| 2022年 | ナスと挽き肉のボロネーゼ | 不合格 | 2対5 |
| 2022年 | パンケーキ | 不合格 | 1対6 |
| 2022年 | 厚切りアンガスサーロインステーキ | 満場一致合格 | 7対0 |
| 2022年 | 海老と帆立のシーフードドリア | 合格 | 6対1 |
| 2022年 | 黒×黒ハンバーグ190g〜ブラウンバターソース目玉焼き付〜 | 満場一致合格 | 7対0 |
※メニュー名は各放送当時の紹介内容に基づきます。販売価格や仕様は改定される場合があるため、表は現在の価格・販売状況を示すものではありません。
この一覧から分かるのは、2019年には10品中8品が合格したのに対し、2022年は7品だったことです。ただし、合格数だけで料理の優劣を決めるのは早計です。2022年には3品が満場一致で合格しており、判定が分かれた商品にも、評価された部分と改善を求められた部分がありました。
また、2022年の放送については、関連情報で「11品」と紹介されることもあります。これは、従業員イチ押しTOP10とは別に紹介された「真鯛・海老・帆立のあつあつグリル 温野菜添え」の前哨戦を含めて数えたものです。通常のTOP10の合格数を比較する際は、追加の1品を混同しないようにしましょう。
【2022年の注目点】満場一致合格3品と不合格メニューの明暗
2022年11月26日の放送では、ロイヤルホストの従業員が選んだイチ押しメニューTOP10を、7人の一流料理人がジャッジしました。満場一致合格を獲得したのは、看板のハンバーグ、厚切りステーキ、伝統的なカレーです。
黒×黒ハンバーグ:肉のうまみとソースの完成度「黒×黒ハンバーグ」は、国産黒毛和牛と黒豚を組み合わせたロイヤルホストの看板メニューです。2022年の放送では、肉汁を保ちながら肉そのもののうまみが感じられる点や、ブラウンバターソースの仕上がりなどが評価され、合格7人・不合格0人となりました。
この評価の要点は、単に肉がジューシーということだけではありません。ハンバーグの主役である肉の味わいと、付け合わせやソースを含めた一皿全体のバランスが成立していることです。定番商品であっても、調理と構成の完成度が伝われば、専門家から高い評価を得られることを示しました。
厚切りアンガスサーロインステーキ:焼き直しを経て満場一致「厚切りアンガスサーロインステーキ」も、合格7人・不合格0人の満場一致合格です。番組では、最初に提供された肉の火入れについて指摘があり、焼き直しを経て再び審査されました。その後は、ステーキらしい迫力や肉のうまみが評価されました。
この場面は、料理の品質が食材だけで決まるわけではないことも物語っています。ステーキは火入れのわずかな違いで食感やジューシーさが変わる料理です。適切な調理状態で提供するためのオペレーションも、商品価値を支える重要な要素となります。
ビーフジャワカレー:伝統の味が専門家にも評価された「ビーフジャワカレー」は、2022年の放送で合格7人・不合格0人を獲得しました。ロイヤルホストが長年提供してきた定番メニューで、スパイスの組み合わせや、料理としての丁寧な仕上がりが評価されています。
パンケーキが「昔ながらのスタイル」をめぐって議論になったのに対し、ビーフジャワカレーでは、伝統を守ること自体が弱点とは見なされませんでした。大切なのは、昔から続いているかどうかではなく、そのスタイルが現在も料理として十分な完成度を持っているかどうかです。
合格した4品と不合格だった3品満場一致の3品以外にも、「海老と帆立のシーフードドリア」「ホットファッジサンデー」「ケールサラダ」「ビーフシチューハンバーグ」が合格しています。シーフードドリアは合格6人・不合格1人で、ソースの完成度などが評価されました。
一方、不合格だったのは「パンケーキ」「ナスと挽き肉のボロネーゼ」「チキンのジューシーグリル〜バター醤油ソース〜」の3品です。ボロネーゼでは麺とソースのバランス、チキンでは皮の香ばしさや食感などが課題として指摘されました。いずれも料理の基本的な構成や食感に関わる問題であり、人気の有無とは別の基準で審査されたことが分かります。
【パンケーキ不合格の理由】ロイホのパンケーキはなぜSNSで話題になった?
