墨田区でごみの分別方法が分からないとき、品目を入力するだけで調べられる公式サービスが「墨田ごみナビ」です。2026年10月1日に運用が始まり、LINE版とWEB版の2種類から利用できるようになりました。文字による検索だけでなく、写真を使った分別検索、地域別の収集カレンダー、収集日のお知らせ、粗大ごみの手数料確認など、日々のごみ出しに役立つ機能がそろっています。
墨田区公式ホームページによると、10月21日にはLINE版の友だち登録者数が1,000人を突破しました。一方、10月22日更新の区公式LINEに関する案内では、緊急メンテナンスによるサービスの一時停止も告知されています。利用を始める前に知っておきたい登録方法から、2026年度の収集日、プラスチックの分別ルール、個人情報を守るための注意点まで、公式情報をもとに解説します。
【2026年10月開始】墨田区ゴミ分別チャットの公式サービスは「墨田ごみナビ」

「墨田区ゴミ分別チャット」「墨田区ゴミ分別チャット公式」と検索している人がまず確認したいのが、墨田区が提供する「墨田ごみナビ」です。区の公式案内では、AIを活用したごみ分別案内サービスとして紹介されています。
運用開始日は2026年10月1日です。10月21日更新の墨田区公式ホームページでは、LINE版の友だち登録者数が1,000人を突破したと発表されています。利用者がごみの名前や特徴を入力すると、該当する分別方法を確認できる仕組みです。
墨田区では、家庭から出る資源・ごみを大きく「資源」「燃やすごみ」「燃やさないごみ」「粗大ごみ」の4区分に分けています。ただし、実際の分別は素材や大きさ、汚れの状態、品目ごとの例外によって異なります。品名だけで判断しにくい場合に、分別案内サービスを利用するメリットがあります。
墨田ごみナビの特徴は、単にごみの種類を回答するだけでなく、収集日や回収場所など、実際にごみを出すときに必要な情報も確認できることです。LINE版では収集のお知らせや写真検索、位置情報を利用した拠点回収場所の検索などに対応しています。WEB版では品目別の分別方法や、地域を設定したうえでの収集予定の確認が可能です。
なお、サービスは無料ですが、スマートフォンやパソコンで利用する際の通信料・パケット料金は利用者負担です。専用アプリを新たにダウンロードすることなく、LINEまたはWEBから使える点も特徴です。
【LINE版】墨田ごみナビの登録方法と使い方を5ステップで解説
LINEを普段から使っている人には、墨田ごみナビのLINE版が便利です。分別を調べるだけでなく、地域設定や収集のお知らせを設定しておけば、日々のごみ出しの確認にも活用できます。
ステップ1:LINEアプリを準備する
スマートフォンにLINEがインストールされていない場合は、先にLINEを利用できる状態にします。すでに利用している場合は、そのまま次の手順に進めます。
ステップ2:必要に応じて「墨田区公式LINE」を友だち追加する
墨田ごみナビの「収集のお知らせ」を利用するには、墨田区公式LINEの友だち追加が必要です。分別検索など、収集のお知らせ以外の機能は、墨田区公式LINEを追加しなくても利用できます。
ステップ3:「墨田ごみナビ」を友だち追加する
墨田区公式ホームページの「墨田ごみナビ」案内ページから、LINE版の操作ガイドや友だち追加用の案内を確認します。追加する際は、区の公式案内から正規のアカウントを確認してください。
ステップ4:地域・言語・収集通知を設定する
メニューから「地域設定」「言語設定」「収集お知らせ」を選びます。自分が住んでいる地域と必要な通知を設定することで、地域別の収集カレンダーを確認したり、指定した品目の収集日のお知らせを受け取ったりできます。
ステップ5:品名や特徴を入力して分別方法を調べる
トーク画面の入力欄に、捨てたい物の名前を入力します。名称が分からない場合は、「手で持つ扇風機」「鉄板の入った靴」のように特徴を説明する方法もあります。写真を送信して検索することも可能です。
検索結果に複数の候補が表示された場合は、素材や形状などを確認し、該当する品目を選びましょう。例えば「電池」とだけ入力すると、乾電池、ボタン電池、コイン電池、小型充電式電池、モバイルバッテリーなど、異なる種類の候補が表示される場合があります。種類を確認せずに最初の候補を選ぶと、誤った分別につながる可能性があります。
LINEのトーク一覧で「墨田ごみナビ」をピン留めしておくと、次回以降も探しやすくなります。iPhoneではトークルームを右にスワイプし、Androidではトークルームを長押ししてピン留めする方法が、区の操作ガイドで案内されています。
【WEB版】墨田ごみナビの利用方法とAIチャットボットの仕組み
