「てじなーにゃ!」の決めポーズで一世を風靡した山上兄弟。幼い兄弟マジシャンとしてテレビやCMに数多く出演した2人は、2026年にデビュー25周年を迎えました。兄の山上佳之介(やまがみ・よしのすけ)と弟の山上暁之進(やまがみ・あきのしん)は、現在もマジシャンとして活動を続けながら、舞台・ミュージカル・声優・マジック指導などへ仕事の幅を広げています。
2026年9月27日には、日本テレビ系の長寿番組『笑点』の演芸コーナーに出演。放送後には、成長した2人の姿に驚く声や、容姿の変化に注目する反応が報じられました。かつての子ども向け人気者というイメージだけでは捉えきれない、現在の山上兄弟の活動とはどのようなものなのでしょうか。年齢や経歴、「てじなーにゃ」の誕生秘話、父・北見伸との関係、ギネス世界記録の実績まで整理します。
【2026年最新】山上兄弟は今何をしている?25周年と『笑点』出演

山上兄弟は、幼少期の人気だけで活動を終えたわけではありません。2026年現在も、兄弟で披露するマジックやイリュージョンを中心に、演芸の舞台やイベントなどで活動しています。
2026年の大きな節目となったのが、デビュー25周年です。2001年4月にデビューした2人は、子どもならではの愛らしい表情と、本格的なマジックを組み合わせたパフォーマンスで注目を集めました。テレビ出演をきっかけに全国的な知名度を獲得し、その後もマジックの技術を磨きながら芸能活動を続けています。
25周年の話題を広げた出来事が、9月27日放送の『笑点』への出演でした。日本テレビ系の番組情報や放送後の報道によると、2人は演芸コーナーでマジックを披露し、おなじみの「てじなーにゃ」も見せました。
出演後、山上兄弟はXで番組出演について報告。ABEMA TIMESが2026年10月1日に伝えた記事では、兄弟が「25周年という節目に60周年という長寿番組に。ありがとうございました」と投稿したことが紹介されています。25周年の節目と、長い歴史を持つ『笑点』への出演が重なった形です。
この放送を受け、ファンからは「大きくなったねぇ」「いつのまにかイケメンになってる!」といった反応が寄せられたと、ABEMA TIMESやデイリースポーツが報道しました。子どもの頃に2人を知った視聴者にとって、成長した姿そのものが大きな話題になったようです。
また、山上兄弟はテレビ出演だけでなく、寄席の世界でも活動しています。落語芸術協会の公式プロフィールでは、2人は奇術を演じる「色物」の協会員として掲載されています。テレビで見かける機会が以前より少なくなったと感じる人もいる可能性がありますが、それは活動が途絶えたことを意味しません。テレビ以外の舞台や演芸の場にも、活動の軸が広がっています。
【年齢・経歴】兄・山上佳之介と弟・暁之進のプロフィールを比較
山上兄弟は、兄の山上佳之介と弟の山上暁之進による実の兄弟のマジシャンユニットです。2026年10月26日時点で、佳之介は32歳、暁之進は30歳。かつての幼い姿を記憶している人には意外可能性がありますが、2人ともすでに30代に入っています。
所属事務所のプロフィールや落語芸術協会の公開情報、過去のインタビューをもとに、主な経歴を時系列でまとめました。
| 時期 | 出来事・実績 | ポイント |
|---|---|---|
| 1994年8月11日 | 兄・山上佳之介が誕生 | 2026年10月時点で32歳 |
| 1995年12月1日 | 弟・山上暁之進が誕生 | 2026年10月時点で30歳 |
| 2001年4月 | 山上兄弟としてデビュー | 兄6歳、弟5歳 |
| 2002年 | 世界最年少イリュージョンアーティストとしてギネス世界記録に認定 | 幼少期の代表的な実績 |
| 2003年 | オランダで開催されたFISMのイリュージョン部門に出場 | 落語芸術協会の経歴では4位 |
| 2004年 | 「ホップステップマジック」関連のDVDを発売 | 「てじなーにゃ」の知名度が広がる契機に |
| 2008年 | ジュニアのマジック世界大会でグランプリを獲得 | 成長後もマジックの技術を追求 |
| 2012~2014年 | 佳之介がテレビ東京系『おはスタ』にレギュラー出演 | 子ども向け番組でも活躍 |
| 2024年 | Netflixシリーズ『忍びの家』でマジック指導 | 映像作品の制作現場にも活動を拡大 |
| 2026年 | デビュー25周年、『笑点』に出演 | テレビと舞台の両面で話題に |
兄の佳之介は、マジシャンとしての活動に加えて声優業にも取り組んでいます。マウスプロモーションの公式プロフィールには、アニメ『W'z《ウィズ》』『天空侵犯』『継つぐもも』『魔入りました!入間くん』などの出演歴が掲載されています。2012年から2014年にかけては『おはスタ』にもレギュラー出演していました。
弟の暁之進も、マジックや舞台を中心に活動を継続。落語芸術協会のプロフィールには、兄弟での演芸活動や過去の舞台・映像作品への出演歴が記録されています。