2022年の放送で最も大きな反響を呼んだのが、ロイヤルホストのパンケーキです。結果は合格1人・不合格6人。長年親しまれてきた定番商品が厳しい判定を受けたことで、SNSでは驚きや反発の声が広がりました。
放送当日の2022年11月26日、ニュースメディアのENCOUNTは、パンケーキの判定に視聴者が衝撃を受けたことや、「ロイホのパンケーキ」がTwitter(現X)でトレンド入りしたことを報じています。記事では、味を変えないでほしいという趣旨の反応や、審査員の評価に納得できないという声も紹介されました。
審査員が指摘したのは香り・生地・進化の余地パンケーキに対して審査員が指摘したのは、主に香料を思わせる香り、生地そのもののおいしさ、そして昔ながらの形や焼き方にこだわりすぎているのではないかという点でした。また、きれいな焼き色をつけるだけなら家庭のフライパンでもできるため、それ以上の価値を生地や味わいで表現してほしいという趣旨の意見も出ています。
つまり、不合格の理由は「パンケーキとして食べられない」という意味ではありません。審査員は、料理人の立場から香りや生地の個性、商品としての進化の余地を見ていました。長年の人気を支えてきた特徴が、専門家の評価基準では改善対象として捉えられたのです。
消費者と料理人では「おいしさ」の基準が違うJ-CASTニュースが2022年11月29日に報じた解説では、パンケーキの評価をめぐり、ロイヤルホストと審査員の間で合格基準にずれがあった可能性が指摘されました。手頃な価格で昔ながらのパンケーキを提供する店側と、創意工夫によって付加価値を高めた料理を求める料理人側では、重視するポイントが異なるという見方です。
この違いを理解すると、SNSで反発が広がった背景も見えてきます。ファンにとってのパンケーキは、単に生地の香りや食感を評価する料理ではありません。いつもの店で気軽に注文できること、3枚重ねの見慣れた姿、ホイップマーガリンやメープルシロップと一緒に味わう体験なども、商品の魅力を形づくっています。
料理人が重視する「独創性や技術による付加価値」と、ファンが大切にする「変わらない安心感」は、必ずしも同じ方向を向いていません。どちらか一方が間違っているのではなく、評価する目的が違えば、同じ料理への結論も変わり得るということです。
不合格だからといって、人気がない・品質が悪いとは限らないここで押さえたいのは、番組の不合格判定が、商品の販売実績や顧客満足度を直接測った結果ではないという点です。ジョブチューンのジャッジは、選ばれた料理人が番組内で試食し、設定された基準から合否を判断する企画です。日常的に注文する顧客全体の評価を集計した調査とは性質が異なります。
したがって、パンケーキの不合格を理由に「ロイヤルホストのパンケーキはまずい」と結論づけるのも、逆にSNSの反響だけを根拠に「審査員の評価は間違い」と断定するのも適切ではありません。専門家の指摘を商品の改善という観点で読み、実際に食べた人の満足度とは分けて考えることが大切です。
【2019年の結果を検証】黒×黒ハンバーグとオニオングラタンスープも高評価
ロイヤルホストは2022年だけでなく、2019年11月23日の「ジョブチューン」にも登場しています。この回では、従業員約300人が自信を持って選んだイチ押しメニューTOP10を一流料理人が審査しました。結果は10品中8品が合格、2品が不合格でした。
2019年に満場一致合格を獲得したのは、「国産豚ポークロースステーキ〜ジンジャーバターソース〜」と「ロイヤルのオニオングラタンスープ」です。特にオニオングラタンスープは、ロイヤルホストの歴史やブランドイメージを象徴するメニューの一つとして紹介されました。
「黒×黒ハンバーグ」も2019年の審査では合格しています。ただし、合格5人・不合格2人で、満場一致ではありません。2022年にはブラウンバターソースと目玉焼きの組み合わせで7人全員から合格を獲得しており、同じ看板商品でも、放送時の仕様や審査の観点によって判定は異なります。
また、2019年は「蟹と海老のサンドイッチ&オマール海老のクリームスープ」と「渋川栗とほうじ茶のブリュレパフェ」が不合格でした。サンドイッチとスープのセットは合格2人・不合格5人、ブリュレパフェは合格3人・不合格4人です。2022年のパンケーキと同様、人気やブランドへの親しみと、料理人がその場で下す評価は一致するとは限りません。
2019年と2022年の両方を振り返ると、ロイヤルホストは一貫して高い合格率を記録しながら、料理ごとに明暗が分かれています。番組の結果は、その時点でのメニューの完成度を知る手がかりになりますが、店舗で提供される料理の価値を一つの数字だけで決めるものではありません。
【2026年最新】TBS公式アーカイブで再放送・次回放送予定を確認
2026年10月25日時点でTBSの「ジョブチューン」公式サイトを確認すると、公式アーカイブには2026年の放送内容が掲載されています。確認できる掲載回のうち最新は9月19日の「ファミリーマート×超一流料理人」および「アジア大会開幕記念!アスリートSP」です。
一方、番組トップページの「つぎの放送」欄には、次回放送を案内する一般的なメッセージが掲載されているものの、具体的な放送日やロイヤルホストの再登場についての告知は確認できません。
そのため、2026年にロイヤルホストのジャッジ企画が再び放送されると断定できる公式情報は、現時点では見当たりません。放送予定を知りたい場合は、TBS公式サイトの最新回・次回放送欄と、公式アーカイブの更新状況を確認するのが確実です。
なお、公式アーカイブは過去の放送日や企画名を確かめるうえで有用ですが、掲載されている情報のすべてが現在のメニュー構成や販売状況を示すわけではありません。2019年・2022年当時の合否結果と、2026年現在の店舗での販売情報は分けて考えましょう。
【プロの結論】ジョブチューンの合格・不合格を外食選びにどう生かす?