LINEを使いたくない人や、パソコンのブラウザーから調べたい人は、WEB版の「墨田ごみナビ」を利用できます。墨田区公式ホームページのサービス案内からWEB版の利用ページを確認できます。
WEB版では、品名をもとに分別カテゴリーや出し方、出せない物、注意事項などを確認できます。また、住んでいる地域を設定すると、収集カレンダーや今日・明日の収集予定を確認できます。日本語のほか、英語、中国語、韓国語、ベトナム語にも対応しています。
AIチャットボットは、どのように分別方法を案内するのか。
利用者が入力した品名や特徴、送信した写真などを手がかりに、該当する品目の分別案内を提示するのが基本的な流れです。回答が一つに絞れない場合には、複数の候補から対象物に合うものを選びます。写真検索は、品名が分からない場合に調べるための補助手段として役立ちます。
ただし、墨田区が公表している利用案内では、AIのモデル構成や画像認識の技術的な詳細までは説明されていません。写真を送れば必ず正解するという意味ではなく、検索結果を確認し、必要に応じて公式の分別一覧表と照らし合わせる使い方が適切です。
また、墨田ごみナビは自動応答サービスです。区の案内によると、LINEアカウントに送ったコメント、メッセージ、画像に対して、担当者が個別に返信する仕組みではありません。個別の判断が必要な場合や回答が見つからない場合は、区の公式案内や担当窓口で確認する必要があります。
【収集日・粗大ごみ】2026年度カレンダーと手数料の確認方法
ごみの分別方法が分かっても、収集日が違えば適切に出せません。墨田区では地域ごとに資源・ごみの収集曜日が決まっているため、住んでいる町丁目に対応するカレンダーを確認することが大切です。
2026年度の収集カレンダーは、2026年4月から2027年3月までが対象です。墨田区公式ホームページでは年間カレンダーに加え、地域別の収集カレンダーも掲載しています。2026年10月から2027年3月までの地域別カレンダーも公開されているため、現在の収集予定を確認する際に利用できます。
LINE版では地域を設定して収集カレンダーを確認でき、収集のお知らせも設定できます。WEB版でも地域を設定することで収集カレンダーや今日・明日の収集予定を確認できます。なお、資源・ごみは原則として、該当する収集日の朝8時までに、決められた集積所へ出す必要があります。年末年始などは収集日が変更される場合があるため、カレンダーや集積所の掲示も確認しましょう。
粗大ごみについては、墨田ごみナビで品目を検索し、粗大ごみに該当するかどうかや、手数料、インターネット申込みの対象品目を確認できます。ただし、検索結果は料金を確定する手続きそのものではありません。墨田区公式ホームページでは、品目と手数料は申込み時に正式に決定すると案内しています。有料粗大ごみ処理券を購入する場合は、申込み完了後に必要な金額を確認してから購入してください。
以下に、用途別の確認方法をまとめました。
| 確認したいこと | 利用する方法 | 注意点 |
|---|---|---|
| 一般的なごみの分別 | 墨田ごみナビの文字検索・写真検索 | 候補が複数ある場合は素材や種類を確認する |
| 地域別の収集日 | LINE版・WEB版の地域設定、2026年度収集カレンダー | 町丁目に対応するカレンダーを選び、朝8時までに出す |
| 粗大ごみの手数料 | 墨田ごみナビ、区の粗大ごみ手数料一覧 | 正式な品目・料金は申込み時に確認する |
| 粗大ごみの収集申込み | 区の粗大ごみ受付センター | 分別検索と収集申込みは別の手続き |
| 特殊な品目や判断が難しい物 | 区の分別一覧表、公式のごみ出し案内 | 区で収集できない物もあるため、個別ルールを確認する |
粗大ごみは、家庭から出る物のうち原則として一辺の長さが30センチメートルを超える物が対象です。事前申込みが必要で、有料で収集されます。解体や分解をしても粗大ごみとして扱われる場合があるため、小さくすれば必ず通常のごみとして出せると考えるのは禁物です。
【分別ミス防止】プラスチック資源と50音順の分別一覧表を使い分ける
墨田区の分別ルールで特に確認したいのが、プラスチックの資源回収です。区では2024年4月からプラスチックの資源回収・リサイクルを実施しており、従来の分別方法と混同しないよう注意が必要です。
区の案内では、安全で清潔な、概ね30センチメートル以内のプラスチック100%素材が回収対象とされています。対象例には、弁当容器、ボトルキャップ、卵のパック、食品トレーなどがあります。汚れやにおいがある物は軽くすすぐか汚れを拭き取り、中身の見える袋にまとめて出します。小さな袋を大きな袋に入れる二重袋は避けてください。
