Hi-STANDARD(ハイ・スタンダード、通称ハイスタ)は、難波章浩、横山健、ZAXの3人で活動する日本のパンクロックバンドです。2023年2月にドラマーの恒岡章が亡くなり、バンドは大きな転機を迎えました。その後、サポートドラマーを迎えたライブ活動を経て、2025年9月にZAXの正式加入を発表。新体制でミニアルバム『Screaming Newborn Baby』をリリースし、2026年も全国ツアーやライブ映像作品の発売など、精力的な活動を続けています。
この記事では、現メンバーのプロフィールと担当パート、ZAXの本名や前所属バンド、恒岡章の経歴と死去に関する公式発表、歴代メンバーの変遷を整理します。加えて、2026年10月26日時点の最新活動と、新体制を理解するうえで押さえておきたいポイントも解説します。
【現メンバーは誰?】難波章浩・横山健・ZAXのプロフィールと担当

Hi-STANDARDの現メンバーは、難波章浩、横山健、ZAXの3人です。所属レーベルのPIZZA OF DEATH RECORDSが掲載するバンド情報でも、この3人が現在のメンバーとして紹介されています。
難波と横山は1990年代からバンドを支えてきた中心人物です。ZAXは長年の活動を経て加わった新ドラマーで、2025年の正式加入によって新体制が確立しました。
難波章浩(なんば・あきひろ)|ボーカル・ベース難波章浩は、Hi-STANDARDのボーカルとベースを担当するメンバーです。ベースを弾きながら歌うスタイルで、バンドのメロディーとリズムを支えています。
1991年の結成時から活動し、初期メンバーのボーカル脱退後は歌唱も担うようになりました。Hi-STANDARDの活動休止期間には、ソロ名義やNAMBA69などの活動にも取り組んでいます。
難波の役割を理解するうえで重要なのは、演奏者であると同時に、バンドのフロントマンでもあることです。疾走感のあるベースラインと歌声が一体となるサウンドは、ハイスタを特徴づける要素の一つです。
横山健(よこやま・けん)|ギター・コーラス横山健は、ギターとコーラスを担当するメンバーです。難波とともにバンドのサウンドを形づくり、ギターのリフやコーラスワークで楽曲に勢いと厚みを加えています。
横山はHi-STANDARD以外にも、Ken Yokoyama名義のソロ活動やBBQ CHICKENSなどで知られています。日本のパンクロックシーンにおいて、演奏者としてだけでなく、レーベル運営や後進のバンドを支える活動でも存在感を示してきました。
2025年の新体制発表に際しても、難波とともにファンへ直接説明する場を設けました。恒岡の死去を経てバンドをどう継続するかという問題に向き合い、ZAXを迎える判断を主導した一人です。
ZAX(ザックス)|ドラムZAXは、2025年9月24日に正式加入が発表されたドラマーです。Pay money To my PainやThe BONEZでの活動で知られ、Hi-STANDARDでは恒岡章が担っていたドラムの役割を引き継ぎます。
The BONEZの公式プロフィールでも、ZAXはドラマーとして紹介されています。複数のバンドで培ったライブ経験を持ち、Hi-STANDARDでは難波、横山とともに新たな演奏の土台を築いています。
本名については、公式プロフィールなどで公表されておらず、活動名のZAXが基本的な表記です。年齢や本名などの個人情報を、確かな公表資料なしに断定するのは避けるべきでしょう。
なお、ZAXは単にライブを支えるサポートドラマーではありません。2025年9月の正式加入発表以降は、バンドの正式メンバーとして作品制作とツアーに参加しています。
【ZAXの加入経緯】恒岡章の死去から正式メンバーになるまで
ZAXの加入は、恒岡章の死去を受けて突然決まったものではありません。サポートドラマーとしてステージに立った経験や、難波・横山との交流、そしてバンドを継続する意思が重なった結果です。
2023年:サポートドラマーとして初のステージへ恒岡が亡くなった後、Hi-STANDARDはライブ活動のあり方を模索しました。2023年6月の「SATANIC CARNIVAL 2023」では、ZAXを含む複数のドラマーがサポートとして参加。難波と横山にとっては、長年ともに演奏してきた仲間を失った後、再びステージに立つための大きな節目となりました。
同年7月にはドラマーのオーディションも行われましたが、その時点では正式な新メンバーの決定には至りませんでした。バンドに必要だったのは、単にドラムを演奏できる人ではなく、長い歴史と恒岡への思いを共有しながら活動できる仲間だったと考えられます。
2024年:NOFXのツアーが加入判断の転機に2025年12月に公開されたORICON NEWSの独占インタビューでは、難波と横山がZAXに正式加入を打診するまでの経緯を語っています。