ロイヤルホストの歴代ジャッジ結果から得られる最大のヒントは、料理の評価には複数の軸があるということです。番組の合否を、食べる価値があるかどうかを決める絶対的な判定として扱うのではなく、味や技術についての専門的な意見として利用するのが賢明です。
たとえば、肉料理の完成度を重視するなら、2022年に満場一致合格となった黒×黒ハンバーグや厚切りアンガスサーロインステーキが、注文を検討する際の有力な候補になります。伝統的な味わいを楽しみたい人なら、ビーフジャワカレーの評価も参考になるでしょう。
一方、パンケーキのように、昔ながらの味や食べ慣れたスタイルに魅力を感じる人は、番組の不合格だけを理由に候補から外す必要はありません。自分が外食に求めるものが、新しい味の発見なのか、料理人が認める技術なのか、それとも変わらない定番の安心感なのかを考えると、評価をより有効に活用できます。
また、メニューの改良や販売終了の有無を知りたい場合は、過去の番組結果と現在の公式メニュー情報を照合することも欠かせません。テレビでの評価は放送時点の審査結果であり、その後の変更や現在の販売状況を自動的に反映するものではないためです。
【ロイヤルホストジョブチューン】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2022年のロイヤルホストは何品合格しましたか?
A1:従業員イチ押しTOP10のうち7品が合格しました。そのうち、黒×黒ハンバーグ、厚切りアンガスサーロインステーキ、ビーフジャワカレーの3品が満場一致合格です。
Q2:ロイヤルホストのパンケーキが不合格になった理由は何ですか?
A2:審査員からは香料を思わせる香り、生地自体のおいしさ、昔ながらの形や焼き方にこだわりすぎている点などが指摘されました。一方、SNSでは長年親しまれてきた味を支持する反応も広がりました。不合格は番組の審査基準に基づく判定であり、すべての消費者が不満を感じているという意味ではありません。
Q3:2019年のロイヤルホストは何品合格しましたか?
A3:10品中8品が合格し、2品が不合格でした。国産豚ポークロースステーキとロイヤルのオニオングラタンスープは、7人全員が合格と判定しています。
Q4:2026年にロイヤルホストの再登場は予定されていますか?
A4:2026年10月25日時点で、TBS公式アーカイブと番組トップページでは、ロイヤルホストの再登場や具体的な次回放送日を確認できません。最新の放送予定はTBSの公式案内で確認してください。
ロイヤルホストのジョブチューン結果を振り返ると、2019年は10品中8品、2022年は10品中7品が合格しました。2022年には黒×黒ハンバーグ、厚切りアンガスサーロインステーキ、ビーフジャワカレーが満場一致合格となった一方、パンケーキは合格1票・不合格6票という結果で、大きな議論を呼びました。
パンケーキの反響が示したのは、料理人が評価する完成度と、消費者が愛着を持つ味わいが必ずしも一致しないということです。番組の判定は専門的な視点を知る材料になりますが、食事の満足度は価格、好み、食べる場面、思い出などによっても変わります。
2026年のTBS公式アーカイブでは、ロイヤルホストの再登場や次回放送日について具体的な告知は確認できません。今後の放送情報は公式案内を確認しつつ、過去の合否結果は現在のメニュー情報と切り分けて活用することが大切です。満場一致合格のメニューを試すのも、あえて不合格となったパンケーキを自分の舌で確かめるのも、番組を楽しむ一つの方法です。