プラスチック資源の回収は週1回で、曜日は地域によって異なります。区が公開している地域別の回収曜日や、2026年度の収集カレンダーで確認しましょう。プラスチック製に見える物でも、素材が混在している物、汚れが落ちない物、対象外の物などは別の分別になる場合があります。
品名が分かっている場合は、墨田区公式ホームページの「資源とごみの分別一覧表(50音順)」も便利です。例えば、電池、食器、ハンガー、スポンジなど、同じ用途でも素材によって分別先が変わる品目を確認できます。分別一覧表には、出し方や注意事項も記載されています。
効率よく調べるには、まず墨田ごみナビで品目を検索し、回答が曖昧な場合や特殊な品目の場合は50音順の一覧表で再確認する方法がおすすめです。粗大ごみ、電池類、医療関連の廃棄物、区では収集できない物などは、通常の分別検索だけで判断せず、該当する公式案内を確認してください。
【個人情報・最新情報】旧チャットボットとの違いと利用時の注意点
墨田区では、2018年7月に旧「墨田区ごみ分別案内チャットボット」の運用を開始しました。区の過去の広報資料では、東京23区で初めて導入したAIによるごみ分別案内サービスとして紹介されています。その後、旧サービスは2026年9月30日で終了する案内が掲載され、翌10月1日から「墨田ごみナビ」の運用が始まりました。
新旧の違いを考える際は、AIという名称だけで比較するのではなく、利用できる窓口と機能に注目すると分かりやすくなります。新サービスでは、LINE版とWEB版の2つの利用方法が明示され、写真検索、地域別カレンダー、収集通知、拠点回収場所の検索、多言語対応などを組み合わせて利用できます。旧サービスのすべての機能との厳密な一対一比較は、公開資料だけでは判断できません。
個人情報の取り扱いにも注意が必要です。墨田区の公式案内では、LINEの運用を通じて友だち追加した利用者を個人特定する情報は収集しないと説明しています。一方で、個人情報そのものを送信しないよう注意喚起しています。写真を送る場合は、宛名付きの手紙、郵便物、書類、住所が分かる画面などが写り込んでいないか確認してください。
また、2026年10月22日更新の「墨田区公式LINEの緊急メンテナンスについて」では、区公式LINEの一時停止が告知され、再開時期は未定とされていました。影響として案内されているのは、区公式LINEによる情報配信と、LINE画面下部のメニュー画面の運用停止です。これは墨田ごみナビ自体の停止が明記された案内ではありませんが、収集通知の設定など、区公式LINEに関係する機能を使う場合は、最新の区公式案内を確認するのが確実です。
利用目的に応じた選び方も確認しましょう。日常的にごみを出す人や通知を受け取りたい人にはLINE版、LINEを使わずに検索したい人にはWEB版が向いています。料金の確定や収集の正式な申込みが必要な場合は、チャットの回答だけで手続きを済ませようとせず、区の粗大ごみ受付センターなど所定の窓口を利用してください。
【墨田区ゴミ分別チャット】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:墨田ごみナビは無料で利用できますか?
A1:はい。サービスの利用料は無料です。ただし、インターネット接続に必要な通信料やパケット料金は利用者負担となります。
Q2:ごみの名前が分からなくても分別方法を調べられますか?
A2:はい。LINE版では、品物の特徴を文章で入力したり、写真を送信したりして検索できます。複数の候補が表示された場合は、素材や種類を確認してください。
Q3:墨田ごみナビで収集日や粗大ごみの料金も確認できますか?
A3:はい。地域を設定すると収集カレンダーや収集予定を確認でき、粗大ごみについても品目や手数料の目安を調べられます。ただし、粗大ごみの正式な品目・料金は申込み時に決定します。収集通知を利用する場合は、必要なLINEの追加設定も確認してください。
墨田区ゴミ分別チャットを探しているなら、2026年10月1日に運用を開始した「墨田ごみナビ」が公式の選択肢です。LINE版とWEB版があり、品名や特徴、写真から分別を調べられるほか、地域別の収集カレンダーや粗大ごみの手数料確認にも役立ちます。
使い始めるときは、LINE版なら友だち追加と地域設定、WEB版なら地域設定を済ませ、必要な情報にすぐアクセスできるようにしておくと便利です。ごみを出す際は収集日の朝8時までという基本ルールを守り、プラスチック資源や粗大ごみなど、品目ごとの例外も確認しましょう。
AIによる案内は、複雑な分別ルールを調べるための便利な入口です。ただし、回答だけで正式な申込みや料金の確定が済むわけではありません。判断に迷うときは墨田区公式の分別一覧表や収集カレンダーに立ち返り、個人情報を含む写真を送らないこと、LINEのメンテナンス情報を確認することを心がければ、日々のごみ出しをよりスムーズに進められます。