横山は、2024年のNOFX関連ツアーでZAXとステージをともにするなかで、彼がHi-STANDARDの楽曲を全力で演奏する姿勢や、裏表のない人柄を改めて感じたと説明しています。難波も、技術だけでなく、プレッシャーから逃げずに真正面から向き合える精神面を重視したと振り返りました。
同インタビューでは、加入が決まった時期は2024年5月だったことも明かされています。実際の決定から公式発表までには時間があり、その間に新しいメンバーとしての関係づくりや作品制作が進められました。
2025年9月:正式加入を発表2025年9月24日、PIZZA OF DEATH RECORDSの公式YouTube生配信で、ZAXの正式加入が発表されました。翌25日にはHi-STANDARDの公式サイトでも告知され、新体制が公になりました。
同時に発表されたのが、ミニアルバム『Screaming Newborn Baby』のリリースです。恒岡を失った後の活動継続という問題に向き合ってきたバンドが、新たな3人で作品を制作し、ツアーへ進むことを示す発表となりました。
ZAXは、Pay money To my PainのボーカリストKを失った経験も持っています。ORICON NEWSのインタビューでは、恒岡の死去後に難波と横山が抱えていた思いを理解できたことが、加入を引き受ける気持ちにつながったと語っています。ZAXの加入は、演奏技術だけでなく、喪失を経験した者同士の理解も背景にあったのです。
【恒岡章の経歴】死去した日と死因に関する公式発表
恒岡章(つねおか・あきら)は、Hi-STANDARDのドラマーとして長年活動したミュージシャンです。ドラムとコーラスを担当し、バンドの疾走感あふれるサウンドを支えました。Hi-STANDARD以外にも、さまざまなアーティストのレコーディングやライブサポートに参加するなど、幅広い音楽活動を行っていました。
恒岡章は2023年2月14日に51歳で死去所属レーベルのPIZZA OF DEATH RECORDSは、2023年2月15日、恒岡が前日の2月14日に亡くなったと公式発表しました。恒岡は1971年6月1日生まれで、亡くなった時の年齢は51歳でした。
当初の発表では、詳細について「現在確認中」と説明され、家族やメンバーの深い悲しみに配慮し、憶測による記事掲載や取材を控えるよう報道関係者に呼びかけていました。
恒岡章の死因は公表されているのか恒岡章の死因については、公式に公表されていません。所属レーベルによる訃報発表では詳細が確認中とされましたが、死因を特定する説明はありませんでした。
そのため、病気や事故など、具体的な原因を断定する情報は確認できません。SNSや匿名掲示板などで見かける説明を、公式発表と同じ確度の情報として受け取ることはできません。
訃報から数日後、難波と横山はバンドの公式サイトを通じて、恒岡への思いと今後もHi-STANDARDを続けていく意思を伝えました。メンバーにとっても、ファンにとっても大きな喪失であることを受け止めながら、残された音楽とともに歩み続ける選択をしたのです。
恒岡章が残した音楽と功績恒岡の死去後、Hi-STANDARDは2023年4月19日に「I'M A RAT」を配信リリースしました。また、同年6月の「SATANIC CARNIVAL 2023」への出演などを通じて、活動を続ける道を模索しました。
恒岡のドラムは、単にリズムを刻むだけでなく、楽曲の推進力やバンド特有の勢いを生み出す重要な要素でした。2025年にZAXが正式加入した後も、恒岡が残した演奏は過去の作品やライブ映像を通じて聴き続けることができます。
【歴代メンバーと変遷】1991年の結成から2026年まで
Hi-STANDARDは1991年8月、ボーカルを含む4人編成でスタートしました。公式バイオグラフィーによると、1992年9月にボーカルが脱退し、現在につながる3人編成になりました。その後、2000年の活動休止、2011年の再始動、2023年の恒岡の死去、2025年のZAX加入と、節目ごとに編成と活動の形を変えています。
歴代メンバーを理解する際には、結成当初のボーカル、長年ドラムを担った恒岡、そして現在のドラマーZAXを区別することが大切です。以下に、公式バイオグラフィーや所属レーベルの発表をもとに主な変遷を整理します。
| 時期 | 出来事・メンバー構成 | ポイント |
|---|---|---|
| 1991年8月 | 4人編成で結成 | ボーカルを含む編成でスタート |
| 1992年9月 | ボーカル脱退、3人編成へ | 難波章浩、横山健、恒岡章を中心とする体制に |
| 2000年 | 活動休止 | 「AIR JAM 2000」などを経て活動を休止 |
| 2011年 | 活動再開 | 「AIR JAM 2011」を開催し、再始動を発表 |
| 2023年2月 | 恒岡章が51歳で死去 | 難波と横山の2人体制を軸に、サポートドラマーを迎えて活動 |