2人のキャリアで注目したいのは、幼少期の人気を支えたマジックが、現在も仕事の土台になっていることです。テレビタレントとしての知名度に依存するのではなく、演芸の技術を持つパフォーマーとして活動を続けている点に、山上兄弟のキャリアの特徴があります。
【誕生の経緯】「てじなーにゃ」はどう生まれた?父・北見伸との関係
山上兄弟を語るうえで欠かせないのが、「てじなーにゃ」という決めゼリフと独特のポーズです。マジックの披露と組み合わせたこのフレーズは、兄弟の名前を知らない人にも広く認知されるほどの存在になりました。
「てじなーにゃ」が広く知られるきっかけになったのは、2004年に発売されたDVD『山上兄弟のホップ!ステップ!マジック!!~てじな~にゃの巻~』です。FRIDAYデジタルが2024年9月のインタビュー記事で紹介したように、DVDの展開とともにフレーズが定着し、兄弟の代名詞として親しまれるようになりました。
山上兄弟の過去の公式ブログでも、読者から誕生の経緯を尋ねられた際、「小さい頃に出したDVDの時に!」と説明されています。掛け声とポーズが、兄弟の幼少期の活動と商品企画を通じて結びついたことが分かります。
一方、兄弟のマジックとの出会いを理解するには、父親である北見伸の存在も重要です。北見伸はマジシャンとして活動しており、兄弟はマジック道具が身近にある環境で育ちました。文春オンラインの2022年のインタビューでは、佳之介が、家庭にはおもちゃよりマジック道具のほうが多かったと振り返っています。
ただし、父親が最初から2人をプロのマジシャンに育てようとしていたわけではありません。同インタビューでは、兄弟がマジックに興味を持ち、自分たちから取り組むようになった経緯が語られています。
佳之介は、父が舞台に立つ子役を探していた際に声をかけられ、先に舞台を経験。その姿を見た暁之進も自分から参加を希望し、兄弟で舞台に立つようになったと説明しています。2001年のデビューにつながった背景には、父親の仕事環境と、兄弟自身の興味がありました。
北見伸との親子関係は、単なる有名人一家という話ではありません。プロの道具や舞台が身近にある環境が、2人にとってマジックを特別なものではなく、自然に親しめる表現手段にしたと考えられます。幼い頃から本格的なイリュージョンに取り組めた背景には、こうした家庭環境がありました。
【マジシャンだけじゃない】俳優・声優・マジック指導へ広がる現在の活動
山上兄弟の現在を理解するうえで重要なのが、活動領域の広がりです。子どもの頃は「てじなーにゃ」のかわいらしさや、年齢に似合わない本格的なマジックが注目されました。成人後は、マジックそのものに加えて、演技や声の仕事、映像作品の制作支援などにも取り組んでいます。
佳之介は声優としても活動しています。マウスプロモーションの公式プロフィールには、テレビアニメやドラマCDなどの出演歴が掲載されています。マジックで培った表現力を、声や演技を通じて別の形で生かしている点が特徴です。
兄弟は舞台やミュージカルにも出演してきました。落語芸術協会の公開プロフィールには、2004年のマジック&ミュージカル『魔女伝説』への出演や、2010年の映画『劇場版TRICK』関連作品への出演など、演芸以外の活動も記録されています。
加えて、佳之介は映像作品におけるマジック指導にも携わっています。FRIDAYデジタルの2024年のインタビューでは、Netflixシリーズ『忍びの家』で木村多江らにマジック指導を行ったことを明かしています。実際のマジックを披露する側から、俳優が作品の中で自然にマジックを見せられるよう支援する側へと、仕事の幅を広げているのです。
マジック指導は、単にトリックを教えれば終わる仕事ではありません。カメラの角度や画面に映る動き、物語上の見せ方など、映像作品ならではの条件に合わせて技術を調整する必要があります。長年の舞台経験が、こうした仕事にもつながっていると考えられます。
地域や子どもたちに向けた活動もあります。ライブドアニュースが2026年に紹介したインタビューでは、暁之進が小学校の芸術鑑賞でマジックを披露していることや、クラウドファンディングを活用し、自治体と連携してこども食堂でマジックショーを行っていることが伝えられました。佳之介は、ショーのパンフレットや子どもたちに配るマジックカードを自作しているとも語っています。
こうした活動は、テレビ出演の本数だけでは見えにくいものです。山上兄弟は、舞台で観客を楽しませる仕事を続けながら、マジックの技術を別の分野に生かす道も開拓しています。
【ギネス世界記録と現在の評判】テレビ露出が減った理由と実力の評価
山上兄弟は2002年、「世界最年少イリュージョンアーティスト」としてギネス世界記録に認定されました。幼い兄弟が本格的なイリュージョンを披露するという珍しさに加え、テレビやCMへの出演が重なり、当時のマジックブームを象徴する存在となりました。