| 2025年9月 | ZAXが正式加入 | 新体制での活動とミニアルバム制作を発表 |
| 2025年11月〜2026年4月 | 「Screaming Newborn Baby Tour」 | ライブハウスからアリーナまで全国を巡るツアーを開催 |
| 2026年9月〜10月 | 「All The Way To You Tour」 | 熊本、鹿児島、広島、東京で公演を実施 |
結成当初のボーカルは松本敦彦です。Hi-STANDARDの公式バイオグラフィーは、当初4人編成だったことと、1992年9月にボーカルが脱退して3人編成になったことを記録しています。
その後、難波がボーカルとベースを兼任し、横山がギターとコーラス、恒岡がドラムとコーラスを担当する編成が長く続きました。2023年の恒岡の死去後は、複数のサポートドラマーとステージに立つ時期を経て、ZAXが正式メンバーとして加わっています。
活動休止と再始動はなぜ重要なのかHi-STANDARDは2000年に活動を休止した後、2011年に再始動しました。1990年代のパンクロックシーンを象徴する存在でありながら、活動を続けることだけを目的とせず、時期によってバンドのあり方を変えてきた点が特徴です。
2016年には16年半ぶりのシングル「ANOTHER STARTING LINE」を発表し、2017年にはアルバム『THE GIFT』をリリースしました。そして2023年に恒岡を失った後も、難波と横山は活動継続を選択。ZAXの加入によって、バンドは再び正式な3人体制へと移行しました。
【2026年最新活動】Screaming Newborn Babyとツアーの現在
2026年10月26日時点のHi-STANDARDは、新体制でのライブ活動を重ねながら、過去と現在をつなぐ作品を発表する段階にあります。2025年11月にリリースしたミニアルバム『Screaming Newborn Baby』を軸に全国ツアーを開催し、2026年には追加のツアーとライブ映像作品の発売も発表されています。
ミニアルバム『Screaming Newborn Baby』の収録曲『Screaming Newborn Baby』は、2025年11月26日発売の6曲入りミニアルバムです。PIZZA OF DEATH RECORDSの公式リリース情報では、以下の6曲が収録されています。
- 1. Song About Fat Mike
- 2. Our Song
- 3. Moon
- 4. A Ha Ha
- 5. Book Of Revelation(カバー)
- 6. Stand By Me
本作は、2017年の『THE GIFT』以来となるアルバム作品です。新体制での制作では、難波と横山が長年培ってきた演奏にZAXのドラムが加わり、3人の関係性を音に反映させることが重視されました。
ORICON NEWSの2025年12月のインタビューによると、メンバーはクリック音を聴かずにレコーディングする方法を採用しました。クリック音とは演奏のテンポを一定に保つためのガイド音です。それを使わず、互いの演奏を聴きながら録音することで、メンバー同士の呼吸やライブ感を作品に残そうとしたのです。
この制作方法は、単なる懐古趣味とは異なります。長年のバンド活動で培った演奏の感覚を、新しい3人で改めて組み立て直す試みと捉えられます。
「Screaming Newborn Baby Tour」は2026年4月に完結ミニアルバムを携えて開催された「Screaming Newborn Baby Tour」は、2025年12月23日の東京公演を経て、2026年1月から4月にかけて全国各地を巡りました。新潟、札幌、大阪、福岡、名古屋、仙台、東京などで公演を行い、4月19日のKアリーナ横浜公演でファイナルを迎えました。
Hi-STANDARDの公式発表によると、同ツアーは全会場ソールドアウトとなり、ファイナル公演はライブ配信や映画館でのライブビューイングも実施されました。新体制でのステージを多くのファンが見届ける機会となりました。
2026年9月〜10月:「All The Way To You Tour」を開催2026年には「All The Way To You Tour」も開催されました。公式サイトで告知された公演は、9月7日の熊本B.9 V1、9月8日の鹿児島CAPARVO HALL、9月10日の広島CLUB QUATTRO、10月19日の東京・渋谷CLUB QUATTROの4公演です。10月26日時点では、いずれも開催日を終えています。
また、所属レーベルは2026年9月、ミニアルバム『Screaming Newborn Baby』の海外向けCD・アナログ盤をFAT WRECK CHORDSからリリースすることも発表しました。日本国内だけでなく、海外のパンクロックリスナーに新体制の作品を届ける動きも続いています。