その後も、2003年にはオランダで開催されたFISMのイリュージョン部門に出場し、落語芸術協会の経歴では4位を記録。2008年にはジュニアのマジック世界大会でグランプリを獲得しています。「子どもだから話題になった」というだけではなく、競技の場でも実績を積んできたことが分かります。
では、なぜ「最近テレビで見かけない」と感じる人がいるのでしょうか。背景の一つとして、成長に伴う活動の変化が挙げられます。幼少期には、かわいらしい外見と高度なマジックの組み合わせそのものが大きな魅力でした。一方、成人後は舞台や寄席、声優業、映像作品への技術協力など、テレビのバラエティ番組以外にも活動の場が広がっています。
FRIDAYデジタルの2024年のインタビューでは、兄弟が中学・高校時代に仕事が落ち着き始めたことや、新型コロナウイルスの流行によって仕事が大幅に減った時期についても語られています。観客を集めて披露するマジックは、イベントや公演が制限される状況の影響を強く受ける仕事です。
それでも兄弟は、マジック一本に活動を限定せず、演技や声の仕事などへ挑戦してきました。テレビ露出の変化を、そのまま芸能活動の終了や人気の消失と結びつけるのは実態に合いません。
現在の評判を示す分かりやすい例が、2026年9月の『笑点』出演後の反応です。デイリースポーツやABEMA TIMESは、成長した2人の姿に驚く声や、容姿を称賛する声がSNS上で寄せられたと報じています。これは、幼少期から知っている視聴者にとって、兄弟が大人になった姿そのものが新鮮な話題になったことを示しています。
ただし、SNS上の反応は視聴者全体の評価を統計的に示すものではありません。今回の反響から読み取れるのは、かつての人気を覚えている人々の関心が、現在の姿や活動にも向けられているということです。
今後の活動を知りたい場合は、過去のテレビ出演歴だけで判断するのではなく、所属事務所のプロフィールや落語芸術協会の出演情報、本人たちの公式発信を確認すると、舞台やイベントを含めた近況を把握しやすくなります。
【てじなーにゃ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山上兄弟は2026年現在、何歳ですか?
A1:兄の山上佳之介は1994年8月11日生まれで32歳、弟の山上暁之進は1995年12月1日生まれで30歳です。いずれも2026年10月26日時点の年齢です。
Q2:「てじなーにゃ」はいつ誕生したのですか?
A2:2004年に発売されたDVD『山上兄弟のホップ!ステップ!マジック!!~てじな~にゃの巻~』が、フレーズの普及につながった大きなきっかけです。過去の公式ブログでも、幼少期に発売したDVDの時期に誕生したと説明されています。
Q3:山上兄弟の父親は誰ですか?
A3:父親はマジシャンの北見伸です。兄弟はマジック道具が身近にある家庭で育ち、幼い頃からマジックに親しんでいました。
Q4:山上兄弟はギネス世界記録を持っているのですか?
A4:2002年に「世界最年少イリュージョンアーティスト」としてギネス世界記録に認定された実績があります。これは幼少期の活動を象徴する代表的な記録です。
Q5:山上兄弟は現在も『笑点』に出演していますか?
A5:2026年9月27日放送の『笑点』に出演したことが確認できます。今後の出演予定は放送回ごとに異なるため、最新の番組情報で確認する必要があります。
Q6:山上兄弟はマジシャン以外に何をしていますか?
A6:兄弟は舞台やミュージカルなどにも出演しており、兄の佳之介は声優としても活動しています。また、佳之介はNetflixシリーズ『忍びの家』でマジック指導を担当するなど、映像作品の制作にも携わっています。
山上兄弟の現在を理解するうえで押さえておきたいのは、幼少期の人気が過去の思い出になったとしても、マジシャンとしての活動そのものは続いているという点です。
2001年のデビューから25年。兄の佳之介と弟の暁之進は、ギネス世界記録に認定された幼少期の実績を出発点に、マジック、寄席、舞台、ミュージカル、声優業、映像作品のマジック指導などへ活動を広げてきました。2026年9月の『笑点』出演は、かつてのファンが2人の現在を知る機会にもなりました。
また、父・北見伸の仕事を通じてマジックに親しんだ幼少期の環境や、兄弟自身の興味から舞台に立つようになった経緯を振り返ると、山上兄弟のキャリアは単なる子どもタレントの成功物語ではありません。専門技術を持つパフォーマーが、成長に合わせて表現の場を変えながら活動を続けてきた歩みでもあります。
山上兄弟の近況を追うなら、「テレビで見かけたかどうか」だけを判断基準にしないことが大切です。寄席や舞台の出演情報、声優としての出演歴、マジック指導などの仕事にも目を向けることで、2人が現在どのように活動しているのかが見えてきます。
「てじなーにゃ」で知られた兄弟は、2026年にデビュー25周年を迎えました。懐かしい決めゼリフは今も2人を象徴する看板ですが、その活動はすでに子ども時代のイメージだけでは語れない段階にあります。これからの山上兄弟を知る鍵は、かつての姿と現在の仕事をつなげて見ることにあります。