11月25日発売予定のライブDVD・Blu-ray2026年10月16日には、「Screaming Newborn Baby Tour」のライブ映像作品が11月25日に発売されることが発表されました。DVDとBlu-rayの2形態で、Kアリーナ横浜公演を軸に各地のライブ映像を収録。代表曲「Growing Up」「Stay Gold」に加え、恒岡への思いが込められた「Moon」「Stand By Me」など、全28曲が収められる予定です。
この作品は、新体制のライブを記録するだけでなく、恒岡が残した音楽を現在のHi-STANDARDがどのように演奏し、受け継いでいるかを知る手がかりにもなります。
【プロの結論】ZAX加入後のHi-STANDARDをどう理解するべきか
Hi-STANDARDの現在を理解するうえで、ZAXを「恒岡章の代わり」とだけ捉えるのは十分ではありません。恒岡が長年にわたって築いた演奏や存在感は、誰か一人がそのまま置き換えられるものではありません。一方で、難波と横山がバンドを続けると決め、新しい仲間を迎えたことも、現在のHi-STANDARDを構成する重要な事実です。
2025年のORICON NEWSのインタビューでは、メンバーが演奏技術だけでなく、人間同士のつながりや互いの音を聴く姿勢を重視したことが明らかになっています。新体制でのレコーディングにおいても、機械的にテンポをそろえるのではなく、3人の演奏の呼吸を生かす方法が選ばれました。
つまり、新しいHi-STANDARDは過去の再現を目指すだけのバンドではありません。恒岡と築いてきた歴史を背負いながら、現在のメンバーだからこそ生み出せる音を探している段階にあります。
ファンが今後の活動を追う際には、メンバーの名前や過去の経歴だけでなく、公式発表されたライブ、作品、インタビューをあわせて確認すると、バンドが何を大切にしているのかを理解しやすくなります。特に新体制でのライブ映像や制作に関する発言は、ZAX加入後の音楽的な変化を知るうえで有用な情報です。
【Hi-STANDARDメンバー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Hi-STANDARDの現在のメンバーは誰ですか?
A1:2026年10月現在、難波章浩(ボーカル・ベース)、横山健(ギター・コーラス)、ZAX(ドラム)の3人です。ZAXは2025年9月に正式加入しました。
Q2:ZAXの本名と前所属バンドは?
A2:ZAXの本名は公式プロフィールなどで公表されていません。Pay money To my Painのドラマーとして知られ、The BONEZでも活動しています。2025年9月にHi-STANDARDへ正式加入しました。
Q3:恒岡章の死因は公表されていますか?
A3:恒岡章は2023年2月14日に51歳で亡くなりました。所属レーベルは当初、詳細を確認中と発表しましたが、死因は公式に公表されていません。
Q4:Hi-STANDARDは活動休止しているのですか?
A4:いいえ。2000年に活動を休止した後、2011年に再始動しました。恒岡章の死去後も活動継続を表明し、2025年にZAXが正式加入。2026年も全国ツアーやライブ映像作品の発表など、活動を続けています。
Q5:『Screaming Newborn Baby』には何曲収録されていますか?
A5:全6曲です。「Song About Fat Mike」「Our Song」「Moon」「A Ha Ha」「Book Of Revelation(カバー)」「Stand By Me」が収録されています。2025年11月26日に発売されました。
Q6:2026年の最新ライブ映像作品はいつ発売されますか?
A6:「Screaming Newborn Baby Tour」のDVD・Blu-rayは、2026年11月25日に発売予定です。Kアリーナ横浜公演を軸に、全28曲のライブ映像が収録される予定です。
Hi-STANDARDは、難波章浩、横山健、ZAXの3人で活動するバンドです。1991年の結成から、2000年の活動休止、2011年の再始動、2023年の恒岡章の死去を経て、2025年にZAXが正式加入しました。
恒岡の死因は公式に公表されていませんが、彼が残した音楽は今もバンドの歴史の一部です。ZAXはPay money To my PainやThe BONEZで培った経験を持ち込み、難波と横山とともに新たなHi-STANDARDを形づくっています。
2025年のミニアルバム『Screaming Newborn Baby』、2026年の全国ツアー、そして11月25日発売予定のライブDVD・Blu-rayは、その歩みを具体的に知るための重要な作品です。過去の名曲を振り返るだけでなく、新体制が生み出す音にも目を向けることで、現在進行形のHi-STANDARDをより深く楽しめます。